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「ご縁玉ポスターと生ごみ」、この取り合わせに特別な意味はありません。本日、ブログに載せようと思ったのが、この二つということです。鹿児島黎明館での「ご縁玉」の上映(3月21日(土))が、あと2週間に迫ってきたので、自宅前にポスターを貼りました。撮影時小雨模様でしたが、ビニールかぶせて、ポスターがぬれないようにしてあります。3月3日には、種村エイ子先生の研究室に、「リビングかごしま」(南日本リビング新聞社)の記者の方が鹿児島コミュニティシネマの黒岩さんといっしょに取材に来られ、泉さんの娘の山田真美さんにインタビューをしていただきました。私も種村先生と同席しましたが、楽しいひとときを過ごしました。「TJカゴシマ」(月刊タウン情報カゴシマ)にも知人に連絡して、上映直前に出る号にも記事を掲載してもらいました。そのほか、地球畑(鹿児島有機生産組合)にも代表の大和田明江さんにお願いして地球畑カフェや西田店などに、また自宅近くにあるこだわりの自家焙煎コーヒーメニューがいただけるカフェ『可否館』にも、チラシをおいていただきました。それから、社会福祉法人「麦の芽福祉会」さんにも「ふるさとをください」の鹿児島上映会(3月1日)の際にチラシを折り込んでいただきました。さて、前回サワーポメロのことを書きましたが、まだまだ大量に残っています。食べ出があります。今日の生ごみをアップしておきます。よく見えないと思いますが、ヘルスメーターに1.4kgと表示されています。ボウルの重さが0.2kgなので、本日の生ごみの重量は1.2kgです。
2009.03.08
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2009年2月22日~2月28日の太陽光発電と電力消費+ごみ分別です。今週は、天気がよくなかったですね。それでも暖かい日が続き、鹿児島でも2月の平均気温の過去最高記録を更新したそうです。----------------------------------------<平均気温>57地点で2月の過去最高更新 暖冬傾向顕著に3月2日20時27分配信 毎日新聞2月の月平均気温が、全国の845観測地点のうち、57地点で2月としての最高記録を更新したことが気象庁の調べで分かった。今冬(昨年12月~今年2月)でも暖冬傾向は顕著で、東日本日本海側の日照時間は1946年の統計開始以来最も長く、降雪量も61年以降で北日本日本海側が2位タイ、東日本日本海側は3位の少なさだった。気象庁によると、寒気の南下が弱く、低気圧の通過に伴って暖かい空気が入ることが多かったため、全国的に気温が上昇。今冬の平均気温の平年差は、東日本が同1.5度と統計開始以来2位、北日本も同1.6度と3位タイの高さとなった。西日本はプラス1.1度で8位タイ。特に2月の平均気温は、気象台などの845観測地点(アメダスを含む)のうち、静岡市や鹿児島・屋久島など57地点で最高記録を更新。1日の最高気温も水戸や横浜など121地点で最高値となった。冬型の気圧配置となる日が少なく、晴れの日が多かった東日本日本海側の日照時間は今冬、平年の132%と統計史上最も長かった。降雪量も大幅に減少し、北日本日本海側は平年の76%、東日本日本海側は31%の少なさだった。【樋岡徹也】----------------------------------------すぐに地球温暖化と結びつけるのは早計だとしても、この暖かさはやはり異常だといえます。太陽光発電と電力消費では、発電量が少なかったのは天気が悪かったので仕方ないとして、電力消費も少ないということで、自分で自分をほめてやりましょう。生ごみがたくさん出ました。脱サラして有機農業に取り組んでいる方と契約して、野菜や果物を配達してもらっています(このブログで紹介していいか本人に聞いて、許可が出たら紹介させていただきます。)。その方からおいしいサワーポメロが大量に送られてきたので、家族みんなで毎日せっせといただいているのですが、その皮がバカにならないほど出ています。コンポストボックスでみな土にかえるので、問題ないですが。今週は、電球、蛍光灯、乾電池など(この数ヶ月たまっている分)を、掲載しました。乾電池は北海道イトムカの野村興産(全国でほぼ唯一のリサイクル施設)、蛍光灯はこの野村興産や北九州エコタウンにあるジェイ・リライツで、リサイクルされており、鹿児島市が集める乾電池は野村興産に、蛍光灯はジェイ・リライツに送られているそうです。しかし、蛍光灯などのリサイクル率は非常に低く、多くが埋立に回っている問題とか、そのリサイクルを引き受けている野村興産イトムカ鉱業所において蛍光灯水銀の不適正処理がされているとの指摘を受けて北海道庁の廃棄物担当者が立入検査をしたとか、さまざまな問題があるようです。水銀などの有害物質を含むとともに、有限な稀少資源も含んでいる乾電池や蛍光灯は、きちんとリサイクルされる必要があります。もしもきちんと処理できないのなら、生産の段階から考え直す必要があります。とにかく私たちのできることは、まずは資源ゴミとして分別して出すか、販売店や役場などのリサイクルボックスに入れるかして、くれぐれもたとえば「もやせないごみ」などとして他のごみといっしょに出すことをやめることですが、さらにもう少し踏み込んで根本的なところからも考えてみる必要がありますね。
2009.03.03
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前の記事をアップしたあと、global coolingと対になったglobal warmingという言葉だけが一般的に使われているというのが前提にあったので前の記事のようなことが言えたけど、すでに相当程度、外国でもglobal heatingという言葉が使われているとしたら、論旨を修正しなくてはいけないかな、と思って、global heatingをググってみました。結果は、global heatingはほとんど引っかからず、やはり使われているのはglobal warmingでした。urban heat island(都市のヒートアイランド)現象については、山のようにわんさか出てきましたが。(追記:最初にglobal heatingをググったとき、そのままググってしまい、上位にはglobal warmingばかりが出てきたので、結論を誤ってしまいました。"global heating"と""に囲んで検索すべきでした。そうすると、52,300件ひっかかりました。結構、global warmingでは生ぬるいということで、global heatingという用語を使っている人が外国でも多くなりつつあるようです。2月25日20時25分)しかし、Global Heating(グローバル・ヒーティング)と銘打った興味深い論文を見つけました。「グローバル・ヒーティングの黙示録 原発が止まる日」"Apocalypse on Global Heating"という論文で、神奈川県七里ヶ浜在住のグリーンウッド氏のSeven Mile Beach File(セブンマイルビーチ・ファイル)というサイトの「エネルギーと環境」というところに収められています。このグリーンウッド氏、石油化学企業「千代田化工建設株式会社」の技術者・研究者などとして活躍され、すでに現役(の仕事)を引退されましたが、さまざまな分野で幅広く活躍されている方のようです。幅広い教養とユーモアのセンスもお持ちのようで、この論文以外にも興味深いページ満載でした。論文のアブストラクトだけ、引用させていただきます。----------------------------------------我々人類は産業革命前までは太陽の恵みに由来する薪などの再生可能エネルギーに依存して生存してまいりました。しかし石炭、石油、天然ガスという化石燃料の利用が始まると、その優れた利便性により、一次エネルギーの世代交代が生じて、伝統的な再生可能エネルギーは駆逐されました。結果として大気中の二酸化炭素の増加でグローバルヒーティングが発生したのではないかと危惧されております。気候変動の原因が自然現象であろうと二酸化炭素であろうと、化石燃料は22世紀に入れば枯渇します。人類は再び、一次エネルギーの世代交代をして風力/ソーラーセルなどの再生可能エネルギーに依存せざるをえないのは明らかです。そして風力、ソーラーセル、集光型太陽熱発電や熱化学反応などの新再生可能エネルギーはかっての薪に比べて利便性を約束しています。我々はすでに地球上の石油資源の半分以上を使い切り、天然ガスも3割は使ってしまったように見えます。節約、効率化、水力、バイオは量的に限度があります。二酸化炭素を排出しない原子力発電の有効性がよく議論されますが、首都圏などの人口密集地を放射能汚染で失う損失は膨大で合理的な正当化は困難ではないでしょうか。またウランは有限資源のため世界中が使い始めれば価格暴騰の可能性も否定できません。結局、風力、ソーラーセル、集光型太陽熱発電などの再生可能エネルギーとともにまだ残っている石炭資源を使うことになるでしょう。電気自動車の利用とともに海外の石炭産地で二酸化炭素を隔離しつつ、石炭を二酸化炭素貯留技術と共に使うことになるでしょう。石炭資源からメタノール、ジメチルエーテル、アンモニアなどの低炭素燃料を合成し、それを輸入してハイブリッド車の自動車燃料に使用することで運輸セクターでの50-100%の削減が可能です。ソーラーセルのグリッドパリティーは2014年頃に達成可能と予想されます。グリッドパリティー達成後は配電網の逆潮流対策に取り組みながら家屋の屋根の半分にソーラーセルを設置し5.3%の発電を担わせ、6.8%の風力を導入し、耐震性を高めた原発を現状レベルに維持し、揚水発電の能力アップをすれば電力セクターの二酸化炭素放出量の18%削減が可能となります。電力料金増は6円程度です。更に蓄熱器を備えた集光型太陽熱発電で21.7%の発電を行い、ソーラーセルを全ての家屋の屋根にのせて10.3%を確保し、風力を6.8%導入すれば原発を全て停止しても、二酸化炭素放出量の9%削減が可能となります。電力料金増は12円程度です。化石燃料が枯渇してしまう来世紀にはソーラーセルや集光型太陽炉で水素を製造し低炭素燃料、アンモニア、還元製鉄などの素材を製造することで人類の未来を切り開くということになるのでしょう。----------------------------------------改行されてないので読みにくいかと思いますが、本文はというと印刷すると110ページにもなる膨大な量です。ざっと読んだだけで、まだ細かい点まで検討していませんが、理論と経験に裏打ちされた確かな技術センスと豊富な知識量を土台にした、広い視野と壮大な展望に満ちた論文で、勉強になるとともに、たいへん面白かったので、紹介させていただきました。
2009.02.25
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昨夜のインターネットに読売新聞配信の次のような記事が流れていました。---------------------------------------- 「地球温暖化」では甘い!「高温化と呼ぼう」…埼玉・川口2月24日21時22分配信 読売新聞 埼玉県川口市は24日、「地球温暖化」という表現が環境問題の深刻な現状にそぐわないとして、4月から独自に「地球高温化」と言い換えることを決めた。 岡村幸四郎市長は「温暖という言葉では、過ごしやすいという印象があり、危機感が伝わらない。市民の意識も啓発したい」とするが、環境省は「(自治体独自の言い換えは)聞いたことがない」としている。 市は4月の組織改正で、環境総務課に地球高温化対策係を設け、環境イベントや学習会などの事業でも使用していく。 ----------------------------------------「地球温暖化」は"Global Warming"の訳。「地球高温化」とするには、ちと無理がありますね。「ヒートアイランド(heat island)」現象を日本語に置き換えるとすれば、「都市の高温化」ということになるでしょうけど。かつて、"Sustainable Development"の訳語「持続可能な発展」についての論争がありました。一つは「Sustainable」をどう訳すかで、宮本憲一先生などを中心に「持続可能な発展」だと「発展し続ける」イメージでとらえられるが、地球がこのままの状態で続いていけるかどうかが問題であり、この言葉が表現しようとしていることなので、「維持可能な発展」と言い換えるべきだという提案、それから自然科学の分野におられる先生方が今後もずっと地球が現在の状態を存続できるかどうかということで、「永続可能な発展」という言葉を提案し、それぞれ自分たちの論文などでは、そうした言葉を使っておられました。両者とも、実際に「現在の経済活動をこのまま続け、発展し続けよう」ということを主眼にした勢力がいるので、そうした解釈を許さない、"Sustainable Development"の意味がきちんと伝わる用語にこだわったのは理解できることです。さらにそもそも"Development"「発展」という言葉を使うから、「現在の経済活動をこのまま続け、発展し続けよう」という解釈を許してしまうので、"Development"「発展」を使わないで、"Sustainable Society"「持続可能な社会」に言い換えようという提案もあり、現在この「持続可能な社会」の方が、主流となり、一般的に使われています。「地球温暖化」は、そもそも地球は「地球寒冷化か地球温暖化か」「地球は冷えつつあるのか、それとも暖まりつつあるのか」という傾向を表す言葉です。日本において、市民の啓発が進まないのは、この「地球温暖化」という言葉のせいでしょうか?そうではないと思います。政策的に地球温暖化を防ぐための方策が示されず、また市民などがそうしたことをおこなうメリットもなく、結局インセンティブが働かないという問題だと思います。再生可能エネルギー普及におけるこの間の日本の停滞という現実を目の当たりにして、洞爺湖サミットを契機に、ようやくまた「太陽光発電」などへの補助金の復活が検討され始めましたけど。再生可能エネルギーを進めるより効果的な方策は、ドイツなどでおこなわれている電力会社の「太陽光」や「風力」エネルギーの高額買取義務制だと思っていますが、とにかく日本政府や財界のこの問題へのやる気のなさは、ひどいものでした。とりあえず、川口市のこの提案が話題になることで、本当は地球温暖化問題にどう立ち向かえばよいのか、についてみんなで議論することになり、その結果、真に地球温暖化を防ぐ政策の実現に向けて前進することになるとすれば、「地球高温化」という提案の意味も出てくるといってもよいのかもしれません。
2009.02.24
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2009年2月15日~2月21日の太陽光発電と電力消費+ごみ分別です。晴れた日は、消費量を発電量が上回る日も出てきました。うちは発電量が少ないなあと他ブログなどを見ながら感じていましたが、消費量も少ないので、電力収支でいうとまあいいところを保っているといえます。メーカーの担当者の方から電話がかかってきましたが、故障というわけでもないので、このまま様子を見ていきたい。あわててきていただく必要はなく、用事があるときにでもついでに寄ってくれればいい、と話しました。その前の技術担当者からの電話では、使い始めてから、3度だけ雷などにより瞬間的に止まった(異常が出た)ということで、故障しているかどうかという点ではたいへんいい状態だ、ということです。ごみの分別では、あいご会のリサイクルの日にもかかわらず、紙をあまり整理して出せなかったので、8.1kgにとどまっています。今週は、ガレージにおいてある昨年後半からたまったリターナブルびんの本数を数えて掲載しました。缶ビールは買わないようにしていますし、びんビールもたまにしか飲みません。大というのは、お客さんが大勢来たときに買ったアサヒスーパードライの2リットル(正確には1957ml)びんで、これもリターナルびんということなので、購入しました。一升びん6本は、焼酎ばかりではなく、このうち1本は醤油のびんです。五合びんは焼酎2本と清酒1本です。風邪が治りきっていないということでランニング桜島出場を回避しましたが、今日はほぼ完治した感じです。どこか、手近なレースを探して出場しようか、考えてみたいと思います。
2009.02.23
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昨日2月21日は、次男の9歳の誕生日でした。私が鹿児島に来て以来、ずっと懇意にしてくださっている職場の先輩の奥さんが、手作りのケーキを作ってくれました。とてもおいしかったです。昨日の午前中は、どんぐりのいえであった、ドイツ・シュトゥットガルトにおいて教育関係で活躍している仲正雄氏の講演会に参加。「声には、反感を呼ぶ声と共感を呼ぶ声がある。」「声が人に伝わるかどうかは、音量ではない。」などを実際にやってみせながら話しました。とてもあたっているような気もするし、ちょっとそれは本当かという部分もありますが、「真偽はともかく」たいへん面白い講演でした。午後は、昭和28年につくられた映画「蟹工船」を観ました。小林多喜二原作の「蟹工船」、小説は若者を中心にブームだということですが、映画の観客の年齢層はずいぶん高かったですね。監督は出演もしている山村聡。後年の山村聡しか知らない(知っているだけで年がわかりますが)私には、新鮮でもありました。蟹工船に集められ、あまりにひどい労働環境に労働者たちは団結して立ち上がるのですが、会社が呼んだ海軍に多くの者が無残に殺されるシーンでそのまま終えた映画に、会場はしばらく凍りついたような雰囲気でした。「正義は必ずしも勝つわけではない」現実のもとで、それでも立ち上がり闘いつづけるのはたいへんだなあ、ということ、この蟹工船と似た状況が現在起こっていること、心はますます暗くなりますが、その現状を認識して、地道にかえていくしかないのだろうと思います。新たに蟹工船の映画がつくられているようなので、どのように描かれているのか、それも観てみたいと思います。ところで、本日はランニング桜島。風邪はあとちょっとというところまで来ているのですが、しかし完治していないのも事実。妻に相談したら、やはりダメという返事が返ってきました。思い起こせば、昨年も宮崎にキャンプに来ているソフトバンクホークスと巨人とのオープン戦と日程が重なり、それをぜひ観に行きたいという長男の要望を受け入れて、申し込みながら欠場しました。二年連続欠場はつらいところですが、来年こそは体調万全で出場できるようにしたいと思います。せっかくですので、Tシャツ等の記念品だけもらいに、これから桜島に行きます。
2009.02.22
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2009年2月8日~2月14日の太陽光発電と電力消費+ごみ分別です。項目欄にすべて色をつけて、よりカラフルにしました。それから、ごみ分別項目を大幅に増やして充実させました。太陽光発電と電力消費は、天気がよかったこともあり、13日の金曜日(不吉?)以外は、自給率ほぼ100%とだいぶ改善されました。しかし、ピークも低く、発電量も以前はこの時期でも13kWhぐらいいくこともあったのに、9kWhが最高です。ただ、電力消費も抑えられているので、自給率でいうととんとんのところを維持しているということですね。金曜日にメーカーに問い合わせメールを出しておきましたので、来週にでも見に来てくれるでしょう。ごみについては、「生ごみ」が先週の分も合わせてみると、コンスタントに週4kg程度でているようです。「もやせるごみ」(可燃)は今週は1.7kgでした。「もやせないごみ」(不燃)は、うちでは今ほとんど出ません。以前、もやせないごみに指定されていた「プラスチック製品」「皮革類」「ゴム類」が、灰溶融炉を併設した新北部清掃工場の焼却炉完成を根拠に、埋立処分場の延命を目的として、「もやせるごみ」に変更になったからです。この焼却炉の話題は、また後日述べたいと思いますが、このため皿や茶碗、コップが割れたときとか、大掃除で金属を含んだ鍋やおもちゃとかを処分するとき以外、もやせないごみに出すものがないからです。「プラ」というのは「プラスチック容器類」のことですが、これまでの経験から週にだいたい0.5kg程度出るようです。「トレー」、「卵パック」、「牛乳パック」は、今週ということではなく、今年に入ってからたまっていたものを、土曜日に生協の回収箱にもっていったデータです。なぜこんなに少ないかというと、卵はパルプモウルドのリユースパック、牛乳はリユースびんで配達してもらっているので、それではたりなくて店頭で買い足したときだけ、卵パック、牛乳パックが出るからです。トレーは「プラスチック容器類」としても集めていますが、トレー単独だとまたトレーにリサイクルできるので、ぜひ生協やスーパーなどの店頭の回収箱に出してほしいものです。「紙」は、ダンボール、新聞紙、チラシ、雑誌等はもちろん、よごれていない普通の紙や紙箱などもすべて「紙」に分別して出しています。まだ整理をしていないものもあるので、1週間で出る紙の量はもう少し多いかと思いますが、今週は約10kgというところでした。地域のあいご会の廃品回収(懐かしい呼び方です)が来週の日曜日にあるので、そのときに大量に出すことになると思います。缶・びん・PETボトルもうちではあまり出ませんが、ある程度集まったところで数週間に1回出すので、そのときにここにデータを報告します。
2009.02.15
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異常に暖かい日が続きますね。もう春たけなわという気温。外にでても、コート要らず。そして、外出してわが家に入るともう暑いくらい。OMの設定を「ソーラー」から「涼風」にかえようか、という冗談も出るくらいです。しかしながら、「ランニング桜島」のハーフマラソンまであと1週間というのに、風邪が抜けません。体温も平常、鼻水などもほとんど出ないのですが、咳が出ます。昨夜も、コンサートに行きましたが、演奏中咳を我慢するのに苦労しました。トレーニングはできていないけれど、レースを走り終えた後の国民宿舎「レインボー桜島」の「桜島マグマ温泉」のいかにも鉄分含んでますよという赤っ茶けた湯に入るのも楽しみなので、無理やりにでも直して、レースには出たいと思います。
2009.02.13
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2009年2月1日~2月7日の太陽光発電と電力消費のデータです。今月から再びデータをとりはじめた「ごみ分別」についても、表に掲載しました。また、合計と単位の列を入れ替えるなどの修正をしました。先週は節分もあったけど、今年はいそがしくてわが家では恒例の豆まきもしなかったな。どんぐりのいえでは、前の週の週末にもちつきなどをしたようだけど。天気の方は2月3日の立春以外は好天続き。全般に暖かな陽気でした。全体に発電量が上がって、自給率も改善されています。しかし、どんないい天気の日もピークが2.0に達しないというのは、やはりおかしいですね。先週メーカーさんに訊いてみるといって、忙しくてそのままにしていたけれど、今週こそはきちんと訊いてみたいです。さて、今月からデータをとりはじめたごみについてですが、まずは「生ごみ」と「もやせるごみ」について、つけておきました。「もやせるごみ」は月木が収集日ですが、量的(ごみ箱がいっぱいになる)にも、質的(異臭が漂う他)にも、収集日が1週間空いても全く問題なく、週1回で十分でした。結局先週分のもやせるごみは、月曜日に出した、わずか0.7kgでした。生ごみの方は合計3.8kg。もやせるごみの5.4倍にもなりました。もしもこれを全部もやせるごみに出していたら、4.5kgにもなっていました。たいへんなちがいです。ほかにも「資源ごみ」として「紙」や「プラスチック容器類」をきちんと分別しているのが、「もやせるごみ」の少なさにつながっています。次回は、その辺りのデータについても、分析・報告したいと思います。
2009.02.09
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今朝(2009年2月7日)の南日本新聞の投稿欄「ひろば」の「若い目」をみると、中学生のこんな投稿が掲載されていました。-----------------------------------------ごみの分別 H中3年私は地球温暖化を防ぐために、自分ができることでごみの分別をしてきました。でも、ごみの分別は地球温暖化を防ぐための活動としてあまり良くないと聞きました。ごみを分別すると、燃えるごみと燃えないごみに分別されます。だから、燃やすときに使う火力が弱くて、エコにつながっていると思っていました。しかし、生ごみなど水分をもったものだけが分別されてしまって、火力を強くしないと燃えないようになり、エコ活動どころか温暖化をさらに進めてしまっていることを知りました。ごみの分別は本当によいのか母に聞くと、「今、それが問題になっていて大変なんだよ」とこたえました。私も、どうすることが地球にとってやさしいエコ活動なのかなと思いました。今の私たちにできることは限られているけど、本当にできることはたくさんあると思います。本当のエコ活動とは、一人一人が地球のことを思ってしんけんに取り組み、地球にも人間にもやさしい活動のことだと思います。-----------------------------------------この中学生はたいへんいいところに気がつき、すばらしい質問をしているのですが、まわりの大人がきちんと正しい答えを出せていないのが悲しいです。もしかして、「分別せずに全部燃やした方がいい」とか、いっている大人がいるかもしれません。私は声を大にしていいます。「生ごみを燃やさずに、コンポスト(たい肥)にすればいいんだよ!」これが本当の地球にも人間にもやさしいエコ活動です。
2009.02.07
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2週間ほど前、高校訪問に行く際に名刺を切らしてしまったので、新しく自分で名刺を作ることにしました。どうせ作るなら、ブログの宣伝もしようと思い、この「エコハウスにようこそ」のURLとエコハウスのバナーを入れた名刺を作りました。なかなかカラフルな名刺ができました。バナーには、「わが家は、OMソーラー、太陽光発電、雨水タンク、コンポストボックス等を備え、二酸化炭素排出量を日本の平均家庭の約4割に抑えたエコハウスです。」という宣伝文句が入っています。この名刺に入っているバナーをブログに貼るのを忘れてましたので、ブログの一番上の部分に貼っておきます。
2009.02.07
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昨日の記事に掲載した、植物が生長し、それを人類が利用しながら、大気中の二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」の図これは「ウィキペディア(Wikipedia)」の「カーボンニュートラル」の項からとってきたものですが、下の方の二酸化炭素がどこにあるかを示した図の色の説明はつぎのようになっていました。色の説明:大気中の炭素 - 水色地中の炭素 - 薄いピンク色植物の中、暮らしの中の炭素 - 薄い茶色どうみても薄いピンク色が植物の中、暮らしの中の炭素、薄い茶色が地中の炭素というように見え、私の目が悪いのかと思いました。図をクリックしてみると、日本語だけでなくEnglishの方も、carbon in atmosphere - light blue carbon in ground - light pink carbon in plant and human life - light brownとなっています。やっぱり私の見間違いか?じっと画面を見つめつつ、これはやはり作者の説明文の書き間違いだと確信し、そして間違いは直すのがみんなのためになると心の中で言い聞かせて、Wikipediaの図の説明文を直しておきました。現在はこう訂正されています。色の説明:大気中の炭素 - 水色植物の中、暮らしの中の炭素 - 薄いピンク色地中の炭素 - 薄い茶色これでいいですよね、この図の作者さん。さて、「カーボンニュートラル」を「二酸化炭素を増やさない」という真の意味で実現しようという解釈だけでなく、「化石燃料の燃焼による増加を二酸化炭素の森林による吸収量の換算によってごまかそうという解釈」(どこかの政府のいいのがれ)や、「原料が植物でできていることだけを根拠に(生産過程などで大量に化石燃料などを使っていても)地球・環境にやさしい製品として「カーボンニュートラル」という言葉を使って宣伝」(どこかの企業の宣伝)なども存在します。とくに、アメリカの多国籍企業・穀物商社が戦略的に主導してブームをまきおこしたバイオエタノールなどのバイオ燃料の(ためのトウモロコシやサトウキビの)生産・利用も、その過程で(輸送や温度管理、農薬・肥料・水等の生産や散布等々に)多大なエネルギーを使っているので、「カーボンニュートラル」とはとてもいえません。そのうえ、食料価格高騰などを引き起こす被害を世界中に与えたということでは犯罪的です。「カーボンニュートラル」という言葉のこうした使い方、およびその姿勢は間違いだということを強く主張する必要があります。問題は、植物の生育や利用が化石燃料の生産・消費を抑えることと結びついていなければ意味がないということです。まずは、地中にある二酸化炭素をいかに大気中に出さないか、そして植物の生育、利用、廃棄(焼却)、それから再生…という循環が(化石燃料をできるだけ使わずに)できるかどうか、ということが肝要です。さらに、増加させてしまった二酸化炭素を相殺するために植林活動などをおこなう「カーボンオフセット」も、「カーボンニュートラル」と称されることもあります。長くなりましたので、これについてはまた別の機会に論じます。
2009.02.05
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安静にしていたおかげで、風邪が治ってきています。体温は36.8℃まで下がってきて、頭もすっきりしてきました。今日は大丈夫そうです。昨日、生ごみに含まれているCO2は問題ではないと述べました。大気中のCO2が現在増加しているのは、地中に埋もれていた石炭、石油、天然ガスなどを掘り出して、大気中で燃やしているからです。生物資源由来の原材料を利用し、そしてここで発生する二酸化炭素を植物が吸収するという循環を繰り返していけば、二酸化炭素を増やすことはないのです。これをカーボンニュートラルといいます。まずは、化石燃料をできるだけ使わずに、バイオマスも含め太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用すること。そして、植林することも含め、植物がきちんと再生していくこと。この二つがカーボンニュートラルを実現する基本です。この観点からいえば、「生ごみ」処理はそのまま土に埋め戻すことが最もよい方法です。「もやせるごみ」にだすことはもちろん、生ごみを電気を使って乾燥させる方法も、これに劣るといわざるを得ません。「ウィキペディア(Wikipedia)」の「カーボンニュートラル」の項を見ると、おもしろい図が載っていました。この図のライセンスについて、「この作品の著作者である私は、この作品をパブリックドメインで提供します。これは全世界で適用されます。 パブリックドメインの適用が法的に不可能な場合:私は法令によって要求される条件以外のいかなる条件もつけず、あらゆる人に対していかなる目的でもこの作品を利用する権利を認めます。」ということで自由に使ってくださいと書いてあります。せっかくの好意です。どんどんいろいろなところで利用されるのが作者の本意だと思うので、このブログにも掲載します。-----------------------------------------カーボンニュートラルの植物における炭素循環。上の図は植物の生長と炭素の移動を示している。下の図(グラフ)は大気中、地中、生活(紙や木材などの既製品)それぞれにおける炭素の量を示している。カーボンニュートラルな植物利用と炭素量変化の流れ。1. 何もない状態2. 木を植え、木が生長する。二酸化炭素を大気中から吸収する。3. 木が成長をほぼ終える。4. 木を伐採し加工する。木材と木くずなどが出る。5. 木材を紙、建材などに利用する。木くずはさらに増える。6. 紙、建材などはやがて焼却処分される。二酸化炭素が大気中に戻る。木くずや燃えかすの灰は地中に入る。7. 木くずや燃えかすの灰は微生物に分解されて、二酸化炭素やメタンとして大気中に戻る。色の説明:大気中の炭素 - 水色地中の炭素 - 薄いピンク色植物の中、暮らしの中の炭素 - 薄い茶色このようなサイクルを持続的に繰り返すのがカーボンニュートラルである。ただし、この図には木材加工時などに化石燃料を使った場合のCO2は含まれておらず、全般において再生可能エネルギーを使うものと仮定している。-----------------------------------------「生ごみ」コンポスト化により、「もやせるごみ」が半分になり、週2回の収集が週1回になるとすれば、自治体としても大きいのではないかと思っています。もやせるごみに生ごみが混じっているからこそ、家庭でももやせるごみを早くもっていってほしいということになると思います。生ごみが含まれていなければ、1週間室内に「もやせるごみ」がおいてあっても何の問題もありません。あらためて述べることになると思いますが、室内でできる「ダンボールコンポスト」もあります。ぜひ、生ごみコンポストを広げていきたいと思います。
2009.02.04
