テクニカル的には円売りゴーサイン

2005年12月01日
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◆昨日、主要通貨中最も上昇したのはGBP。ハト派と見られているウォルトン委員の
ややタカ派的なコメントが影響した模様。M&A関連のフローも噂さ
れていた。主要通貨の中でJPYが最弱通貨であった(EUR/JPYは年初来高値を更
新)が、USDも全体としては弱かった。もっとも、シカゴPMIの仕入れ価格指数が大
幅に上昇したことなどを受けて米国債利回り、FF金利先物から見たFedの利上げ期
待は上昇しており、FF金利先物市場は来年3/28日のFOMCでの4.75%までの利上げを
65%程度織り込んでいる。

◆昨日公表されたベージュブックは最近の米経済指標から読み取れる動きを欲付ける
もので、2006年5月まで25bpづつの利上げが継続されるとの見方を維

大」と報告。興味深い点としては、不動産について「多くの地区で住宅用不動産市
場が減速、在庫の積み上がりが見られる」としながら、「多くの地区で商業用不動
産市場が加速しており、幾つかの地区でオフィス・スペースの需要が増加してい
る」と指摘している。また、賃金については、「緩やかな上昇圧力が見受けられ
る」とし、「ダラス地区の航空業界だけが賃金の下方圧力を報告」。物価について
は、「殆どの地区で、特にエネルギー関連製品、建設資材、原材料、運輸などで投
入価格の上昇を報告。幾つかの地区の特定の業種では、投入価格の上昇を消費者に
転嫁する動きも見られる」としている。

◆本日アジア時間帯の注目はオーストラリアの第3四半期経常収支。本年入り
後縮小基調にあるオーストラリアの経常収支は、再び若干拡大すると見ており、コ
ンセンサスよりやや大きめの赤字を予想。このところ、金融政策に対する見方の違

景にAUDのNZDに対するアンダーパフォームが目立っており、昨日AUD/NZDは1.05を割
込み史上最安値圏まで下落。

◆本日のECBによる25bpの利上げは織り込み済みで為替相場への影響は無いであろう
(ECBは03年6月以来政策金利を据え置き)。ブルームバーグ調査によるとエコノミ
スト57人中1人が50bpの利上げを予想。仮に50bpの利上げとなれば一時的にEURは上


◆注目は今後どこまで利上げが行われるのかであり、そうした意味で金融政策発表後
のトリシェ総裁の記者会見とGDP成長率とCPIの予想値に注目。もっとも、昨日一部
で本日発表予定のGDP成長率とCPIの予想値が関係者のコメントとして既に報道され
ている。それによれば、ECBは06年と07年のインフレ率を双方とも前年比2.1%と見
ているとのこと。大方の市場関係者はECBの2007年のインフレ率予想値
は前年比1.9%程度になると見ていた。ECBが来年、再来年と2%以上のインフレ率が
続くと予想しているということは、利上げが継続的に行われる可能性も高いと考え
られる。もっとも、それでも市場は殆ど反応しておらず、仮に記者会見で先行きの
利上げ期待が高まった場合でもEURの上昇は一時的になると考えられる。過去の
ECB(ないしはBuba)の利上げ局面におけるEUR(ないしはDEM)の対USD相場の動きを
見ると、必ずしも一貫した動きは無い。

◆米国では、Fedの金融政策見通しの観点から10月コアPCEデフレーターと11月製造業
ISMに注目。ほぼコンセンサス並みの予想。予想を上回る数字が出た場
合、USD/JPYが120円台に乗せる可能性が高まるであろう。





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最終更新日  2005年12月01日 08時35分05秒
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