YUKIとMIIのパラレルワールド!!!

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光幸。

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こども部屋  namenekoさん
一輪の蓮華 双葉蓮華さん
あ る 日。 MITUKI1427さん
2005.11.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
カイ「着いたぁ~~♪」
緑が生い茂る森の奥にある大陸の真ん中らへんの村。それがここ、リーフランド
どれだけ緑が多いのかというと、緑と家の割合が緑7、家々が3と言ったところだ
オレ達は大きな木の木漏れ日のゲートをくぐり、奥へ進むと大きな噴水を中心とした広場が現れた。その噴水を中心に追いかけっこをする子供達。その子供達の母親らしき人達は立ち話で賑わっていた
子供「カイにぃとユキにぃだぁ!?」カケッコをしていた一人の言葉によって村中の人が一斉に広場にやって来た
女性「お帰りユキ!?カイ!?」
男性「お前どうしたんだよ!?」
ユキ「故郷に帰ってきちゃいけねぇのかよ」
老人「カイや、その眼帯はどうしたんじゃ??」

オレ達が村中の人達の疑問に答えていると一際人を掻き分けてオレ達を見つけてはオレに抱き着く一人がいた
??「ユキ!?お帰りぃ!?」
ユキ「ただいま!?ミイ!?」
彼女はオレの妻、ミイである。この村は昔から誰もいない家を処分する習慣があり村から出るオレ達が帰る場所がないと困ると思ったとかで書類状の妻となってオレを待ってくれているのだ
??「お帰りなさいカイ」
カイ「ただいまテリア!?」
彼女はミイの姉のテリア、彼女もミイ同様、書類状のカイの妻。テリアは元トレジャーハンターで村の近くの遺跡でハント中にオレ達と出会い、そのままカイと結婚してしまった。結婚してからはトレジャーハンターを辞めてしまった
ミイ「ねぇユキ!?今度はいつ旅に出るの??」
ユキ「ん~~……あさってには旅立つな」
ミイ「えぇ~~」
ミイとオレが知り合ったのはテリアの紹介だった。初めは大人しそうな子だと思ったが今では元気イッパイの美少女となっている。都会育ちで初めは村の人達の批判をくらっていたが、今では立派なこの村の住人と化している。

ミイは腰まである金髪をオレに向けて頬を膨らまして怒った
ミイ「もっと一緒にいたいよ……」
オレもできたらそうしたい……
テリ「ミイ。今日は張り切ってご飯作らないとね♪」
ミイ「そうだね♪じゃ、遅くならないうちに帰ってきてね♪」

オレ達は夜がふけるまで体験話をした。しかし、カイはクリムゾンハートの事、自分が死ぬ事だけは話さなかった。カイの腰につけた布に包まれたクリムゾンハートを指摘されたが壊れたから包んでいると答えた
テリ「カイ、そろそろご飯にしましょ♪みんなも帰った帰った!?」
そうテリアが言うと広場に集まった人達はつまんなさそうにして自分達の家々に帰って行った
子供「カイにぃ!?ユキにぃ!?明日もお話聞かせてねぇ~~!?」
カイ「おぅ!?また明日な!?」そんな子供達をオレ達は手を振って見送った
ミイ「ユキィ~~カイィ~~♪ご飯にしよ!?今日はおねぇちゃんと一緒に作ったんだからご馳走だよ!?」
カイ「マジで!?やったぁ!?」
大はしゃぎするカイをオレは呼び止めた
ユキ「カイ……あいつらには言おう……本当の事を……」
カイ「……そうだな……」
そう言ってカイは一瞬……一瞬だけ悲しい顔を見せ、すぐさまさっきみたいな子供みたいな顔に戻った



