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2016年04月29日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 早いもので、もう5月を迎えます。北海道と東京の行き来をしていると、この時期は気温差に気をつけますが、今週の北海道はとにかく寒い日が続きました。昨日は日中から気温が上がらず、途中で雨が降った時も冷たい雨と空気に

「ひょっとしたら雪になるんじゃないか!?」

と誰もが口にしたほど。札幌に戻る時の高速の掲示板でも「28日~30日 冬タイヤ必要」という表示があったことも驚きましたが、確かに北海道の各所で雪が降ったとの報道があり、映像で見ていてもビックリします。札幌では所々で桜も咲き出しましたが、日高はまだまだ…といったところでしょうか。

札幌桜.jpg
(札幌南インターに向かう途中、コンビニ近くで見つけた桜)

 さて、20日に開幕したホッカイドウ競馬は、1開催4日間が終了しました。1日のレース数が、初日だけ10Rであとの3日間は9Rと苦心しています。例年より古馬が約40頭少ないようで、先週の競馬から連闘する馬も見込めた今週の2日間でも、思うようにレースが組めませんでした。昨日は、フレッシュチャレンジ競走が2鞍組めたので、5月に入れば2歳馬たちも続々と登場してくることは見込めますが、それでもあと2開催は3歳と古馬に頼る時期だけに、関係者の苦労を感じます。

 ただ、番組面での心配をよそに、売り上げは好調です。今週は、南関東が昼間開催の浦和だったことで、単独ナイターでの開催も後押ししましたが、後半3Rでの伸びが目立ちました。特に、最終のメインレースは、約9千万円の売り上げを続けました。一昨日は、IPAT発売があった中でのものでしたが、昨晩はIPAT発売がないだけに、心配している関係者も多かったんですが、その不安をよそにほぼ計画額に達する売り上げとなりました。

 レース数の少なさだけでなく、1R辺りの出走頭数も少ない状況の中で、一昨日の3億円超えはもちろん、、昨日の2億6千万円も驚きの数字と言えるでしょう。

 さて、2歳戦の話題に移りますが、今週の門別は3鞍の「フレッシュチャレンジ競走」が行われましたが、新種牡馬の産駒が2勝。浦和での「ドリームチャレンジ」でも、新種牡馬の産駒が勝ち上がっており、話題に事欠かないシーズンになりそうです。



12秒3-11秒3-12秒0-13秒0-14秒0=1分02秒7

ラブミーファルコン.jpg
(パドックでのラブミーファルコン)

 28日は2鞍。まず、門別4Rは1000m戦。スウェプトオーヴァーボード産駒のコパノアーデンが途中から先手を奪い、そのまま押し切ってのデビュー勝ちでした。

12秒0-11秒4-12秒2-12秒6-14秒4=1分02秒6

コパノアーデン.jpg
(レース直後のコパノアーデン)

 1000mでのフレッシュは、いずれもコパさんの所有馬が勝ち上がりました。1000m戦は、3コーナーまでの距離が短い分、先行争いが激しくなるとともに、その勢いのまま勝負所のラップも落ち辛い傾向にあります。昨年に引き続き、今年も門別は非常に馬場が深いことと、まだシーズントップで仕上がり面も加味すると、最後の直線で上がりを要する状況が続いています。その馬場を考えると、前半の速い流れの中で他を圧倒しての1分02秒台だったこの2鞍は、優秀と言えます。

 そして、1200mで行われた門別5Rは、トビーズコーナー産駒のリシュリューが逃げ切っての勝利。少し雨が降り出してきた時間帯でしたが、まだ馬場には影響が少ない状況です。

12秒3-11秒0-11秒9-12秒7-13秒4-14秒5=1分15秒8

リシュリュー.jpg
(フレッシュ勝ちのリシュリュー)

 速いラップを刻んだことで最後は地力勝負となり、2着馬に9馬身、その後も9馬身以上の差がついたレースとなりました。スローだったスーパーフレッシュとは違う、ハイレベルの競馬が展開されました。

 そして、昨日のメイン「コスモバルク記念」は、JRA重賞ウィナーのナムラビクターが登場。ウルトラカイザーやオヤコダカといった地方生え抜きの馬たちにも人気が集まり、三つ巴の様相でしたが、ナムラビクターは4コーナーで手応えがなくなり、5着に敗退。直線ではウルトラカイザーとオヤコダカの一騎打ちとなりましたが、ゴール直前でウルトラカイザーがグイッと伸びて連覇を果たしました。

16コスモバルク記念口取り.jpg


「後ろにいるナムラも気にしながら直線を迎えましたが、脚音が聞こえなかったので前のオヤコダカに集中して必死に追いました。馬体を併せると並外れた根性を見せる馬で、着差を広げて勝ったことがないタイプですが、本当に頭が下がる馬です。年齢を重ねてうるさい面も見せなくなってきましたし、それがレースでも折り合いがつく形となっています。まずは良い始動ができました」

と、井上騎手も笑みが耐えませんでした。敗れたオヤコダカの石川倭騎手は、ラップを気にしながら話を伺いましたが、僕が採った時計を見ながら

勝ち時計:1分54秒9
12秒7-11秒1-12秒1-12秒8-12秒9-13秒1-13秒0-13秒2-14秒0
前半3F35秒9-5F61秒6、上がり3F40秒2



と悔しそうでした。ただ、昨年は古馬との対戦で少々苦しんだ面もあった中、ウルトラカイザーとはハナ差だったものの、3着以下は2秒以上離したことで、古馬重賞でも十分戦える能力を見せたことに、安堵の様子もありました。

 一方のナムラビクターは、能検での走りからも力は出し切れるかと思いましたが、多少立派な馬体とはいえ、よもやの5着に敗れました。このまま終わる馬ではないと思いますが、2秒3差での敗戦というのは気掛かりです。次走以降の巻き返しに期待したいと思います。

 来週は各地で注目レースも目白押し。僕は、「福永洋一記念」を見に高知に行って、翌日の「かしわ記念」はグリーンチャンネル地方競馬中継の解説を担当します。岩手競馬は、盛岡開催も1日から始まりますね!各地の地方競馬、どうぞお楽しみ下さい!





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最終更新日  2016年04月29日 18時10分39秒


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