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2019年1月5日より昆明―麗江間の高速鉄道が開通している。2018年7月には昆明から大理までの高速鉄道が開通したが、現在では麗江まで延長されている。これにより、昆明―麗江間は航空機よりも鉄道の方が安く、便利となった。しかし、高速鉄道は1日3往復と本数が少ないので、事前に予約した方が良い。 なお、昆明―大理間の高速鉄道は、6:47~21:43の間に35本運行している(大体30分に1本ぐらいの頻度)。所要時間は約2時間、料金は2等硬座で145元。 大理―麗江間は、9:12~20:31の間に8本運行している。所要時間は1時間21分~2時間43分と列車によって異なり、料金も2等硬座で34~52元。以下に昆明―麗江間の高速鉄道時刻表を記す。<昆明―麗江> 料金は2等座席で197~220元 D8782 08:15昆明発、11:13麗江着(所要時間は2時間58分) D8786 15:03昆明発、18:25麗江着(所要時間は3時間22分) D8790 18:17昆明発、21:52麗江着(所要時間は3時間35分) K9602 20:25昆明発、翌朝05:50麗江着(所要時間は9時間25分) K9686 21:00昆明発、翌朝06:14麗江着(所要時間は9時間14分) K9616 22:00昆明発、翌朝06:36麗江着(所要時間は8時間36分) K9692 23:25昆明発、翌朝09:09麗江着(所要時間は9時間44分)<麗江―昆明> D8784 08:25麗江発、11:23昆明着(所要時間は2時間58分) D8788 13:05麗江発、16:41昆明着(所要時間は3時間36分) D8792 19:14麗江発、22:24昆明着(所要時間は3時間10分) K9698 19:28麗江発、翌朝04:45昆明着(所要時間は9時間17分) K9618 19:58麗江発、翌朝05:05昆明着(所要時間は9時間07分) K9688 21:20麗江発、翌朝06:29昆明着(所要時間は9時間09分) K9604 23:50麗江発、翌朝09:12昆明着(所要時間は9時間22分)※昆明―大理の発車時刻は以下を参照。 http://trains.ctrip.com/TrainSchedule/kunming-dali2/※大理―麗江の発車時刻は以下を参照。 http://trains.ctrip.com/TrainSchedule/dali2-lijiang/
2019/02/27
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2018年10月1日より雲南省の多くの観光地で入場料が値下げとなった。 確かに中国の観光地の入場料は他国と比較してかなり割高であった。今回の措置は利用者にとってはありがたいことである。また、入場料を払って入った観光地内に、さらに入場料を取るような施設についても改めるようにしたとのことだ。 今回の値下げは雲南省だけでなく、中国の他の省でも実施された。雲南省の場合、概ね30%前後の減額になったところが多い。以下に主な観光地の値下げ後入場料を記す。カッコ内は旧入場料。<昆明地区> 石林風景区 130元(以前は175元) 九郷風景区 60元(90元) 西山風景区 30元(40元)<大理地区> 大理崇聖寺三塔文化游覧区 75元(121元) 胡蝶泉 40元(60元) 石宝山 45元(65元) 沙渓古鎮 20元(65元)<麗江地区> 麗江玉龍雪山景区 入場料100元(130元)、大索道=ロープウェイ120元(180元) 麗江古城 50元(80元) 木府 40元(60元) 濾沽湖景区 70元(100元) 虎跳峡景区 35元(50元)<シャングリラ地区> 普達措国家公園 入場料100元(138元)、園内エコバス80元(120元) 松賛林寺 55元(80元) 巴拉格宗香格里拉大峡谷 110元(150元) 明永氷川景点 55元(78元) 飛来寺景点(梅里雪山) 40元(60元)<その他> 元陽ハニ梯田景区 70元(100元) シーサンパンナ熱帯植物園 80元(104元)
2018/10/03
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2018年7月1日より、昆明―大理間の高速鉄道が開通した。これまでは高速バスで4時間強、最も速い列車では5時間21分かかっていたが、乗車時間が1時間52分に短縮された(始発である昆明南駅からの乗車時間ではなく、昆明駅からの乗車時間)。料金は2等硬座で145元。しかも、昆明市内にある昆明駅から乗車できるできるので便利(始発は昆明南駅)。6時24分から21時43分の間に、21本が運行(昆明駅発の時刻)。途中停車駅は昆明駅、楚雄駅、南華駅、雲南驛駅、祥雲駅。今後、麗江まで延長する予定で(2018年末)、そうなれば、昆明から麗江までわずか3時間で行けることになる。 また、今回の高速鉄道の開通は高速バスの運行に大きな影響を与えた。バスの利用者減少対策として、昆明―大理間の運賃が減額され、昆明→大理の普快バスが110元から79元に、高快バスが137元から89元になった。 昆明駅の発車時刻は以下を参照。 http://trains.ctrip.com/TrainSchedule/kunming-dali2/
2018/07/09
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2018年6月26日、紅河州ハニ族イ族自治州元陽県にある老虎嘴で、豪雨により土砂崩れが発生。世界文化遺産に登録されている「雲南省紅河ハニ棚田」の老虎嘴風景区内の棚田約172.6ムー(11.5ヘクタール)が被害を受けた。 思普線行路のすぐ下から谷底まで、直線距離で約900メートル、幅数百メートルが崩れ、棚田が二つに分けられてしまった。幸い夜間に発生したため死傷者はいない。 これにより、老虎嘴風景区は閉鎖となった。なお、箐口、壩達、多依樹の各風景区は正常どおり一般公開されている。また、老虎嘴風景区閉鎖に伴い、「元陽ハニ棚田」の入場料が100元から、60元に変更された。 なお、雨季が終わってから棚田の修復が予定されている。 ※春城晩報より抜粋。しかし、被害面積(11.5ヘクタール)と記者の説明(直線距離で約900メートル、幅数百メートルが崩れ)に多少の数字の違いがある。
2018/07/01
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2017年8月29日に地下鉄3号線(東部汽車站―西山公園站)が開通し、これにより昆明市内から長水空港まで地下鉄で行けることになった。ただし、市の中心部からは「東部汽車站」で6号線に乗り換えなければならない。昆明駅からだと、「東風広場站」と「東部汽車站」の2か所で乗り換えが必要。また、空港からは西北バスターミナルを除き、東、西、南、北の長距離バスターミナルへも地下鉄で行ける。 これまでの地下鉄1,2号線は市の南北を貫いており、今回の3号線開通により東西への路線ができた。おおざっぱに言えば、これで昆明市を十字に地下鉄が走ることになった。 市中心部である「東風広場站」から「機場中心站(空港)」まで乗り換え待ち時間を含めなければ、所要時間は約30分。料金は5元。 「機場中心站(空港)」からの始発は6:20、終電は22:20。 ※15分に1本運行 「東部汽車站」からの始発は6:20、終電は22:20。(路線図は雲南網からの転載)
2017/09/02
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今年の昆明は雨が多い。特に昨夜の雨は激しかった。昨夜18時から深夜3時までの9時間の降雨が129ミリ、最も激しかった地点で171.1ミリを記録した。1時間当たりの最大降雨量は79.9ミリ。そのため市内の多くの箇所で道路が水没したため交通が遮断された。 特に被害がひどいのは昆明市北駅のアンダーパス。アンダーパスに水がたまりプール状態。友人のマンションでも電気系統の設備が浸水したため電気も水も使えないとのこと。2013年の大雨の時は知内中心部を流れる磐龍江が氾濫し地下駐車場が水没したと言っていたが、今回は大丈夫だっただろうか? また、ある友人は昨夜出張から戻る途中、深夜11時過ぎに昆明の長水空港に到着したが、道路が水没したため車が通れなくなり、帰宅したのが早朝5時になったと言っていた。 幸い地下鉄には影響がなかったとのことだが、現在建設中の路線では地下鉄駅構内が浸水する被害が出た様子。 この大雨についてもっと知りたい方は以下をご参照ください。 http://news.163.com/17/0720/11/CPPMQ83K00018AOR.html http://www.iqiyi.com/w_19rtvceof9.html http://weibo.com/ccwb?c=spr_qdhz_bd_baidusmt_weibo_s&nick=鏄ュ煄鏅氭姤&is_hot=1
2017/07/20
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2017年7月15日現在、雲南省昆明からラオスへ行く国際バスは4路線ある。いずれも昆明の南部バスターミナルから夕方に出発する。 昆明~ルアンパバーン(琅勃拉邦) 18:30発、所要約22時間、398元 昆明~ビエンチャン(万象) 18:00発、所要約32時間、587元 19:00発、所要約32時間、587元 昆明~フエサイ(会晒) 19:00発、所要約17時間、380元 昆明~パクセー(巴色) 18:30発、所要約48時間、720元 ※毎日の運行とは限らないので要事前確認昆明発フエサイ(ファイサーイ)行き国際バス。フエサイはラオス北西部のメコン川沿いの町。対岸はタイのチェンコーン。ここからタイに入国できる。昆明発パクセー行き国際バス。パクセーはラオス南部の町。周辺には世界文化遺産に登録されているワット・プー、フランス植民地時代の鉄道が見られるコーン島などがある。左側が昆明の南部バスターミナル、右側が地下鉄1号線「南部汽車站」駅。「昆明火車站」駅からは22分、料金は4元。地下鉄といっても、この辺りでは地上を走っている。「南部汽車站」駅から市中心部方面への始発と終電は以下の通り。 「南部汽車站」駅始発 06:20 「南部汽車站」駅終電 23:05
2017/07/18