食事が済んだ頃、オレ達はミイとテリアに昨日の事を全て話した
ミイ「……え」
テリ「……嘘でしょ」
カイ「本当なんだ……だからオレ……明日死ぬは……」
さっきまで和気あいあいな雰囲気がぶち壊され、二人もどうリアクションすればいいのかわからない状況になっていた……
カイ「だから明朝オレは死ぬ……村のみんなにはオレ一人でどっかに旅だったとでも言ってくれ」カイはそう言って作り笑いで場を和まそうと頑張ってみたが無駄だった……
そりゃそうだ。この場で和んだら今にも泣きそうなミイの目から滝のように涙を流すだろう
ユキ「じゃ、オレ達はそろそろ帰るな……」
ミイ「えぇ!?なんで!?」
ユキ「(少しは場の空気読め、二人っきりにさせようじゃん)」
ミイ「(っあ、そっか……)じゃ、帰るね。おねぇちゃん」
テリ「っあ、ん……」
そう言ってオ達は自分達の家に帰った
書類状の結婚と言ってもお互い恋愛感情が無いわけではない……現にオレはミイを愛している。ミイもまたオレを愛している。カイ達もまた……
だからお互い最後の夜くらい愛している者と過ごしたいものだ
カイの家を出てすぐ赤い満月と何百ものの星のライトの下でオレはミイに聞きたい事を聞いた
ユキ「なぁ……ミイ……」
ミイ「何??」
ユキ「もし……もしだぞ!?オレが死んだら……どうする??」
ミイ「一緒に死ぬ!?」
躊躇なしかよ……
ユキ「なぁミイ……オレが死んだらオレの分も生きてくれ……」
ミイ「……」
ユキ「約束してくれ……」オレはミイの返事を聞かず自分の家に上がった
ユキ「オレ……もう寝るな……」
ミイ「……うん。……ねぇユキ……ユキも死ななよね……」
ユキ「……オレは死なねぇよ」
家の扉を閉めたとき、オレはごめんと心の中で謝った



寝静まる夜……オレは手紙を書いた。受取人はミイとテリア……
内容はこんな感じだ……『この村は人を殺せばその被告人を死刑にする決まりがある……
だから……カイを殺したらオレも死ぬ……それで……オレ達が死んだ後、この剣を売って幸せに暮らしてくれ……』
オレは村に一つしかないポストに震える手を突っ込んで入れた



翌日……つまり剣を抜いてから三日が立つ……
オレ達はカイの発案で村の端にある林の中でやることとなった
オレはクリムゾンハートを布キレから取り出し構えた
この剣を構えたとき、この剣は嬉しそうに震えた……人の血が好きなのか……この剣は……
カイ「一思いにやってくれよ……」
ユキ「カイ……」
カイ「ごめんな……ユキ……辛い思いをさせて……」
オレは震え手を押さえてカイの心臓を突き刺した
肉を貫く感触が嫌に伝わる……
人を殺したことがないわけではない……
でもこれは精神的にくる……
ユキ「カイ……」オレは堪えれきれず涙を流した……
涙なんて親が死んだ時以来だ……
オレはすぐさまクリムゾンハートを地面に突き刺し、カイのそばによった……
ユキ「……っく……カイ……」
カイの瞼を閉ざしながら涙を堪えよとしていると、急に誰かがオレの腕を掴んだ
ユキ「!?」
見ると村の青年達だった
ユキ「離せ!?オレにはやることがあるんだ!?だから……」
オレは掴みかかる青年達を突き放そうとするが、ただ暴れているだけだと思ったのかオレを押し倒し捕捉した



ミイ「ふわぁ~~……どうかしたんですか??」
村が騒がしいためどうかしたのかとミイが聞くと
女性「っあ!?ミイちゃん!?あんたの夫のユキさん!?カイさんを刺し殺したらしいわよ!?それで今から公開処刑するらしいわよ!?」
ミイ「えぇ!?」



