じゃあ、切られておしまいなのかといったら、何で直ちに影響がないかというと、私たちの体の中には酵素があるんです。おぎゃあと産まれたその遺伝子ごとに酵素を持ってるわけですね。酵素が多い人も、若干少ない体質の人もいるし、暴飲暴食、酒とかたばこをやる人は酵素がどんどんなくなっていきますので、その人によって酵素が違います。
それで、この酵素、この赤いのは酵素です。酵素が出てきて、こういうのりみたいにしてくっつけて、修復してくれるんです。だから、私たちの体に酵素がいっぱいあるうちは、直ちに影響は出ないんです。
これが毎日、毎日どのぐらいの量で切られて、どのぐらい再生されてるかによって、酵素がどんどんなくなっていくと、この切れてる状態で何が起こるかというと、フリーラジカルという言い方をするんですけど、酸化物質が体の中に出て、すごい疲れた感じになったり、子どもたちが けど、疲労感が出てくるんですね。
そのバランスですね。体の中にあるフリーラジカルと、毒素が出ますから、それと酵素が修復するバランス、スピード、それによって発病するか、そういう微妙なバランスのもとに成り立ってるわけです。
こういうことがあると、抵抗力は落ちていくわけです、全般的に。
これは何をやっているかというと、酵素を持っていってるわけです。酵素、何じゃといったら、酵素は果物の中とか、生野菜の中に入ってる、それからお味噌、それからぬか漬けとか、発酵したものに入ってるわけです、酵素ね。
それで、最初はビタミンとかミネラルも必要で、ビタミン剤を持ってきてくれと言われたんですけど、大量に持ってったんですけど、次の年にまだ残ってるんですよね。
で、何でだと言ったら、子どもたちに人気がないと。人気っていったってと、言った話と違うじゃないと思ったんだけど、考えたらそうなんですよね。子どもというのは、やっぱりおいしいもの食べたいし、それで果物に変えたんです。で、酵素と言うことで、酵素とビタミン、新鮮なビタミンですね。だから、ビタミン剤とか、そういうものでは酵素が入ってないので、細胞を元気にする力がないんです、ビタミン剤には。
これも孤児院の子どもたちに、これは今、バナナを配ってるんですけど、バナナとか、リンゴとか、桃とか、ペクチンというか、何ていうのかな、ペクチン成分の多いものというのはおなかの中の放射能をくっつけて外に出してくれるんです。それで大体 25 %から 50 %ぐらいの、ベラルーシにペクチン製剤というのがあるんですけど、それでそういうデータが出ています。
そういうのを、じゃあ、日本に持ってくればいいじゃないかというんですけど、ベラルーシの場合、添加物が多過ぎて、日本の子どもにはちょっと与えられない。サッカリンとかが入ってるので、日本でいいそういうものを作りたいと言ってくださってる方もいるので、なるだけリンゴとか、桃とか、おなかのすいたときに食べさせてあげてほしいんです。
果物というのは、おなかの中に何かあると、果物ってちょっと発酵しちゃうので、おなかすいたときに、朝一番で食べると、朝バナナダイエットじゃないんですけど、そういうときにペクチンの多いものを食べさせてあげると、元気が、食欲がないとか、おなかが痛いとかいうときは軽くそういうものにしてあげて、酵素も入ってますから、お母さんがクッキングの力で余計なことして煮リンゴとかしないで、酵素を殺してしまうので、すり下ろし程度にしてね。
酵素も、野菜ジュースもそうなんですけど、酵素って空気に触れたら、もう 25 分とか 30 分でなくなっちゃうんです。ジュースもね。だから、絞りたてで、すぐぱっと飲める状態で絞って飲ませてあげるといいと思うんですけど、青汁はちょっときついかな、胃腸が弱い人には。ちょっと水で薄めてあげるとか、野菜ジュースも健康な人はいいんですけど、ちょっと胃腸が痛いとか、おなかが痛いと言ってる人は水でちょっと薄めてあげたほうがいいかもしれないです。
なるべくそういうふうにして、体の通りをよくしてあげるということで、私たちもベラルーシの子どもたちの救援というのを世界中でやってるんですけど、バナナの国ってあだ名つけられてるんですね、ベラルーシは。とにかくバナナが好きなんです。
なぜかというと、私もずっと見てたんですけど、やっぱり最初に保養に来たすぐは、子どもたち、胃腸障害であんまり食べ物を食べられないんですね。胃が痛いとか、もう消化酵素がなくなってきてるので、そうすると、これはお手製の餃子とか、春巻きとかいうと、うっという感じで食べられないんです。すると、子どもたちが食べられるのというのは、バナナとか、それからトマトとか、キュウリとかをこういうふうに食べるぐらいしかない。調理したものさえも口に入らないんですね。
で、じゃあ、最初は無理しないで、じゃあ、バナナ食べなさいよという感じなんですけど、あげたら、 1 人で 10 本でも 20 本でも食べる。それで、去年、私は北見に住んでて 4 人の子どもを受け入れたんですけど、北見じゅうのバナナがなくなっちゃうぐらい、もう 20 本買ってもどんどんなくなるんですね。で、 1 日に 4 回、 5 回、トイレに行くとか子どもたちは言ってたんですけど、それだけ子どもというのは新陳代謝がいいので、そういうふうに細胞が入れ替わるというか。
これは何をやってるかというと、ボディカウンターなんです、これね。ホールボディカウンターといって、ウクライナ製で、東欧とか、ウクライナとか、旧ソ連の原発でみんな原発労働者の体内の汚染を計ってるんです。これは体の中に入ってる放射能を計るんですね。主にセシウムで、ストロンチウムはちょっと計れないんですけど、子ども、それからお姉さん、若い大学生ですね。それから、これは 40 代中盤以降の私なんですけれども、そうすると、この順番に意味があるんです。
一番放射能が入りやすいのは子ども、 5 倍から 10 倍、次に若い女の子が入ります。もう 40 代中盤になってくると、入るスピードはすごい遅いです。だから、この 3 人が一緒に汚染地を旅をすると、影響は全然違うんです。だから、大人と子どもは違うというのはそういうことなんですね。
そして、子どものほうも、新陳代謝が早いので、出ていくのも早いです。だから、これは現地のお医者さんがもう、ここにいたら、子どもたちを助けてあげられないということと、それから、このお医者さんに、さっきトクちゃんが立ってて、入れない地域の奥にある病院なんですけど、チェルノブイリから 20 年たったときに、先生にとってチェルノブイリ事故って何だった?というふうに聞いた……
(動画終了)
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