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この度、『肉体改造研究日誌』はリニューアルとともに、こちらの楽天ブログから、本サイトである『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)』のサーバに移動することとなりました。新しいURLはこちらです。サーバ移転に伴い様々な設定を自前で行えるようになったため、より見やすく、幅広い情報をなっていくと思いますので、今後とも『肉体改造研究日誌』を何卒よろしくお願いいたします。m(__)m
2009.10.28
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食べ放題のお店やホテルなどでの食事でよくあるビュッフェスタイルの食事(和製英語で言うところのバイキング)は、大食漢の人にとっては非常にありがたいサービスでしょう。お店によっては「力士お断り」なんて看板を出している場合もあるようですが(笑)少なくとも普通の人の「たくさん食べる」というレベルであれば、それほど嫌な顔をさせることもなく、普通に一つずつ料理を注文するよりはずっと経済的です。しかし、普段から小食を実践している者にとっては、ある意味大きな試練ともなり得るイベントでもあります。食べ放題という条件の場合、みんな同じ金額を支払っているわけですから、言うまでも無くたくさん食べた方が経済的には「得をした」という気分になるわけです。食べ過ぎて胃がもたれるとか、太るとかマイナス面もありますし、食べたものの値段が正確にわかるわけではないので、本当に本人にとって得な取引であったかどうかは定かではないのですが、それでも感覚として「元を取ってやろう」という気持ちがあるでしょう。それなのに、普段から少しの食事で済ませる習慣があると、体が一度に大量の食べ物を受け入れることが出来ず、たくさん食べたいのに、少しの量で満腹になってしまうというジレンマに陥ります。研究所長も昔はかなり量を食べる方で、体を鍛え始めた頃などは外食する時に必ず1人前のメニューを2~3注文し、家でも一食でご飯を7~8膳+パンというような食生活をしていたのですが、今は下手をすると1人前すら食べきれないという小食漢(?)になってしまいました。それでも、・普段たくさん食べて、肥満だけど食べ放題では達成感に浸る・普段は小食で、スリムで健康的だけど食べ放題では敗北感を味わうの2択だとすれば、やはり後者を選ばざるを得ないのです。まあ、大食漢の人は小食の人よりも普段の「胃袋のトレーニング」にお金(食費)がかかっているでしょうから、総合的に見れば小食だからといって「損をしている」ことにはならないのかも知れませんけどね。 -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.10.21
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衣類というものは「紳士用」と「婦人用」に区別されているのが普通です。そもそも男性と女性は肉体的に特徴が異なりますから、基本的には衣類も性別によって分かれていた方が体にフィットするものを見つけやすいというのは当たり前の話。だから一応、みなさんに警告しておきます。それを忘れてデザインやサイズだけでトレーニングウェアを選ぶと、後で後悔することになるかもしれません。以前に研究所長がトレーニングと時に着るためのウェアを選んでいたときの話です。あるお店で、ジャージ(ズボンの方)が非常にリーズナブルなお値段で売られているのを発見!デザインも黒系でシンプル、かつなかなかオサレな感じだったのですが、残念ながらそれは女性物のジャージでした。とはいえ、生まれながらにして貧弱な骨格を持つ研究所長のウエストサイズは60cm台の真ん中あたり。サイズ表示を見る限りは問題なく着られそう。「これならイケる!」そう思って、そのジャージを購入したのであります。で、家に帰ってさっそくはいてみる事にしました。両足を通してジャージを腰まで引き上げてみると、ホラ思ったとおり。サイズのほうはぜんぜんキツくありません^^ウエスト以外の脚やお尻に関しても全く問題なし。なかなか快適。・・・と思ったのですが、残念ながら一つだけ大いに不都合な事があったのです。