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風邪ひいてしまいました。2月1日の日曜日、2時間20分ほど走った後、来客があり、すぐに風呂に入ったりしなかったために、こうなってしまったようです。こちらが、約束忘れていたのが原因なので、誰を責めるわけにもいきませんが。たまたま今日は試験実施科目もなく、家で寝ていました。熱は昼の時点で38.5℃、現在38℃という状況です。ずっと寝ているのも疲れるので、いま起き上がってパソコンに向かい、夕食をいただいて、また寝ます。2,3日に1度走るというトレーニング計画は早くも挫折。幸いインフルエンザではないようで、1週間以内に直したいと思っているのですが、どうでしょうか。2月からごみ分別のデータをとっていこうと思います。昨日出した「もやせるごみ」が0.7kg、本日コンポストボックスに入れた「生ごみ」が1.5kgでした。「もやせるごみ」は週2回なので、3,4日分、「生ごみ」は1日おき、あるいは毎日捨てています。「生ごみ」を「もやせるごみ」にしないというのは、「たい肥」で土の栄養を増すという意味ももちろんありますが、二酸化炭素削減にとってどういう意味があるでしょうか。「生ごみ」をコンポストにしてもそこに含まれているCO2は発生します。その点では「もやす」のとかわりません。もともと「生ごみ」に含まれているCO2は問題ではありません。「もやせるごみ」を「ごみ収集車」で集め、廃棄物処分場、焼却施設にまでもっていくのに、「ガソリン」を使います。また、焼却施設で「もやす」過程でとくに水分をたくさん含んでいる「生ごみ」が多く混じっていれば、それだけ温度を上げるための「重油」がいります。ですから、「生ごみ」をわざわざ遠くまで運び、もやすよりも、その場でコンポスト、たい肥にするのが、二酸化炭素削減にとってもいいのです。ですから、一応「もやせるごみ」「生ごみ」を継続的に計量していき、どれくらい「もやせるごみ」を削減できたか、データをとっていこうとします。2007年度にデータを取ったときには、「一般廃棄物」(これは「もやせるごみ」ということですが)は日本の平均家庭の約5割でした。分別ということでは、「もやせないごみ」及び「ペットボトル」「プラスチック容器類」「缶」「びん」「紙」「牛乳パック」「衣類」「乾電池」「蛍光灯・電球」などの「資源ごみ」も、鹿児島市では分別されていますが、長くなりますので、くしゃみもでてきて早く安静にしろと体も申しているので、この点については、後日述べたいと思います。
2009.02.03
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2009年1月25日~1月31日の太陽光発電と電力消費です。先週前半は寒かったけど、後半、鹿児島では春たけなわ(4月)から初夏(5月)にかけての天気でした。気温が上がると地球温暖化にすぐに結びつけるのは早計ですが、しかし1月末から2月はじめのこの時期に、こんなに暖かいことはあったのかなあ、と思えるほどの天気でした。(過去の天気を調べて見ますね。)それでも、太陽光発電量はたいして上がっていませんね。あんなに天気のよかったおとといの土曜日(1月31日)でもピークが2.0、きのうの日曜日(2月1日)もこれ以上日が照ることはないだろうと思えるいい天気でしたが、ピーク1.7でした。12月31日3.3、1月10,11日3.1のピークを記録しているので、冬場だからと単純に割り切れません。そのあたり、メーカーさんに尋ねてみようと思います。昨日はいい天気でもあり、いぶすき菜の花マラソン(1月11日)から3週間休み、ランニング桜島(2月22日)まであと3週間ということで、きのうはちょうど中日、トレーニングを開始しました。2時すぎから4時半まで、2時間20分ほど(ハーフマラソンのトレーニングとしては十分すぎるほど)走りました。久しぶりなので最初は少し慎重に走ったのですが、だんだんと調子が出てきて後半はむしろペースを上げるくらいに走れました。この1週間で採点をすませなくてはならないので少々気が重いのですが、これから2,3日に1度ずつのペースで走ろうと思っています。
2009.02.01
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2009年1月31日(土)南日本新聞の投稿欄「ひろば」の「若い目」に、山田真美さんの投稿が掲載されました。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――卒業 鹿児島国際大学短期大学部2年 山田 真美2年前の今ごろ、私は受験したすべての大学に落ち、将来への不安でいっぱいだった。そんな中、3月の終わりに鹿児島国際大学を受験し、4月に入学した。入学してからも行きたかった大学へのあこがれは、なかなか消えなかった。しかし、短大の先生方が忙しいときでも、私たち学生の将来への悩みに耳を傾け、一生懸命になって応援をしてくださった。私はそんな先生方のもと、自分の将来やりたいことについて真剣に考えるようになった。そして、ホスピスでソーシャルワーカーとして働きたいという目標をもち、大学編入試験勉強に取り掛かった。同じころ、母の病状が悪化しホスピスに入院した。母の病状の心配や受験勉強の大変さのなかで、先生方の存在はとても大きかった。先生方の支えのもとで私は西南学院大学に合格し、母をみとることができた。短大での2年間、つらいことが多かったが先生方に出会えたことに感謝している。この大学に行って本当によかった。新しい大学でも、さらに学問を続け世界に貢献できる人間になりたいと思う。そして、いつか先生方に恩返しをしたい。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――真美さん、投稿ありがとう。こんな投稿してもらって教師冥利に尽きますね。といっても、私も援助した一員ではあると自負していますが、情熱と時間をつぎ込んで夜遅くまで指導した学部長のN先生には本当に頭が下がります。それから種村先生が山ちゃんこと山田泉さんと「いのちの授業」を通じて知り合いでなければ、真美さんがこの短大に来ることもなかったし、真美さんががんばれたのは種村先生がゼミ担として2年間しっかりと指導されたおかげです。「ご縁」は本当に大切ですね。また、真美さんに対しては、短期大学部情報文化学科の教員だけでなく、T先生、Y先生、M先生など鹿児島国際大学の各学部の専任の先生、あるいは非常勤の先生なども含めて、他にも協力していただいた多くの先生がいることを申し添えておきます。ありがとうございました。ということはあったとしても、今度の合格は、やはり真美さんの努力の賜物です。そして、「いつか先生方に恩返しをしたい。」と書いてあるけど、合格したことそれ自身とこの投稿が南日本新聞に掲載されただけで、もう十分に恩返しはしてもらっていますよ。惜しむらくは、先週高校訪問にまわったばかり。もう1週間、この投書が載るのが早ければ、そのとき活用できたのに。とはいえ、まわった高校の先生に、この投書を映画「ご縁玉」のチラシといっしょに手紙で送れば十分伝わるかな。私の勤務する短大には、いろいろな生徒が出願します。彼女のように、受験に失敗した生徒。プラス彼女の場合、お母さんが病気ということも抱えていました。4年制大学で学びたいという強い勉学意欲をもちながら、経済的理由で短大にしか来ることができなかった生徒。(昨年経済学部経営学科をトップの成績で卒業して、卒業式で答辞を述べた学生も、経済的理由で短大に入学したもののもっと勉強したいという本人の強い意欲から、いくつかの奨学金を受けることにより、学部に進学することができました。)高校時代、授業や教室にとけこめなかったり、先生とのあるいは生徒同士のトラブル等のため、他の高校の通信制に転校したり、高校に行けなくて大検を受けて入学資格を受けたりと、さまざまな挫折やコンプレックスをもって入学してくる生徒がいます。さらには、制服があり校則が厳しい他の短大には行けなくて、服装も自由であまり制約がないこの短大を選択する生徒たちもいます。もちろん、少なくとも表面上は、明るくすくすくと素直に成長し、喜んでこの短大に入ってきてくれた生徒もいます(が、これはうちの学校に限らず、日本全体の問題として、そうした生徒たちも何かそれぞれ心の奥底に抱えているものをもって生きているでしょう)。そうした生徒たちがわが短大に入学し、鹿児島国際大学短期大学部の学生として受け入れた以上、楽しくしかも役に立つ授業を展開するとともに、一人ひとりの学生の勉学や生活、進路に対して相談に乗り、適切なアドバイスをしたり、鹿児島大学等に編入したいという学生がいれば、学部編入試験のための勉強を見てあげたりしています。真美さんの例は、そうした地道な努力が実った成果のひとつでした。残念ながらいまは天国にいるお母さん(できれば卒業式にも来てほしかったけれど)にも、生前に合格の報告ができて本当によかったですね。
2009.02.01
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2009年1月18日~1月24日の太陽光発電と電力消費です。今週から、週の合計値(ピークは最高値、気温は平均値)も加えました。今週は天気も悪く、これまでの値と比べても、発電量や自給率は最低です。1月の購入電力量(太陽光)と電気使用量の検針結果も入っていました。「購入電力量(太陽光)」というのは九電の側からの見方で、私からすれば売電量です。太陽光売電量が63kW(1,827円)、電気使用量は303kW(6,265円)でした。芳しくありません。月単位で分析してみて、結果についてはこちらにもアップしたいと思います。風邪が流行っていて、うちの学区の小学校はインフルエンザ、中学校は嘔吐下痢症が流行っているとか。中1の長男も風邪できのうは学校休みました。私のほうは、先週風邪を引きかけましたが、現在は何とか大丈夫そう。そこで、2月22日にある「ランニング桜島」のハーフマラソンめざして、そろそろトレーニングを開始します。3年前から走っていますが、1時間42分台、1時間33分台、1時間37分台という記録でした。いぶすき菜の花マラソンに比べて記録がいいのは、ハーフだとなんとか最後までもつということと、桜島は比較的平坦でアップダウンがきつくないからということもあります。最後にアップダウンがありきびしいが、どこまでがんばれるか。それから遅ればせながら、渋井陽子さん、大阪女子マラソンの優勝見事でした。おめでとう。
2009.01.28
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1月22日(木)、鹿児島国際大学で、映画「ご縁玉」を上映しました。山田泉さんのブログなどにあるこの映画の紹介を引用しておきます。「長篇ドキュメンタリー「ご縁玉」は、大分で<いのちの授業>を続けてきた山ちゃんこと、山田泉(元養護教論)とベトナム孤児としてフランス人の養父母に育てられ、今や国際的に活躍するパリのチェリスト、エリック-マリア・クテュリエの交流を描いた作品です。エリック-マリア・クテュリエ(35歳)は、パリ旅行中の乳ガンを患う山ちゃんから渡された五円玉に引き寄せられるように、山ちゃんの住む大分へ旅立つ。山ちゃんはガンを再発してから<いのちの授業>で、命の大切さを子供たちが考える場を作ってきた。1枚の五円玉がもたらした縁が、チェロの音色や大分の自然とともに観ているものの胸を響かせます。」短期大学部情報文化学科の学生・教員だけでなく、鹿児島国際大学の他の学部・学科の教職員や学生の方々、3月21日の鹿児島黎明館での一般上映会の実行委員や後援団体の方々、鹿屋で上映を企画されている方なども来ていただき、すばらしい雰囲気の中で上映ができました。映画が終了したとき、自然に拍手がわきおこりました。学科の教員がお金を出し合って上映したということで、他の教職員の方々にカンパをお願いしたのですが、たくさんカンパしてくださいました。学生たちも、この映画にふさわしく5円玉などをたくさん入れてくれました。また、上映の相談に乗っていただき、準備していただいた大分シネマファイブの田井さんにもお礼をしなくてはいけません。みなさん、本当にどうもありがとうございました。山ちゃんのブログに娘の山田真美さんが記事を書き、学生たちの感想文を掲載してくれています。真美さん、上映後一晩で、感想文を全部一人でワープロに打ったのね。がんばったんだね。パリでケンちゃんことエリック-マリアに5円玉を渡したのは、真美さんだったそうです。「いのちの恩返し」という山田泉さんの本にも出てくる村末先生も来てくれました。3月21日に開く鹿児島黎明館での一般上映会の実行委員もしてくださっていますが、村末先生のブログにも、その記事が載っています。次は、鹿児島黎明館での一般上映会です。日時 2009年3月21日(土) 1回目10:00~ 2回目13:30~ 3回目15:20~ ※11:20より、山田真一さん・山田真美さん・種村エイ子さん・村末勇介さんらによるトークがあります。場所 鹿児島市黎明館2階講堂 〒892-0853 鹿児島市城山町7-2 入場料 一般(前売)1200円 一般(当日)1500円 大学生以下(前売,、当日とも)700円チケット問い合わせ 099-222-8746 鹿児島コミュニティシネマ事務所 099-263-0756 八木主催 映画「ご縁玉」上映実行委員会共催 鹿児島コミュニティシネマ “人間と性”教育研究協議会鹿児島たんぽぽサークル鹿児島のみなさん、よろしくお願いします。
2009.01.23
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2009年1月11日~1月17日の太陽光発電と電力消費の報告です。先週と比べると、消費電力が増えてます。とくに11日、私は朝早くいぶすき菜の花マラソンに出かけましたが、家族の他の者たちは家で何していたのでしょうか?他の日の消費も全般に増えてます。しかし、晴れた日が多く、発電量も増えて自給率はややアップしています。気温は最高も最低も下がり目。私は、週末も忙しく風邪をひきそうな状態。こじらせないように気をつけなければ。
2009.01.19
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いぶすき菜の花マラソンの話題の続編です。まず、飲食について。今年のいぶすき菜の花マラソンの公設、私設のエイドステーションで飲食したものはというと、水、スポーツドリンク、オレンジジュース、かつお茶ぶし、ソラマメのスープ、バナナ、さつまいも、みかん、りんご、氷砂糖、黒砂糖、おにぎり、レモン、キンカン、ミニトマトなどでした。他に飴玉・キャンディとあられももらったけど、走りながらは食べられず、ポケットに入れてゴールしてから口にしました。ぜんざいを出してくれているところもあったけど、足の状態が回復して再び走り始めたところでもあり、レース中立ち止まってまで食べる余裕はありませんでした。さすがに、特産品の一つ、いも焼酎出してくれるところはありませんでしたが、食い地のはっている私は結局何やかやと口にして、ゴールしたときにはやや満腹状態でした。とはいえ、ゴールしたら、競技場ですぐスポーツドリンク、そのあとかつお茶ぶしをいただくのが恒例。今年もいただきました。そして、着替えたあとは、無料引換券で、うどん・そば、おにぎり、ぜんざい、さつまいもをいただきます。いつもは、すべて食べきるのですが、今年はお腹いっぱいで、うどんとぜんざいだけいただき、おにぎりとさつまいもは持ち帰りました。この日、主催者が用意した食材は、うどん・そば17500食、ぜんざい17500食、さつまいも7トン、菜の花の漬物1.5トンだそうです。たしかに今年は参加者に配られるさつまいもの一人分の量もいつもより多かったように思いましたが、農家や農協からよりたくさんの提供、協力があったのでしょうか。ここで出されたさつまいもやいたるところに咲いている菜の花を、バイオマスエネルギーにすると、どのくらいになるのだろうというようなことを考えました。ところで、今回の私は身体的にも精神的にもわりと快調に走ることができました。それは、二つの秘密兵器(?)のおかげです。ひとつは前回紹介したアンダーアーマーのシャツで、身体的に汗びっしょりにもならず、気分よくいけました。そして、もうひとつは、ウォークマンNWのスティックタイプの奴です。最近、iPodとうり二つのタイプのものを出していますが、それではありません。子どもに買ってやったものを借りたのですが、音楽を聴きながら走ることで、精神的にも爽快に走ることができました。どんな音楽を聴いていたかというと、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、イーグルス、エンヤ、中島みゆき、石川優子、ビギン、kiroroなどです。年相応のものしか受けつけませんし、中島みゆきなんか聴いて暗くならないかとも思う人もいるかもしれませんが、これらのアーティストの曲がとにかく好きなんです。私の青春の思い出なんです。聴いてて気持ちいいのです。だから元気出ます。ふだんはクラシックやジャズもよく聴くけど、レースでは上記のロック・フォーク・ポップス系にしました。この中では非常に若いkiroroも、おとといだったかNHKのSONGSに出演していて、ふたりともいいお母さんになってきていますね。千春さんのかすれた声が少し痛々しいけど、これでもようやく歌えるところまで、のどが回復したということでしょう。どのくらいの人が音楽聴きながら走っているのかなと、今年初めて他人の耳のあたりに注目していたら、けっこう聞いている人多いですね。今年もタイガーマスクに阪神のハッピ着てメガホン持った人が走っていました。この人、だいたい私と走力が同じくらいなので、レースで走っていると必ず出会うのですが、今年は調子悪かったというか、オーバーペースだったようで途中からスピードが落ちて、私は15キロ地点あたりで抜いていきました。でも体の大きな全身タイツ姿の別のタイガーマスクに、歩いているときに抜かれましたが。ほかにはウルトラマン(の格好で走っている人)はじめてみました。着ぐるみ系では、牛さんが圧倒的に多かったです。今年の干支(えと)だからですかね。以前、家族がせっかくゴール前で応援してくれたにもかかわらず、私の姿を見落としてしまいました。派手な色の服を着るなどして、もっと思い切り目立つ格好をしてくれなくてはわからないといわれて、バットマンかスーパーマンあたりの格好をしようかな、とも思いましたが、いまのところその勇気はありません。大会スタッフ1200名、その他のボランティアも含め2000名、そして周辺の住民の方々の応援やもてなしなど、多くの人たちに支えられて走ることができます。温泉街指宿で観光客の少ないこの時期に何かいいイベントはないか、ということで第1回は300名の参加者で始まったこの大会、第28回となった今回は、フルと10kmあわせて18000名もの参加がありました。せっかく800万本も植えられた菜の花の有効活用(食材+バイオマスエネルギー)も含めて、これからも続いていってほしいものです。
