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2006年06月04日
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カテゴリ: 思想・哲学・宗教
面白いほどよくわかるユダヤ世界のすべて

 マックス・ヴェーバーの「古代ユダヤ教」を読み始めたわけだが、とても苦戦している。いろいろと人名が出てくるのだが、相関関係や、先後関係などが分からなくて、それゆえに???になってしまっている。こういった事態に至った理由は、ユダヤ教やユダヤ人の歴史に関して、あまりにも知識がないためだということだと痛感して、いったん中止して、まずは、その理解をと思い、副読本的に読んだ1冊。

 宗教法典(タルムード、シュルハン・アルフ)やイスラエル政府が定めた帰還法のユダヤ人の定義によると
 1.ユダヤ人の母親から生まれた者(宗教法典と帰還法の定義)
 2.ユダヤ教に改宗した者で、他の宗教に帰依していない者(帰還法のみ)
とあるように、母系を重視する。ちなみにユダヤ教への改宗は、日本の多くの新興宗教のように簡単に行えるものではなく、さまざまな手続きを経て、そして男性であれば割礼を受け、ようやくできるものなんだそうだ。

 旧約聖書を唯一の聖典とし、その旧約とは、モーセがエジプトで奴隷として虐げられていた民族を、エジプトから脱出に導き、シナイ山の山ろくでモーゼが唯一神ヤーウェとの間に結んだ契約を指し、キリスト教の新約聖書は、イエスによる新たなる契約ということになるんだそうだが、実は、このイエスの存在が、キリスト教世界で、ユダヤ人への迫害に向かわせることになるのである。なぜなら、ユダヤ人が、イエスを断罪(磔刑)からだ。自分が高校時代に世界史を学んだときは、ユダヤ人がイエスを処刑したという習い方ではなく、ローマ帝国の総督ピラトが処刑したと習った記憶があるのだが、ピラトは処刑する気はなく、むしろ大赦の際に、これといった罪が見当たらなかったイエスを釈放したいと考えていた。しかし、民衆はそれを望まず、処刑を強く望んだ。それにより、イエスは処刑されることとなる。この事実が、キリスト教世界におけるユダヤ人迫害を生み出した大きな原因になっているのだ。

 シオニズム運動やイスラエル建国についても、単純にパレスチナの地に戻ることと思っていたが、シオニズム運動の当初では、パレスチナに限らず、キプロス・エジプト国境のエルアリシュ・ウガンダの案もあったが、エジプト政府の反対や、多くのシオニストの反対によって、最終的にパレスチナ路線を堅持したことや、ユダヤ人国家建設については、日本が満州においてユダヤ人国家建設を考えていたことも改めて知った。そして建国に際しては、さまざまな思惑が入り組んでおり、今やイスラエルは、中東の親米国だが、もともとはスターリンのソ連が、イスラエルが社会主義国になる可能性があったことや、ドイツなどのファシスト国家との対抗から、反ユダヤ政策から、ユダヤ支援に切り替えていたことや、逆に英米はユダヤ人国家建設については反対していたことなどは、歴史の皮肉を感じさせられる。

 今の中東情勢からは、信じられないことだが、当初は、アラブ側も帰還を歓迎していたことが、アラブ人のエミル・ファイサルやヨルダンのフセイン国王は、むしろ歓迎していた。また旧約聖書にもユダヤ人とアラブ人が異母兄弟であるとも書かれていたのである。それが、当時中東支配をもくろんでいたイギリスが、アラブとユダヤの反欧米主義的な国家が生まれることに危機感を感じ、分割統治による外交が、お互いを反目させた結果、今のような中東情勢を生み出しているのである。まさにヨーロッパ列強の帝国主義・植民地主義の徒花といっていいだろう。

 この本を読みながら、中東の情勢において、日本は審判のような立場で関わることができるんではないだろうかと思っている。ヨーロッパはキリスト教世界であり、今は以前ほどではないが、そういってもユダヤ人によってキリストが断罪されたという思いが強くなれば、ユダヤ人とは相容れないという状態になる恐れがある。イスラム教世界とユダヤ人は中東情勢で分かるとおり、完全な対立関係にある。キリスト教とイスラム教も、アメリカのブッシュ政権のこれまでの外交姿勢もあって、かなり悪い関係にある。そういった意味では、どの一神教世界にも属していない日本は、第三者的な立場として審判を務めることができるのではないだろうか?審判は中立な立場でなければいけないから、3つの世界に属さない日本には最適な役割りなんではないだろうか。


面白いほどよくわかる
ユダヤ世界のすべて
著者:中見利男 発行所:日本文芸社
平成15年4月25日第1刷 平成17年8月25日改訂第1版5刷
定価:1,300円+税


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最終更新日  2006年06月04日 21時14分08秒
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