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昨年12月ごろ、知り合いの中国人が「パスポートを派出所に預けなければならなくなった」と言った。「どうして?」と聞くと、その人は「私の戸籍はシャングリラだから」と答えた。 シャングリラは雲南省の西北部、チベット自治区に接し、チベット族が多く住む地域だ。彼女の話をさらに聞くと、どうやらチベット族の動きをコントロールするのが目的のよう。ちなみにその人はチベット族ではなく、他の少数民族である。しかし、預かる対象をチベット族だけにすると敏感な問題になるので、その地域に戸籍がある人すべてにしたのだろう。 外国人にとってはちょっと考えられないこと・・・。しかし、もっと驚いたのは、その人がこのような措置に対して、特に何も思っていない様子だったことだ(普通のことのように話していた)。まあ、何か思ったところでどうしようもないんだろうが・・・。 ※写真はシャングリラのシンボル、梅里雪山(標高6740m)
2017/02/20
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2011年のブログ記事に昆明から麗江までの鉄道開通情報を掲載した。情報がかなり古くなったので、最新情報を掲載する。当初より運行本数が2本増えて1日6往復となった。所要時間は約7~10時間。 <昆明―麗江> ※料金は硬座89元、軟座137元、硬臥152元、軟臥246元 K9612 09:40昆明発、17:47麗江着(所要時間は8時間7分) K9682 11:45昆明発、10;04麗江着(所要時間は7時間19分) K9606 20:55昆明発、翌朝06:05麗江着(所要時間は9時間10分) K9686 21:21昆明発、翌朝06:43麗江着(所要時間は9時間22分) K9684 21:44昆明発、翌朝07:10麗江着(所要時間は9時間26分) K9604 22:14昆明発、翌朝08:35麗江着(所要時間は10時間21分)<麗江―昆明> K9608 08:00麗江発、15:48昆明着(所要時間は7時間48分) K9688 09:20麗江発、16:13昆明着(所要時間は6時間53分) K9618 20:00麗江発、翌朝05:01昆明着(所要時間は9時間01分) K9614 21:10麗江発、翌朝05:49昆明着(所要時間は8時間39分) K9684 21:50麗江発、翌朝07:48昆明着(所要時間は9時間58分) K9604 22:50麗江発、翌朝09:01昆明着(所要時間は10時間11分)※2019年1月5日より昆明―麗江は高速鉄道が運行を開始した。詳細はこちら。 ついでに、昆明からベトナム国境の町、河口までの情報も加えておく。この路線も運行本数が2本増え、1日4往復となっている。ご存知かと思うが、この線路はかつてフランスが敷設したものではなく、新たに敷設したもの。フランスが敷設した滇越鉄道については昆明北駅近くにある雲南鉄路博物館に詳細な展示がされている。<昆明-河口北> ※料金は硬座54.5元、硬臥113.5元、軟臥176元 K9832 10:45昆明発、16:20河口北着(所要時間は5時間35分) K9826 12:45昆明発、18:39河口北着(所要時間は5時間54分) K9822 16:05昆明発、21:30河口北着(所要時間は5時間25分) K9816 22:48昆明発、翌朝0601河口北着(所要時間は7時間13分)<河口北-昆明> K9818 07:00河口北発、12:15昆明着(所要時間は5時間15分) K9828 10:00河口北発、15:38昆明着(所要時間は5時間38分) K9694 17:00河口北発、22:26昆明着(所要時間は5時間26分)※大理には翌朝07:35着 K9824 22:55河口北発、翌朝06:43昆明着(所要時間は7時間48分)
2017/02/16
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2016年の秋ごろから市内でレンタル自転車を見かけるようになった。レンタル自転車と言っても、日本人が一般的に想像するものとはちょっと違う。店へ行って借りるのではなく、スマホに専用アプリをダウンロードして利用する。使い終わったら、「どこに停めておいてもよい」という。 その利用方法はいたって簡単。1.停めてあるレンタル自転車を探す(結構あちこちで見かける)。見つからなければ、専用アプリで現在地周辺にあるレンタル自転車の位置を確認し、そこへ行く。2.自転車のサドル下にある後輪ロック部のQRコードをスマホで読み取る。そして、アプリに沿って操作するとロックが解除され使用できる。3.使用後は歩道の端っこ等の邪魔にならない場所に停めて、再度QRコードを読み取り、終了手続きをする。 利用料金の支払いは中国人ならだれでも利用している「支付宝(アリペイ)」という電子決済だ。つまり、QRコードで読み取る時にその決済も同時に済ませている。ご存知だと思うが、スマホを利用した電子決済は中国が日本の先を行っている。 現在、昆明では3社が競合している。車体が黄と青の「永安」、黄色の「ofo」、シルバーの車体に赤の車輪の「摩拝」で、いずれも街の中で目立つ色使い。利用料金と保証金は以下の通り。 永安:利用料金は30分0.5元(保証金は99元) ofo:利用料金は1時間1元(保証金は99元) 摩拝:30分1元(保証金299元) 借りた自転車を所定の場所に返す必要がなく便利なこと、利用料金が安いこと、そして市内の交通渋滞がひどいことなどから一気に普及し、その台数が増えた。通勤通学ラッシュ時でなければ、個人所有の自転車よりも、これらのレンタル自転車の方が多く走っている感じだ。 利用者にとっては便利なレンタル自転車だが、その普及が進むと問題点もメディアなどに取り上げられるようになった。最初の頃は利用者のマナーの悪さを訴えるものだった。例えば、利用後チェーンロックをかけて自分しか利用できないようにしたり、他の人が見えないような場所に隠したりとか、サドルなどのパーツを盗むとか、故意にゴミ箱の中に入れるとかだった。その後、台数が増えると、利用後放置されている自転車が邪魔だということになった。日本における市内の放置自転車問題と同様の問題か。 そこで、昆明市政府が動くこととなった。今年の3月末までに1万5000台の自転車を投入し、市内の500か所にその保管場所を設置するそうだ(最終的には市内2300か所)。利用料金は1時間以内は無料、その後30分ごとに0.5元で1日の最高額が15元ということだ。 実は2012年から市政府は公共自転車を配置しているが、貸出・返却場所が限定され、不便なため利用が進まなかった。保管場所をバス停並みに増やしたところで、市民は利用してくれるだろうか。疑問が残る。そして、民間業者との競争はどうなるのか。民間業者にも保管場所への駐輪を強制することになれば、全体の利用が低下してしまうかもしれない。この後、どうなるのだろうか。気になるところだ。 ※上海では自転車ではなく自動車の「カーシェアリング」を開始したようだ。初乗り15元(250円)で30分まで利用できるとのこと。 その記事はこちらから。
2017/02/14
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2015年5月31日の春城晩報によると、今年の9月1日より大理古城の古城維持費として一人30元を徴収するとのこと。麗江古城ではすでに徴収されており(80元)、以前から大理でもという議論があったが、いよいよ実施されることになったわけだ。 記事によると大理古城の年間観光客は500万人とのこと。仮にその半分から古城維持費を徴収できたとすると年間7500万元(約1億5000万円)の収入になる。徴収にかかわる諸経費も発生するだろうが、新たな大きな収入源になることは確かだ。 大理古城の維持費という名目だが、はたしてきちんと使われるのであろうか。疑問を持ってしまう。また、大理周辺の観光地の入場料も高いのに、さらに古城維持費も支払わなければならないというのは、旅行客にとって新たな負担増となる。 中国では安易に旅行客に負担を求めるが、まずは自己努力をしてからにしてもらいたいものだと思う。
2015/06/02
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2015年1月4日の春城晩報によると、2015年1月3日午前2時50分頃、雲南省大理ペー族自治州、巍山イ族会族自治県南詔鎮中心部にある明代の古跡、拱辰楼で火災が発生し全焼したとのこと。 拱辰楼は、巍山古城を囲んだ城壁(現在は一部分しか残っていない)の北門上にある城楼で、1390年(明の洪武二十三年)に建造された価値ある歴史建造物。また、巍山は南詔国の発祥地であり、南詔国滅亡後は大理国が起こり、元のフビライに征服されるまでは政治的に独立をたもっていた。 私も巍山には数度行ったことがあるが、この拱辰楼は小さな天安門といった感じで、この門をくぐると歩行者専用道路となった道の両脇には古い民家や店屋が軒を連ねていた。巍山古城は大理古城や麗江古城のような観光地とは違って、地元の人の生活感が残っている静かな落ち着いたところ。郊外には道教の名山である巍宝山があり、藍の絞り染めや、柔らかいとろけるような豚肉を上にのせた「パーロウアールスー(地元の特産ヌードル)」が有名。巍山は大理の下関から南にバスで1時間ほどのところに位置する。 巍山古城のシンボルである拱辰楼が焼失してしまったのは本当に残念。今後再建する場合は、観光客受けする偽物ではなく、以前の建築物の忠実な復元を目指してほしいと願う。
2015/01/05
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2014年12月10日、雲南省昆明市から河口(ベトナム国境の町)までの鉄道が開通した。所要時間は6時間ちょっとで料金は約70元。長距離バスのように昆明郊外のバスターミナルへ行かなくても昆明駅から乗車できて便利。しかも、バスより安全、快適(多分)。 ちなみに、この路線は前回掲載の滇越鉄道とは異なる新しく敷設したもの。ベトナム側のラオカイの町から首都ハノイまでは高速道路が整備されているので、昆明を朝出発すれば夜にはハノイに到着できる。今学期の授業を終えたら、避暑がてらベトナムにでも行ってこようか。<昆明-河口北の運行スケジュールと料金> 09:32昆明発 15:51河口北着 17:38昆明発 23:44河口北着 06:20河口北発 12:20昆明着 16:22河口北発 07:22大理着(22:35昆明着) ※夕方河口を発車するのは昆明経由大理行き 昆明―河口北間の料金は硬座70.5元、硬臥121.5元、軟臥182元 河口北―大理は硬座130.5元、硬臥218.5元、軟臥324元2017年2月16日の記事に最新情報を掲載しました。
