テクニカル的には円売りゴーサイン

2005年08月29日
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◆金曜日、人民元の追加切り上げが間もなく行われるとの噂を受けてUSD/JPYは一時
109円台半ばに下落した。しかし、NY時間には原油価格の急落等もあってUSDが全般
的に買い戻され、USD/JPYも110円台を回復した。

◆金曜の人民元追加切り上げの噂の後、人民銀行は即座に否定のコメントを出した
が、今後9月には胡国家主席の訪米(7日に米中首脳会談)やG7など主要イベントが
目白押しであることから、特にこうしたイベントの前後には追加切り上げに対する
思惑が高まりやすいと考えられる。また、金曜日にはCNYが対USDで通貨制度変更後
の高値を更新した(8.0965)。追加切り上げ観測との関連で、USD/CNYレートの
日々の動向にも引き続き注意が必要だろう。引き続き、中国当局は緩やかな

予想している。容認されている0.3%の取引バンド内の動きで漸進的に生じる
とみており、追加切り上げという形をとるとは予想していない。

◆円相場との関連では、日本株、JGB利回りの動向に注目。8月初から半ばにか
け、JGB利回りの上昇を受けて日米長期金利差が縮小し、これに伴ってUSD/JPYも下
落したが、それ以降は長期金利差が横ばい推移となり、USD/JPYも110円を挟んだレ
ンジ取引となっている。今週日本では火曜日、水曜日に主要経済指標
の発表が数多く予定されており、株、長期金利に与える影響が注目される。

◆中長期的な上昇トレンドに回帰したかに見えたUSDは、先週対欧州通貨を中心に下
落基調を辿った。今週米国では多くの指標が発表されることから、USDの今後の動
向を占う上で注目される。特に注目されるのはインフレ懸念と、製造業の景況感
であろう。8月雇用統計については今年、非農業部門雇用者数は中長期的なUSDのト

せた平均賃金の方が材料視される可能性もある。平均賃金の伸びが再び予想比上振
れる様なら、インフレ懸念の高まりが実質金利の上昇を妨げ、USDの上値を抑えよ
う。平均賃金について、前月比+0.3%と、コンセンサス(+0.2%)よりもや
や高い伸び率を予想している。また、非農業部門雇用者数についても前月比20万人
増とコンセンサスよりもやや強い数字を予想している。


の回復の見通しに対して疑念を投げかけた。この観点から、ISMの新
規受注コンポーネントが注目される。耐久財受注は月次ベースでの振れが大きいた
め、ISMの方が受注の全般的なトレンドを見る上で信頼の置ける指標と見て
いる。

◆現在メキシコ湾に進入しているハリケーン「カトリーナ」(メキシコ湾に進入した
ハリケーンとしては過去最大級)の影響で湾内の施設における生産停止の動きが見
られており、原油価格に与える影響が懸念されている。
現在69.60ドル






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最終更新日  2005年08月29日 09時41分34秒
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