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2006年08月02日
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フラット化する世界(上) フラット化する世界(下)

 今回は、一気に上下巻の読書録、アルビン・トフラー氏の「富の未来」の少し前に発行されたトーマス・フリードマン氏の最新作「The World Is Flat フラット化する世界」

 トーマス・フリードマン氏は、1999年にグローバリゼーションとナショナリズムを対比させた「レクサスとオリーブの木」を上梓した(ちなみにレクサスは、トヨタが北米で、アメリカ、そして世界を席巻した高級車のこと、オリーブの木はナショナリズムを表現している)が、この1冊で、そのグローバリゼーションは新たな段階に入っていることを、「The World Is Flat」で表現している。

 グローバリゼーションには大きく分けて3つあるという。
  グローバリゼーション1.0:1492~1800年頃 世界はL→Mに
     (国のグローバル化:国家がその総合力で自らの国の元にまとめあげる)
  グローバリゼーション2.0:1800~2000年頃 世界はM→Sに
     (企業のグローバル化:多国籍企業による世界市場)
  グローバリゼーション3.0:2000年~ 世界はさらに小さくそしてFlatに
     (個人のグローバル化:世界中へのインターネットの普及)

 上巻では、世界をフラット化させた要因についての説明がなされる。一番初めに上がったのは、世界を大きく分けていた資本主義と共産主義の二つの経済体制の壁、ベルリンの壁崩壊(1989.11.9)だった。確かに、この壁が崩れ共産主義が崩壊していくことにより、世界が二つではなく一つの大きなものとして捉えることができるようになったと思う。それまでは、西側諸国と東側諸国と分かれていた。自分の学生時代の大半は、世界はアメリカを筆頭とする西側諸国と、旧ソ連を筆頭とする東側諸国に二分されている時代だった(両方に属さない陣営も合ったが)。

 この壁を崩した大きな要因の一つに、フリードマン氏は、1980年代の初めから半ばに始まった情報革命(FAX・電話・パソコンの普及)を上げている。情報革命で、情報から隔離されていた人々がその鉄のカーテンをすり抜けるようになり、西側との格差を知る結果、それがうねりとなって結果的には壁を崩壊させたことを説明する。

 その後、1991年にワールドワイドウェブ(WWW)がデビューし、インターネットが普及し、そして世界各地で共同作業を可能とするソフトウェアが生まれ、標準化が改良されるごとに、世界がどんどんとつながっていき、アップローディング、アウトソーシング(世界レベルでの)、オフシェアリング・サプライチェーン・インソーシング・インフォーミング・ステロイドなどなどにより、世界のフラット化がどんどんと進んでいることをフリードマン氏は説明する。

 自分も、保険会社のシステムで仕事をしていた時代、ちょうどY2K問題などで、インド人のプログラマーは、日本人より安い上に、優秀だから、そういった人たちに任せるのが良いんじゃないかというような話題が出たことがあり、インターネットで世界と自分がつながった実感はすでにあったが、自分の仕事でも海外を意識するとは思って見なかったんだが、この本を読んで、そう行った時代に突入していたことを痛感した。

 この前に読んだアルビン・トフラー氏の「富の未来」にも通じるものだが、今世界が本当に変わっている。社会は変わらなければいけないということだ。ただ、どちらかというと、トフラー氏の方が、フリードマン氏よりも、深く世界を捉えているように思う。どちらかを読むならば、深さでは、アルビン・トフラー氏の「富の未来」を、ネット社会がどのように進展し、世界をつなげて行ったかを知りたいという場合は、この「フラット化する世界」がいいのかもしれない。


フラット化する世界(上)(下) 経済の大転換と人間の未来
著:トーマス・フリードマン
訳:伏見威蕃 発行所:日本経済新聞社
定価:1,900円+税 2006年5月24日第1版第1刷


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最終更新日  2006年08月02日 22時49分25秒
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