2008.10.18
XML



さすがプロの腕前は違うと目を開かれた思いだが、まことに失礼な発言ではあるが、残念ながらワタシの好きな類の写真ではなかった。

 人其々カメラを手にする目的が異なるように、観覧する写真に対する趣味、興味の対象となる被写体も違うワケである。
 風景写真が好きな者も居れば、クローズアップで野の花を撮り続ける者も居る。
何気ない街の情景を好む者も居れば、女性の裸体にしか興味を示さない者 (この場合は、他の欲望に支配されている可能性もあるが・・・) も居る。
 どうやらワタシの場合は、写真から匂い立つようなストーリー性に最も重点を置いているようだ。

 それが、Bressonの写真を一番に好む理由でもある。
Bressonの撮る写真には、たった一枚の印画紙の中に封じ込められた一瞬の光景から、溢れ出すように見る者へ語り掛けてくる “ストーリー” が感じられるのだ。
 それはあたかも紙芝居のような性格を持った映像であるが、下手な動画より何倍も雄弁であるから、更に上の次元の写真と呼ぶ事が出来るだろう。


 だから、ワタシの興味の本質は、シャッターを切った者の “人となり” を想像する事。
写された状況の中から撮影者は何を感じ、何に心を突き動かされてカメラを構えたのか?を推理し連想する事にこそ在るようだ。

 逆に断言してしまえば。
風光明媚な名勝の地や綺麗なオネエサンを、タダ美しく写しただけの写真には、余り興味が涌いて来ない。
 絶景や美女を実物以上に良く見せるようなテクニックが駆使されたモノよりも、その被写体のどこに撮影者は “魅力” を感じたのかを伝えてくれるような写真にこそ、強く強く心惹かれてしまうのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.10.18 11:34:22
コメント(8) | コメントを書く
[写真論とか 機材論とか] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

Dr. Tony

Dr. Tony

Calendar

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08

Comments

epzrsmor@ viagra online lq wa buy viagra viagra online <a href=&…
http://buycialisky.com/@ Re:Xacti 試写速報!(12/09) cialis soft generic viagra 20 mg silden…
http://cialisvu.com/@ Re:Xacti 試写速報!(12/09) when cialis does not help edvergleich v…
aninso@ byDaqxSLMqmZn lvGzq9 &lt;a href=&quot; <small> <a hr…
zYGJpgKBXHIJENdqQ@ GediHAfFk <small> <a href="http://www.dl7vdx.com…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: