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2021年08月26日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 今回は、 8月24日の盛岡第5レースで地方通算2000勝を達成した山本聡哉騎手 のお話。

 22日に1勝、23日に2勝を挙げ1999勝、いわゆる“リーチ”をかけた状態で24日に挑んだ山本聡哉騎手。最初の騎乗機会・2戦目は3着・2着に終わりましたが、当日3戦目の第5レース、ホーリーバジル号で差し切りを決めて優勝。デビューから17シーズン目、通算12077戦目での2000勝達成となりました。


★2021年8月24日盛岡第5レース/山本聡哉騎手地方通算2000勝達成

 今季は地方通算1924勝という段階でシーズンに入り、4月から5月にかけても順調に勝ち星を増やしていた山本聡哉騎手でしたから2000勝達成は“時間の問題”と思われていました。
 5月25日の落馬負傷後は1ヶ月あまり戦線を離れたものの、復帰後は程なく以前の勝利ペースを取り戻し、とりわけここ3週間ほどは週6勝ペースに加速しての2000勝到達。達成してみれば“岩手競馬史上最速”ともなったのですから見事なリカバリー、見事な達成というべきでしょう。

 さて、区切りの勝利の際の恒例(?)、山本聡哉騎手の過去の区切り勝利を振り返ってみましょう。
 まず500勝。達成は2013年7月27日でした。この時も盛岡競馬、第10レースの特別「姫神賞」。2005年のデビューから約8年3ヶ月での達成。


★地方通算500勝/2013年7月27日盛岡10R


 地方競馬1000勝は2016年6月26日の水沢1R。デビューから11年2ヶ月、シーズンとしては12シーズン目の達成は、当時の記録としては岩手競馬史上2番目タイとなる“高速”達成でもありました。


★地方通算1000勝/2016年6月26日水沢1R





★地方通算1500勝/2018年9月17日盛岡3R

 改めて見てみると、デビューから500勝までに8年3ヶ月を要していたのが、500勝から1000勝は約3年、1500勝までは2年3ヶ月、2000勝までは約3年という間隔でした。だいたい3年弱で500勝追加の計算、という事は毎シーズン130勝以上する・・・というわけで、なかなかのハイペース。
 ちょっと言い方を変えてみましょう。デビューから1000勝までが13年じゃないですか。そして1000勝から2000勝までが5年2ヶ月。そう見ると凄いペースアップです。
 じゃあ、あと5年で3000勝、10年で4000勝・・・かというとそう簡単な話ではないでしょうけども、そういう皮算用もしたくなる近年のペース。村上忍騎手ともども、4127勝、菅原勲元騎手が持つ岩手競馬最多勝記録に向け迫っていってほしいですし、いずれは抜いてほしいとね、思いますよね。

 勝ち星を増やすだけでなく活躍の舞台をもっと拡げていってほしいとも思います。コロナ禍で以前のように各地に遠征騎乗できなくなっていて山本聡哉騎手もしばらく遠征騎乗がないんですけども、世の中の状況が落ち着けばまた機会を作る事もできるでしょう。2000勝達成後のコメントにあった「G1を勝ってみたい」、そのチャンスもいつか掴んでほしい。

 今年、山本聡哉騎手が怪我から復帰するという時に聞いたお話の中で、以前のこのブログでも書きましたが、2000勝という区切りが『自分の騎手人生の“第二章”になるかも』と言われていた。2000勝が到達点なのではなくここからが“山本聡哉Ver2.0”のスタート地点かもしれない。その後2勝を追加して既に2002勝までいっている山本聡哉騎手なのですが、2001勝目からが新たな「1勝目」と思って見ていると、この先もいろいろ楽しませてくれる。目を惹くレースを、新たな記録を、見せていってくれるのではないでしょうか。


★2000勝の口取り写真。実は山本聡哉騎手が所属する佐藤浩一厩舎の馬で“区切り”を決めたのはこれが初めてだったりします


 さて、まずは山本聡哉騎手の区切りの勝利が無事達成されましたが、大台の区切りを目前にしている騎手はまだまだ続きます。
 先週の開催終了時点で 南郷家全騎手が998勝 、地方通算1000勝にあと「2」。 高松亮騎手は1495勝 、同1500勝にあと「5」となっていて今週末の達成も十分に有り得る所まで接近しています。
 また、 山本政聡騎手が1482勝 菅原辰徳騎手が488勝 大坪慎騎手が485勝 。直近の数週間ではないかもしれませんが、いずれも今季中の区切り到達はほぼ間違い無いでしょう。
 調教師記録の方でも、先日村上実調教師が地方通算1500勝を達成されましたが、 平澤芳三調教師が1491勝 菅原勲調教師が491勝 と区切りの勝利に迫っています。
 村上忍騎手の3500勝にはじまっての“区切りラッシュ”、このまま順調に進めば近年にないくらいに区切り到達の騎手・調教師が誕生しそうです。今季の岩手競馬も中間点を過ぎました。今季は昨季のような思わぬ天候不順等がなく最後までいって、たくさんの“区切りの瞬間”、記念すべき勝利の瞬間を見る事ができるのを楽しみにしています。





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最終更新日  2021年08月27日 03時44分56秒


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