それは、「腰」でも「お尻」でも「脚」でも「すね」でもない、体の前面のある特定の、胎児の性別を超音波検査で見分けるときには重宝する、あの男性に特異的な部分。(以下「男性特異点」と呼称します)そう、この男性特異点のみにおいて、研究所長の体型は女性物のジャージの規格外であることが外見上に現れてしまったわけです。擬音にするなら○ッコリと(笑)女性向けジャージはお尻や脚の部分に関しては、女性の体型に合わせてややゆったり目に作られているのですが、残念ながら男性特異点の事までは計算に入れて作られていなかったのです。(当たり前ですが。)流石に男性特異点をアピールした状態でジムに着て行く訳にもいかず、そのジャージを研究所長が着ることは二度と有りませんでした・・・どちらかといえば「細身」に該当するトレーニーの皆さん、トレーニングウェアを選ぶ時は研究所長と同じ失敗をしないよう、くれぐれもご注意ください。 -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.10.13
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よくサプリメントや「健康に良い」ことをアピールしている食品には、「レモン○○個分のビタミンC!」というようなキャッチコピーが付いていたりします。中には何十個分というような書き方をしてある場合もあるわけですが、物事を深く考える人や研究所長のような心の曲がった人間なら、恐らくこう考えるでしょう。「そもそも比較対照になってるレモンって大したことないんじゃないの?」と。だって、比較対照がショボかったら、「○○倍」という数値なんていくらでも大きく出来るじゃないですか。トレーニーの中では大した筋力を持っていない研究所長にしても、乳幼児の数十倍の筋力!と比較対照を選べば「倍数」の部分を大きくするのは簡単。もっと極端に言えば「ノミの数千倍の筋力」と言い換えてもいい(笑)多くの人が乳幼児の実力を知っている状況ではこんな表現をしても無意味なのは言うまでも無いわけですが、じゃあレモンはどうなのか?というと、多分ほとんどの人が正確には知らないのではないかと思うわけです。これを知るにはやっぱり成分表を見るのが一番手っ取り早いわけで、いつも「当て馬」にされているレモンさんの実力のほどを確かめてみることにしました。食品成分データベースの情報から100gあたりのビタミンC量のランキングを作成してみたところ、レモンに含まれるビタミンCは全食品の中では27位。数値としては果実100gあたり100mg。一日のビタミンCの摂取量目安が100mg前後であること、また無数にある食品の中で27位ということを考えると、そこそこの実力ではあると言えるかも知れません。ただし、、一位であるアセロラの大体17分の1の量ということを考えると「特別ビタミンCを多く含む食品」と言えるかどうかは微妙なところです。「レモン○○個分のビタミンC」というキャッチコピーは、確かにその食品やサプリメントにビタミンCが一定以上含まれているのことを示しているとは思います。しかし、なぜレモンが比較対照になっているかについては、「できるだけビタミンがたくさん含まれているというイメージを持ってほしい」という、売り手側の戦略が絡んでいる部分があると言えるのではないでしょうか。 -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.10.06
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ついこの間、久しぶりに立ち寄ったある駅のホームに、以前には無かったエレベータが設置されていました。いわゆる「バリアフリー化」というやつで、今は小さな駅でも階段を使わずに移動できるようにエレベータを備え付ける駅が多くなってきているようです。また、デザイン的な意味なのかメンテナンスに便利だからなのか理由はよくわかりませんが、エレベータを囲む壁が透明になっていて、内部の機械がよく見えるのも最近のエレベータのトレンドのような気がします。で、いい歳こいて子供のようにその透明な壁に張り付いて見ていて気づいたのですが、エレベータのしくみは我々トレーニーにとって馴染み深い「ラットプルダウン」を行うマシン(ラットマシン)にそっくりなのです(笑)エレベータもラットマシンも、長いケーブルの端っこに大きな重りが付いていて、そこから上に伸びたケーブルが滑車を回ってまた下に伸びている・・・という構造をしています。 ←ラットバーが付いていないケーブルマシンにもそっくり。そしてケーブルのもう片方の端っこには、ラットマシンなら先の曲がった金属の棒が、エレベータなら人を乗せる大きな箱がついている、という具合です。ただし、大きく違うのはケーブルに取り付けられているウェイトの使用目的で、これはラットマシンとエレベータではほぼ正反対になっています。ラットマシンの場合、片側には数十kg単位のウェイトが付いている(付けられる)ようになっていて、もう片方にはほとんど重さがかかっていません。そうすることで、わざとバランスが偏った状態を作り、それに逆らってウェイトを引っ張り上げるという負荷によって、トレーニーの筋肉を鍛えるわけです。これに対してエレベータの場合は、重りと箱がほぼつり合うように調整されています。これによってエレベータの箱部分がより小さな力で上下できるようになり、スムーズな昇降が可能になっているというしくみです。ちなみにエレベータの場合、重さをつり合わせるためのウェイトは「カウンターウェイト」と呼ばれ、その重さは小さいものでも数百kg、大型だと1トンを軽く超えてしまうそうです。パワーリフティングやボディービルのチャンピオンでも、エレベータの設備でラットプルダウンするのは無理そうですね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.09.29
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先進国の中でも比較的肥満の人の割合が少ない日本でも、健康への関心は年々高まり、だんだんと食事や栄養に気を使う人が増えてきているのではないかと思います。健康マニアの研究所長は「レストランのメニューにはタンパク質量も載せてほしい」などと、やや勇み足な事を言っていたりもしますが、塩分や脂肪分、カロリーなどをメニューに表示する外食店が増えてきたのも、健康的な食事への関心が高まったことの現れでしょう。しかし、世の中が健康志向に動いているからといって、テレビや雑誌、インターネットから流れてくる情報をそのまま鵜呑みにするのは良くありません。例えばよく「野菜たっぷりのヘルシーな料理」なんて言いますが、その料理がヘルシー(健康的)かどうかの根拠が「食材が野菜である」というだけではあまりにも不十分です。現代人の食生活は脂肪・塩分・糖質を摂り過ぎるという方向に偏っているので、野菜中心の料理ならそういう問題が起こりにくいのは確かかもしれません。ただ、ハッキリ言ってファミリーレストランなどで出されるサラダはドレッシングの量が多すぎて明らかに塩分過多だったりすることがありますし、野菜料理でも中心になっている食材が糖質タップリのジャガイモや脂肪分タップリのアボガドだったりすれば、それが「ヘルシー」だとは言えない場合があるでしょう。本当にヘルシーなのは野菜だけを食べることではなく、必要な栄養素をきちんと摂り、不必要な栄養素を出来るだけ摂らない事であるはずです。体に良いと言われている魚料理だって食べ方によってはプリン体のとり過ぎになる可能性がありますし、果糖を含む果物だってバランスを考えて食べないと肥満の原因になることがあります。だからやっぱり、本当にヘルシーな食生活をするには、自分自身の頭で考える必要があると思うのです。時々、当研究所にも「このコンテンツは修正が必要なのでは?」と意見を下さる方がいらっしゃいますが、そういう視点を持つことこそ真の健康志向と言えるのではないでしょうか。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.09.21
