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2016年12月30日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 2016年もいよいよ明日が最後。地方競馬に関わっていると、年末年始も仕事、仕事、仕事…なので、ゆっくりできる日がなく、だからこそ月日が経つのがあっという間という感じなのでしょう。

 今年の自分を振り返ると、何と言ってもパスポートを取って韓国に2度、香港にも行ったことでしょうか。海外の競馬に触れたことで、色んな刺激も受けましたし、ビッグレースの盛り上がりは日本に匹敵、いやそれ以上のものを感じました。文化の違いなど、考える面もありますが、日本の競馬にも取り入れられることはどんどん受け入れるべきだと思うこともありました。

 さて、有馬記念当日は、函館競馬場で過ごしました。2年連続、場立ち予想の仕事でいきましたが、猛吹雪だった昨年とは一転し、今年は好天に恵まれ、比較的過ごしやすい1日でした。その甲斐もあり、開門前から入場門に列ができていましたし、1Rから多くのファンが詰めかけていました。


(スタンド内から見るパドックビジョン。劇場型で室内から迫力あるレースを堪能できます)

 エントランスをくぐるとすぐエスカレーターがありますが、上がった側に場立ちスペースが設けられ、そこで10時頃、12時頃、14時頃と3回に渡って場立ちをしました。場立ちの口上は、ガキの頃から地方競馬で慣れ親しんだもので、色んな場所でやってきたこともあり、人も集まり、こちらも乗って喋っていた感じはありましたが、3回あるので有馬記念の話とはいえ、それぞれの回で違う話をしました。ですから、毎回同じ人も集まって頂き、話を聞いて頂けたのは嬉しかったですね。


(2Fインフォメーション付近に設けられた場立ちスペース)

 レースは、ターフビジョンで見ようと思い、寒さをこらえて外で観戦。多くのファンも歓声を上げて、函館競馬場は大いに盛り上がっていました。


(ターフビジョンで有馬記念を観戦)



 有馬記念が終わると、競馬ファンは東京大賞典に目を向けます。以前は関東圏で盛り上がるレースという印象もありましたが、いまや全国のファンが視線を注ぐ年末の大一番になりました。



 グリーンチャンネル地方競馬中継があるので、当日は4Rのパドックを見て移動しました。1Rからゴール付近は大賑わいでした。有馬記念も直線は3強の激闘でしたが、東京大賞典も直線は3頭の叩き合いとなり、早めに先頭に立ったアポロケンタッキーが、巨漢を生かしてアウォーディーとサウンドトゥルーを凌いでG1初制覇を飾りました。有馬記念もそうですが、東京大賞典もジョッキーの駆け引きに魅了されました。武豊騎手はあまり早く先頭に立ちたくない思いがあったところに、内田博騎手が直線入口で一気に前へ出て押し切りを図るシーンは、このレースの勝敗を大きく分けたところでしょう。

「これで差し切られたら仕方ない」

と、レース後のインタビューで内田博騎手が話していましたが、スローに流れたことで、サウンドトゥルーでも直線は先団にいたほど。となると、騎手の仕掛けがポイントでしたが、内田博騎手がコースを熟知し、各馬の特徴を踏まえてねじ伏せる競馬が功を奏した形となりました。

 アウォーディーは2着に敗れましたが、サウンドトゥルーに交わされそうになりながらも交わさせず2着を死守した辺りは、地力の高さでしょう。今後はドバイ直行というローテーションになりそうだということですが、強い馬との対戦でこそアウォーディーの真価が発揮されると信じたいと思います。

 さて、30日は笠松競馬場に行ってきました。今年最後の遠征、さすがに年末の新幹線で名古屋までの道中は指定席が取れず、自由席も大変なことに…。名鉄の席のぬくもりが本当に助かりました。



 前開催時は土台ができていましたが、ようやくビジョンの骨組みが作られました。完成は3月になる見込みですが、笠松競馬場の新たなシンボルとして、完成を待ちたいところです。



 笠松8Rは、ホッカイドウ競馬から期間限定騎乗で笠松に来ている水野翔騎手が騎乗したリネンジェットがゴール直前でトキノクリスタルとディアデムを捕らえて見事な差し切り勝ちを演じました。水野騎手はこの日、1Rでも勝利を収めたので1日2勝し、笠松でここまで7勝しています。

「負けてもいいけど、出遅れたら怒るとハッパを掛けていたんですよ。でも翔は上手ですよ」

と、井上孝師はこのレースの水野翔騎手の騎乗を褒めていました。笠松で完全に受け入れられ、人気もある水野騎手の成長ぶりは、来シーズンのホッカイドウ競馬に刺激を与えてくれることを期待したいものです。

 さて、この日のメインレースは、2歳牝馬による「ライデンリーダー記念」でした。ホッカイドウ競馬から転入してきたハローマイダーリンが1番人気、イスタナは2番人気でした。レースは、メモリーミラクルがスローペースに落とす逃げを打ち、2コーナーで後方からイスタナが一気に捲っていきます。ここでペースアップし、イスタナは一旦息を入れましたが、直線の攻防で前をしっかり捕らえ、重賞初制覇を飾りました。









と、岡部騎手はレース後に話していました。最終レースのマックル賞では、グレイトデピュティが完勝し、牡馬では一枚上の存在に成長した印象を受けました。この2レースの2歳戦は、来年に向けて注目すべきでしょう。

 自分の所有馬であるオパールノユメは、マックル賞に出走していましたが、パドックからイレ込みがきつく、この日は6キロ減と体も減りました。見せ場なく6着に終わりましたが、来年の巻き返しに期待したいと思います。


(オパールノユメ)

 さて、大晦日の競馬も各地でビッグレースが行われます。そして正月開催と、地方競馬は注目レースが目白押しです。楽天競馬をぜひご活用頂き、年末年始の競馬をお楽しみ頂ければと思います。

 今年もご愛読頂き、ありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願い致します。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。





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最終更新日  2016年12月31日 00時25分49秒


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