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民主の敵ー政権交代に大義ありー(新潮新書)【電子書籍】[ 野田佳彦 ]
野党の勝利と言っているが、本当にそうか?
自民党がノーと言われただけで、他の政党がイエスと言われたわけではない。
実際、自民・公明以外の党首のインタビューを聞いていても、野党で大連立をして自民を下野させようという意気込みは感じられない。
自分たちの要求を通すというよりは、消費税を下げさせるとか、社会保険料を下げさせるとか、103万円の壁を見直させるとか、枝葉末節を変えさせることが我が党の勝利、みたいなことばかりを話している。
情けない。
大躍進した参政党の党首、今後開発されるであろう電磁波とかバリアとかで核の脅威を感じなくなったら、世界の軍縮に努めると言っていた。
いやいや、あなたの文脈では日本も核兵器を持たなければ駄目というふうにしか聞こえないよ。
被爆国の矜持であった非核三原則を破るのか、という想定質問の答えがそれだなんて、なんとも苦しい。
きっと首相の首をすげ替えさせて、また何にも変わらずに終わったとき、もう一つ若い世代から極右のような政治家が現れて、日本の終わりの日が来るのかも知れない。
追記、朝日新聞がいいことを書いていた。
野党は全体として政権を託せる信頼を得られていない。
むしろ既成政治批判の中に埋没した感がある。
参政党が掲げる政策は誤解や偏見を助長する排外主義的な主張が目立つ。
政治が社会不安をあおり、寛容さを失う流れを容認するわけにはいかない
国会は複数の中小政党が一定の影響力を持ち合う多党化した姿に変わる。まずは自民党が体制を刷新して、新たな連立を含めて、政権の枠組みづくりを呼びかける責任がある
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