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メディアでも時々取り上げられているので知っている方も多いかもしれませんが、最新のバイオテクノロジー技術の一つに、臓器プリンタ(生体器官印刷という技術を応用した装置)というのがあります。これはどういうことかというと、人の臓器を「印刷」によって複製しよう、というちょっと信じがたい発想が現実になるかもしれないという話。そもそもプリンタというのはコンピュータで指示された通りに、紙の上に性格にインクの粒を「配置」するための装置な訳ですが、インクの代わりに細胞を使い、2次元の平面を何層も積み重ねて立体にすれば、臓器の形も再現できるのではないか?という発想から研究がスタートしたそうです。インクの色を使い分けるように細胞の種類を使い分け「正しい位置に正しい細胞を配置してやれば、後は自然と臓器として機能するようになる」という仮説を元に、現在は血管のようなチューブ構造を「印刷」するところまで実現しているんだとか。リュック・ベッソン監督のSF映画「フィフス・エレメント」でリールーという女性の体を機械で合成するシーンがありましたが、臓器プリンタが目指すところはあんな装置なのかもしれません。この技術が進歩すれば、臓器だけでなく筋肉や骨なども簡単に再生できるようになりますから、スポーツなどで体に障害が残ってしまった人でも、自分の細胞を培養する→臓器プリンタで「印刷」→自分の体に移植というステップで、体の完全な機能を取り戻せるようになるでしょう。さらに応用的な使い方をすれば、筋繊維を余計に「印刷」して体に埋め込んで、短期間でボディビルダーのようにマッチョになったりする、というような裏技だって生まれる可能性がありますね(笑)。遺伝子を制御して臓器の形を作らせるよりも、直接3次元構造を印刷する臓器プリンタの方が再生スピードが速そうですから、早期実現に期待したいところです。ところで、現在研究所長が使っているプリンタはインクカートリッジの値段が全色セットで5000円くらい、これでもかなり痛い出費なのですが・・・臓器プリンタの細胞カートリッジって、一体いくらくらいになるんでしょうか?^^;→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.09.14
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道徳的に考えれば、男性と女性は平等であるべきだと言うのは当然の話です。しかし、世の中全体を見てみると、どちらかというと男性が女性に振り回されているというか、精神的な主導権を握られているケースは多いのではないでしょうか?いわゆる「かかあ天下」の夫婦をはじめとして、表面的には亭主関白な夫婦でも実際は旦那さんの方が奥さんの顔色を伺いながら最終決定を下すケースが少なくない。プロポーズして女性にOK、あるいはNGという返事を「もらう」のは男性の方で、商売の世界でもお客さんとして特に配慮されるのは女性層、そして男性は女性の集まるところに寄ってくる、というような構図が色々な業界で見られます。そんな時、研究所長はつくづく思うのです。やっぱり男性は女性に勝てないのではないか、と。社会的にみるとまだまだ女性の方が出世しにくい会社が遭ったり、男尊女卑の風潮が残っている部分はありますが、そもそも生物学的に男性は女性に対して「頭が上がらない」のではないかという気がします。呼吸の方法を見ても、女性は胸式呼吸(肩を上下させて胸で呼吸する)に偏りがちであることが多く、男性は腹式呼吸(肩をあまり上下させずお腹が膨らむ)の割合が多いという事実があります。実は胸式呼吸は主にライオンーなどの肉食獣に見られる呼吸法で、逆に腹式呼吸をしているのはウシなどの草食動物に多い。獲物を追いかけた後のライオンやチーターなどが、肩を上下させて激しく呼吸しているのをテレビなどで見たことのある人は多いと思いますが、あれがまさに女性の呼吸法なのです。さらに犬歯も男性よりも女性の方が発達しているし、現代社会では尖った長い爪を持っているのも女性の方(笑)男性はきっと、周囲の状況に目を光らせて機敏に行動するよりも、その辺に生えている草を食べてのんびり昼寝をしている方が性に合っているのです。力は女性よりも強くても、それを発揮するのはイザという時だけ。男性は草食動物で女性は肉食動物。この性質は「草食系男子」という言葉が生まれるずっと前から、我々の中に息づいていたような気がしてなりません。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.09.08