2014/12/16
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2013年10月に雲南鉄路博物館の休館情報についての記事を書いたが、現在すでに開館されているのでその情報を掲載する。◎雲南鉄路博物館 住所:昆明市昆明北駅敷地内 開館時間:9時~17時 休館日:月曜日と火曜日 料金:10元<展示内容> 20世紀初頭にフランスにより建設された、昆明とベトナムのハノイを結ぶ滇越鉄路(雲南部分についてのみ)に関する展示が主体。豊富な写真資料のほか、蒸気機関車等の鉄道車両展示も興味深い。鉄道について詳しくない方でも写真や展示物を見ることで十分楽しむことができる。
2014/12/15
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今朝、テレビのニュースをつけていたら、ホン○ンの「でも」について取り上げていた。これまで規制されていたようだが、対話に応じることになり、とりあえずは最悪の状況が回避されたからOKとなったのだろうか? その報道の全部を見たわけではないが、放映されていた内容はホン○ン市民の「でも」に対する声を取り上げたものだった。一人目は薬局店らしき主人の話で、通常なら10月初旬は中国の国慶節にあたり多くの中国本土からの観光客でにぎわうのだが、今年は平年の7割程度の客しか来ず、商売に影響をきたしているという内容。二人目は「でも」反対派組織に属する人物で、お決まりの発言。3人目は一般市民らしき女性で、これまた同様の感じ。そして、画面はニュースキャスターに切り替わった。 「でも」について報道されていても、その参加者の生の声がない・・・(ため息)。
2014/10/03
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昆明の春城晩報で気になった記事があった。私が借りているアパートの近くのマンションのことだ。 いつも近所の人と広場で踊りを楽しんでいる高齢者の王さんが久しく顔を見せないので、仲間の一人が心配して電話をしてみた。すると、エレベーターが故障して使えないので外出できないとのこと。最初は王さんが単なる言い訳を言っていたのだろうと思っていた仲間だったが、その後も一向に現れないのを不審に思い、彼の部屋を訪ねることにした。 マンションに着いてみたら、エレベータの故障というのは本当のことだった。もう1か月ほど故障のままだという。彼の部屋は12階にあり、80歳を超えた王さんが階段を使って往復するには30分もかかってしまう。そのため、どうしてもしなければならない用事ではない限り外出していないとのこと。 マンションの住人がマンション管理業者に修理を頼んでも、修理費(日本円にして約20万円)を住人が先に支払わなければ修理できないと主張しているらしい。また、このエレベーターは設置後9年経っているので、無料保証期間も過ぎているという。 日本でもそうだが、中国の集合住宅の場合も、毎月「物管費」と呼ばれる管理費を集合住宅管理業者に支払うことになっている。そうであれば、エレベーターの修理費についてもこの管理会社が負担するべきだと普通は考えるのだが、中国ではそうではないようだ。ちなみにこのエレベーターを利用しているのは32戸で、現在修理費の半額ほどが集まっている。しかし、費用負担について同意しない住人もいるため、修理できない状態が続いているのだ。 今後、この問題がどう解決されるの不明だが、どこのマンションでも起こりかねないことのように思う。やはり、高層マンションに住むのだったら、上方の階は避けるべきなのかもしれない。
2014/10/02
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先週の作文授業のテーマは「ことば」、学生が提出した作文の中、ひと際、印象に残るものがあった。彼女はこう書いていた。 「私は生れてから小学校に行くまで、○○族の言葉しか話せませんでした。学校に行くようになってから漢族の言葉(いわゆる中国語のこと)をはじめて学び、だんだん話せるようになりました。次に、英語を学びました。さらに大学では、日本語を勉強しています。・・・・・・(途中省略)私は家では○○族の言葉を話し、友達とは地方の方言を話し、学校では漢族の言葉を使い、そして授業では日本語や英語を勉強しています。・・・・・・」 彼女はそれぞれの状況でことばを使い分けているというわけだ。しかも、そこに、英語と日本語という外国語も入っている。作文の中で彼女は当たり前のように書いているが、私からすると、なんとも複雑な言語環境にいるなと感心してしまう。彼女の日本語レベルはクラスでも上の方なので、言ってみれば、民族の言語と中国語と日本語の3ヶ国語が話せることになる。たいしたものだ。
2014/06/17
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2014年4月30日、昆明市北部の「北部汽車站(北部バスターミナル駅)」から昆明市南部の呈貢区にある「大学城南站(大学城南駅)」までの地下鉄が開通し試験営業を始めた。路線距離は42.1kmで、始点・終点を含め31駅。2010年の工事開始から4年かけて、ようやく市中心部を通るようになった。今後は、北京路上を主とした南北の移動が楽になるだろう。 旅行者にとっては、市中心部の「東風広場站」、大理・麗江及び他省の都市と鉄道で結ばれている「昆明火車站(昆明駅)」、そして景洪(シーサンパンナ)・元陽(棚田で有名な世界遺産)・ラオス行きバスが発着する「南部汽車站(南部バスターミナル駅)」等へ向かう際、利用価値が高い。ただし、昆明の長水国際空港からの地下鉄路線は、まだ市内まで達しておらず、「東部汽車站(東部バスターミナル駅)」で一旦下車し、他の交通機関に乗り換え、市内に入らなければならない。 なお、営業時間は6:20~22:00までで、運賃は2元から。日本のような乗車券(切符)を販売せず、カードタイプとなっている。
2014/05/02
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先週の土曜日からMSNおよびoutlookのサイトへの接続がまともにできない。中国国内サイトは問題ないのだが・・・。もちろん、こういうことはこれまでよく起こっていたが、3日連続というのは記憶にない。まったく困ったもんである。 ネットニュースが見られないので、昆明の新聞「春城晩報」(100元で年間購読している)を見ていた。そこからのニュースをひとつ紹介する。 「雲南鉄路博物館10月23日より臨時閉館」 昆明北駅(北京路)にある雲南鉄路博物館が10月23日から休館したとのこと。来年初めに会館予定。記事には休館理由は記載されていない(このあたりがこの国らしい。一般の人にその理由を知らせる必要もなかろうということか・・・)。 この博物館は、昆明市内の地下鉄工事のためこの数年館休館していたはず。今年の6月末に様子を見に行った時も閉まっており、会館予定の案内も何も見当たらなかった。それが、夏以降、いつのまにか再び一般開放されていたらしい。そして、また今回の臨時休館。 鉄道オタクではないけれど、以前から一度訪れてみたいと思っているので、来年、再び一般開放が開始されたら見学に行こうと思う。
2013/10/28
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今朝、朝食を取っていたら、台所からガシャンというガラスが割れる大きな音が聞こえた。急いで台所へ行ってみると、なんと台所の照明が床に落ちていた。この照明、見かけは中国人的におしゃれなようだが、暗くて実用性に欠ける。しかもガラス製で危険。 照明が落下して分かったことだが、もし頭上に落ちてきたらケガをする。照明の総重量は3キロを超え、しかもライトを覆う部分がガラス製で角があり危ない。このような代物を天井につるすこと自体どうかと思う。地震の多い日本では、まずありえないだろう。 なぜ落下したのか?天上の取り付け部分をチェックしてみた。そうしたら、素人目にもわかる安易な設置方法。これでは、落下するのも無理はない。中国にケチをつけるわけではないが、中国人のこの手の工事人は技術がそう高くなく、やり方もいい加減なことが少なくない。おまけに、使用する物も粗悪だ。この照明、落ちるべくして落ちたのだ。 この部屋は借りている物件で、同様の照明がリビングを含め、まだ4か所取り付けてある。つまり、他の照明も落ちる可能性があるということだ。可能であれば、このような照明効果が低く、危険な物は取換えたいのだが、大家が同意するはずもなかろう。 なにしろ、このことを連絡したら、「1年も住んでいればそんなことも起こるだろう(起こるか!)。修理は自分でしなさい」と一蹴した人間だ。そう言えば、数ヶ月前、ベランダを改造した出窓部分の天上から水が漏れ、苦情を行った時もそうだった。「そもそも、ここはベランダなんだ。だから改造して出窓にしても水が漏れるもんなんだ」と。 このような発言、メンテナンスという概念の欠如か、あるいは自分が損することは断固受け入れないということなのだろうか。以前、これと似たようなことについて、何度か中国人と話をしたことがある。このようなトラブルの場合、大家が対応しなくても、多くの中国人は特におかしくはないと考えているようだ。習慣の違いか? いずれにしろ、ケガをしなくてよかったというところか。 しかし、自分で新しい照明を取り付けるのも馬鹿らしい(多分あと1年で引っ越すだろう)。かといって、照明がないのも不便だ。クリップ式照明でも買うことにしようか……。
2012/12/04
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昨日昆明でも反日デモがありました。私は行っていませんが、以下のアドレスから画像を見ることができます。http://image.baidu.com/i?ct=201326592&cl=2&lm=-1&nc=1&tn=baiduimage&fr=&pv=&word=%C0%A5%C3%F7%B7%B4%C8%D5%BB%F5&istype=2&z=0&fm=rs10#pn=0