2009.01.14
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2009年1月4日~1月10日の太陽光発電と電力消費の報告です。表をカラフルにしてみました。他のブログ見ると、太陽光発電量がすごい家があります。うらやましい。どうしてかな。まずじっくりと分析、そしていろいろと対策を考え、実行してみます。
2009.01.13
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さっきまで、高校サッカー決勝戦テレビ観戦してました。地元の鹿児島城西応援していましたが、残念でした。高校サッカーを見るのは今年初めてですが、あまりにも大迫勇也君の活躍がすごいということで(野村君はじめ他の選手もすごいのですが)、それに注目しながら見ていました。広島皆実はサッカーうまいですね。守備と攻撃のバランスがいい。残念ではありますが、今日の試合では、鹿児島城西の攻撃サッカーを上回っていましたね。さて、昨日のいぶすき菜の花マラソン、800万本植えられているという菜の花の中を走ってきました。その結果報告です。4時間9分4秒で、総合順位は15188人中1555位でした。いろいろと書きたいことがあるけど、今日は自分自身のレースのことだけにしておきます。第一目標は3時間40分でした。練習で1キロ5分のペースで3時間ほど走り続けられたので、そのペースで行けば、10キロ50分、40キロ3時間20分、42.195キロ3時間30分ちょっと、後半ペースが落ちるのを極力防いで3時間40分でゴールという目論見でした。そしてペースが極端に落ちてもなんとか走り続ければ、4時間以内にはゴールできるだろうと考えました。天候は寒くて雨も降るかもしれないという予想を裏切り、最適でした。気象条件は、午前9時現在で、天候くもり、気温9℃、湿度45%、風向き西南西、風速3.6mとあり、気温も寒すぎず暑すぎず、ちょうどよかったです。前日、今年は寒いので長袖シャツを着なければと思いましたが、適当なものが見つからず、スポーツ用品店に買いに行くと、アンダーアーマーのパワーシャツがいいと薦められました。寒さ対策だけでなく、たしかに汗がすぐ乾くのならよさそうだと思いましたが、ちょうどよいサイズがなく、野球用でもマークの位置がちがうだけで中身はまったくいっしょということで、野球用のアンダーアーマーのパワーシャツ購入しました。結果的に正解だったです。これからはおそらく、いつもこれを身につけて走ることになるでしょう。私自身のレースについては、5キロ、10キロ地点がよくわからず通過してしまいましたが、15キロ地点で1時間15分、中間点で1時間45分と前半のペースは思い描いたとおり。しかし、30キロすぎに、左ふくらはぎがピクつきはじめ、両腿も痛くなってきて、ペースが落ちはじめました。それでも33キロ地点で3時間10分ですから、何とか走りきれれば4時間をきれるとは思ったのですが、一歩進むたびにふくらはぎがピクピクしはじめ、右のふくらはぎも同じような状態になってきて、無理するべきではないと考え、山川駅手前で歩くことにしました。山川駅で屈伸運動や消炎スプレーなどをして、トイレ休憩も含めて6,7分を過ごし、そのすぐ先の35キロ地点で3時間30分すぎ。しばらくするとふくらはぎのピクツキもなくなり、再び走りはじめ、40キロ地点で3時間57分ぐらい、そしてゴールが4時間9分4秒でした。結果的に山川駅前後のロスがなければ、4時間以内にゴールできたかもしれないけど、あのときの状況を考えれば仕方ないでしょう。今回の教訓として、やはり40キロはペースを維持して走る練習をしておくべきでしょうか。私は、これまで1度だけ前半からのペースを維持できて、3時間10分ぐらいでゴールしたことがあります。ずっと昔のことですけど。あとはいつも、どうしても後半落ちます。だから、私にはゴールまでペースを維持できない渋井陽子や福士加代子の走りがよくわかります。もちろん、レベルははるかに彼女たちが上ですけど。でも今回は大事にいたる前にペース落として、レース後のダメージもほとんどないので、正解のレースをしたのかもしれません。まだまだ他に書きたいことはあるけれど、今日はこの辺で。
2009.01.12
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きのうは、この冬一番の寒さでした。そして今朝、鹿児島では、この冬初めての雪が降っています。鹿児島にとっては、年に1、2回のうれしいニュースです。写真では、よくわかりませんね。とにかく、「曇時々雪」という天気予報はあたりました。しかし、今朝の天気予報では「雨後曇」になってますけど。明日のいぶすき菜の花マラソンは、大丈夫でしょうか。うれしいような、こわいような。
2009.01.10
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今年もいよいよいぶすき菜の花マラソン(1月11日)が近づいてきました。今年の参加者は、昨年の15,000名から、さらに3,000名近く増え、18,000名にも達するそうです。当日はまず、行き帰りの交通のたいへんな混雑が予想されます。とくに今年は、前日1月10日(土)が曇時々雪、1月11日(日)が曇時々雨との予報が出されています。早朝は路面の状況もどうか、スリップ事故などを起こさないように気をつけてください。私は、JR鹿児島中央駅までジョグで行き、4:59の始発に乗り、6:05に指宿駅に着く予定です。座れないことも予想されますが、車とちがって時刻通り着くし、レース開始まで時間がたっぷりあるので余裕をもてます。早いうちは、受付・トイレもそれほど混雑しないし、ウォーミングアップもゆっくりできます。ただ大雪でも降ると時刻通りとも行かないのですが、どうなるか。交通手段として、今年はさらにトッピーやバスも用意されるようです。私は走っていると寒さは感じない方なので、いつもは上はTシャツ1枚、下はひざ上までのスパッツで走っていますが、今年は長袖シャツにTシャツの重ね着が必要かもしれません。いつも前半オーバーペースで後半バテバテ、とくに山川駅からの海岸沿いの上り坂がきついのですが、前半抑え目にして、後半歩くのではなく走り続けたいと思います。大会ボランティアのみなさん、そして沿道の方々、いつもありがとうございます。感謝してます。沿道の声援、そしてバナナやみかん、ふかし芋などを用意してくれる公式のエイドステーションだけでなく、飴や黒砂糖、梅干、かつお節茶など、それぞれに工夫して出してくれる住民のもてなしが本当にあたたかくて、どんなに疲れていてもがんばる力になります。冷却スプレーや消炎鎮痛剤のサービスも助かります。レース後も、うどん・そばとおにぎりだけでなく、ぜんざいとふかしいもがあるのが楽しみ。かまどをずらっと並べて、さつまいもをふかしている光景は壮観ですよ。温泉にも入れるので、それも楽しみ。お湯につかると、気分はリフレッシュ。ただし、足の痛みはかんたんにはとれません。ま、期待と不安はどんどん膨らみますが、さてどうなるか。大会スタッフのみなさん、沿道の住民のみなさん、そしていっしょに走るみなさん、今年もよろしく。
2009.01.09
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前回の二酸化炭素排出量の記事は、2007年1月~6月のものでした。なぜ直近のものでないかというと、パソコン操作ミスによるデータ消失、紙類の未整理によるレシート紛失、そしてデータの記入もれ等により、どこかに穴が開き、社会保険庁の年金問題に匹敵するような「消えた…問題」が起きて、その後は半年間レベルできちっとそろっている完全な排出量のデータが残っていないからです。(このブログではじめて動く絵文字使ってみました)そこで、頻繁(「ひんぱん」と読むのであって、「はんざつ」と読むのではないですよ、麻生首相。たしかに煩雑(はんざつ)と思うこともあるけど)なブログ更新と、完全なるデータ保存という一石二鳥(?)をねらって、今年はこまめにデータ公開していこうかな、と考えています。ということで、まずは年末年始のエコノナビット君のデータ公開。ちなみにエコノナビット君とはこれです。写真ぼけてます。2007年に撮った古いものです。これは旧型で、現在もっとかっこよくて機能もすぐれた新型の「エコノナビットii」がでているようです。太陽光発電と電力消費については、日~土までの1週間ごとのデータを毎週それほど遅くならないうちに公開していこうと思います。(どこまでつづくか?)「消費」はその日の電力消費量の積算、「発電」は太陽光発電量の積算で、それぞれ単位はkWh(キロワット時)、「自給率」はエネルギー自給率で、「ピーク」はその日最高を記録した発電量(kW)、「天気」と「最高気温」「最低気温」は、Yahooの天気サイトの鹿児島県鹿児島地方(鹿児島市周辺)の「過去の天気」からとったものです。「天気」は、午後3時現在のものなので、午前中どんなに激しく雨が降っていたとしても、午後3時に晴れ上がっていればたとえば、今年の元旦の鹿児島の天候は、午前中雨が降っていたにもかかわらず、表ではだからこれが1日の天候を表すかというと、あまり信用できません。ということを一言ことわっておきます。で、年末は曇っていたことが多かったし、(元旦を除けば)正月は天候も悪くなかったけれど、やはり冬場はエネルギー自給率はあまりよろしくありません。電力消費をおさえる手立てを何か打ちますか。暗いうちから、パソコンに向かわないほうがいいって? …たしかにそれもそうですが、私の場合、早寝早起きが極端なので。それではまた。
2009.01.07
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前回の家庭の二酸化炭素排出量の記事の補足です。どんな仕方で、二酸化炭素排出削減をおこなっているかについて、わかりやすく示すために環境家計簿(年間CO2排出量)の表を作ってみました。これを日本の平均家庭と比べてみました。太陽光発電(+OMソーラーのエアコン要らない効果)で電力が約5分の1、OMソーラーの床暖房+給湯効果で灯油・LPG・都市ガスの合計で約3分の2、ハイブリッド車でガソリンが約3分の2、生ごみコンポスト化(+分別徹底)で一般廃棄物が4分の1以下、雨水タンクのトイレと庭の水撒き利用および風呂の残り湯の洗濯利用で水道は半分ほどとなっています。電気の消し忘れなど、まだまだ削減できることはあるのですが、とにかくこれらの対策により、かなり削減できていることは事実です。
2009.01.06
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昨年出した年賀状に記したグラフとメッセージを、このブログに掲載し忘れていたので、1年遅れですが、ここに掲載します。私のエコハウスは2006年10月に完成したので、現在約2年3ヶ月ぐらいたったところです。なお、このグラフは、以前このブログに掲載したグラフの数値を計算しなおし、変更を加えたものです。今年は太陽光発電への補助が復活するということだし、エコハウスに住む仲間が増えるとうれしいです。
2009.01.06
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今日1月4日は、私の誕生日。今朝は天気もよく、眺めのよい吉野の寺山公園まで(わが家にとっての)「初」日の出を見に行きました。7時ごろに寺山公園に着くと、もうあたりは明るくなりつつあり、桜島にかかる雲が朝焼けでピンク色に輝いていました。見る見るうちに朝焼けが広がり、黄金色に輝く雲もありました。日の出は、7時18分ごろ、桜島の左側奥に見える大隈半島の輝北町の「輝北ウィンドファーム」の風車が並んで見えるところ(申し訳ありませんが、写真でははっきり見えません)から、上がってきました。この「輝北ウィンドファーム」はユーラスエナジージャパンが鹿児島県輝北(きほく)町のきほく上場公園に2003年1月より建設に着手、 2004年2月から営業運転を開始したものです。ローター直径 60m、定格出力 1,300kWの風車16基、合計20,800kWの出力で九州地区最大規模を誇り、風車はボーナス社製の1,300kW機を採用、総数16基で構成されており、総発電量は一般家庭の約1万2,000世帯分に相当し、15年間にわたり九州電力に売電する予定となっています。晴れた日の寺山公園からの眺めは絶景です。桜島がドカンと一面に広がる錦江湾に浮かび、その向こうに大隅半島、右側には開聞岳もくっきり見えます。左の方を向くと、近くには姶良・加治木・隼人・国分の町並みが見え、遠くには霧島連山がそびえます。そして、背後の北側には吉田牟礼ヶ岡の山頂に、牟礼ヶ岡ウィンドファームの風力発電の風車8基(寺山公園から見えるのは6基)が並び、風を受けて快調にまわっています。すみません。写真ぼけてます。牟礼ヶ岡ウィンドファームは、地元鹿児島の島津興業が出資する南九州クリーンエネルギーが九州グリーン電力基金の助成を得て建設したもので、直径60mの3枚のプロペラを持つローターをもつ風力発電機(出力1300kW)8基が設置され、合計出力は10,400kW。約6500世帯分の電力を供給しています。(牟礼ヶ岡の「岡」が「丘」という漢字になっていたのに気がつきましたので、2009年1月8日午後9時15分ごろ、訂正しました。)私も一度この風力発電を訪ねましたが、それまで森林だったところが、人間が活動する際には仕方のないことですが、風車の建てられている周辺は木々が伐られてしまっていました。それだけに、自然を大きく変える開発においては、慎重な判断により、本当に有意義なものだけに限定することが求められるでしょう。私は、省エネを進めながら、化石燃料による発電をできるだけ減らし、原発にも頼らない(可能な限り、できるだけ早く撤廃)発電をしていくことが必要だと思っています。したがって、バードストライクなども問題もありますが、再生可能エネルギーである風力発電施設については、今後も地点の選定などをしっかりとおこないつつ、進めていくべきだと思います。錦江湾と桜島の雄大な景色を前にして、明るい太陽の光を浴び、風力発電の風車が元気よくまわっているのを見るにつけ、私たちがいかに自然の恩恵を受けているのかを実感します。この自然に逆らうのではなく、それと共存し、うまく生かしていくことが、私たちの今後にとって大切なことだとあらためて思いました。なお、風力発電については、私のこのブログでも、2006年11月16日に、風力発電、鹿児島の風力発電の概要で、述べています。NEDOの資料によると、鹿児島県は設備容量86,105.0kW、設置基数76基で、ともに北海道、青森県、秋田県に次ぐ第4位です。なお、現在の鹿児島県での導入事例は、NEDO新エネルギー技術開発部のサイトに、現在の鹿児島県での導入事例の分布図が出ていますので、参考にしてください。平成20年4月9日の九州電力株式会社のプレスリリースによると、平成19年度風力発電系統連系については以下の表のようになっていて、九州で計画されている風力発電建設のほとんどが鹿児島県のようです。国際的に見ると遅れている風力発電設置の先進県として、さらに風力発電等の再生可能エネルギーを増やしていってほしいものです。
2009.01.04