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「学校の勉強なんてなんの役に立つの?」と聞かれたら、研究所長は迷わずこう答えるでしょう。「少なくとも理科や数学、そして英語は、肉体改造を行う上で大いに役に立ちます!」と。一昔くらい前、研究所長がアルバイトしていた施設に、当時話題になった「伊勢エビキャッチャー」が導入されてきたときの話です。知らない方の為に一応説明しておきますと、「伊勢エビキャッチャー」というのはUFOキャッチャーの下が水槽になっていて、アームで食用の伊勢エビを捕まえる、というゲーム。 + そしてそれを設置している設置しているゲームセンターなどの施設では、機械の中に粉末を溶かして調合する人工海水と、生きたエビを入れてスタンバイするわけです。で、そのスタンバイの作業を命じられた研究所長は、人工海水の調合からはじめようとしたのですが・・・英語で書かれている説明書と粉末の量、そしてちょっと複雑な形をしている水槽に入れる水の量を自分で検算してみたところ、明らかに人工海水の粉末の量が足りないのです。研究所長「すみません。人工海水の粉末が足りないみたいなんですが」担当社員「え?付いているやつを水に溶かせば良いんじゃないの?」研究所長「はい。ただ、粉末のパッケージに書いてある濃度から計算してみたら、あの水槽に必要な海水を調合するには粉末が今の4~5倍無いとダメみたいなんですよ。」担当社員「いいよ、とりあえずある分だけ溶かしておけば」研究所長「分かりました、でも、海水が薄すぎるとエビが死んじゃうかもしれないですよ。」担当社員「気にしない。気にしない。きっと大丈夫だよ。」このままではエビの血球が溶血してしまうなあ、と思いつつも業務命令に従ったのですが、案の定お客さんの目の前でエビはだんだんと動かなくなっていき、海水もエビの体液でどんどん濁ってきました。うわ、これはヤバイ!という話になり、水槽から救出されたエビはもはや瀕死の状態で商品にはなりません。幸いにも従業員たちの胃袋に納まったことで伊勢エビたちは本来の使命を全うすることができたのですが・・・数学や理科の授業で習う生物の性質や濃度計算は、サプリメントを飲んだり、料理をする時には大いに役立ちます。食品に含まれるタンパク質量の計算、スポーツドリンクの調合、などはまさにその良い例でしょう。また、少しでも英語に慣れ親しんでおくと、トレーニングの種目名から内容をすぐに理解したり、輸入物のサプリメントの成分表を見たりするのに役立ちます。だから、特に学生で肉体改造に励んでいる方は、筋トレや部活動だけでなく、学業の方にも(多少は)力を入れるようにして欲しいと思うわけです。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.08.31
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えー、ゴホン。マイク入ってますか?・・・あ、ハイ、大丈夫ですね。トレーニング中の皆さん!汗を流しながらで結構ですので、どうかお聞きください!えー、わが国日本には健康保険制度があるおかげで、諸外国に比べると「お金が払えないから治療が受けられない!」ということが少ない状況にあります。しかし、この手厚い医療保護が国家の財政を圧迫しているのも事実なのであります。これから日本は益々高齢化が進み、医療費対策はまさに急務と言えるでしょう。もはや、手をこまねいて傍観している政権にこれを任せておくことはできないのです!そこでこの医療費対策の一環として、我が党がご提案するのが健康管理助成金制度です。具体的に申し上げますと、まず定期的に運動している方、そのなかでも体重や体型などを一定の基準に保たれている方に関しては、健康診断等のデータを元に「健康管理助成金」を支給します。さらに!設備の整っていない地域に関しましては、公共の体育館等の設備を拡充、開館時間を延長して、誰もが日常に運動を取り入れられる体制を整えるのです。考えてもみて下さい。皆さん!こうしてスポーツジムで体を鍛え、汗を流して、体型管理されている皆さんは、病気にかかる確率を下げ、自分や家族のためだけではなく、国家に貢献しているとも言えるわけです。私も週に5回筋力トレーニングに勤しんでおりますが、この10年風邪すらひいていない。これも運動の効果だと自負しております。しかし!しかしです。普段から一生懸命努力している私が・・・いえ努力されている皆さんが、一生懸命働いて収めた税金は、食べ過ぎて肥え太ったお金持ちや健康管理に注意を払わないまま年をとってしまった人の医療費としても使われていくのです。