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2020年12月17日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 12月15日の水沢競馬、降雪のため中止になってしまいました。前日の14日も最初から雪の中のレースだったのですが、その時はまだ細かい雪でそんなに急激に積もる感じまでは無かったと思います。
 それが、レースが終わった頃くらいから積もる雪に変わってきて、翌15日になってもどんどん降り続いたようです。






★14日の開催中はまだそれなりに降っているかな・・・という感じでしたが


 水沢競馬の降雪取りやめは2016年12月17日以来。昨年や一昨年は時々雪が積もる事があったものの開催日には晴れていたりして、例えば今年の1月の開催などどんどん雪が消えていって最後の1月7日は全く雪が無い青空の下での競馬になりましたからね。
 ここ何年か雪が少なくて、寒さとか馬場状態の悪さとかは気にするとしても雪が降り積もるのはあまり気にしていなかったですから、久しぶりに「冬ってこうだったな」と思い知らされた感じがします。

 不幸中の幸いというか、今年はここまでの売り上げが良いですから、こういう場合に中止の方へ、より安全な方へ判断しても、それで廃止とかあまり気にしなくてもいいのはね、いいですよね。昔は少々無理をしても・・・な所はやはりあったと思うので。
 しかし、この後の天候は、この時期にしては気温が上がる日というのも少なくないのですが、競馬開催日はどうも雪が降ったり気温が激下がりになる時に当たってしまいそうで。盛岡開催がいつも雨に当たってしまった様に今年は天候の“引き”が悪いシーズンなのかも・・・。


 さて今回は、水沢競馬場の馬体重計のお話を。
 水沢競馬場の装鞍所の一角にある「馬衡所(ばこうしょ)」、馬体重を計る所ですが、今は“昔ながら”といいますかアナログ式の馬体重計が使われているのですが、これが近々新しいものに置き換えられるというお話を聞きまして、改めて写真を撮ってみた次第。



★水沢競馬場の馬衡所


★アナログ式の、針が動く目盛り。1000kgまで計れるのですね

 ここで改めて馬体重を計る流れを見てみましょう。

 レースに出走する馬が馬衡所にやってくると、「○番(馬番)」とか「○○(馬名)」とか厩務員さんが言いながら馬を馬体重計に乗せます。








 馬の動きが止まり針の動きが止まったら、即座に「○○kg!」と係員さんが目盛りを読み上げます。
 人間が体重を量るのと違って馬はまず完全静止はしないですから秤の針も微妙に動き続ける場合が多いわけですけども、そこは係員さんが上手く読み取ります。馬がきちんと秤に乗っていれば、針の振れ幅の中心が馬体重の数値ですからね。



 馬体重を計った馬はマイクロチップを照合したのち装鞍を行います。


 計測された馬体重の数値は馬衡所の端末に入力されて各所に伝達されると同時にホワイトボードに書き出されて、厩舎関係者はこちらに書かれた数値を見ていますね。


★今は水沢も盛岡もホワイトボードに書き出されていますが、水沢は割と最近まで黒板にチョーク書きでした。馬名等が手書きなのはどちらも同じ


 長く働いてきたアナログ式の馬体重計も、ついに交換部品が払底してしまった事から交換という事になったのだそうです。
 日本の競馬場で、現役で使われているアナログ式の馬体重計って水沢だけなんじゃないの?と関係者の皆さんも言われるのですが、実際どうなんでしょうね?馬衡所とか装鞍所って基本立ち入れないエリアにあるので他所様のは見た記憶がない。
 荒尾は装鞍所の一角にアナログ式のがあったような気がする。福山もそうだったような・・・。しかしそもそもだいぶ前に廃止されたところだしなあ・・・。





 もしかしたら“日本最後の競馬場現役のアナログ式馬体重計”がそろそろ無くなる、というお話。





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最終更新日  2020年12月18日 03時13分38秒


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