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本日2回目の書き込みです。オーバーペースか?家族4人で初詣に出かけ、近所の神社三社を歩いてまわってお参りし、その足でアミュプラザの鹿児島ミッテ10で、映画「ブタがいた教室」を観てきました。映画の感想は、映画「ブタがいた教室」のPちゃんレビューにも書き込もうと思いますが、飼育シーンなどについては、下記の農文協のドキュメンタリービデオの方が、真剣さ、必死さが伝わってきて、見ごたえがある、と感じました。しかし、Pちゃんを食べるかどうか、の子どもたちの議論は、実際に飼育してこそ、真剣にぎりぎりまでいのちと向き合い、考えることができることを感じさせる迫力のあるものでした。ただ、たしかにさまざまな意見が噴出して、本当に結論の出ない、正解のない問題なのですが、人類にとって家畜とは何なのか、人間はどのようにしてなぜ家畜を育ててきたのか、そして現在家畜をどう生産しているのかという基本的な問題にもっと迫らないといけないのではないか、と思いました。つまり、そこをきちんと考えないと、ペットのようにして飼われ、情が移ってしまったPちゃんの命をどうするのか、という問題にしぼられてしまい、ブタをはじめとした家畜を食べることが、たんなる人間のエゴだと考えることになってしまう人も多いのではないか、と感じました。人間としての感情とともに、生命の連鎖(食物連鎖)や循環といったことをきちんと考える必要があるのではないか、ということです。私の担当している「教職課題研究」という総合学習の指導法を教える授業で、毎年必ず学生に見せているビデオがあります。農文協(農山漁村協議会)の出している農業体験で「総合的な学習の時間」をつくるシリーズ(全3巻)の第2巻「(2)生命を学ぶわくわく飼育体験 いのちをそだてる・いのちをいただく」です。農文協のサイトの紹介には、こう書いてあります。長野県伊那市立伊那小学校では、20年前から、やぎ、羊、乳牛などの家畜を子どもたちがクラス毎に飼育している。飼育しているのは、すべてメスかつがいで、出産を体験させている。家畜飼育の苦労と喜び。3年生のクラスが行った豚や乳牛の飼育を縦軸に、何を学び、どう成長していったかを一年を通じて丁寧に追う。ビデオには、さまざまな動物が登場しますが、主役はブタの順子です。〈前編〉「いのちをそだてる」では、順組が2年生のころから飼っていて、種付けのために養豚農家に預けられていたブタの順子が、いよいよ出産を前にして、伊那小学校の3年順組の子どもたちのところに帰ってくるシーンから始まります。子どもたちは、ゴールデンウィークに交代で番をして、順子の出産を手伝い、順子は合計12匹(うち死産3匹)を出産します。〈後編〉「いのちをいただく」では、生後1週間で亡くなった「太陽」を除く8匹を、ともがき広場で子どもたちが育てていきます。順子も含め9匹のブタの小屋を作ってやり、飼育費用も子どもたち自身がまかなうということで、学校農園で育てた野菜をバザーで売り、またアルミ缶を集めるなど、子どもたちは必死に働きます。ブタへの世話も本当に熱心で、ブタたちは順調に成長して「中ブタ」になります。そして、やがて出荷する日が近づき、子どもたちの間では中ブタたちをどうするのかの葛藤が始まります。このあたりは、「ブタがいた教室」と重なるものがあります。子どもたちは中ブタたちをどうするべきか論じ合いますが、議論そのものの迫力は、演じているのが6年生という設定ですし、脚本が練り上げられているので、映画「ブタがいた教室」の方が、ビデオ「いのちをいただく」よりありました。しかし、ブタとの別れのシーンでは、リアル感からか「いのちをいただく」の方が感動します。私の授業でも、毎年必ず大泣きする学生がいますし、私も何度観ても涙がこみあげてきます。このビデオの舞台となっている長野県伊那市立伊那小学校は、総合学習においていうと本当にすごい学校です。全国的に総合学習が始まるずっと以前から、教科書にそって授業を進めるのをやめ、総合学習の中で教科学習もおこない、通知票も廃止して、保護者と直接面談して、児童の評価をおこなっています。また、こうした経験の研究と普及のために、公開学習指導研究会を開催し続けています。(現在の伊那小学校では、低学年では教科の授業がなく、総合学習に統一されており、中・高学年では、教科学習と総合活動が併存しているそうです。)ビデオでも、体重を量ったり、エサ代を計算したりするのが算数の授業、自分の生まれてきた様子をお母さんに手紙にして書いてもらって、それを読んだり、養豚農家などに手紙を書いたりというのが国語の授業なのです。ブタたちに対する愛情をこめた替え歌を音楽の授業で練習して文化祭などで披露、家畜とは何か、どんな歴史を持っているのか、という勉強もします。この農文協(農山漁村文化協会)の農業体験で「総合的な学習の時間」をつくるシリーズ(全3巻)第2巻「(2)生命を学ぶわくわく飼育体験 いのちをそだてる・いのちをいただく」は、総合学習のあり方やいのちの大切さを考える上で、欠かせないビデオ(DVD対応商品)だと思います。ただし、価格が10,500円(本体10,000円)で、個人で買うには少々高いのですが、近くの図書館などで探すなどして、ぜひ観ていただきたいと思います。
2009.01.01
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明けましておめでとうございます。昨年の後半はとくに、福田首相政権投げ出しと麻生首相の未曾有の迷走ぶり、アメリカのサブプライムローン破綻に端を発した世界金融恐慌、不景気に派遣・契約社員などの非正規雇用者の大量解雇、パレスチナ・ハマスのロケット弾攻撃とイスラエルの空爆による大量殺戮などで、暗い世相となりました。今年こそは、明るく行きたいものです(むずかしそうですが)。個人的にも、昨年は積み残した課題がいっぱい。今年は馬力かけて、年明け早々から公私とも充実したものにしたいです。ということで、さっそく元旦からブログを更新しています。今朝はあいにくの小雨模様でしたが、午前6時半から8時すぎまで、約1時間半かけて走り初めをしました。調子よかったです。今年も1月11日、いぶすき菜の花マラソン42.195キロを走りますが、前半は抑えて後半にできるだけバテないでいけるようにと考えています。詳細は後日書き込む予定ですが、乳がん再発にもめげず各地で<いのちの授業>をおこなってきましたが、昨年11月21日に亡くなられた山ちゃんこと、山田泉さんと、ベトナム孤児のフランスのチェリスト、ケンちゃんこと、エリック-マリア・クチュリエさんの交流を描いた映画「ご縁玉 パリから大分へ」を鹿児島でも3月21日(土)黎明館2階講堂で開催することになりました。山ちゃんの連れ合いの山田真一さん、娘の山田真美さん、同じく「いのちの授業」を展開されている種村エイ子先生、村末勇介先生の今鹿児島で考えられる限りの豪華メンバーによるトークつきです。鹿児島の方、ぜひよろしく。
2009.01.01
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メリー・クリスマス!今晩の夕食は、七面鳥とまで行かなくても、ニワトリの丸焼きという人もいるかもしれません。さて、12月13日付けの南日本新聞の投稿欄「ひろば」の「若い目」のコーナーに、わがゼミ生の投稿が掲載されました。鹿児島国際大学短期大学部1年 T.R食への理解 自らの手で飼育してきた家畜の解体を見つめるドイツの少女。ゼミのビデオ学習で目にした光景だ。 肉食文化のあるドイツでは、ソーセージは自家製という家も多い。ソーセージを作るためには家畜を育て、解体し、加工するという作業が必要である。家畜を解体する様子は見ていて気分のよいものではなかったが、ドイツでは子どものころからそれが当たり前のことだと自然に考えている。 いま、私たちが店で目にする食品の多くには原産国や原材料が表示され、そこから得る情報によって、その食品を理解している。しかし、肉でいえばどのように畜殺がおこなわれているかなど、食品の加工過程についてほとんど知ることはない。 「飽食の国」といわれている今、自分が普段口にしているものについて少しでも知るべきである。そうすることによって、食品がより身近で大切なものに思えてくるはずだ。 わがゼミでは、人間と自然との決して分離できないが、なんとも言いがたい錯綜する複雑な関係(あくまで新参者であり、自然のおかげで生まれ、生きながらえてこられた人間の側が、自然に対しておこなってきた仕打ち)を理解するために、スタジオジブリの「もののけ姫」などを教材にゼミナールを進めています。 その一環として、NHK特集のシリーズをジブリが企画・編集して発売されているDVD BOX<ジブリ学術ライブラリー>「人間は何を食べてきたか」全8巻セットの第1巻「食と文明の世界像1」の「第1集 一滴の血も生かす ~肉~」(教育テレビスペシャル/1985年放送)(ドイツ・バイエルン州の郊外、農家の庭先で鮮やかに解体されるブタ。ブタは一滴の血まで利用され、自家製ブルスト(ソーセージ)などへと加工される。厳しい冬を生きのびるために肉食文化は発達してきた。)をみました。 私のドイツ留学のときの経験でも、各地にさまざまなソーセージ(Wurst)があり、ドイツの肉食文化の伝統と「豊かさ」を実感したものです。このDVDは、通販などで、BOXだけでなく単品でも購入できるので、ぜひ見てほしいと思います。 同時に、最近DVDでも発売された「いのちの食べかた」(ニコラウス・ゲイハルター監督)と比較すると、食料生産が現代において「機械化・工業化・大量生産」の方向にすさまじく変化してきていることを実感させられます。「人間は何を食べてきたか」全8巻セット人間は何を食べてきたか 第1巻~食と文明の世界像(1)~2008年11月29日発売いのちの食べかた
2008.12.24
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私の子どもが通う「どんぐりのいえ」は、15周年を迎え、2ヶ月ほど前に写真集を出版しました。9月には、15周年記念パーティを、鹿児島ドルフィンポートのポルトカーサで行い、久しぶりに人前でギターを弾き、歌いました。(一人ではなく、みんなで)さて、そのことで先日、南日本新聞が取材に来ていたと妻から聞いていましたが、その記事が12月13日(土)に掲載されました。南日本新聞のネット版373news.comにも載っているので、引用します。障害児ら生き生き どんぐりのいえ写真集出版/鹿児島市(2008 12/13 07:08) 鹿児島市吉野町で無認可幼稚園、自然学校などを開く「どんぐりのいえ」が、活動15周年を記念した写真集「愛 輝いています」を出版した。自然に触れながら生き生きと遊ぶ子どもたちの姿が盛り込まれ、「子どもの笑顔を見て、多くの人に楽しんでもらいたい」としている。 どんぐりのいえは、1994年、永綱ユミ子さん(59)=吉野町、内田恵美子さん(58)=同=が自然の中で自主性、想像力を育てる教育を目指し設立。障害を持つ子どもも受け入れる幼稚園に現在16人が通う。100年以上のドングリの木などが生える約3500平方メートルの敷地には、木を利用したブランコなどがあり、犬や猫、ヤギ、鶏も“同居”する。 幅広い層に興味を持ってもらおうと、15周年の記念誌ではなく写真集を作った。四季折々の行事や動物の世話、毎年夏に屋久島で行うキャンプの様子などを収めている。 永綱さん、内田さんは「いろいろな人に支えられ、子どもたちに育てられてきた15年だった。関心を持ってもらえればうれしい」と話した。 A4判カラー103ページで4000円。どんぐりのいえ=099(244)5759。ただ、タイトルに「生き生き障害児らを活写」とありますが、これは誤解を与えるかもしれないので、説明しておきます。「どんぐりのいえ」は、障害児専門の幼稚園、学校ではありません。ただ、健常児も障害児も分け隔てなく、いっしょに活動し、交流することにより、ともに成長していってもらいたいという願いから、障害を持った子も受け入れているということです。その結果、だいたい1学年か2学年に1人ぐらいの割合で、障害をもった子どもがいますが、この子どもたちはそれぞれの障害を専門としている学校や機関にきちんと行っています。その上で、どんぐりのいえにも来て、みんなといっしょに活動し、交流しているということです。幼稚園でも、自然学校でも、障害をもった子もごく自然に溶け込み、楽しく活動しています。また、ふたりの先生のうち、えみ先生は大学で障害児教育を専攻し、以前先生もしていたということですし、そのご主人の内田先生は鹿児島大学教育学部に勤める障害児教育の専門家でもあり、障害を持った子どもへの接し方はまったく問題なしで、だからこそ障害をもった子どもの親御さんも安心してどんぐりに通っています。が、障害児専門の機関ではありませんので、誤解のないように。とにかく、自然あふれるよいところです。そして、15周年写真集もよろしくお願いいたします。(A4判カラー103ページで4000円。どんぐりのいえ=099(244)5759。)そういえば、種村先生のブログ「いのちの授業日記」にも紹介されていましたので、そちらもご覧ください。
2008.12.13
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前回の記事から、もう1年以上も更新していませんでしたが、今日再開します。この間にも、毎日20~50ぐらいの人が訪れてくれていて、すまないなあと思いつつ、しかしこれほど空白があると、自分にとってどうしても伝えたい何か大きなできごとがないと再開できませんでした。そして、それに値する大きなできごとがありました。たいへんショックなことではありますが、これを機会に訪れた方に情報提供できればと、思います。『「いのちの授業」をもう一度』、『いのちの恩返し』を著し、がんとの闘病中も、いのちの授業を続けて、地元大分のみならず、日本全国の多くの人に感動と励ましを与えてきてくれた山田泉さんが亡くなりました。山田泉さんの公式ブログ「どげしよっかえ? 豊後の山ちゃんワイワイ日記」すでに多くの新聞記事に配信され、同じくいのちの授業を展開されている鹿児島国際大学短期大学部情報文化学科の同僚である種村先生のブログ「いのちの授業日記」など多くのブログでもふれられているので、ご存知の方も少なくないと思います。私自身は、山田泉さんに直接あったことはないのですが、娘の真美さんがわが短大に在籍していることから、泉さんもごく近くにいるように感じていました。種村先生と山田泉さんが親しいことから、その紹介で泉さんの娘の真美さんがわが短大を受験し、入学しました。真美さんは、図書館情報(種村)ゼミナールに属し、司書資格をとるべく図書館実習などに奮闘する一方で、昨年度おこなわれた鹿児島国際大学短期大学部40周年記念の学術文化講演会「森絵都さんと語ろう」(なお、今年2008年の講演会は上橋菜穂子さん講演会「物語に魅せられて」でした)で森絵都さんに学生を代表して質問したり、わたしの子どもたちの通う「どんぐり自然学校」の屋久島キャンプにボランティアで参加したりと、この2年間でさまざまな活動をしてきました。その中でも特筆すべきは、鹿児島国際大学全学の学生論文コンテストで1位となり、学長賞を獲得したことです。種村先生のホームページ「ようこそ!図書館情報ゼミへ」の「図書館情報(種村)ゼミナールあんない」の「学生論文でゼミ生が入賞」の記事に、「2007年度学生論文で1年生山田真美さんが1位学長賞」として論文が掲載されています。この論文で、母である泉さんのことが綴られています。そして、真美さんは泉さんへの思いもあり、福祉の道に進むことを決意し、少し前に西南学院大学人間科学部社会福祉学科に編入を決めました。真美さんが、母への思いを胸に集中して勉学に取り組み、見事合格し、生前の泉さんに報告できたことは、たいへんな親孝行になったことでしょう。逆に言えば、泉さんの存在が真美さんのがんばりの原動力になったといえます。私自身は、種村先生と娘の真美さんのおかげで、山田泉さんのことを知り、著書を読ませていただき、NHKの「にっぽんの現場-心に響け、いのちの授業」なども見て、感動を与えていただきました。私の担当している「教職課題研究」(総合学習指導のための科目)で、いのちの授業のすばらしい事例として、山田泉さんもぜひ学生たちに紹介したいと思います。いま山田泉さんとフランスの若手チェリスト「けんちゃん」ことエリックマリアさんとの交流を描いた江口方康監督作品「ご縁玉~パリから大分へ~」という映画が、各地で上映されはじめています。この映画、独特の時間が流れていて、エリックマリアさんのチェロの演奏、訪れた人たちとのやりとり、泉さんと夫の真一さん、長男の一貴さん、そして長女の真美さんで構成される山田家のホンワカした雰囲気もいいです。ぜひ一人でも多くの人に見ていただきたい映画です。鹿児島でも上映できるよう、自分なりに協力していきたいと思います。真美さんとのまさにご縁で、鹿児島にエリックマリアさんが来たとき直接会って、これから日本の南端八重山諸島に行くというので、石垣島、西表島、竹富島などの八重山諸島を何度か訪ねてきた私が持っていた数冊の旅行本なども貸しました。とにかく一人でもより多くの人が、山田泉さんの著書を読んだり、映画を見たりして、彼女のすばらしい生き方にふれることが、供養になるというか、泉さんの存在をより多くの人の心に焼きつけ、泉さんの生きてきたことの意味をさらに大きくすると思います。私のブログも、その一助になればと思います。
2008.11.23
