深い森に入り込んで
出口が見つからなくなっている
歩き続けるけれど
ときどき出くわすのは
鏡のようにさらとも動かない水面の
黒く黒くのっぺりとした沼だけ
そこに顔を写すと疲れた醜い自分が見つめ返す
そして言う
キスして キスして 私にキスして
思わす答えようとしてしまうけれど
きっとそれをしたらもう
戻っては来れない事を
私は知っている
自分自身の中に作り出した深い森
その中に潜む罠
迷子になって森から出られない
自ら作り出した罠に嵌らないで居られるのは
どれだけの間か
自信が無い
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