2012/09/16
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2009年10月に大理と麗江を結ぶ大麗線が開通し、昆明から麗江まで鉄道を利用して一晩で行けるようになった。その終着駅は麗江東駅。 大麗線が開通して2年も経たないというのに、2011年8月17日(水)より麗江の駅が変更される。新しい駅は麗江の南7km玉龍県にできた「麗江駅」。10、16、18路の市バスが運行されている。所要約20~30分、料金は1元(だったか?)。タクシーの場合は、20元くらいだろう。これにともない、これまでの麗江東駅は貨物専用に変更される。 ちなみに、変更後の昆明―麗江の運行スケジュールは以下の通り。乗車時間は約8時間位なので、長距離バスとさほど変わらない。昆明の中心部から郊外にある昆明西部バスターミナルまで移動することを考慮すると、昆明から麗江へ行くには、バスより鉄道の方が便利だと言えよう。<運行スケジュール> K9610/K9611 10:20頃昆明発、18:25麗江着 K9602/K9603 23:02昆明発、翌朝07:01麗江着 K9606/K9607 22:25昆明発、翌朝06:16麗江着 K9604/K9601 08:51麗江発、16:50頃昆明着 K9608/K9605 22:21麗江発、翌朝06:50昆明着 K9612/K9609 21:25麗江発、翌朝06:03昆明着 2017年2月16日の記事に最新情報を掲載しました。
2011/08/15
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雲南省昆明の空港は市中心部からも近く、タクシーを利用しても20元前後だったため、これまで空港と市中心部を結ぶリムジンバスはなかった。それが、現在ではあるのだ。いつから運行するようになったのかは不明だが、半月ほど前、昆明駅近くの旧南窯バスターミナルで初めて見かけた。 1号線と2号線の2つのルートがあり、運賃は10元。1号線は空港―東風広場―小西門―勝利堂広場で、2号線は空港―旧南窯バスターミナル―菊花村。 この空港リムジンバス、今年の年末には空港が東郊外に移転する予定というから、そのことを考慮して事前に運行を始めたのだろう。
2011/08/12
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先日、紅河ハニ族イ族自治州、金平県モンラー郷の郊外にある温泉に行ってきた。雲南省では、これまで安寧(昆明近郊)、弥勒県(紅河ハニ族イ族自治州)、昌寧県鶏飛郷(保山市)、ニンラン県永寧郷(麗江市)、シャングリラ県天生橋の温泉に行ったことがあるが、いずれも満足できるような所ではなかった。しかし、「今度こそは」という思いで、一応、行ってみることにしたのだ。 昆明からベトナムと国境を接する金平県まではバスで10時間、126元。日本で10時間バスに乗ると言えば、ちょっと耐えがたいような気もするが、ここ中国にいるとなぜだか許せてしまう。 金平県に到着したのは午後8時。その夜は1泊30元の安宿(トイレ・シャワー付きのシンプルな部屋で清潔)に宿泊した。そして翌朝、乗合ワゴンでモンラー郷へと向かった。山道を下るにつれてバナナ畑が増えて来る。前回来た時よりもさらに増えているように見受けられる。約1時間20分ほどでモンラーに着いた。 村の人に聞いたところ、モンラーの村から温泉のある所まで約7キロらしい。バスはないが、村の横を流れる橋の付近から三輪車(タイのトゥクトゥクのようなバイク改造三輪車)をチャーターしていけるとのこと。しかし、時間もたっぷりあったので歩いて行くことにした。途中、道を歩いていた村人に道を尋ねたら、親切にもバイクで温泉まで送ってくれた。 このモンラー温泉、村の外れの林に面してひっそりとあったのだが、その日は旧正月を翌日に控えているため多数の村人で賑わっていた。事前にインターネットで調べた通りの露天風呂があり、そこには3、40人ほどが温泉につかっていた。しかし、湯船の中で体や頭を洗っていたのには興醒め。近くに寄って温泉の中に手を入れ、温度を確認すると、案の定ちょっとぬるかった。がっかり。 この大露天風呂(入浴料一人1元)は湯も汚れていて入る気になれなかったが、せっかくここまで来たのだからと考え直し、周辺にある個室温泉に行ってみた。個室は45分間で20元。1時間ほど順番待ちをした後、中に入ったが、湯はやはりちょっと汚く、お湯もぬるかった。そのため制限時間まで湯につかっている気にならず30分ほどで出た。 せっかく、昆明から10時間かけてここまで来たが、またしても失敗だった。雲南で温泉を楽しむのには、やはり、ミャンマーと国境を接する騰衝県まで行かなければならないか・・・。
2011/02/13
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昆明気象台の発表によると、今朝7時の気温は-0.6度。午前7時の気温が氷点下になったのはこの冬初めてだ(しかし、日中は天気がよかったので10数度にはなっっていただろう。)。確か1週間位前には、ほんのわずかだけれど雪というか、みぞれが少しだけ空から落ちてきた。 以前のブログでも書いているが、昆明の冬はそれなりに寒い。特に、家の中が・・・。中国南部は気温が低くなっても暖房で部屋を温める習慣があまりないから、北海道出身の私にとっては辛い。もちろん、私の部屋は電気ストーブをつけているので暖かだが、普通の食堂とかは入口の扉がなかったりするので外の気温とほとんど変わらない。 今年の春節は2月3日。春節に昆明にいても仕方がないので、どこか旅行にでも出かけようかと考えている。現在のところ、候補地は雲南省南部かその先のラオスかな?やはり、もう少し暖かい所に行きたいと思う。 昆明の冬はやっぱり寒い!
2011/01/21
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昨年9月に発生した尖閣問題以来、中国の新聞からは日本へのツアー旅行の広告が消えた。そして、ようやく先週からそれが復活した。この間、約3ヶ月ちょっと。日本の観光業界、特に中国人を当てにした所は(台湾人ではなく)、ダメージが大きかったのではないだろうか。 日本ツアーの新聞広告が掲載されたということは、おそらく、政府からOKの許可がもらえたということだろうから、日中両国の国民感情がまだぎくしゃくしているとはいえ、関係が改善されることだろう。 中国に暮らす日本人としては、ただでさえ過去の歴史問題で日本人に対する印象が悪いのに、さらにあのように人民の愛国心を煽り日本を敵視する事件の発生はちょっと辛いものがあった。だが、ようやく、すこしホッとできる感じだ。 とはいっても、日本国内ではきっと中国脅威論がますますさかんになるのだろう。本来であれば、日中韓で相互協力し、EUやアメリカ等を少しは牽制できるような関係になれればいいのだが・・・。(それは永遠に無理かもしれない)
2011/01/17
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実は、この1年間ほど雲南省で日本語を教えている。 中国人学生と日本人学生(私が学生だった頃)を比較すると、中国人学生は、やはり興味深い特徴がある。 一つは、授業中に質問すると必ず立ち上がって答えること。最初のうちは、「わざわざ立ち上がらなくてもいいのになぁ。」と気になっていたが、最近ではそれにも慣れてしまった。おそらく小学校の時から、当てられたら、まず、立ち上がること。そういう教育を受け続けているのだろう。 そして、さらに面白いことに、答えを言ったからといって勝手に座らないことだ。つまり、先生が「座っていいですよ。」と言うまで、ずっと立ち続けているのだ。これは、最近になってようやく理解したのだが、それまで「なんで、ずっと立ちっぱなしでいるのか?」と疑問に思っていたくらいだ。 他には、答えが分からなくても、「分かりません。」と言うことは、まずないということだ。それだから、なおさら立っている時間が増えてしまう。授業の無駄な時間を省くため、分からない時は粘らずに、「パス」とでも言わせようかなと思ったこともある(実際には実行してはいないが)。 分からないと言うことは、中国人にとって恥なのだろうか?あるいは、安易に諦めるなという教育でもしているのだろうか? ところで、私が大学生だった頃は、すでに20数年前。きっと、私が今の日本の大学生を見たら、不思議に感じることが結構あるのかもしれない。
2010/05/30
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昨夜、財布の中にお金がいくらあるか見た時、奇妙な1元札があるのに気づいた。表は普通の1元札だが、裏に何やら見慣れない文字が書かれている(右の画像)。 「まさか、偽札か?」と思い、他の紙幣と見比べてみたが、私の見た限り本物のようだ。 その1元札の裏には、どうも法リン功の正当性と江タクみん(党)を非難する内容が書かれているよう。知り合いの中国人にこの紙幣を見せてみると、「私も以前、見たことがあるよ。」とのこと。 法リン功は、党から弾圧を受けている気コウの集団。それに対し、このように抵抗しているわけなんだ・・・。確かに政府の発行する紙幣の裏を利用するというのも、なかなか凄い!でも、1元札にしかしていないとか・・・。
2010/05/04