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約1ヶ月も更新をサボってしまいました。9月はじめから21日まで、アメリカに3週間ほど行っていました。そこでもインターネットにつなぐことはできたし、書きたいことはたくさんあったので更新できないことはなかったのですが、いざアップしようという直前のところでミスって中身を消してしまったりということもあって、更新できませんでした。そして日本に帰国して、後期の授業が始まるということで、その準備やらをしているうちに、10日以上たってしまいました。アメリカでのことなどは、またおいおい書いていくとして、九電の「購入電力量確認票(太陽光)」(わが家からみれば太陽光売電量)と「電気ご使用量のお知らせ」が1週間ほど前に入っていたので、まずはこれをもとに、エコナビットでの計測結果とあわせて、毎月の恒例にしている太陽光発電量と電力消費量の報告をしておきます。まず、太陽光売電量と電気使用量の昨年11月からの推移は次のようでした。8月に比べて、電気使用量はさほど変わらないのですが、太陽光売電量は下がっています。太陽光売電額と電力使用料金もほぼ同様(電気使用料金はやや増)の傾向でした。アメリカ(大半はアイオワ州にいた)では、2度ほど雨が降った程度、昼間は暑かったこともあったけれど、9月中旬を過ぎると、朝晩は冷え込んでいました。日本に帰ってくると、これが蒸し暑くて、時差ぼけも含めて、2,3日ダウンしていました。日本(鹿児島)の天気(Yahoo!天気情報)によると、途中一度天気が崩れましたが、あとはおおむね晴れていました。そのわりに、太陽光発電量があまり伸びてくれません。やはり朝、日の出後しばらくは影になってしまい、そのことが影響しているのでしょうか? 業者さんに、そのあたりを聞いてみたいと思っています。とはいえ、ソーラーパネルがないというのは、今ではまったく考えられないほど、わが家にとって当たり前のものになっています。毎日のグラフは、こちらです。近いうちに、アメリカについての記事も書きますね。それでは。
2007.10.02
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8月28日朝に、九州電力から、「購入電力確認票(太陽光)」と「電気ご使用量のお知らせ」が入っていました。太陽光売電量が増えて208kWhと5月分に次いで多くなりました。じつは、太陽が連日、日本列島を照り続け、各地で最高気温を更新したりしていたので、5月分を超えるのではないかと期待していたのですが、ほんの少し足りませんでした。電気使用量については243kWhと7月より30kWhとかなり減少しました。8月の中旬、福岡(妻の実家)・静岡(私の実家)などに里帰りしていたということもあり、電気使用量もじつはもっと減っているのではと期待していたのですが、それほどすごい数値にはなっていませんでした。売電・買電の差もわずか35kWhと、これも5月分に次ぐものとなりました。2007年8月分を加えたこれまでの推移を示します。太陽光売電額と電気使用料金ですが、売電額が買電額をわずかながら上回りました。これはわが家新築以来、5月に次いで2度目のことです。昼間92kWh、夜間151kWhと高い昼間の電気使用量が少なかったこともあり、電気使用料金が比較的安く、その分太陽光売電額が上回りました。これを毎日の太陽光発電と電力消費の動きで検証したかったのだけれど、8月12日から19日にかけて、福岡(妻の実家)、静岡(私の実家)に里帰りする際、プリンタの電源と間違って、エコノナビットのコンセントを抜いて出かけてしまい、帰ってくるまでのデータが取れませんでした。本当は、だれも家にいない間の太陽光発電量と電力消費量を知りたかったのですが、後の祭りです。ということで、たいへん不格好ではありますが、いつものとおり、天候も含めた毎日の動きの表とグラフとを掲載しておきます。これからしばらくアメリカに3週間ほど出張なので、その間ブログが更新できるかどうかわかりません。うまくいけば向こうの様子などを伝えたいと思いますが、そうでなければしばらくブランクとなるかも知れません。ではまた。
2007.08.31
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以前、「アプローチから玄関まで」を紹介しましたが、今日は1階部分を紹介します。今の状況は、大掃除でもしないとちょっとお見せできないので、すべて新築当時の画像です。玄関の床はテラコッタで、左に靴箱があります。正面突当りは階段になっています。お客様には、こちらから入ってもらいます。横を向くと納戸があり、そこから家族は、かばんや帽子などを置いて、出入りする予定になっていました。納戸の向こう側が台所になっているので、買ってきた野菜などを冷蔵庫に運ぶのにも最短距離で行ける構造になっています。しかし最近は、納戸にあまりに物が乱雑に置いてあり、正面玄関から入ることが多いですが。壁には、太陽光発電の室内装置(エコノナビット以外)が並んでいます。玄関を入って、1階を見通したところです。右側に階段、左側に本棚が見えます。本棚のところは、当初机にする予定でしたが、本が多いので、本棚をたくさん作るということになりました。突当りにはトイレが見えます。トイレも一風変わっていますが、これはまた別の機会に紹介します。さらに数メートル進んだところです。右側にはデッキ、左側は台所です。現在、この地点にテーブルが置いてあり、食事をとっています。また、お客様を迎えるときもほかに適当な場所がないので、ここで接待しています。つまり、リビング兼ダイニング兼応接間です。応接間にするときには、ある秘密がありますが、これもまたの機会に。デッキから台所の方を見たところです。台所は、シンケンの標準では、後ろを向くのではなく、みんなの顔を見ながら、料理をつくれるようにということで、アイランド型になっており、中の島部分にシンクがあるのですが、前を向いたり振り返ったりということで忙しいのではないか、横移動の方が楽ではないか、ということで、シンクとコンロは同じ窓の方向を向いています。アイランド部分は、食器を並べたり、みんなで調理するときのために使えるのですが、今は物置になっています。客が来るときだけ、きれいに片付きます。壁には、インターホンの受話器の上にOMソーラーの操作(表示)盤が見えます。ここで、棟温、室温、外気温を確認したり、ソーラーや涼風などの選択を行います。さらに進んで、現在ピアノが置いてあるところから、振り返って玄関の方を逆に見た画像です。先にはベランダがあり、その先の庭に菜園と太陽光パネルがあります。最後に、わりと広いですが、家と庭との関係でちょっと変わった形をしたデッキです。ここには、大きなペアガラスのサッシが入っています。また、その外側には、いらないときは収納できる雨戸と網戸もあります。今日はここまで。
2007.08.27
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2007年8月13~14日にかけて富士登山に行ってきました。8月13日、JR静岡駅北口9時発の富士山富士宮口5合目に直通の富士登山バスに乗り、11時20分ごろに到着しました。富士宮口からの登山は、この5合目から、6合目、新7合目、元祖7合目、8合目、9合目、9合5勺(しゃく)に山小屋があり、山頂に向かいます。5合目に着いて特に感じたのは、外国人の多さ。スペイン語や中国語、それに東南アジア諸国(容貌と言葉を聞いた感じで判断しているので確信はないが、おそらくタイ、マレーシア、ベトナムなど)の言葉が、日本語よりも強烈に、あちらでもこちらでも聞こえてきます。おそらく登山者の3割ほどを占めているのでは、と思わせるほどの多さでした。それから、われわれと同じ、小さな子供連れ。うちも、小学校6年生と2年生の2人の息子たちを連れて行ったが、もっと小さな子もたくさんいました。登るのがとてもたいへんそうな子もいたが、けろっとしてまったく苦しそうな感じもしていない子どもも多くいました。富士山は、8合目あたりを過ぎると、空気が薄くなり、呼吸が苦しくなってきます。これに慣れるために、一気に山頂まで登るのではなく、途中で一泊したほうがいいといわれています。3年前にも富士山に登ったけれど、そのときは8合目で宿泊し、ご来光を仰ごうと、翌朝の2時半ごろ、まだ夜中のうちに山頂目指して登りはじめたので、本当に寒くて仕方ありませんでした。そこで、今回は9合目まで行って泊まり、翌朝日の出を見てから、5時過ぎに山頂に登って行くことにしました。また、次男は8合目までしか登れなかったので、今回はとにかく山頂まで行かせようという目標を立てていました。8合目それから少し休んで、11時40分ごろ出発。6合目には11時55分ごろ着きました。6合目、山小屋で次男の機嫌をとるためアイスクリームなどを食べて、12時10分出発。ところどころで休みながら、13時15分ごろ新7合目に到着。ここで、昼食として持参したおにぎりなどを食べ、14時に出発。その上にあるのが、元祖7合目。ここに14時45分ごろ到着。15時05分出発して、8合目に15時55分到着。20分ほど休憩して、16時05分出発し、休みながら9合目にちょうど1時間かかって、17時05分に着きました。到着してから、下界を眺めると、雲の上などに、富士山の影、いわゆる影富士が見えました。また、この頃日本全体が非常に暑く、全国各地で最高気温40度を超える暑さを記録したところも多かったのですが、富士山も例に漏れず、3年前の夏と比べても大変暖かかったです。そして、14日には午後3時20分、平年より8.9℃高い18.2℃。と発表されましたが、これは補助装置によって観測されたデータで、前後の気温との連続性がなく、正式記録としては不採用とする決定が下され、幻となりました。正式に認められた最高気温は14.6℃ですが、それでも平年を5.3℃上回る気温でした。夜はなかなか眠れませんし、暖かかったので、次男が夜中に起きだして山小屋の前でしばらく遊んでいたので、つきあうことに。そこには、外国人をはじめ、多くの登山客があふれていました。朝、4時40分ごろ起きて、5時30分ごろまでに朝食を食べ終え、5時40分ごろ出発しました。9合5勺に6時ちょうどに到着。6時10分出発。そこから長男は6時40分ごろ山頂に衝いたのですが、次男が休み休み登ったので、それにつきあって7時ごろ山頂に着きました。山頂にある頂上富士館で、800円のカップラーメンをすすってしばらく休みました。郵便局や神社のあるあたりをうろついてから、8時ごろ数百メートル離れた3776メートルの最高点にある剣ヶ峰の富士山頂測候所まで登りました。本当は山頂の火口のまわりをぐるりと1周したかったのですが、次男が嫌がったので、まあ目的は達成したので、そのまま登ってきた道を引き返すことにしました。9時14分、山頂をあとにして、9時30分に9合5勺、9時45分には9合目に着きました。トイレ休憩して、10時出発。8合目には10時23分に着きました。じつは次男もいるし、5合目に着くのは午後3時か4時ごろ、バスで出発するのは夕方かなと思っていたのです。ところが、2人の子どもたちは、他の下山している人たちを追い抜いて、跳ぶように降りていきます。私もその後を追う形で走っておりました。私たちはまるで、山の暴走族のようでした。8合目を10時32分発、10時43分元祖7合目着、10時46分にはそこを出発して10時58分には新7合目に着き、すぐ出発。そして、11時10分には6合目に着きました。8合目以上ではぺットボトル500円、新7合目・元祖7合目では400円ですが、5合目・6合目は300円と、平地の2倍におさまっています。平地で100円で売っているアイスも200円で売っていたので、これを買って食べ、11時30分には6合目を出発、5合目に11時40分に到着しました。5合目では、17時半出発のバスを予約していたのですが、12時半のバスに変更してもらい、お土産を買って、静岡へは14時半過ぎに到着しました。
2007.08.26
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10日ぶりの更新です。この間、実家の静岡などに行って留守にしていました。静岡では、子どもたち二人と富士山に登り、浜岡原子力館に行き、また帰路、広島で原爆ドームや平和記念資料館などに行ったので、自然の脅威や原子力・戦争について、いろいろと考えるところがありました。それから、旅行に出るときに、まちがえてエコノナビットのコンセントを抜いてしまい、この10日間の太陽光発電のデータが取れていないということで、少し落ち込んでいます。それはまた時間のある時に書くとして、家庭からのCO2排出量(1世帯あたり)のデータを掲載したブログを見つけたので、そのデータを借りて、日本の平均やわが家との比較をしたグラフをつくってみました。そのブログは、MRI(三菱総合研究所)環境フォーラムのサイトのコラム■ アメリカのエネルギーは安いのか?(前編) です。執筆者は、古屋奈保子さんというMRIの資源・環境研究グループ研究員で、アメリカ・コロラド州ボルダーに住んでおり、実際に家庭で出るCO2排出量をボルダーの平均などと比較したものです。このブログのデータと日本の平均、それにわが家のCO2排出量とを同じ表、グラフにして、比較してみました。ボルダーは、アメリカ・コロラド州にあり、冬はかなり寒く、暖房のために相当にガスや電力を使っているそうです。また、ガソリン使用量も多く、1世帯あたりボルダーの平均で15.89トン、古屋家で14.92トンとなっています。一方、日本の家庭の平均は5.45トンとボルダーの約3分の1、わが家で2.83トンと約6分の1となっています。一人あたりでは、ボルダーの平均で7.23トン、古屋家で3.73トンで、日本の家庭の平均は1.93トンとボルダーの約4分の1、わが家で0.49トンと約15分の1となっています。こうしてみると、アメリカの家庭(ボルダーが全体の平均と比べてどうかを考える必要がありますが、)とは大きな差があります。暖房などに使うガスや電力、そして車のガソリンの使い方次第で大きく変わります。また、わが家が採用している太陽光発電やOMソーラー、ハイブリッドカーや公共交通などを選択するだけで相当にちがう、すなわちその普及を進めることがCO2排出を大きく削減することがわかると思います。
2007.08.20
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じつは、この家を建てる前、この敷地に建っていた家の屋根に、太陽光発電パネルがついていました。1994年に、鹿児島で2番目につけられたパネルだったようです。当時600万円していたそうですが、半額の300万円は国(NEF)の補助がおり、300万円の負担で設置できたそうです。ご主人が鹿児島大学の工学部の先生で、雨水タンクも学生といっしょに自分で設置するなど、環境に先進的に目覚めたご家族が住んでいたのですが、事情があって新しい家を建てて引っ越されたので、その後に私たちはその方からこの家を借りるかたちで入居しました。太陽光発電はその後もまったく問題なかったのですが、入居して数年たつうちに、給湯システムが故障して動かなくなったり、雨水タンクが桜島の灰のために詰まってしまったりということで、せっかくの環境によいシステムが役に立たなくなってきました。家自体も築25年ほどとなり、基本構造は問題ないのですが、ドアのたてつけなどリフォームしなければならないところが出てきました。そこでやはり新しく家を建てたいということになったのです。当初は別の土地を探していたのですが、最終的にこの家の大家さんである先ほど話したご家族から、この土地を売っていただくことになりました。そして、かねてから、完成見学会などにも参加し、相談していたシンケンスタイルでOMソーラーハウスを新築したわけです。私たちは、せっかくなので、屋根に設置されていた太陽光発電パネルをそのまま使いたかったのですが、OMソーラーということで、屋根には設置できませんでした。冬の暖房のしくみは、屋根で集熱し、暖かい空気をダクトで床下まで運び、床下のコンクリートに蓄熱して、通気口から暖かい空気をだすということで、そのシステムをコンパクトに使うため、また屋根の構造上もパネルによる負担をかけないというのが、シンケンの答えでした。そこで検討の結果、新しいパネルを庭やカーポートの上にパネルを設置することになりました。屋根ではなく庭に設置する場合、以前とは別のパネルを設置する必要があるといわれて、新しいパネルを設置しました。その設置工事の様子が以下の写真です。しかし、いままであったパネルを廃棄するのはもったいないと、このパネルを設置した前大家で土地の売主である前述のご家族が、自分の家の屋根にということで、パネルを運んで、いまも稼動しています。本当にこれまでのパネルがわが家に設置できなかったのか、疑問が残るところではありますが、とにかくそのお宅でいまも稼動しているので、その件はよしとしましょう。以前のものと発電性能は3kWhとかわらないのですが、そのパネルに比べて、エネルギー変換効率がよくなったということで、わが家の新しいパネルの面積は小さくなっています。小さくなっても、面積あたりの変換効率が上がり、発電量は変わらないといわれました。先日、元のパネルを設置された元大家さんから、5月は売電額が6000円こえたと聞き、わが家は売電額では負けていることがわかりました。そもそも、太陽光の売電のデータでは、以前設置していたパネルのときの方が、現在よりも売電量が多かったのです。このちがいがパネルそのものの性能によるのか? あるいは、パネルを家の西側に置いたため、朝早くは陰になってしばらくしないと発電しないからなのか? さらには、角度はほぼ真南なのですが、庭のパネルの傾斜が20度、カーポートが10度となっており、傾斜は30度程度で最も発電効率がよくなるということで、傾斜が浅いためなのか? しばらくすると、発電量は伸びることになるのか?発電量などは、下のエコノナビットで見ることができます。ただ、京セラのサイトで、さらに性能アップしたエコノナビットiiというのが出ていることを知りました。とにかく、もう少し発電量を増やし、できるだけ電力を自給したいと思っているので、太陽光発電パネルにがんばってもらいましょう。7月終わりから8月にかけては、8月はじめの2,3日天候が悪かったのですが、あとは連日かなりの発電を記録しています。今月の発電量を期待しましょう。