オレは手枷を付けられてギロチン台まで歩かされていた
ユキ「オレは逃げない!?だから離してくれ!?」
オレは死んでもいい……だから……カイの死を無駄にはしたくない……ミイが生きる世界だけは死んでほしくない……
オレは抵抗するがガッチリと掴まれて何もできないでいた……そんなとき……
ミイ「ユキィ~~!?」
ミイの声だとオレは振り返った
ミイ「違うんですみなさん!?ユキはみんなを守るためにやったことなんです!?ですから……ッキャァ!?」
ミイは大声で叫ぶが誰も聞く耳を持たず、その変わりにオレの妻だと言うことでミイも罪だと言う人もいた
男性「この人殺しの女!?」
女性「だから都会者と一緒に暮らしたくなかったんだよ!?」
石を投げる人や倒れたミイに上からの足の暴力で村のみんなはミイを囲んだ
ユキ「テメェラァァ~~!?やめろぉ~~!?ドケェ!?」
オレは足で腕を掴んでいる奴らを蹴り倒してミイを囲む奴らを蹴り飛ばした
ユキ「ミイ!?大丈夫か??」
オレは横たわるミイをゆっくり抱いた
ミイ「……ユキ……早く……逃げて……」
ミイの震える手を握りしめオレは村の人達に睨みつけた
男性「うぉぉぉ……!?」
一人鎌を持った男がオレに襲い掛かってきた。今避けたらミイに当たる……オレはミイを強く抱きしめたが、ミイはオレを突き放し自分から刺さりに行った
ユキ「ミイぃぃぃぃ!?!?」
ためらうかのようにゆっくりと倒れるミイ……刺した本人は頭から血が退いたように青ざめて倒れた。オレは倒れたミイの側に寄った。ミイはゆっくりとオレの頬に手を当て
ミイ「ユ……キぃ……愛し……てる……」
オレの頬に手を当てる力を無くしたミイは最後。微笑んで息絶えた
ユキ「……てめぇらぁぁぁぁ!?!?」
オレは腰につけたダガーを抜き、5メートルくらい離れてオレを囲むみんなを睨みつけた。ミナゴロシにしてやろうと思った……
しかし、猛虎と化したオレが獲物に飛び掛かろうとしたときだった。背中から槍がオレの体に貫通していた
誰だ……さっきまで……槍なんて喰らう距離にオレはいなかったはず……
オレは残された力を振り絞り首を後ろに回すとミイの最後の笑顔を光の笑顔というならばコイツの笑みは闇の笑みだった。笑顔ではない……笑みだ
ユキ「テメェは……テリア……」
テリ「大人しく死になさい」
小さな虫を見るかのようにテリアが言うと槍を掴む力が強まった
ユキ「がぁ……」
テリアが槍を抜くのと同時にオレは前に倒れた
ユキ「ミ……イ……」
オレは最後の最後の力を振り絞り……オレはミイの力のない手を握りしめ、ミイの後を追った
テリアは二つの死体を見下し鼻で笑った
この話しは全てはテリアが仕組んだことだったのだ……
テリアは知っていたのだ……クリムゾンハートを手に入れるためには一人の心臓を捧げなければならない……そこでテリアはちょうどこの村で出会ったオレ達をトレジャーハンターにした。そしてこの剣の隠し場所がしるされた地図の在りかに行かせてクリムゾンハートを持って来させ二人の内、一人を殺させる
死ぬ前にこの村に帰ってくるだろうと予想し、帰ってきたらカイに場所を指定し、予め誰かにその場所で殺しが行われると告げると片方も死にもう一方も村の決まりで罪で死ぬ、そして残った剣はテリアが売って富豪となる計画だった……
しかし……
テリアの計算は狂った……
テリアはこのどさくさに紛れてクリムゾンハートを隠していた
テリ「後はオークションにかけて終わりね……フフぅ……このお宝なら億はくだらないわ……あいつらがバカでよかったわ。」
テリアは堪えきれず悪魔のように高笑いした
クリ『約束の日がきたぞ……人間……』
テリ「……!?誰!?」
今はカイの死体とオレとミイの死体の処理でこの村に誰もいないはずなのにと回りを見渡すが誰もいない……
クリ『どうした??人間……あの小僧の心の臓はどこだ……』
テリ「誰!?誰なの!?」
クリ『我が名はクリムゾンハート……破滅の使者なり……』
テリ「何!?カイの心臓を捧げたんじゃ……」
クリ『奴は捧げられてはおらんぞ……』
テリ「嘘でしょ……」
テリアはそう呟きながら剣から後退すると、そこは日が高く見える窓……
クリ『久々に血が飲めないのが残念だが……こちらはこちらで楽しませてもらうぞ』そうクリムゾンハートが言うと剣は種から葉を出すように剣が割れ、つぼみが花開く様に人の体が出た
真紅の瞳と真紅の長い髪……赤を中心とした人……それが破滅の使者……クリムゾンハート……
クリ「It's show time!?」
キザナ笑みをテリアに見せるとクリムゾンハートは逃げ場のないテリアに近づいた……
テリ「いや……いや!?……きゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」



THE End





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Last updated  2005.11.29 17:18:55
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