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2004年06月19日
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今日は、幼稚園の保育参観の機会を得た。
美姫や愛美のお楽しみ会や運動会のときとは違った視点で観ることができて、とてもよかった。
我が子や孫の参観は、どうしてもその子の動きだけを追ってしまいがちだったが、無心に全体を眺めてみると、親子の「触れ・愛」の様子がたくさん拾えて楽しかった。
ほとんどのお父さんが参加していたようだった。3歳児が、ヨーイドン!とかけていって、むこうで待っている親に抱きつくレースでは、抱きつきあり、高い高いあり、ヒコウキありで、『ドンどこももんちゃん』の可愛い世界とダブって、ほほえましかった。
先生のやわらかい言葉かけのひとつひとつも、心地よく見学させてもらった。

そのあと、1時間ほど保護者の方に、親子の絵本読みのお話をさせてもらった。あんなにいたお父さんはほとんど残らなくて、ほとんどがお母さん。残られたお父さん(6~7人)には大いに感謝の意を表した。
話の後出た質問。
●3歳児。同じ本を何回も「読んで」ともってくるのだけど、パラパラとページをめくって大事なところをとばしたりして読んでしまうが、それでよいか?
→ それでよい。子どもが何を見たがっているのか、子どもの心に寄り添って大人が共感してやればよい。


→それでよい。個人で読むときと、集団に読むときと同じでなくてよい。教訓になってはならないが、わが子をよく知っている親が、自分の思いを自然な形で音声に乗せていけばよい。

●乗り物の図鑑ばかり見ているが、そのままでよいか。
→そのままでよい。子どもの興味の源をよく観察して、たとえば、車体の名前に興味があるのか、運転手に思いを馳せているのか、電車の動きを楽しんでいるのか・・・・等など。その上で、たとえば、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』などを読んであげるとかしてイメージの世界を広げていく。

大切なことは、大人のマニュアルに当てはめるのではなく、絵本を通して触発される子どもの発見や、興味や認識に寄り添って、大人が共感してやること。
何かを教えるために、読むことはしない。

最後に、我が子への読みがたりを交流しあう場を作るとよいと提案してきた。
同じように以前お話させていただいた幼稚園で、お母さんのサークルが生まれ、今も活動が定着している。
読みがたりの輪がまた一つ広がっていくといいなあ。





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最終更新日  2004年06月21日 04時20分38秒
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