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2017年05月03日
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カテゴリ: 坂田 博昭
 水曜日の担当は、坂田博昭です。

 大型連休、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 どこに行っても人の波。交通機関も混雑。
 移動もままならぬ感じですが…



 東海道新幹線
 三島駅付近にて車窓から見えた富士山

 どうにかこうにか新幹線で名古屋まで来ました。



 名古屋駅 ひとだらけ…

 この場所でも、そんなお客さん方が大勢お集まりでした。



 名古屋競馬場リポート恒例 重賞肩掛けのパドック展示

 今日、かきつばた記念当日は、名古屋競馬場にとってお正月と並んでのかき入れ時。
 場内でも様々なイベントを次々と繰り出して、お客様を迎えておりました。





 かきつばた記念のおみくじ馬券発売中!

 先着400名様限り。
 巫女さん(の姿をした可愛い女性)が売っているというのが奮っています。
 しかも…
 500円分のおみくじ馬券の中には、景品が当たる本物のくじが入ってる!



 手元にある衣類乾燥機が、この日の目玉賞品!
 この嵩張り方が、むしろ奮ってます!!(笑)



 トイレットペーパー!

 競馬場の抽選会らしくない景品の数々に、お客さん方のテンションも上がる。
 それがトイレットペーパーであっても、あがる!!

 大切なのは、ですね、こうやって巫女さん(の格好した美女)が売ってくれるとか、くじ引きがついてて景品が奮っているとか…単なるJRAのマネじゃないところ。スタッフの皆さんがあれこれと思いを巡らせて考えてやられているということが窺われます。

 盛り上がりは、用意した400枚のおみくじ馬券&本物のくじ引きが、たった40分で完売してしまったことが証明しました。



 抽選会を担当した美女3人
 左から、星島沙也加さん
 名古屋では「安定」の神田舞さん
 東京から来た「優香にょふ」こと太田優香さん

優香にょふ (写真右)に話を聞きました。

「名古屋でお仕事するのも、競馬場でお仕事するのも初めてで、とても新鮮でした。また雰囲気の違うお客様と触れあえて、とても楽しかったです。」

 優香にょふのブログは こちら
 また名古屋にも来てくれるかも知れないので、皆さまご注目下さい。

 ちなみに、おみくじ馬券は明日の駿蹄賞の分も発売されます。


 もうひとつ。すごく連休らしい風景がこちら。



 ポニーの試乗会!
 3頭のポニーが場内の一角でお客様方をお迎えしていました。



 事柄自体は「名古屋競馬振興協議会」の協力で実施。
 厩舎関係者中心に、名古屋競馬に携わっている「全てのひとたち」で組織されるこの会で、競馬や競馬場をお客様方や周辺住民などに理解してもらう取り組みの一環として行っています。
 3頭のポニーは弥富のトレセンで飼われているそうです。

 面白いのは、このように調教師の方々が当番で馬を曳く役をしていること。
 上の写真で馬を曳いているのは今津博之調教師。



 こちら、曳いているのは井手上慎一調教師。

 乗って楽しむ子どもたち。乗れないけれど一緒に写真撮影して楽しむ大人たち。
 休日らしい馬と楽しむひとときを、あらゆるひとびとが味わっていました。



 名古屋競馬振興協議会会長(であり調教師会会長)の 藤ヶ﨑一男調教師 に、話を聞きました。

「協議会自体は、名古屋競馬が存廃で揺れた時期に結成され、様々な取り組みをしています。ポニーは競馬場だけではなく、例えばトレセンのある弥富の近隣のイベントやまつりなどにも参加して、競馬や競馬に対する理解を得る取り組みをしていますよ。」

 単に主催者がイベントとして行うという以上に、こうして関係者も加わっての取り組みになっているからこそ、事柄からその心意気が伝わろうというものです。

 藤ヶ﨑調教師は、話の中で何度も繰り返しこう話しました。

「私たちにとっては『競馬』ですけれども、周囲のひとたちにとってはいまでも『ギャンブル』ですから」

 競馬があることが、当たり前ではないということ。
 それを理解しながら、こうしてこちらから理解してもらおうと行動しなければ、競馬そのものは立ちゆかないということ。

 そういうことをこれまでの経緯から、競馬に携わる皆さん方が学んでいるからこそ、競馬場の総力としてお客様方に伝わるものがあるのだと思います。

 だから、調教師の皆さん方も、レースに馬を出していてその仕事の合間の忙しい時間の中でも、このように力を尽くしている。
 勿論、その傍らではジョッキーや他の厩舎関係者の皆さんが、競馬のプレーに全力を注いで、競馬のお客様方を楽しませている。

 そう考えるとこのポニーの試乗会、単にイベントとしていい風景、というだけでなく、事柄として印象に残るシーンでした。


 ついでに言うと、競馬場の主催者側のスタッフの皆さん方も、この日は(当たり前のことではあるのでしょうが)総出でお客様方を出迎え。ポニーの試乗会の会場には総務部長さんの姿も見え、あらゆるイベントをスタッフの皆さん方が部署や担当の枠を超えて全員で完遂しようというムードも見て取れました。

 名古屋がいま「やれている」理由。現場に来ると伝わってきます。


 さて、メインレースのかきつばた記念。
 レースは…まさに独壇場でしたね。



 2枠、黒い帽子のトウケイタイガー
 内側にいるドリームキラリとの先行争いを最初のホームストレッチ半ばで楽々と制してみせると、あとは一人旅。



 前走の東海桜花賞と同様の強さ。楽々と逃げ切って優勝



 レースの時の歓声もすごかったんですが…
 馬がトラックを1周して、ウイニングランをしてお客様方の前に帰ってくると、それを上回る地鳴りのような大歓声がトウケイタイガーと川原正一ジョッキーに向けてかけられていました。
 これには…私も鳥肌が立ちましたね。 



 管理する住吉朝男調教師と川原正一ジョッキーが握手

「もう地元のレースを使えなくなってしまいました…」

…と笑顔で語る住吉調教師も、最高の笑顔。

 いつもなら2時間半で着く園田から名古屋への道のりが、今日は大型連休で何と倍の5時間を要したとのこと。それでも馬は輸送に耐え、厳しいレースにも耐えて、タイトルを掴みました。
 馬にとってもひとにとっても、とても価値ある勝利だったと言えるでしょう。

 表彰式の後、馬は少し休養させて8月佐賀のサマーチャンピオンからの始動を示唆しました。
 目指すは…前回東海桜花賞の圧勝で意識させたJBC挑戦。秋に向けてのトウケイタイガーの姿がいまから楽しみです。



 何か…今日一日、この名古屋競馬場で目にしたもの、耳にしたこと…感じた物事全てが、楽しくて楽しくて……

 ここに競馬があるということを、競馬に携わる全ての皆さん方と、今日一緒に競馬を楽しんで下さったお客様方が改めて示してくれている感じがしました。


 明日は、園田に行きます。
 きっとそこでも、同じような楽しさを感じさせてくれるのではないでしょうか。





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最終更新日  2017年05月04日 00時29分33秒
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