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著名な映画作品の表彰として世界的な権威とされるアカデミー賞、審査会が見解を発表した。
映画業界にも AI の進出が激しく、早急な審査基準を求められたことが背景にあると見られる。
野放しでは許されないだろうと言う危機感であろう、どこかで線引きし作品の品位を保ちたいと見る。
来年 2027 年、第 99 回のアカデミー賞の応募作品に関し新たなルールを作成したから守るようにと言うことである。
それが 特に 部門に関するルールの厳密化、演技部門や脚本部門の選考対象を人間による作品に限定する、である。
補足として、演技部門は「映画の法的なクレジット表記された役柄で本人同意を得て人間によって演じられた役柄のみを対象」。
さらに脚本部門は「脚本は人間によって書かれたものでなければならない」、である。
これは明らかに人が作った作品であること、と言っているが、つまり AI が作用した作品は審査外とされるわけ。
それで、この基準を守ることの難しさをつい思い浮かべてしまう、 AI 関与があるかないかの判断をどう行うのかと。
賞審査会の方針も示された、彼らの心理として AI 技術が映画産業にも影響を及ぼすようになった、深刻な状況だが避けられないと。
昨年までに審査会は AI 利用を使うことは否定しないとしたが、これが転換点になったと見る。
使用しても良い、では深く掘り下げて実際の基準を示してほしいと、言うことになったのだ。
スマフォに氾濫する個人らの映像や写真、 AI 補正アプリも多数生まれていることから、アップされたそれらが非常に判別が難しい。
並べてみて初めて不自然さに気づくと言うのが多いのだから、これはもうお手上げである。
それにアプリの改良に判別方法の改善が追いつかず、そうした状況が現在ではないだろうか。
こうしたところに映画産業が追い込まれていると受け取って良いだろう、ましてや映画は動画だ、写真のような静止画ではない。
比較できる対象としてゲーム世界が良い例ではないだろうか、こちらはほぼ AI 利用でなければ制作も追いつかない状況にあるだろう。
精細度に高い 4K 作のゲーム世界、先にも述べたが立体感が想像以上に向上、それが動画も不自然さが消え映画見たいなのだから。
デジタル技術の発達で処理スピードが向上、滑らかに動きを手に入れ出しているゲームの社会。
まさに瞬間的に映画作品へ流れるであろう、と言う確信を得たのは間違いなかったのだから。
逆に見れば、アニメ作品らは AI 利用を否定しては何も応募しなくなる、出てこなくなる、と言う状況である。
実動画作品の一部でアニメが使用される、これなら AI を判別できるから許容される、これはよく分かる。
要は作品の映像の中で判別できるシーンかどうか、ここが分かれ目ではないかとい言うこと。
ましてや脚本への採用チェックなど相当難しいのでは、と思うのである。
人間によって書かれたもの、ただベースが人間作であれば模倣されたとして判別できるのか誰も自信がないのではないだろうか。
学校の作文、試験の回答文、評論や裁判の判例文、発明の解説文、多様なところで文章が使用されるが、 AI 関与があるかないかの判別は難しいだろう。
さすがに小説などは各賞の審査委員にもなれば例文がどこかにあったと気づくだろうが、脚本で指摘するのはほとんど不可能では。
とすれば、今回の審査基準もまだ先に漂う霧が取り払われたとは言えないし、自信のなさを示していると見る。
映画ファンは、おもしろい、楽しい、感動した、魅了された、画面が美しい、音が凄い、こんな作品を待ち望んでいよう。
だから映画作品がこの賞を貰う、もらわないは二の次と判断される方向に向かうのは一向に構わないようになるだろう。
いよいよ賞の存在そのものに危機がやってきたようにも見受けることができる。
いっそのこと審査会にもAIを導入すべき時期である、ちなみにほかの何とか賞も同じような方向が必要である。