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2009年12月に昆明市内の各所にあったバスターミナルが郊外の五つの新しいバスターミナルに統合されました。これにより、昆明駅東側に隣接していたバスターミナルをはじめとする以前のバスターミナルは閉鎖されました。ただし、駅から歩いて5分ほどの北京路沿い(西側)にある南窯バスターミナルだけは例外で、省外へ行くバスのターミナルとして2010年末までは営業を続けるそうです。 新しいバスターミナルはいずれも郊外にあり、昆明駅からバスで40分から1時間前後くらいかかります。市内の渋滞緩和策なのでしょうが、旅行者にとってはちょっと不便になりましたね。以下、バスターミナルの詳細情報です。昆明東部バスターミナル(Tel 0871-3833680)住所:盤龍区東三環状虹橋立体交差と両面寺立体交差の間、虹橋立体交差から東へ1キロアクセス:市内バス臨1(市内バス東バスセンター-東部バスターミナル)、臨2(北市区車場-東部バスターミナル)、60番(鉄道駅から1本北側の永勝路-東部バスターミナル)。●昆明市の石林県と宜良県、曲靖市の陸良県・師宗県・羅平県、文山チワン族ミャオ族自治州行き、建水県・石塀県・元陽県・緑春県・紅河県を除く紅河ハニ族イ族自治州※ベトナム国境の河口県や、金平県もここが発着 昆明西部バスターミナル(Tel 0871-5326258、5327326)住所:西山区馬街鎮春雨路与益寧路交差口東北側アクセス:市内バス80(昆明駅-西部バスターミナル)、82(南塀街-西部バスターミナル)、148番の他、6、附6、7、C2、C11、C8番。●大理ペー族自治州、華坪県を除く麗江市、怒江リス族自治州、迪慶チベット族自治州、保山市、臨滄市、徳宏タイ族ジンポー族自治州、普ジ(「さんずい」+「耳」)市の景東県と瀾滄県の上允鎮行き※大理古城行きバスもあり(11:10、11:50、12:30、13:10、13:50、14:40)、シャングリラ県や騰衝県もこのバスターミナルが発着昆明西北部バスターミナル(Tel 0871-8265359)住所:五華区普吉村西南、昆沙路交差点から約600m(普吉路公交修理場横)アクセス:市内バス1(市内バス東バスセンター-西北部バスターミナル)、8番(潘家湾-普吉)、121・189(潘家湾-西北部バスターミナル)、C1、C3、C10、C16番。●楚雄イ族自治州、麗江市の華坪県、四川省の攀枝花市、玉渓市の易門県、昆明の安寧市行き昆明南部バスターミナル(Tel 0871-7361722、7361683)住所:官渡区矣六郷新昆洛路東側、五臘村向い(新ロース湾商貿城横)アクセス:市内バス12、46、71C(南窯-南部バスターミナル)、154(永平路-新ロース湾商貿城)、170(菊花村-新ロース湾商貿城)、162番等。●易門県を除く玉渓市、景東県と瀾滄県の上允鎮を除く普ジ(「さんずい」+「耳」)市、シーサンパンナタイ族自治州、紅河ハニ族イ族自治州の建水県・石塀県・元陽県・緑春県・紅河県行き※ラオス行き国際バスもこのバスターミナルが発着昆明北部バスターミナル(Tel 0871-5727185)住所:盤龍区龍頭街羊腸、7204公路北側、昆曲高速公路金殿立体交差から1.1キロアクセス:市内バス臨3(北市区車場-北部バスターミナル)、23(昆明駅-北部バスターミナル)、182番(菊花村-北部バスターミナル)●昆明の東川区・嵩明県・尋甸県・禄勸県、陸良県・師宗県・羅平県を除く曲靖市、昭通市行き
2009/12/31
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来年の1月1日より、昆明―麗江間の直通列車が運行されます。所要時間は夜行列車で約9時間、昼間の列車で11時間ちょっとです。 以前は昆明駅周辺にバスターミナルがありましたが郊外に移転したため、鉄道を利用して麗江へ行くのもいいかもしれませんね。ちなみに麗江行きバスは、昆明西部バスターミナル発着です(馬街付近で昆明駅からバスで1時間くらいかかります)。昆明―麗江5652/3 08:20 昆明駅発 上段87元、中段93元、下段96元、硬座41元 17:09 大理着 19:29 麗江東駅着 K9606/7 22:00 昆明駅発 硬臥(ハードスリーパー)上段130元、中段137元、下段141元 翌朝6:55 麗江東駅着 軟臥(ソフトスリーパー)上段200元、下段207元 VIP寝台(コンパートメント貸切)614元麗江―昆明5654/1 09:27 麗江東駅発 上段87元、中段93元、下段96元、硬座41元 11:36 大理着 20:50 昆明駅着K9608/5 22:08 麗江東駅発 硬臥(ハードスリーパー)上段130元、中段137元、下段141元 翌朝7:08 昆明駅着 軟臥(ソフトスリーパー)上段200元、下段207元 VIP寝台(コンパートメント貸切)614元
2009/12/25
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9月末に大理―麗江間の鉄道が開通し、昆明から麗江まで鉄道で行けるようになりました。ちなみに、所要時間は12時間くらいで、料金は最も安い硬座で107元のようです。昆明から麗江までバスで8時間くらいですので、鉄道はあまりメリットがあるとは言えませんが、夜行バスに乗って行こうと考えている方には、寝台列車で横たわれる鉄道のほうが良いかもしれません。 新聞の報道によりますと、麗江から香格里拉までは現在も工事中で、完成するにはまだかなりかかるようです。
2009/10/04
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今年は何故だか松茸をたくさん貰う。すでに二人の知人から2キロほども貰った。一回に貰ったのはそれぞれ1キロずつくらいだったが、食べきれないので、知り合いに分けたりして・・・。 それで、どのようにして食べたかというと、「松茸ごはん」。昆布(もちろん日本の昆布)でだしをとっただし汁に鰹節(これまた日本製、というか中国で鰹節なんか作ってはいないだろう)を入れ、調味料加え(しょうゆ、みりん、塩はどれも中国製)、厚めにスライスした松茸をたっぷりと入れて、ごはんを炊く。 しかし、残念ながら米は中国米で、しかもここは高地(昆明は標高約1900mの高原だ)のため水の沸点が少し低く、米がうまく炊き上がらない。ちょっと芯があるような、ぽろぽろした炊き上がり。本当は圧力鍋で炊くといいと言う話だが、ちょっと面倒だし、「中国製の圧力鍋大丈夫?」という安全性における疑問もあるため使用していない。 最初に作った時はどうも味つけが薄すぎて、しかも松茸の風味も少なく、「あれ?これ、松茸ごはん?」というような感じで、はっきり言って失敗した。どうも、松茸をたくさん入れたため、インターネットで調べたレシピでは、調味料の分量が不足したらしい。 そして、昨日、松茸ごはんに再挑戦した。今回は、ちょっと多めに調味料を入れた。味付けの方は、「まあ、こんな感じだろう」ということで70点くらいの出来。だが、やっぱり松茸の風味がいまひとつ。 なぜ?中国産は香りが弱い? どうも、よく分からないが、分かったことがひとつ。冷えた松茸ごはんをレンジで温めると、これが以外に風味が増すということ。ラップで包んでいるから、温めている時に発生する松茸の風味が逃げないからなのだろうか? まあ、そんなわけで、最近は松茸三昧。松茸スープにもしたし、焼いて食べてもみた。松茸が特別好きというわけではないが、季節のものを旬の時期に食べるというのも悪くない。というか、本来あるべき姿だろうか。 でも、考えてみれば、日本で生活していたら、こんなに松茸を食べる機会なんて無かったことだろう。これも、まあ、昆明で生活する特典と言えよう。
2009/08/25
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先日、香港に行ってきた。 私にとって、2度目の香港。初めて行ったのは2005年だった。それは、中国の雲南省に小数民族の住む村を訪ねるために、まず日本から飛んだのだった(本当はその後中南米に旅行に行くつもりだったのだが・・・)。 あれから、4年、そのほとんどの期間を中国の雲南省で過ごしてきた。今回、再び香港に行ってみて気がついたのは、「香港人は日本人に近いな」ということ。 何が近いかって? それは、電車の中とかで、大声でケータイで話したりしない。電車やバスだって、ちゃんと並んで乗っているし、香港人の振る舞いがとても文明的に見えた。前回は日本と香港を比べてみていたような気がするが、現在では香港と比べる対象が雲南に知らず知らずのうちに変わってしまっていた。まあ、確かに3年半も住めば自然とそうなるのかもしれない。 あと、気がついたのは、香港人が着ている服。みんな、黒っぽい色が好きなんだなー。色鮮やかな服って、女性でもあんまり着ていない。これには、前回も気がつかなかった。いやー、雲南人はよっぽど派手な色の服、好きなのかなぁ。 かくいう、私、なんと香港にこんな色のシャツを着て行ってしまった。電車の車両を見回しても、女性でさえこのような色のシャツは着ていない。なんか、ちょっと気恥ずかしくなった。このシャツ、去年、南寧へ行った時に29元で買ったもの(日本円で400円くらい。安かったでしょ!)。 確かに、雲南でも男性がこの色のシャツを着ているのはあまり多くないかもしれないが・・・。というか、中国人男性は花柄のシャツは着ないんだよなー。まあ、そういう事実は差し引いても、香港は全然違うのだ。雲南と。 日本でも、みんなこんな地味な色の服ばっかりだったろうかと疑問が沸いた。しかし、最近の日本のことは良くわからないしねー。やっぱり、私、間違いなく雲南化しているんだなと改めて自覚したわけだ。
2009/08/07
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先日ある中国人の友人から突然、「なぜ日本人の足は臭くないのか?」という質問を受けた。 前ふりもなく、いきなりこんな質問をされたので、最初は質問の意味が分からなかった。もう一度聞きなおすと、これは中国人と日本人とを比較してのことだということが分かった。この友人は日本に行った経験があり、その時にこう思ったというのだが、それにしても着眼点が面白い。 というか、なかなか微妙な質問だ。はっきり言って、どう答えてよいものか迷ってしまった。 とりあえず、「日本にも足が臭い人は当然いる」と前置きをし、きっと日本人の足がそれほど臭くないのは靴下の素材に理由があるだろうという方向で答えることにした。 たぶん皆さんも経験していると思うが、安い靴下は足がむれる。その結果として異臭を放ちやすい。その点、日本の靴下は通気性と汗の吸収性を重視し天然素材を使っているが、中国の靴下はナイロンを使っている割合が高い。そのため臭いやすいのだと。また、日本の靴下には抗菌加工を施したものも多く、靴下といえどもハイテクなのだと説明した。 あまり臭いの核心には触れるわけにもいかないので、なんとなく理解した様子の彼を見てほっとした。 今後、彼の家を訪れる時はまず第一に足の臭いに気をつけねばならない。足の臭い例外的な日本人と見られないためにも・・・。 P.S.先日長距離バスに乗ったら、車内アナウンスで「ゴミは床に捨てずにゴミ箱に入れて下さい」とか「車内でタバコを吸わないで下さい」とかの他に、「車内で靴を脱がないで下さい」という注意があった(聞いたのは初めて)。