こんな理不尽な話は無い!そう思いませんか!?助け合いの心はもちろん大切ですが、これからは一人ひとりが自分に責任を持って生きていかねばならない時代になっていきます。そのためにも!我が党が政権を担うことになった暁には、必ずやこの健康助成金制度を確立し、日本に明るい未来をもたらすことをお約束するのであります!そのためには、どうか肉体改造健康党!肉体改造健康党に、みなさんの清き一票をお願いいたします!!→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.08.25
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環境汚染が問題になりつつある昨今、あらゆる企業に「環境を守ろう」という活動への貢献が求められています。場合によっては、エコな活動に取り組んでるというお墨付き(「ISO14001」とかそんなの)がないと、売り上げに影響してくる場合もあるんだとか。そういうわけで、環境保護活動の一環として究極にエコなジムの構想を練ってみました。まず第一に、ジムの床全体に振動を電気に変換する装置を導入します。振動をエネルギーに発電するしくみは高速道路などで実験が行われているので、技術的には今すぐにでも可能です。効率の問題からジム全体への設置が無理でも、エアロビクス・スタジオなどには導入できるでしょう。そして、エアロバイクやランニングマシンなどには、全て人力発電のための発電装置として導入します。従来のマシン類はあれだけ人に運動させておきながら、そのエネルギーを一切有効利用することなく逆にマシンの電気代がかかっていたわけですから、これだけでも相当な効果があるでしょう。さらに、筋力トレーニングに使うマシンはウェイトをケーブルで引っ張りあげるタイプのではなく、油圧式など発電に応用できるものを開発・導入します。これによって人間が発揮した力は電力に変換され、筋トレをしつつ発電もできるわけです。普通のバーベルやダンベルも設置しますが、やはり筋トレの時も発電機の稼働率を上げることが重要になってくるでしょう。そしてここからが重要です。ジムに通うメンバーには一人に一枚のICカードを配り、各マシンを使用する時にはそれをマシンのセンサーにサッとかざしてもらいます。要はSUICA(関西でいうところのIKOCA)のような感じです。それによってそれぞれのメンバーは、自分の運動がどれくらいのカロリーを消費したのかということと同時に、どれくらいの電気量を発電したのかということが分かることになります。そして、発電量に応じて、毎月の会費が安くなるようにするのです。つまり、会員になったらどんどん運動したほうが、健康にもなる上にお金も節約できるという仕組みです。(ジムは余剰電力を電力会社に売ることで、この会費の割引分をまかないます。)実現すれば、この究極にエコなスポーツジムが受ける恩恵は計り知れません。・何より環境にやさしい運営で社会貢献できる。・話題性抜群なので、宣伝しなくてもマスコミが紹介してくれる。・「あのジムに通うと痩せる」という評判が立つ(メンバーの平均運動量が増えるため)ジムを経営する大手企業の皆様、この企画にご興味がおありでしたら、是非『肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)』のお問い合わせフォームより、いますぐご連絡を!(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.08.19
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車を運転していると、若葉マークや紅葉マークを付けた車に出会うことがあります。誰でも知っているとは思いますが、これらは初心者や高齢者への思いやりを促すために貼られているものです。そして、電車に乗れば今度はお母さんが赤ちゃんを抱きしめているマスコットの絵や、体の不自由な人を示す絵が優先席付近に貼ってあります。これも思いやりの一つの形でしょう。というわけで、ここでもう一つ新たな提案です。高齢者や妊婦さん、体に障害を持つ人だけでなく「いたわりの対象」に体を鍛えているトレーニーを含めるというのはどうでしょうか?