2007.08.10
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8月4日(土)、うちの大学のキャンパス見学会(オープンキャンパス)がありました。一人が長いことやると、飽きられるからということで、15~20分ずつのオムニバス授業をすることになり、私もその一員となりました。短い時間で言いたいことを伝えられ、参加者も主体的に取り組めるものということで、同僚のN先生のアドバイスもあり、「エコクイズ」と銘打って、環境に関するQ&Aを行いました。パワポ(PowerPoint)を使って、まず三択問題を出し、参加者に自分でその答えを考えてもらって、すぐ次のスライドで正解を示し、解説するというパターンで、テンポよく次々に問題を出し、17問のQ&Aを行うというものでした。成績のよい人には「エコグッズ」を進呈する、ということで、みんな真剣に取り組み、かなり盛り上がってくれました。「エコグッズ」は、シャンプーなどの「詰め替え用ペット容器」、「洗えるスリッパ」、「マイ箸」、「マイバッグ」といった安物ですが、「3R」のリデュース、リユースに該当するものを選びました。もっともうけた問題は、この3Rに関する最後のQ%Aで、Q17 地球に優しい3Rは、次のうちどれでしょうか?(1)レスポンス、リピート、リテンション(2)リデュース、リユース、リサイクル(3)リバウド、ロナウド、ロナウジーニョというQ&Aで、正解はもちろん(2)でした。ちなみに、(1)はダイレクト・リレーション・マーケティング(DRM)の3R、そして(3)は日韓ワールドカップ時のブラジル代表・セレソンの誇る3Rでした。ロナウジーニョがまだ出てこなかったときにはロマーリオがいたし、最近ではリバウドの代わりにロビーニョがでてきたけれど、やはり3Rといえばこの3人ですね。
2007.08.07
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「エコハウスにようこそ」というタイトルなのに、わが家の画像をほとんど紹介していないのに気づきました。ということで、少しづつですが、紹介していこうと思います。東に桜島を望む錦江湾に面した鹿児島市は、北から西にかけて山に囲まれた天然の要害となっています。島津氏が、盛んに種子屋久、トカラ、奄美、琉球などの南西諸島を経由して、遠く中国と交易を行いつつ、背後を山に守られたこの地を拠点にし、のちに鶴丸城を築いたのもさもありなん、という地勢をしています。そのため、鹿児島市は平地が少なく、戦後丘の上にたくさんの団地が築かれました。その一方で、この団地を作る際に出た土砂で海岸部を埋め立てて、陸地を広げていきました。この話はまた、機会を改めてゆっくりとしたいと思います。わが家は、その団地の一つに向かう急な坂をのぼっていく途中の傾斜地に建っています。わが家に歩いてたどり着くためには、けっこう体力がいります。私は毎日鍛えているから、山登りも苦になりませんが、2ヶ月ほど前にわが家に招待したゼミ生たちも、息を切らしてのぼっていました。その代わり、3階からは鹿児島市を一望する天守閣の眺めが楽しめます。傾斜地にあるため、道路から玄関までのアプローチも坂をのぼる形になります。当初、バリアフリーも考えて、アプローチはスロープにしたかったのですが、傾斜がきついということで、石段ということになりました。カーポートと掘り車庫にはさまれた石段の両側の地面には、スギゴケをベースに、セイヨウイワナンテンやツワブキなどが配され、ドウダンツツジやマンサク、ブルーベリー、ヒューガミズキなどの低木やシマトネリコ、ヤマボウシなどの落葉小高木が立ち並んでいます。このアプローチをのぼりきると、やや濃い茶色(ウォルナットブラウン)をしたデッキになっている玄関があります。こげ茶色(ココナッツブラウン)の外壁は、屋根材のコロニアルです。(この写真は、新築時、ドアを開いたところです。)玄関の正面には、ボダイジュ(菩提樹)やゲッケイジュ(月桂樹)、ヒメシャラなどが植わっています。道路の方を見返すとカーポートの屋根に太陽光発電のパネルが乗っているのが見えます。(こちらは今朝(8月2日)、雨が降り出している中で撮った写真です。)ウサギ台風は、鹿児島からは少し東にそれて、宮崎の東の海上を進むようです。そのため、現在わが家では、雨がわりと静かに降っている状態です。今回はこの辺で。
2007.08.01
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エコハウスを建ててから、天候に非常に敏感になりました。晴れが続くと、太陽光発電をしてくれるのでうれしいのですが、せっかくの雨水タンクが空(カラ)になる。実際には空にはならないで、上水道から補給されるのですが、これでは雨水タンクの意味がありません。また、庭の水遣りもたくさんしなくてはなりません。まあ、朝早く草木に水をあげるのも、楽しみになりましたが。雨が降れば降ったで、太陽光発電はあまりしてくれないし、除湿のためにエアコンを効かせる必要がある、ということで、悩みは尽きません。がしかし、プラス思考で、雨は雨水タンクにたくさん水をためてくれるし、太陽は電気を起こしてくれる、と考えることにしています。ということで、このところ九州南部は晴天続きで雨がずっと降っていなかったので、今度のウサギ台風は、久しぶりの雨をもたらしてくれる、と考えるようにしたいと思います。ウサギちゃん、あなたの優れたところは、足の速いことですよ。慢心からどっかで昼寝などして、カメさんとの競走に負けてしまうようなことがあってはいけません。ウサギ台風は、あいかわらず九州南部あたりに向かって北上中だけど、雨だけ適当に(多すぎるのは困るよ)降らして、被害の出ないうちにさっと駆け抜けていってしまうことを願っています。今度の画像は、暴風警戒域の予想範囲が赤い枠で示されている気象庁の台風情報に、Microsoft Officeのクリップアートの足の速そうなウサギをはめ込んでみました。
2007.08.01
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以前、台風4号(マンニィ)のときにお知らせした台風5号、その名も「ウサギ」ちゃん発生です。太平洋上に発生して、まっすぐ日本に向かって北上しています。いまのところの進路予想図では、2日あたりに九州上陸の可能性が高くなってます。2日にまともにこられるとまずいのですが、とにかくみなさん、気をつけましょう。ウサギちゃん、あんまり暴れないでね。※なお、画像は、Yahoo!天気情報>台風情報>アジア広域の進路予想 2007年7月30日 21時現在と、Microsoft Wordのクリップアートを合成したものです。
2007.07.30
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本日、九電のメーター検針員の方が、家の外壁にある売電と買電の2つのメーターをはかって、7月分の「購入電力確認票(太陽光)」と「電気ご使用量のお知らせ」を入れていきました。太陽光売電量が125kWhと6月分とまったく同じ、電気使用量は272kWhと6月よりさらに増え、わが家新築後、過去最高となってしまいました。これまでの推移を示します。太陽光売電額と電気使用料金の推移も示しておきます。次に、7月分の期間(6月27日~7月26日)における毎日の太陽光発電量と電力消費量との表とグラフを掲載します。6月末はまあまあの天候でしたが、7月前半は梅雨が明けずにほんとうに雨続きで、太陽光発電量が低迷しました。15日以降、梅雨も明け、ようやく天気が回復、晴れの日が多くなり、とくにこの数日は強い日差しが照り続け、太陽光発電量もだいぶ取り返し、トータルで6月分とまったくおなじということになりました。しかし、電気使用量が増えて、過去最高となりましたが、その原因はどこにあるのでしょうか?毎日の太陽光発電量と電力消費量をきちんととってある(それまでのものは機械の故障などで抜けている日がある)2007年5月~7月の毎日の天気を表にしてみました。この天気のマークは、Yahoo!天気情報の鹿児島の過去の天気から借りたもので、その日を代表する天気が晴れか曇りか雨かということであり、発電量などを見ても怪しいところもあるのですが、この際そのまま統計をとってみると、5月が晴れ25、曇り6、雨2に対して、6月が晴れ16、曇り11、雨3となり、さらに7月は晴れ14、曇り8、雨8と、晴れが減り、雨が増える傾向になりました。実際、7月前半は、我慢できないほど湿度が上がり、しかも雨がいつ降って来るかわからないということで窓も開けられず、しかたなくエアコンの除湿(ドライ)を使うことが多くなってしまいました。電気使用量が増えたのはこれが原因かもしれません。どうなっているのか気になっていたのが、発電量(太陽光で発電している量)と売電量(九電に売っている量)、消費量(実際に電力を消費した量)と使用量(九電から電気を買った量)との関係でした。5月分の毎日の分を合計してみると、太陽光発電量が322kWh、メーターに表示された太陽光売電量は220kWhであり、一方、電力消費量が346kWhで、電気使用量が234kWhでした。6月分の太陽光売電量は226kWh、太陽光売電量125kWhであり、電力消費量が338kWh、電気使用量は248kWhでした。さらに、7月分の太陽光発電量が225kWh、太陽光売電量125kWh、電力消費量374kWh、電気使用量272kWhと、実際に発電、消費された量と、電力会社との系統連系により余剰電力を売ったり、その逆に足りない電力を買ったりする量とを比較すると、100kWh~112kWhの間に収まっており、毎月100kWhほどは、両者の相殺というか、そのまま自分で発電したものを消費していることがわかりました。今後とも、わが家の状況をしっかりと分析し、さらなる省エネ、CO2排出削減に向けて、努力したいと思います。
2007.07.27
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JCCCA:全国地球温暖化防止活動推進センター (Japan Center for Climate Change Action)のサイトに、家庭からの二酸化炭素排出量(世帯当たり、燃料種別、用途別)のグラフと表が掲載されていますので、それをお借りして、ここに示します。このうち、2005年度の日本の1世帯あたりの年間二酸化炭素排出量の燃料種別内訳を示したものと、前回まで3回シリーズで掲載したわが家の環境家計簿で示した2007年度1~6月の分を2倍して年間二酸化炭素排出量として推計したものとを比較した表をつくってみました。平均家庭としてここに示した世帯あたり二酸化炭素排出量のデータの出典は、GIO 温室効果ガスインベントリオフィスで、このGIOが2007.5.29発表した「日本の1990~2005年度の温室効果ガス排出量データ」の2005年の数値を使ったものです。CO2 排出量は、インベントリの家庭部門、運輸(旅客)部門の自家用乗用車(家計寄与分)、廃棄物(一般廃棄物)部門で計上された排出量、および水道からの排出量を足し合わせたもので、一般廃棄物は非バイオマス起源のみを対象とし、事業系一般廃棄物を含んでいる、ということです。これに対して、わが家の方は、2007年1~6月の数値を2倍したもので、当然その点での相違があることを考慮した上で、あえて比較してみます。全体としての二酸化炭素排出量は、平均に比べて、わが家は半分強というところに落ち着くといえるでしょう。しかも、1世帯あたりの人数は平均約3人という状況になっているので、わが家は6人で2倍ということになり、一人あたりのCO2排出量は26~7%ほどで、7割強削減している、ということになります。これなら、「わが家のように生活して、二酸化炭素排出を減らしましょう」といえるぐらいの数値になっている、といえましょう。用途別と合わせて、比較しやすいようにグループ分けしてみます。暖房、給湯、厨房に使われる石炭等、灯油、LPG、都市ガス、熱を一つのグループ、冷房と照明・動力等、それに暖房や厨房などにも一部使われている電力、それから自家用乗用車のガソリンと軽油、一般廃棄物、水道とグループ分けします。平均家庭のCO2排出量は、石炭等、灯油、LPG、都市ガス、熱が1346.8kg、24.7%、電力が2112.2kg、38.7%、ガソリン、軽油で1582.6kg、29.0%、一般廃棄物が300.8kg、5.5%、水道が115kg、2.1%となります。わが家は、平均家庭に比べて、石炭等、灯油、LPG、都市ガス、熱の合計で約500kg、電力で約1700kg、ガソリン、軽油でちょっとだけ、一般廃棄物で約230kg、水道で約50kg、CO2排出量が少ない、ということで、全体で約2530kg少なく、約53.6%の排出量ということになります。このうち、一般廃棄物では、平均家庭で非バイオマス起源のものに限る一方で、事業系一廃も含んでおり、わが家も可燃ゴミを1ヶ月半ほど調査したものに過ぎないので、この項目では実態を反映していない可能性大です。これについては、改めて調査、分析してみる必要があるでしょう。とはいえ、全体の二酸化炭素排出量の誤差は1~2%の範囲内に収まると思います。だいたいのところを総括すると、太陽光発電とOMソーラーで、やはりかなりのCO2排出削減効果があり、雨水タンクも4割5分ほどの水量削減、したがってCO2削減も効果があったといえましょう。少し意外なのは、ガソリン、軽油で、ほんのちょっとだけの削減にとどまったことですが、走行距離が長いということかも知れません。大都市の場合には公共交通が発達していて、平均すると自動車の走行距離は地方に比べてかなり少ないと思います。この辺りの事情は、改めて調べてみたいと思います。それから、大家族の効果というか、いっしょに多くの人が住むことによる削減効果も無視できないものと思います。以上、とりあえず今年前半におけるCO2排出量の考察をしましたが、特に廃棄物の量についてのデータはかなり怪しいし、ガソリンも厳密に月別にとってないので、このあたりを改善しつつ、「今後もひきつづきわが家のデータをとるとともに、平均家庭の半分、約50%、一人当たりでは4分の1、約25%にCO2排出量を抑えられるよう、いっそうのCO2排出削減に努力します」、と今行われている参院選の選挙公約、マニフェストではないのですが、努力目標を掲げてしめくくりたいと思います。
2007.07.23
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いよいよ、シリーズ!?「わが家の環境家計簿、大公開」の3回目、2007年5~6月編です。5月はどうだったでしょうか?電気使用量は4月より増加しましたが、好天に恵まれ、太陽光発電も増加して、ほぼ相殺されています。LPガスも減少しています。水道は微増、もやせるゴミもある事情で増えているので20kgにしましたが、合計のCO2排出量は196.65kgと200kgを割りました。つづいて6月です。電気使用量が増え、雨天が多くなり、太陽光発電量は減少、電気によるCO2排出量は再び増加しました。LPガスはさらに減少、合計で225.58kgと5月より増えましたが、まずまずというところに収まりました。今年前半の6ヶ月で、CO2排出量の合計は1463.53kgとなりました。このペースでいけば年間3トン弱のCO2排出となります。太陽光発電は天候次第ですが、その他はこちらの努力でできることです。次回は、この数値を、日本の家庭の平均二酸化炭素排出量と比較してみたいと思います。
2007.07.21
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シリーズ!?「わが家の環境家計簿、大公開」の2回目、2007年3~4月編です。まず、3月の環境家計簿です。3月は、電気使用量、LPガス、水道が少しずつ増加、太陽光発電量増で少し取り戻して、2月より、微増という結果です。次に、4月の環境家計簿です。4月は電気使用量減、太陽光発電量増で、3月より、CO2排出量で20kg弱改善しました。それにしても、1月のLPガスの使用量の大きさはなんだったのでしょうか? LPガスは、排出係数が大きいだけに痛いです。都市ガスに比べ、同量のエネルギーは約3倍ということで、排出係数もそのようになっているのですが、ガスの節約に気をつける必要がありそうです。エコクッキングなどを少し勉強、実践しなくては、と思っています。日本の家庭のCO2排出量は、年間平均3,5~5トンとなっています。いまのところ4ヶ月で1.040トン、このままいくと年間約3トン、平均を少し下回る程度、これではあまりえらそうなことをいえないので、もう少し努力する必要がありそうです。ただ、家庭の平均世帯の人数は3~4人ということになっているので、いまおじいちゃん、おばあちゃんを含め、6人で住んでいることを思えば、やはりかなり少ないともいえるかな。世帯の人数は多いほど、一人当たりのCO2排出量は少なくなるといえそうです。さて、5~6月はどうなっているのでしょうか?
2007.07.20
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今年前半(1~6月)の環境家計簿を作成しました。一応、請求書・領収書の類はとってはあったのですが、性格がずぼらなので、いままで集計していませんでした。いっぺんに公開すると、膨大な量になるので、2ヶ月ずつ区切って、3回に分けて公開するということで、今日は1~2月の分を公開します。まずは、わが家の環境家計簿の項目とCO2削減対策です。わが家は都市ガスが引かれている地域であり、ガスのCO2排出量や使用料金については、都市ガス有利かなという気がしますが、LPガスの社長さん一家と親しい付き合いをしており、ぜひ応援したいということで、そちらの会社のLPガスを使っています。給湯については、まずOMソーラーで温められた温度を前提に、それ以上に温める必要がある場合、ecoジョーズを使うということになっています。また、暖房は薪ストーブなどを使えば、カーボンニュートラルでCO2排出ゼロでいいのですが、そこまでできておらず、ガスストーブを使用しています。私の使った環境家計簿は、環境家計簿-暮らしのCO2チェックのサイトの全国地域別CO2排出係数にもとづいています。 鹿児島県の場合、CO2排出係数は、電気1kWhあたり0.37、都市ガスは1m3あたり2.1、LPガスは1m3あたり6.5、水道(上下水道)は1m3あたり0.36、灯油(石油ヒーター等)は1Lあたり2.5、ガソリン(自動車等)は1Lあたり2.3、ゴミ(可燃ゴミ)は1kgあたり0.34となっています。 まず、1月の環境家計簿です。次に、2月の環境家計簿です。ガソリンについては、今年1~6月の給油実績を6で割って、1ヶ月あたりの使用量としました。細かく計算すればできないこともないけど、面倒だったのでそうしました。ハイブリッドカー・トヨタプリウスなので、燃費がよく、CO2排出量は他の車種の半分ですみますが、くわしい給油実績については、機会を改めて分析し、公開します。また、ゴミについては、毎月計量していたわけではなく、4月~5月の実績にもとづいています。生ゴミ約20kg分をコンポストボックスに入れて、たい肥にしているので、その分CO2を削減しています。ただ、ここではもやせるごみ(可燃ゴミ)だけを集計していますが、もやせない(不燃ゴミ)のほか、じつはペットボトル、空き缶、空き瓶、紙、紙パック、それにプラスチック容器類等々の資源ゴミも、CO2を排出しているのですが、ここでは一応それはおいておきます。缶ビールやペットボトルを極力飲まないようにしているので、他の家庭に比べてもかなりこれらのゴミも少ないはずですが、とにかくここでは抜いておきます。1、2月を比較して、LPガスの使用量が1月かなり多いのは、寒いといってすぐにガスストーブをつけていたことに起因していると思います。そこで、2月はできるだけストーブをつけないようにしていたので、約半分に減ったのかもしれません。この辺は、もう一度よく考えてみたいと思います。太陽光発電については、以前のブログに書いたようにかんばしくありませんが、それでもやはりパネルをつけていないことを思えば、C02削減に役立っています。3月以降は、また次回に掲載します。それでは。※あまりにヘッダーというか、頭の部分が大きくなってしまったので、「高樹沙耶の…MYエコハウス」、「100万人のキャンドルナイト」、「不都合な真実」などのバナーについては、フリーページ(Freepage List)に移動しました。
2007.07.18
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自分にできることをしよう、といっても、なにをしていいかわからない、という人が多いですよね。そういう人のために、いいものがあります。社団法人環境情報科学センターが出しているエコライフのヒント集です。ここで挙げられているヒントをすべて一度に出すと、膨大なものとなるので、順番にとりあげていこうと思います。まずは、前回のエネルギー消費機器の保有台数の伸びでもトップだったエアコンによる冷房についてとりあげようと思います。エアコンを使わずにいかに涼しく過ごすか、も大きなテーマであり、私もそれを追求したいと思っていますが、エアコンを使うとしても、上手な使い方が求められるということです。現在よくいわれるのは、冷房温度の設定を28度にしましょう、ということです。自宅ではエアコンなしで過ごすのが圧倒的ですが、職場(学校)ではエアコンをつけないわけにはいきません。体の慣れとは恐ろしいもので、そのとき28度以下に設定されていると、肌寒く感じるのです。教室に入って寒いな、と感じたら、28度以下に設定されている、という感じになっています。それはともかく、エアコンによる冷房の注意点ですが、社団法人環境情報科学センターが出しているエコライフのヒント集では、冷房機器の効率よい利用方法として、(1) 部屋にはいってくる熱の20~30%、部屋から逃げる熱の約10%は窓から。そこでカーテンやブラインドをつけると冷房効果を上げることができる。また、場合によっては雨戸を早めに閉めることで効果を上げることもできる。(2) 冷やしすぎは電気のムダだけでなくからだにもよくない。エアコンの設定温度はひかえめにしよう(28度)。冷房時1度高めに設定すると約10%の省エネになる。(3) エアコンのドライ機能を上手に使おう。湿度が低いと同じ室温でも涼しく感じるので、ドライだけで十分涼しいことがある。(4) エアコンの室内機は部屋の奥行きの深い方に向け、風をさえぎる障害物がないようにすると効率のよい冷房ができる。(5) エアコンのフィルターにほこりが詰まると空気の流れが減少してファンを動かす電力が増加し、冷房効率が低下する。1日8~10時間運転すると約2時間で風量が5%ほど低下する。(6) エアコンの排水も有効利用しよう。排水をバケツやペットボトル等にためておくと、植物への水やりに使える。が挙げられています。さらに、この他に何かないかと探してみると、うちで購入した富士通ゼネラルのルームエアコンの上手な使い方にも書かれていました。なるべく重複しないように引用すると、(1) フィルターの清掃はこまめに…フィルターの目づまりは、冷暖房効果を弱めます。2週間に1回はぜひ清掃を。例えばフィルター清掃をせずにゴミやホコリ等がつまると、電気代で約5~10%のムダ使いになります。 (2) タイマーを有効に…おやすみ時や、お出かけ時、タイマーを活用して必要な時間だけ運転しましょう。電気のムダが省けます。 (3) 室外機のまわりをふさがすに…室外機の吹出口に障害物があると、冷暖房効果を弱め電気のムダになります。 (4) 窓や戸の開閉は少なめに…外気が入ると冷暖房効果が悪くなり、電気のムダにつながります。(5) 風向を調節して快適な冷暖房を…お部屋の中で冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまりがちです。エアコンの風向を冷房時は水平に、暖房時は下向きにすると温度むらを少なくできます。扇風機を併用してお部屋の空気をかき混ぜるともっと効果的です。風向を上手に調節して、快適で省エネな冷暖房をしましょう。(6) 除湿機能で上手に省エネ…湿度が15%下がると体感温度は1℃下がるため、逆に設定温度を1℃高くしても同じ快適さが得られ、この分設定温度を上げれば約10%の電気代節約ができます。また、当社のサラサラ冷房を使えば、お部屋の温度を下げずに湿度を15%低くできます。 (7) 室外機の吸込み口・吹出し口をふさぐと冷暖房効果が弱まります…室外機は風を吹出して空気と熱交換を行っています。このため、吸込み口・吹出し口がふさがれると冷暖房効果が弱まり、電気代もかかります。室外機のそばには物を置かないでください。 (8) エアフィルターはこまめにお掃除を…エアフィルターの目詰まりは電気代の無駄使いだけでなく、異常音や水漏れ、臭いなどの原因にもなります。シーズン初めには必ず清掃し、普段は2週間に1回のお掃除をお願いします。(9) タイマー機能を使ったり、長時間使わないときはプラグを抜いて無駄な電気をカットしましょう。タイマー機能を上手に使って、無駄な運転を避けましょう。(10) また、エアコンは使わないときもリモコン受信のため少しずつ電気を使っています。長い間使わないときは電源プラグを抜いて、無駄な電気をカットしましょう。 さらに、(11) シーズンオフはどうするの?ということで、「1ヶ月以上使わない場合のお手入れ方法」としては、1. 晴れた日に半日ほど送風運転をして、機械内部を乾燥させましょう。2. 電源プラグは抜いておきましょう。3. エアフィルターを掃除し十分乾かして、もとどおりに本体に取り付けておきましょう。4. リモコンの電池は液漏れ防止のため、取り出しておきましょう。などとなっています。うちの場合、エアコンは極力使わないようにしますが、梅雨などは除湿にして運転することがありました。また、おそうじおまかせフィルターで、運転後にフィルターを自動でおそうじしてくれる機能がついていますが、長期間使わない場合の注意などにしたがって、かしこく使っていきたいと思います。
2007.07.16
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まず、このグラフと表を見てください。JCCCA:全国地球温暖化防止活動推進センター (Japan Center for Climate Change Action) がWebで提供してくれている日本の部門別二酸化炭素排出量の推移(1990-2005年)です。二酸化炭素排出の絶対量は産業部門が圧倒的に大きいのですが、1990-2005年の増減率を見ると、廃棄物161.7%、業務その他部門144.6%、家庭部門136.7%、運輸部門118.1%、エネルギー変換部門115.8%の順で、増加しています。工業プロセスは86.5%、産業部門は94.5%と減少していますが、とにかく絶対量が多いのですから、依然として産業部門が引き続き省エネを進めることが今後の排出量削減のカギであることは変わりありません。では、私たち消費者に強く関連している家庭部門の二酸化炭素排出量がなぜ増加しているかというと、興味深いグラフがあります。やはりJCCCA:全国地球温暖化防止活動推進センター (Japan Center for Climate Change Action) がデータを提供してくれているエネルギー消費機器の保有台数(100世帯あたりの保有台数)をみると、1990年から2003年にかけて、エアコンは131.4台、パソコン76.7台、ビデオデッキ46.8台、カラーテレビ41.4台、乗用車35.8台などの順で増加しています。とりわけ、エアコンの伸びが目立ちます。このデジタル家電や自動車の販売の好調(国内よりも海外の方がより大きいのですが)が一因となって、長く続いた日本経済は不況を脱出してきました。これらの機器の増加は政府や経済界が主導・率先してきたものであり、政府の政策やこれをつくった家電製品や自動車のメーカー、消費者に販売した家電量販店やディーラーなどの流通業者などに主要な責任がありますが、もちろんこれらの機器を買った私たち消費者も責任を免れることもできません。消費者だけが悪いわけではないのですが、やはり二酸化炭素排出量の増大に貢献してしまっているのは事実です。ただ、増加した家庭用エネルギー消費機器の台数に比較すれば、家庭部門の二酸化炭素排出量が増加しているわけではありません。これには多くの要因がありますが、これらのエネルギー消費機器の省エネが進んでいるのもその一つです。ところで『不都合な真実』のDVD発売を記念して、環境gooスタッフがみた『不都合な真実』のページで、不都合な真実で提案された「“私にできる10の事”の11個目をアル・ゴア前副大統領に届けよう!あなたが実践しているエコ活動を教えてください。」というキャンペーンが行われていました。キャンペーンはもう終わってしまい、スタッフが現在選定に入っているところで、タイミングが遅れてしまい、私も応募しそびれてしまいましたが、ぜひ自分に何ができのるか、という視点を持って生活していきたいと思います。
2007.07.16
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