2009/03/27
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昆明での生活もいつのまにか3年になった。 旅行で雲南省に来たら、中国語を勉強したくなり、 中国語を半年勉強してみたら、さらに半年勉強したくなり・・・、 結局2年間(4学期)雲南師範大学で勉強した。 その後も雲南省(正確に言うと昆明)での生活が捨てがたく今に至る。 会社を辞めたのが2002年だから、辞めてからまもなく7年が経とうとしている。7年といえば、義務教育で考えると中学1年生にあたる。そうか、私の自由気ままな生活も、もう中学1年生というわけだ(いつのまにか小学校を卒業していたんだな)! 年齢の方も30代後半から40代半ばへと、きちんと7つ加わった。 40代半ばか・・・。正確に言うと今年で46歳。 若い頃は自分がだんだんと年をとっていくということは分かっていても、自分もいずれ40代のオジサンとなるということを理解できなかった。40代の自分はどうなっていて、どのような生活を送っているかなんて、20歳そこそこの私が想像できるはずもない。まあ、人が年をとるというのはそういうものかもしれない。 こんなたわい無いことを考えられるのも、時間がたっぷりとあるからなのだろう。 それはさておき、このような気ままな生活を許してくれる周囲の人々には感謝しなければならない(感謝だけでは意味がないと言われそうだが・・・)。
2009/03/23
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昆明は春城とも呼ばれるが、その名を真に受けてはならない!年に1、2回は雪が降るし、この時期の曇りの日だと1日の最高気温が10度に達しないこともある。おまけに室内に暖房があるわけではないので、室内と室外の温度はさほど変わらなかったりする。はっきり言って体の芯まで冷える。 昨日までは晴天が続き日中は結構暖かかったのだが、今朝起きて窓から外を眺めてみると空は厚い雲に覆われている。また曇りの日がやってきたか・・・。昆明では一旦天候が崩れると少なくとも3、4日は続く。 曇りの日は寒いだけでなく、もっと重要な問題が発生する! それはシャワーが浴びれなくなること。私の部屋は昆明の他の多くのところと同様に太陽熱を利用した温水システムなのだ。確かに太陽熱を利用することは環境にとても良いのだが、曇りの日が続くとなるとちょっとキツイ。 そこで、やむなく大きな鍋でお湯を沸かし、バケツに移して水を足し、それをプラスチックの手桶でかけながら頭や体を洗うことになる。はっきり言って面倒だし、寒いので結構気合がいる。 この空模様だと、たぶん今日はシャワーが望めそうにない。昨日は晴天だったにもかかわらず、夜ちょっとお酒を飲んだため面倒くさくなり、シャワーを浴びずにそのまま寝てしまったことが悔やまれる。 仕方ない、今日も大きな鍋のお世話になることにするか・・・。
2008/12/11
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先日、昆明会堂で毎晩行われている「雲南映象」を見に行った。今回で2回目となる鑑賞だが、いいものはやっぱりいい。 「雲南映象」は雲南各地の少数民族に伝わる歌や踊りの伝統美に現代美を加えてアレンジしたパフォーマンス。見る前は、単なる民族ショーだろうとタカをくくっていたが、見た後にはその素晴らしさにすっかり魅了されてしまった。 このパフォーマンスを創りあげたのは楊麗萍という中国を代表する舞踊家。彼女はペー族の出身で北京の中央民族歌舞団に所属していたが、少数民族の伝統文化が急速に失われていくのを危惧し、歌舞団を退団して雲南各地の少数民族の村に赴き失われつつある民族舞踊や歌を調査収集したという。その結果生まれたのがこのパフォーマンスということだ。 出演者の多くが少数民族で楊麗萍自らが村の踊り手や歌い手をスカウトし、民族衣装や楽器、小道具も実際に使われているものだという。先日、チャンイーモウがプロデュースしたオリンピックの開会式は見た目を重視するあまり偽りの手段を多く用いていたが、この雲南映象はあくまで本物志向で貫いている点が評価できる。 オリンピックの開幕式との違いは一言で言ってしまえばショーとアートの違いだろう。ま、全く別の種類のものを比べてもしょうがないが・・・(あの開幕式も決して悪くはなかったが、ま、いろいろと中国臭さが感じられて、うーん・・・)。 以前雲南映象を見たときはセカンドクラスの席だったが、今回はファーストクラス(ちなみに一番良い席はVIP)。しかもVIPのすぐ後ろの列の中央だったので、限りなくVIPに近いファーストクラスと言うところだろうか。 ステージに近いとさすがに迫力がある。歌や太鼓の音が体に響いてくるし、踊り手や歌い手の顔の表情も見られて臨場感がある。しかしあまり近すぎてステージ全体を見る視点に欠けるきらいがあった。どちらが良いのか意見が分かれるところだろうが、私が思うに、最初はセカンドクラスの前列またはファーストクラスの後列で見て、2回目はより近くで鑑賞するのが良いのではないかと思う(もし複数回見る機会があれば)。 ちなみにチケットの料金はVIPが400元、ファーストクラスが300元、セカンドクラスが220元、サードクラスが140元だったと思う?ちょっと高いがその分の価値はある。 このパフォーマンスは昆明のみならず海外公演もしていて、今年の3月には「シャングリラ」という題名で東京公演し高い評価を得たそうだ。昆明に旅行に来てもあまり見る所がないと私自身思っているが、これは見逃せないと思う。 「雲南映象」は毎晩8時から北京路の昆明会堂(東風広場向かい)で見ることができます。 雲南映像の公式サイト http://www.dynamicyunnan.com/(中国語と英語対応、チケット価格は値上げ前の価格) http://www.dynamicyunnan.com/media/ylp.rm(公式動画) 関連記事 <人民中国> http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200503/zhuanwen62.htm <人民画報> http://www.rmhb.com.cn/chpic/htdocs/rmhb/japan/200408/7-1.htm <朝日新聞> http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200803100179.html
2008/08/17
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日本語の学習教材を買うために久々に本屋に行った。本屋に行くと、まず雲南省及び少数民族に関する本をチェックする。何かめぼしいのはないだろうかと。 あった、あった、「雲南民族包」という本が。この本は雲南省に住む少数民族の伝統的バッグ、というか肩からかける布カバンについて民族毎に紹介している。 私は少数民族の衣装が好きで時々彼らの多く住む地方に行ったりするが、今では結構民族衣装を着ていなかったりする。でもこの本で紹介しているような手作りの肩下げカバンはよく目にするので、民族衣装を着ていなくても彼らが何族なのかこれを見ればわかるというものだ。 ほんの後ろに記載されている出版年をみてみると2004年だった。出版部数は3000部(3000人もこの本を買う人がいるとは思えないが・・・)。これまで書店で見た記憶がないのだが、見落としていたのかもしれない。 次に中国語に翻訳された日本の本のコーナーに行った。村上春樹や渡辺淳一の本がどっとある。その中に「幸福旅行箱」という本を見つけた。これは島田洋七の「佐賀のがばいばあちゃん」の続編らしい。 今年の2月だったろうか「佐賀のがばいばあちゃん」を買ってなかなか面白く読めた記憶があるので、今回も中国語の勉強のために続編を買うことにした(むずかしい表現がなく中国語中級レベルの私でも比較的読みやすい)。 価格は「雲南民族包」が28元、「幸福旅行箱」が25元。日本の本と比較すると結構な割安感がある。幸福旅行箱は8月中旬くらいまでには読み終えたいと思う。
2008/08/11
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先日、中国のビザが切れるのでベトナムのラオカイに行って来た。 国境の中国側は河口(HEKOU)でベトナム側はラオカイ(LAOCAI)という町だ。紅河とその支流の南渓河をはさんで向かい合っている。国境を超えるのには南渓河に架かっている橋を渡らねばならない。 以前は橋を渡るのに無料だったのだが、今回行ってみると2元徴収された。中国から出る時は何も言われなかったが、ベトナムから中国に戻ってくる時警備員に止められて払わされた。 周りの人を見ると皆払っていたので、私もそうなのかと思い払ったが、何のための徴収金なのか?傍にそれを説明する看板があったのでカメラに収めてきた。内容を読むと衛生費用と書かれているが、別にこれといって何かしているわけではない。 通行料という名目だったらまあ分からないでもないが・・・。ベトナムに入る時ベトナム側では何も請求されないのに、中国側だけが請求するというのもおかしな話だ。中国政府に文句を言っても始まらないが、ちょっと理不尽かも。
2008/08/06
