言葉の散歩路

2004年02月11日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
家の亭主はほとんど休みがない。
もとい、休まない。
具合悪くても「熱があるんだ」「だりい・・・」「ふらふらする」などと言いながら休まない。かえって動いたりするやつだ。
「休んだら?」「寝てたら?」「薬飲めば?」
なんて言ってるとそのうち
「ああーうるせーっ」
                 ・・・だ。
だから近頃はあんまり言わない。
そーすると
「心配とかしねーんだなぁ…つめてーな」


      ・・・・ 知るかっ ̄- ̄∥


それからこの亭主は、子供を長く見られない。
お互いに(自分と子供)機嫌がいい時に、都合が(自分の)いい時
に、見る。
だから眠くなったり(どっちも)、テレビが見たくなったり(自分が)したら
「おい、まだか」
だ。

けど、お風呂掃除とか(家は2日に1回)、ゴミ出しとか(これは毎日)、洗い物とか(たまに)、洗濯とか(私が回しっぱなしで寝ちゃった時なんか)、掃除機かけとか(あまりに汚いのに私が掃除しない時など ̄∇ ̄)、家の事はよくやってくれる方だと思う。

だから、私が具合悪くなると、彼は ひじょーに 機嫌が悪くなる。


私が具合悪い → 「家の事は俺がやる」という使命感 → しかし彼は子供の面倒は見られない → しかし具合の悪い私がうろうろしているのはかえって目障りだ → 使命感はあるがやはり面倒くさい → いらいらする →  いらいら  →  いらいら いらいら  → (私が具合悪いの発見と同時に) 「あーーーん!?」
となる。

彼は何でもやってくれるいい人だ。
しかし、誰にでも欠点はある。

たとえば、 ぴぴっぴぴっ!
彼はお風呂に入ったあとで汚れ仕事をするのがとても嫌いだ。(みんなそう、でしょうね)

我が家の場合、「今なくなった」んじゃなくて昨日の内になくなったのにすっっかり翌日の、それも夜まで私が忘れきっている、という場合が多い。この「忘れきっている」が彼の繊細な神経にとても障るらしい。
それらがわかっているから、自分で入れようとする。
しかし、家の外周り関係は彼の担当部署である。
灯油の置き場所もその一つ。
メインのヒーターは灯油を入れなくてもいいタイプだから、我が家の灯油入れ作業はたまーに、だ。

「ねえ、灯油、どこ?」

この一言が彼の中の何かを攻撃したらしい。
一気に顔色が変わり、彼は悪魔に変身する。少なくとも私にはそう見える。
「なんでおめーはいっつもそーなんだ」とか「なんで俺が今頃になってこんな事しなきゃなんねーんだ」とか「いっつもいっつもあったまくるぜー」とか、なんだかんだ文句を言いながら上着を着込み、狭い玄関がますます狭くなるという理由から外へ出したらしい灯油を入れ始める。

私は別に頼んだわけではない。

「・・・  あのぉ、私がやるけど。」

聞こえていないのか。

「私がやるってば。」

「いーからあっちいってろ!じゃまだ!!」

いつもこーなのだ。
何でもよくやってくれるが、一言、いや二言三言・・・十言以上多いのだ。
やってくれるのは有り難い。
でも、やってくれるなら気持ちよくやってくれないかな。
文句言われてまでやってもらわなくていいんだけど。
「俺がやってやった」なんて思ってたらすっっっごおおおおく嫌なんですけど?
立場が反対だったら、すごおおおおく嫌じゃない?
素直に「ありがとう」って、言えなくなるの。
死んでも「ありがとう」なんて言うもんかっ!!って気持ちがわいてきちゃうの。
わかってくれないかなあ。損をするのはあなただってーのに。

おとといだったか。
彼は深夜残業で夜中に帰ってきた。
たまにあるけど、私と子供はもう寝てる。
彼は夜中に、お風呂に入って、ちょうどお風呂を洗う日だったりすると、ついでに洗っておいてくれたりする。ついでに洗濯までしてくれちゃったりする。とっても助かってるし、感謝してる。

がっ!

私は朝、ばたばたしている。
何時に起きても、やっぱりばたばたしている。
特別朝ご飯の用意とかお弁当の用意とかもなくて、大変じゃない時でもばたばたしている。
元来のんびり屋だし急ぐというのが何より苦手だ。

お風呂掃除の日は朝少し早く起きて洗う事にしている。
でもたまには忘れてしまうこともある。(忘れたい時もある)
その日もそうだった。・・・思い出すのが少ーし遅かった。
お風呂の戸を開けて、ゆうべ彼が洗ってくれたかどうか確かめる。
いつもならお風呂の蓋をびろーんと広げてたてて置いてある。
でも蓋は、ふつーにお風呂の蓋になっている。
「洗ってないな」
と判断した。
ばたばたしてる朝だもの、じっくりなんて見るわけない。
蓋を少しだけ開けて、洗濯機へ汲み出す。
洗濯機に満タンにしたら、後は全部抜く。
その間に朝ご飯を食べていたら亭主が起きてきた。
「おはよー。ねむてー」
 ・・・ここではまだ普通の人だ。
そして彼は顔を洗いに行って、お風呂の様子を発見する。

「あ。」 「あれ?」
すたすたと私の所まで戻ってきて
「もしかして、抜いたん・・・?(見ればわかるだろーに)
「ばっっっっっっかじゃねー!?俺が洗ったってのにぃー!!」

ここからしばらく彼の中に巣くう悪魔が彼を支配する。。。

「わざわざ夜中に洗ったのに」「せっっかく俺があんな思いして洗ったってのに」「あー全部無駄だ」「洗わなきゃよかったぜー」

等々。
うるさい。たまらず
「水抜いただけでしょー?別に汚した訳じゃないじゃないのー」
と言う。すると
「なんでおめーはいっつも・・・なんで素直に謝れねーんだ!!」
悪魔になんぞいい顔はしない。
「そっちがそんな言い方するからでしょー!?」


人には「言い方」というものがある。
彼にはことある毎に言っている。
「どんなに自分が正しくて、どんなに相手が間違ってても、そこには言い方ってものがあるの。その言い方一つで、相手が素直になれたり、逆にコノヤローってなったりするの。逆の立場になって考えたらわかるでしょ?」

この場合、私の理想としては
「俺、洗ったのにー・・・もったいねー、ばっかだなあー」
くらい。そーなれば
「ああーそーかなーとも思ったんだけど・・・よく確かめなかったねー、ごめんねー」
と素直になれるわけで・・・・。
勝手な言い分だろーか・・・・・?


毎度毎度、彼も言っていることはわかるようだが
「うるせー」と言うのがほとんどだ。
てれくさいのもあるよーだけど。
しかし・・・「逆の立場になって考えてみて」
というのがどうも苦手分野らしい。
「・・・難しい事言うな」

ちっとも難しい事言ってませんけど(T-T)



そして今日、めったに休みのない彼が、休みだった。
そして私はゆうべから具合が悪い。
しばらく前からおなかが痛かったが、ゆうべから頭痛と全身の痛みとぴりぴり感もプラスされた。


かくして、繊細な彼は久しぶりの休日を、1日中イライラする羽目になった。可哀想に。
具合が悪い上に気をつかわなくてはいけない私はもう少し可哀想。
振り回される子供達はもっと可哀想。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年02月12日 17時10分58秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: