さんと車で家を出発。08:13東名青葉IC入り、遅れたのでノンストップで09:01裾
野IC出。途中トラックにひっかかったりしたものの09:51にかろうじて朝霧PGS着。
風が強くしばらく待機…なんだか前回と同じ感じ。今日はまばらな感じで常連
さん?が何人かとマスターAの3人さんと我々で体験組は無いようです。PGS側はフ
ルメンバーでした。
10:40過ぎくらいから小山周辺でマスターAの3人さんとグラハンの練習、前回の
ことをほとんど忘れていて、なかなかうまくいかず。校長先生の「風に上げて貰
っている・・等々の話を聞き、また力業になっている自分に気づき後半風に合わ
せるのが少しずつ分かってきた。途中自主的に休みを1回入れ12:15頃昼ご飯、い
つものカレーソーメンを2杯頂き、後は持参のおにぎり他をほおばる。
13:25再開、マスターAの3人さんは150の高々度フライトに行ってしまいました。
150、2回目とのことでした。風は相変わらず強めで、グラハンと小山での飛びで
練習。途中150からの飛びを観て、うらやまし~・・。だいぶ下の方からの飛び出
しで、カミさんとは「1回目はあの辺からが良いよねぇ」と勝手の分かっていない
二人は話していました。飛び出しは低くても結構高く上がり優雅に舞っています。
そんな我々を見て、本日担当の校長先生が気の毒に思った?のか、一段落着いた
ところで「150は風が舞ってダメ?・・だが400は午後遅く風が弱まれば飛べるか
もしれないので、やってみますか・・?」のお言葉!カミさんと「150でなくて40
0・・?!」とやや引き気味ながら勿論やることに。
途中車からトロッコに乗換へ・・後部にパラを載せて。前方Iさん運転と3人組・・ディーゼルの音響き力強い!
一度ロッジに戻り休憩。黄色い髪のお偉いさん(後で聞いたらオーナーさんだ
そうです)から「初飛行ですか~楽しみですねぇ・・」と励まされちょっとドキ
ドキしつつもやる気が出てきました。15:25にシュミレーションでテイクオフ後の
座席の座り直しと旋回の練習を開始。カミさんと交替でやりましたが・・1回こっ
きり・・えぇ~もう終わり・・という感じで400に出発することに・・15:39です。
150を飛び終えたマスターAの3人山も急遽飛ぶというので、一緒に車に乗り込み
インストラクターのIさんの運転で山の中腹まで行き、それからトロッコ?で400
のテイクオフ場?へ。最初は「Yさんのだんなさん」と言われドキドキで準備(・
・といってもほとんどIさんがやってくれてますので、私は突っ立て居るだけ)し、
もうほとんど先は崖という場所で風が弱まるのを待ちます。途中強い風で引っ張
られて簡単にこけるは・・情けない。Iさんボソボソと「寒いですか~」「ハァハ
ァ言ってますが、大丈夫ですかぁ?」「風が強いなぁ~」と言っているので、ド
キドキもありますが、「何とか飛べますように・・」とお祈り?
Aさん撮影の私・・高いですねぇ・・恐いですねぇ・・
Aさん撮影の私・・必死にバンザイしてます。小山の上空を旋回中・・
腰に付けたビデオカメラ画像より・・ズームアップしているのにこんなに建物や木がちっちゃい! 小山で私を撮っているAさん。
Iさんが風の弱まった一瞬を捕らえて、キャノピーを立ち上げ、スタート・・ほ
とんど走らないうちにフワァ・・と身体が浮きました。じわりと高度が上がって
いき、元々崖ですから眼下の景色は既にちっちゃい・・。思わずうわぁ~と小さ
く叫び、心の中でガッツポーズ。無線で後ろからIさんが「落ち着いて・・リラッ
クス・・深呼吸しましょう・・」。思ったより恐怖心無く、テイクオフ前のドキ
ドキから解放されてむしろ爽快・・?「深く腰掛けて・・」の指示でシュミレー
ションでやった通りにやろうとするが・・なかなかうまく行かないものの何とか
座り直し・・ほっと一息。思ったより下を見ても平気で小山はどこか?と探すこ
もできましたが・・、「はい・・遠くを見ましょう」の指示で機を落ち着ける。
少しそのまま飛んでいると無線を下で待つ校長先生にバトンタッチ。「いい感
じですよ・・それでは左旋回してみましょう」の声に励まされ、旋回。ゆっくり
だがうまく回っていく。「はい、それでは戻して右旋回・・」という感じで旋回