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先週から我アパートに新しいルームメイトが引っ越してきた。名前はセルベッサ君(セルベッサはスペイン語でビールという意味)。もちろん本当の名前ではない。彼は引っ越してきてから毎日ビールを買って飲んでいるのでそう名づけた。 この7人目となるルームメイトはスペイン出身。これまでは中国の2人以外、イスラエル、韓国、タイ、ベネズエラが各1人ずつ。最長者は韓国人のPさんで、フラットシェアをしてまもなく2年になる(現在も一緒に住んでいる)。 セルベッサ君はまだ19歳。昆明に中国語を学びに来た外国人の中ではかなり若い方。フラメンコ音楽と闘牛が好きだという典型的スペイン人(ひょっとしたらスペインでは現代の若者は以前ほど好きではないのかもしれないが、あくまで私の印象)。 セルベッサ君の前はベネズエラ人だったが、彼らに共通するのは声が大きいこと。なぜだか分からないが、とにかく声がでかい。中国人も声が大きいが、スペイン系も決して負けてはいない。そして彼らは話し好き。話し出したら、もう、止まらない。次から次へと口から言葉が飛び出してくる(実際ちょっと疲れることもあるが、彼らの中国語能力がまだ低いのが救い?)。 彼は今月の18日までここに住む予定。その後は彼が使っている部屋を誰に貸すのかまだ決まってはいない。 フラットシェアは、共同生活や掃除の点で多少面倒な面もあるけれど、1人で住むよりは生活に変化があって楽しいのではないかと思う。もっとも私がこう言えるのはルームメイトに恵まれているからなのかもしれないが・・・。知り合いの中にはルームメイトで苦労をしたという話も聞く・・・。 例えば、ルームメイトが勝手にペットを飼い始めたがそのうち世話をしなくなり、ペットの世話までする羽目になったとか、毎日リビングをルームメイトとその恋人に占領されて困ったとか・・・。 まだよく分からないが、今度のセルベッサ君もそう悪くないように思う。まあ短期間ではあるがお互い気持ちよく暮らして生きたいものだ。
2008/08/05
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今日も昆明は雨。確か今週はずっと雨かな・・・。日本のように暑くはないのでその点は助かるが(晴れても30度を超えることはあまりない)、連日の雨にはちょっと気持ちもふさぎ気味かも。ま、今は雨季だから仕方ないか。 大雨が降ると中国の各地で洪水の被害が出る。もちろん昆明市も大雨に弱い。排水能力が低く、低い土地のところでは排水溝から汚水が逆流し噴出している様を時々目にする。 右の写真は以前広西チワン族自治区を旅行した時に撮ったもの。時期は6月、雨季の始まり。メインストリートの両側に商店が並ぶだけの小さな村だが、大雨のためメインストリートが川に変身。 村人がゴムボートや手製いかだで行き来している様が見える。それよりも驚いたのは彼らが洪水対策としてそれらのものを常備しているということ。そんなに頻繁に洪水があるのかと尋ねたところ、年に1回はこの程度の洪水はあるとの答えだった。 よくそういう所に住むものだなと呆れたが、やはり住み慣れたところから他の場所に移るというのは難しいのだろう。新しい所で食べていける保証もないだろうし・・・。 今週も結構雨が降っているが、きっとこの村、今年3度目の(写真を撮った時で今年2度目の洪水と言っていた)洪水をむかえているかもしれない・・・。
2008/07/26
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先に正解をいうと、それは盗難防止のため。 正解はお二人です。さすがに中国との付き合いが長い方ですねー。正解ではないですけれど、個人的に苑さんの「サンダルを履いたまま下着が履きやすい」という答えが気に入りました。思わず試してみたくなります。また、くだらぬクイズに回答してくださった皆様ありがとうございました。 さて、本題に戻ります。 私も以前サンダルの先端部を切り落とす理由を考えたが、盗難防止であればサンダルの見えるところに宿の名前を油性マジックで書いておけば済むこと。サンダルの先端部を切り落とすからにはきっと別の理由が存在するに違いないと思っていた。 そこで私が導き出した理由は2つ。1つは、ホテル内を清潔に保つため室内用サンダルを外で使用されるのを防ぐ目的。実際先端部がないサンダルはちょっと歩きにくいですから。 2つめの理由は、シャワーを浴びた後のサンダルの水切りを良くする目的。先端部がないとサンダル上にたまっている水が流れ落ちやすい。 しかしこれらは勿論正解ではなかった。正解は単に盗難防止の目的だという。では先端部を切り落としていたらなぜ盗難防止になるのか?名前を書くのではどうしてダメなのか? 簡単に言ってしまえば先端部を切り落としたサンダルは履き心地が劣り、わざわざ客が盗もうと思わないということらしい(宿の名前を書いたサンダルの場合、客が荷物の中に隠してしまえば盗むことも可能)。あくまで客が欲しいと思わなくなるような状態で提供することが盗難防止に効果があるのだ。 でも、それってどういうこと? 本来、客へのサービスのためにサンダルを部屋に置いているはずなのに、それを故意に使い難くい状態で提供するとは・・・。しかしこの考え方にこそ中国人の特徴がよく現れていると思う。 それは、物あるいはサービスにおける本来の目的よりも自分の都合を優先するという考え方だ。 宿について例をあげれば、トイレ内にシャワーを設置する場合その使いやすさについて考慮しなければならないのに、便器をまたいで浴びるように設置するとか(ひょっとすると中国人的には便器をまたいで浴びた方がいいという可能性もあるが)、シャワーのお湯と水の蛇口が逆になっているのにそのまま直さないとか、シャワー室には2つの個室があるのにその個室のドアに鍵をつけずにシャワー室の入り口のドアに鍵をつけるとか・・・、例をあげたらキリがない。 まあ2年も中国に暮らせばこういうことにだいぶ慣れてしまったが・・・。
2008/07/06
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中国の宿で必ず部屋の中にあるものというと、テレビ、サンダル(使い捨てスリッパ)、お湯の入っている魔法瓶(または給水器かお湯を沸かすポット)の3点セットだ。この3つは数百円ぐらいの安宿でもまず無いことはない。 その中で特にサンダルが重宝する。中国の安宿ではトイレにシャワーがついている場合が多く、そしてそこはきれいとはいい難い。とても裸足になってシャワーを浴びる気にはなれず、そんな時サンダルがあると助かるのだ。 それでは、右の写真をよく見て欲しい。このサンダルの先端部が欠けているのが見えるだろう。これはたまたまこの宿のサンダルがこうだったというのではなく、他の安宿でも時々見かけたりする。 使用しているうちにこうなってしまったわけではなく(もちろん中国のサンダルは先端部が欠けやすいというものでもなく)、故意にサンダルの先端部を切り落としているのだ。でも一体どんな理由があってこうするのだろうか? 先日、この数年来の疑問を中国人の友人に聞いてみた。すると思いもよらぬ理由だったことが判明。いや、中国人の思考では当然のことかもしれないが・・・。 さて、皆さんその理由がお分かりですか?これが分かればあなたも中国人的思考が身についています。
2008/07/03
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しばらく貴州省に行ってました。 昆明に戻ってきて感じたこと。・市場に買い物に行き葱を買ったら袋に入れてくれなくそのまま渡された。(6月1日から「買い物用ビニール袋の生産販売制限に関する通知」が施行されたことが原因か?今後買い物はマイバッグ持参だな)・「I love CHINA」のT シャツを着ている若者を何人も見かけた。(そうだ今週の月曜に昆明でオリンピック聖火リレーが行われたのだ!)・部屋に出没するゴキブリが成長して大きくなっていた。(一階はやっぱりゴキブリが多いように思う)・1年ぶりに桃を買った。今が旬。2年前と同じ1キロ3元だった。(桃は物価上昇の影響は受けていないのか?)・貴州省では海賊版DVD(1本もの)を見かけなかったが、昆明ではまだ売っているか?(今日の午後、チェックしに行こう!)・今日は曇りだ・・・。(今晩はホットシャワーを浴びれそうもないな、太陽熱利用のため天気にかかっている)
2008/06/11
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今日から一ヶ月ほど貴州省に行きます。 しばらくブログもお休みとなりますので、ごめんなさい。
2008/05/22
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先日、待ち合わせ場所で友人を待っているときのこと。 私から10mほど離れた歩道脇で、まだ大学生とおぼしきカップルが口論をしていた。ただ待つのも退屈だったんので、さりげなく彼らの方に近づき何を言っているのか耳をそばだてて聞いてみた。しかし、残念ながら方言でしゃべっているためよく理解できない。 そのまま待つふりをして彼らの様子をうかがっていた。するとまもなく男性が女性の顔をいきなり平手打ちした。連続ではないが少し間を置いて数度。 「なんなんだ!」と驚いたが、通りを歩く中国人たちは一向に気にかけていない様子。彼ら通行人が気づいていないはずはない。あの野次馬根性旺盛な中国人がだ。 気にかかったので、ちらり、ちらりとその後の様子をうかがう。女性は目に涙をためながら、男性からの暴力を手でかわしている。 出血するほどひどくはなさそうだが、ちょっとあんまりだ。誰も止めようとはしない。というか、皆見て見ぬふりなのだ。 少し迷った末、結局、その女性の方に近づき「手助けが必要ですか?」と声をかけてみた。案の定、彼女は否定し男性からは「こいつなんなんだ」という眼で見られた。私はただ「そうですか・・・」と相槌を打ち彼らから少し距離をおき友人を待った。 もちろん、彼女から「助けてください」という声を期待していたわけではない。私が声をかけることにより、彼の彼女への暴力がすこし収まればよいと思ってのこと。これまでも数回このような体験をしている・・・。なんというか見るに見かねて声をかけてしまうのだ。 中国では路上での男女の痴話げんかを時々見かける。日本でもないことはないが中国ほど多くはないし、ましてや暴力にいたることはそうそうないと思う。しかし、中国では男性が女性に暴力を振るっていることも少なくない。時には女性もそれに応酬していたりするが・・・。 日本のように世間体を保つため部屋の中で女性に暴力を振るうのも困ったものだが、中国の場合もいかがなものか? 中国人の場合、男性が女性に手をあげることにためらいがあまりないのではないかと感じる。というか、女性に暴力を振るう行為自体、中国人男性は恥ずかしいと認識していないのかもしれない。そもそも中国のテレビや映画では、男性が女性に暴力を振るうシーンが多いし(もちろんカンフーアクションをはじめ)、その影響も多少はあるに違いない・・・。 さて、きっとまたそのうち今回と同じような状況に出くわすこともあるだろう。その時もまたいらぬ口を挟んでしまうか、それとも見てみぬふりして通り過ぎるか? あなたなら、どうしますか?