(笑)いや、トレーニーは決してハンディキャップを持っている訳ではありませんから、元気な時はいたわってもらう必要はないんです。いや、むしろ荷物を持ったり、ちょっとした力仕事くらいなら普通の人よりも依頼しやすいでしょう。しかし、問題はハードなトレーニングによって激しい筋肉痛を抱えている場合です。激しい筋肉痛を抱えたトレーニーは、もはやその運動能力が常人以下に低下している事が珍しくありません。例えば脚がバリバリの筋肉痛だったら、見た目がマッチョでも椅子に座ったり、立ち上がったりすることすら一苦労...そう、これはもう立派なハンディキャップと言っても過言ではないでしょう。そしてハンディキャップを抱えている以上、社会的に思いやられ、保護されても良いではありませんか(笑)さあ、まずはスポーツジムなどでこんなデザインのキーホルダーか、ストラップを配る事から始めましょう。そして電車やバスなどの優先席の表示にはマッチョなトレーニーのシルエットを加え、社内アナウンスでは次のように放送するのです。「社内ではご高齢の方、妊娠中の方、怪我をされている方、筋肉痛の方、体に障害をお持ちの方に席をおゆずり下さい」と。突き詰めて考えれば今まで優先席の対象となっていた事例についても、その全てが不可効力という訳ではないでしょうから、過度の筋肉痛はハンディキャップとして扱っても矛盾は無いと思うのですが...→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.08.13
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昔々、ある所に、おなかが大きなコブのように出っ張った小太りのおじさんが住んでいました。おじさんが歩くたびに出っ張ったおなかがタプンタプンと揺れて、邪魔なことこの上ありません。しかし、このおじさんは陽気で明るく、自分が太っていることなどあまり気にしていません。そして同じ会社にもう一人、小太りなおじさんがいました。こっちのおじさんは自分が太りやすいのは体質のせい、食事が不規則なのは会社のせい、といつも陰気でイライラして、回りにあたりちらしてばかり。ある日、陽気な方の小太りなおじさんは、取引先の人に誘われてスポーツジムに行きました。初めての場所で右も左も分からずウロウロしているうちに、いつの間にか周りに人が集まってきていることに気づきました。どうやらエアロビクスのプログラムが始まる時間になったようです。インストラクターがステレオのスイッチを入れると、なんとも賑やかなダンス・ミュージックが流れて来たではありませんか。「おや、これは楽しそうだ」陽気な小太りおじさんは、音楽と一緒に一生懸命体を動かして踊り始めました。エアロビクスは初めてだったので周りの人についていけない部分も多々ありましたが、失敗を大げさにアピールすることで笑いを誘い、スタジオ内を大いに盛り上げました。「おじさん面白いですね!」そう言って喜んでくれる周りの人に誘われ、陽気なおじさんはその後も定期的にジムに通うようになりました。ある日、陽気なおじさんが風呂上りに鏡で自分の姿を見ると、お腹の脂肪が劇的に減っていることに気づきました。「おお!痩せてる!」もはや小太りで無くなった陽気なおじさんは、ダイエット成功の喜びを会社の人にも語りました。 みんなが一緒に喜んでくれましたが、陰気な小太りおじさんだけは違いました。 「なに!エアロビクスで痩せただと!よし、奴に出来るなら俺だって・・・」そう言って陰気な小太りおじさんもジムに通い始めたのです。そして陽気なおじさんと同じようにエアロビのプログラムに参加しましたが、ちょっと付いていけなくなると不満そうな顔をして動くのをやめてしまいます。「教え方が悪い」「はじめからこんなの出来るはずが無い」「音楽が気に食わない」「足が痛い」などと文句を言って、プログラムの途中で出て行ってしまうこともしばしばです。心の暗い小太りのおじさんにとって、ジム通いはストレスの種になりました。エアロビの代わりにサウナに入り、ストレスでドカ食い、ビールもガブ飲みするので、健康に良いはずもありません。更に陰気で周りの雰囲気まで暗くする小太りのおじさんはジムの人たちからも何となく疎まれ、やがてジムに通うことをやめてしましました、「陽気なおじさんと違って俺は環境に恵まれなかった。まったく世の中は不公平だ・・・」そうつぶやく陰気なおじさんのお腹は、ジムに通う前の2倍に膨れ上がってしまったのでした。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.08.04
