
『ザ・ギンザ パルファム(P)』20ml ¥40,000-
『ザ・ギンザ オードパルファム(EDP)』50ml ¥18,000-
資生堂には名香、日本人好みのものが多いのに気づけば廃番という流れも多く、だけど新作は少ない。
応援と期待を込めて新作・限定品に気づけば購入するようにしています。
『ザ・ギンザ』は香調から好きそうだったので香水より買い求めやすいEDPを選びました。
トップ:スダチ(国産天然香料)・スイートオレンジ・ベルガモット・レモン・ マジョラム・バイオレットリーフ
ミドル&ベース:リンデン(セイヨウ菩提樹・シナノキ生花再現)・ブルーム(天然香料)・ ローズ・ジャスミンサンバック・ミュゲ・イランイラン
ラスト:三温糖・ベンゾイン・白檀・セダー・ムスク
スプレー直後はやわらかなシトラス(スイートオレンジ、レモン、スダチ、ベルガモット)の香り。
そこにマジョラムの甘みとちょっとのスパイス感が足され、爽やかだけど丸みのあるトップです。
そこからフローラルへ流れる時に思い出したのがシスレーのフェイシャルパックの香り。
どうやら菩提樹の花エキスが含まれているから?
そして、ローズ、ブルーム、ジャスミンサンバック、ミュゲ、イランイランの
花の青味の部分が力強くシャープに香り立ち、この辺りは街の洗練さを表現しているのかもしれません。
このフローラルブーケの角が取れ始めると困ったことに香り方が不安定で香水が劣化した埃っぽい匂いになります。
一週間くらい使用し、日によって強弱はあるもののどうしてもここが苦手。
さらに1時間経過するころには一転、この香水のなかで一番おだやかでまとまりのある時。香りが安定してくると菩提樹の花の香りと
三温糖/ブラウンシュガーが日本的な繊細な表現で心地よい香りに。
ベンゾイン、白檀(サンダルウッド)、セダー、ムスクも
一般的な香水のラストの香り方に比べるとソフトな表現になっています。
菩提樹といえば…ちょっと脱線しますが
私は寺院の印象がある植物で開花の5-6月に匂いを嗅ぐとほっとします。
それはお寺という場所柄もあるけれど、私が通った幼稚園がお寺に併設されており
ぼんやりとした記憶ながらも無邪気に過ごした思い出へとつながるからかもしれません。
また、ギリシア/ローマ神話の『フィレモンとバウキス(Philemon and Baucis)』
夫フィレモンと妻バウキスにもてなしを受けた神が
夫婦の「同じ時に息を引き取りたい」という願いを叶え二人はオーク/樫、ボダイジュに姿を変えた…という由来もあり、花言葉が
オークは『歓待・愛国心・勇敢・自由・長寿』、ボダイジュは『夫婦愛・結婚』。
というのも情趣があり。菩提樹、好きだなぁ。
話を戻して。
突き抜けた個性はなく『ザ・ギンザ』に似た作品はあるけど
香りが不安定な部分で毎回イメージがリセットされ思い出せず。。。
でもそのことで気づいた点がひとつ。
カルバンクライン『エタニティ』のミドルでフローラルの煮詰まった飽和したような香りに感じるなら
香りの種類は違いますが、似た変化なので『ザ・ギンザ』のミドルは合わないかもしれません。
液の色はイエローグリーン。

拡散性は普通、ミドルのフローラルブーケはやや強め。持続性はやや弱めから普通で3-4時間。
年齢は30代以降。女性向き。オフィスでも。
10代後半から20代前半向きのカジュアルなベリー系、グルマン系の甘さはないため学生よりも社会人向き。
ミューズが冨永愛さんというのはぴったり。
季節は春、3月から6月。通年も可能なタイプですが夏はミドルの扱いに注意。
ボトルはシンプル。サイズ:約w32×d32×h144mm[50ml] 日本製 
ボディは細長い四角柱のクリアガラス、背面に5-6本ドレープのような凹凸。

正面に銀プレートに白でロゴ刻印
下部に黒でEAU DE PARFUM
スプレー部分は銀、キャップは円柱形でクリアプラスチック。
既視感のあるデザインで新鮮さはないけれど、
中年のおじさんみたいなフォルムの『エバーブルーム』よりは好まれるはずです。
(この香水もまたいつかレビューを)
スプレーは、霧の粒は大きめ、範囲は広め、量多め。
1本使えば満足できそうでリピートの予定はありませんが
パルファム(香水/20ml)は機会があれば試したいと思います。
Gucci【Gorgeous Gardenia】 2024.09.30
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