2008/05/12
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家計簿をつけ始めて一ヶ月が経過。さて4月の一ヶ月間でいくら使ったのだろうか? ここで結果を報告しよう。 月初めに立てた予算1,780元に対し実績は1,934元(予算費108.6%、154元の超過)。現在の為替レートでは1元が15.02円なので日本円に換算すると約29,000円。 4月度の支出内訳は以下の通り。食 費 758元(全支出の39.1%)水光熱費 50元(全支出の 2.5%)生活用品 87元(全支出の 4.5%)住居費 450元(全支出の23.3%)交通通信 222元(全支出の11.5%)教養娯楽 179元(全支出の 9.3%)交際費 187元(全支出の 9.7%) 結果を見てみると食費の全支出に占める割合が約4割と予想通り高い。次に住居費、交通通信費と続く。食費の内訳は外食費が43.9%でトップ、以降はお菓子類(酒のつまみ等)13.8%、アルコール11.7%と続く(意外にもお菓子類に使っていたんだ!)。 集計してみると自分の生活様式が改めて認識できて面白い。今月もまた続けよう!今月の予算は1800元。P.S.5月1日(カルフールボイコットデー)にカルフールに行きましたが、すごい人、人、人!昆明では今回ボイコット運動は行われなかったみたいです。
2008/05/05
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昨日、長野で聖火リレーが行われましたね。私の印象では特に大きな混乱もなく終わったという印象ですが、皆さんはどのように感じられたでしょうか? ちなみに本日の昆明の地方紙には、「聖火は小雨の降る長野に輝きを与えた」との大見出し、小見出しには「聖火は長野市民と中国人及び華僑から大いなる歓迎を受け、日本の警察は撹乱分子の行動を阻止した」と。また、「4名の中国人留学生が右翼の襲撃を受けケガをした」との別見出しも。 この記事から、中国政府が聖火リレーの成功を伝え自国の正義を宣伝するとともに、胡錦涛主席の訪日を目前にして中国国内の反日感情にかなり気をつかっていることがうかがええます(もちろん日本政府も同様でしょう・・・)。まあ私も中国に住む日本人の一人であり、反日感情が中国で再燃することはぜひとも避けてもらいたいと思っていますが・・・。 しかし長野市民の歓迎を受けたと堂々と報道する姿勢、ちょっと疑問を持ちます(当然ですね)。 では聖火リレーは実際どうだったのでしょう?昨日ヤフーの速報記事及びそれに対するコメントを見てみましたが、コメントのほとんどが聖火リレーに対し批判的なものでした。中には感情的、差別的とも言える中国人批判のコメントも(この点については同じ日本人として恥ずかしさを覚えました)。 確かに長野に限らず他国での聖火リレーにおける中国人による聖火支援活動は常軌を逸しているようにも思えます。彼らはオリンピック開催を賞賛するのでも、リレー走者を応援するのでもなく、中国国旗を振りかざし中国国家を歌って団結を示威しているのです。 たとえその目的がチベット支持者や人権擁護団体の抗議行動に対抗するものであろうと、あまりにも周り(開催地の市民)への配慮に欠け利己的過ぎるように見えます。これでは開催国の国民から白い目で見られ、かえって中国のイメージを悪くしていることでしょう。中国政府は聖火リレーを表面上は賞賛していますが、本心はこのように五大陸を巡る行程になったことをきっと後悔しているにちがいありません。 実際、今回の聖火リレーはすでに本来の意味を失っているともいえます(あったとしたら)。2012年に開催されるロンドンオリンピックでは国際ルートの見直しが検討されているようです。このように問題が多くては、スポンサーもつかなくなるというのが本音なのではないでしょうか。 今回の市民不在の中で行われた聖火リレーに意味があるとすれば、チベットがより社会の注目を浴びたということなのでしょう。P.S.今回の中国人留学生等による聖火支援活動は中国の民主化につながると期待する声もあるようです。関連記事はこちら。
2008/04/27
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すでにご存知の方もあると思うが、この数日中国では某仏系スーパーへの不買運動が盛り上がってきている。そのターゲットは○ルフール。 昨日15日に昆明市中心部にある店舗前に「支持オリンピック、○ベット独立反対、ボイコットフランス商品、ボイコット○ルフール」と赤幕に白抜きでかかれた幅20mの横断幕を掲げた青年たちが出没したとのこと。今日の新聞に見開き2ページの写真つき記事が掲載されていた。 昨夜、ネットで○ルフールの不買運動についての記事を読んだが、昆明でも実際に行動する者が現れていたとはちょっと驚き。それをまた地元紙がこうも素早く大々的に報道するとは、ある意味あきれる。 この不買運動の理由は2つあり(人民の言い分)、1つは○ルフールの大株主の一人が○ライラマ(集団?)に資金援助をしているとのこと。しかしこれは○ルフール側では否定している。2つめは、先のフランスでの聖火リレー妨害事件時のフランス国家及びフランス人の対応に激しい憤りを感じているからのよう。 特に後者が人民にとっては許しがたいようだ。現在中国ではオリンピックのことで盛り上がっており(ちょっと異常なほどに、それも平和の祭典が自国で開かれるという自負ではなく、この国の力を世界にアピールするのだという一種危険なナショナリズムに傾いている気がしてならない)、それに水をさすようなことについては理由が何であれ受け入れがたいといった感じだ。 不買運動の根底には○ベット問題があるわけだが、この国内でのその報道は私がネットで見るニュース報道とはまったく異なる。それは皆さんもご存知だろうから敢えて触れまい。 今回の不買運動は5月1日を「○ルフール不買運動日」と決め、携帯やネットを通して呼びかけている。このように携帯やネットを利用した抗議行動が中国の特徴といえるだろう。実際当局により情報管理がされているため、人民はネットに頼るしかないという事情も影響しているように思う。 しかし中国におけるネット情報は少しいい加減であり、また書き込み等を見る限りでは利用者のモラルに疑問を持ちかねないのが実情だ。またネットで展開される意見はその多くが右に偏っているという厄介さ。(ため息・・・) 今回の抗議行動では「中国人の団結と中国のネットの影響力を世界にアピールするのだ」と吠えているが、中国以外の他の国々に住む人々にとっては全く奇異な馬鹿げた行動にしか見えないだろう。そのことに考えが及ばないのだろうか?こうも行き過ぎたナショナリズムには激しい嫌悪感を覚える。 また、そもそも○ルフールが○ライラマ(集団?)に資金援助しているかどうか明らかな証拠があるわけでもないのにターゲットとするのはいささか論理的矛盾がある。実際のところはフランスから受けた侮辱(人民が勝手にそう思っているだけ)に対する逆恨み行動でしかないように傍からは見える。 ちなみに新聞には市民200人にアンケートした調査結果が載っていた。64%がこの抗議行動に賛成、10%が反対、26%わからない・不明とのこと。全く、やれやれ・・・。 明日にでも○ルフールに行って買い物をしてこようか。少しは客が減少した店でちょっとだけのんびりとショッピングするのも悪くない。 追記 ○ルフールの大株主の一人とは○イ・ヴィトングループと名指ししていました。
2008/04/16
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4月から家計簿をつけることにした。中国に来て最初の頃は旅行の続きということもあり、小遣い帳といった感じで日々使ったお金を書き留めていたが、こちらの生活に慣れるに従い止めてしまった。 しかしこの2年間で中国の物価も上昇し、私の生活にも少なからず影響があるに違いないと思い家計簿をつけてみることにした。私の感覚では当時と比較し物価が2、3割上昇したように思う。 例えば麺類、2年前は1杯が2.5元だった。それが今は4元くらい。ヨーグルトも6カップで7.2元だったのが今は8.5元。ビールも今年に入って値上げ。この2年間で値上げされていないものを探すのが難しいくらいだ。 あっ、そうだ!市内のバス代は4年前に旅行できたときも1元だったかな。そういう意味では昆明のバス会社は結構経営努力をしているかもしれない。バスの車輌も他の地方と比べて新しいし。でもそのうち値上げするのかな、やっぱり・・・。 さて、家計簿をつけるにあたりインターネットでフリーソフトをダウンロードした。「うきうき家計簿」というソフトで、使い勝手はまずまずだろうか。 ただし中国元の場合2.5元とかいうように金額の小数点以下が必要となる。でもこのソフトは日本円で使用することを前提としているようで小数点以下を記入することができない。そこで私は中国元を100倍して記入することにした。つまり、2.5元だったら250円とみなす。 案外コレが日本の物価に近い感覚となるのだ。例えばビール1本3元が300円。市内バス代1元が100円というように。それに金額が大きくなると消費を抑えなくてはという気持ちも働き悪くない。 ちなみに今月の予算は1780元(項目ごとに予算を組みそれを集計した金額)。まだ始めたばかりということもあり、データを打ち込みその変化を追うのが面白い。月末どういう結果になるのか今から楽しみだ。 *ご参考のため「うきうき家計簿」のダウンロード先のアドレスを載せておきます。 http://www.eases.jp/product/ukiuki/ukiuki.htm
2008/04/13
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