するたびに高度が下がっていきます。途中2度ほど高度が、ス~と下がった時はち
ょっと恐怖を感じ・・しばしドキドキが戻ってきました。まもなく小山の周囲を
旋回する感じになり、小山の山頂からインストラクターのAさんがフラッシュをた
いているのが見えました。そのままゆっくり旋回しながら・・高度を下げ下で指
示出し中の校長先生が見えてきます。どんどん高度が下がりランディングです。
「はい・・肩まで・・はい一杯に引いて・・走って」いつもの小山の練習と同じ
調子の指示出しに従いランディング。うん?うまくいったのか・・少しこけたか
・・既にもう思い出せないほど舞い上がり、校長先生や程なく小山から来たAさ
んからの「おめでとう」という声に感激ひとしお。AさんがVサインの記念撮影を
してくれました。キャノピーをしぼり車近くに移動しハーネスを外す。
Aさん撮影・・かなり高く上がったカミさんビデオ撮影中の私。無事降りてきてホッとしつつ大満足の二人。
さてカミさんは・・?と見上げると2人目はどうやらマスターAの3人組の一人
のようです。お陰でビデオを撮る体制にしっかり入れ、カミさん待ち。Aさんの
「もう奥さん・・飛んでますねぇ・・」の声で良く目をこらすと、紫色?のキャ
ノピーが見えます。背後の山と重なっているうちは見づらいですが、そのうちど
んどん上がっていきます。Aさんも「奥さん、体重軽いですか・・?」と言って
います。私は「・・そうでもないかと・・」とどう答えていいのか困惑?
地上から撮ったビデオより・・カミさんランディング間近旋回中・・
地上から撮ったビデオより・・カミさんランディング直前・・はい!肩まで~ ランディング後誘導していた校長先生と感激の握手!
校長先生は励ますように「いい感じですよ・・うまく飛んでますよ・・」「だ
んなさんがビデオ撮ってますよ・・バッチリですよ~」と気を遣って指示出しし
てくれてます。その後私と同じように左右に旋回を繰り返し、ランディングの小
山の下に誘導してくれ、尻餅をついたものの無事着地。いや~感激ですね・・、
夫婦揃って飛べるなんて。その後Aさん、再度夫婦揃って感激の記念撮影をして
くれました。
結局この3人で日没終了で、後の2人は飛べずでした・・私が何度もこけ、テイ
クオフに時間がかかったせいですかねぇ・・すいません。しかしキャノピー・ハ
ーネス他新品のように綺麗で良かったです。ちなみに私のキャノピーは好きな黄
色で余計嬉しかったです。
何時の間にやら月が・・ 借り物のフライングスーツを中に着込んでいました。ヘルメットの横には左右に無線機が・・
パラグライダーを片づけ、ロッジに戻り・・まさに安堵のため息です。程なく
Iさんも降りてきて握手・・まさに飛ばせてもらったのですから感謝感激雨霰(
あられ)!今撮った飛行中のビデオを再生していたら、皆さん興味をもったのか
集まって来ました。Iさん曰く「初めてでビデオ撮る人も珍しい・・}とあきれ
られてしまいました。常連さんはどうやって撮ったの?と聞いて来られたので、
ペットボトルホルダーの底をレンズ部分くりぬいて腰にぶら下げただけですとお
話ししました。残念ながらかなり激しく画面は揺れ、ズームも動いたようでかな
りアップになっていました。しかし第一声の「おぉ~」という私の声がはっきり
入っていました。風切り音がすごいもののインストラクターのIさんや校長先生
の声もバッチリ拾っています。
校長先生やインストラクターのAさんのとった写真をプリントアウト(よくあ
るお店でプリントアウトの機械があります。1枚50円)してもらい、ついでに?
厚かましくもAさんにはデータをメールに添付して送ってもらいました・・あり
がとうございます。小山練習で時計を落としてしまったのを思い出し、伝えます
と校長先生が「見つけるのがうまい」とか言ってくれてお任せすることに。
17:45頃、身支度を整え、お礼を言って朝霧PGSを出発。興奮さめやらぬ中、気
分良くクルージングしながら帰りました・・とっても幸せです。
※自宅に辿り着き、前回から用意してあったお祝いのシャンパンで乾杯!二人
して酔っぱらってしまった・・。
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