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肥満が一種の社会問題となりつつあるようなこの世の中では、単にダイエットに関心を持っている人が多いというだけでなく、あらゆる方法について「これもダイエットになるのでは?」という発想が生まれてくるようです。だからこそ、カラオケボックスでは自分が選んだ曲を歌い切った場合のカロリーを表示してくれるものがあったりするのでしょう。先日などはネットサーフィンをしていた時に、なんと献血ダイエットという言葉を見つけてしまいました^^;いきなり「献血ダイエット」と言われてもイマイチどんな方法化か分からないという人も多いかと思いますが、要は血液を抜くことによってその分だけ痩せようというわけです。まさに「その発想は無かった・・・」という感じです(笑)確かに、献血によって血液を抜けば、その分だけは確実に痩せるでしょう。400mL献血なら約400g程度、200mL献血なら200g程度は体重が減りますし、減った分の血液を合成するために色々な栄養が使われるはずです。しかし、献血は体への負担が大きいので、そんなにしょっちゅう行えるわけではありません。最低でも2週間程度空けてからでないと血液を抜くことはできないので、「献血だけで1ヶ月に○○kg痩せる」なんていうことはとても不可能です。だから最大の頻度で一生懸命献血を行っても、ダイエットにとっては「スズメの涙」程度の効果しか得られないでしょう。さらに、リバウンドなどを防止しながらきちんとダイエットをするには、必要な栄養素はしっかり確保し、余分な栄養素の摂取をできるだけ摂らないようにすることが重要ですが、献血によって失われるのは血液ですから、思いっきり「体にとって必要な栄養素」の方です。2週間に一度くらいであれば体に大きな影響は無いとはいっても、厳密に言えば献血は無理な食事制限と同じように間違ったダイエットに分類されると言えるでしょう。ダイエットを志す人は血を抜いて痩せようなどと病的な事を考えたりしないで、当研究所の提唱する正しいダイエットを実行することをおススメします。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.07.27
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陶器や漆塗りの食器、扇子や刀など、日本の伝統工芸にも色々ありますが、主に鉄やゴム、ワイヤーなどで構成されているバーベルやトレーニングマシンがお友達!というトレーニーがこれらに触れる機会は少ないのではないかと思います。ところが最近、都内某所で「純和風」というか、日本の伝統工芸の産物と言っても過言ではないトレーニング器具が売られているのを発見しました。まずは写真をご覧ください。ダンベル、いやイメージ的には鉄アレイと言ったほうが良いかもしれませんが、とにかく「和」のテイストたっぷりのデザインです。表面に描かれているのは伝統工芸品としておなじみの「こけし」です。しかもグリップの部分にまでカラフルな模様が入っています。使っている時には見えない部分に凝っているところにポリシーを感じますね(笑)顔もついてますので、筋トレでバテた時に「それ、もう一回じゃ!」なんて声が聞こえてきそうです。考えてみれば、筋力トレーニングのための器具というのは無骨な部屋にはマッチしても、オシャレなインテリアや和室に置くには適さないものがほとんど(全部?)です。もともとはトレーニングジムのような環境を想定して作られたものからスタートしているので仕方が無いのかもしれませんが、もっとこの鉄アレイのように自由なデザインのものがあってもいいような気もします。例えば白を基調にしたインテリアにマッチする「白いダンベル」なんてどうでしょうか?金属のプレートに直接ペイントしたら剥げてしまうかもしれませんが、ラバーコーティングならゴムそのものを白くしておけば大丈夫でしょう。シャフトの部分の塗装は難しいかもしれませんが、プレートが白いだけでもかなり印象が変わるはずです。赤くしたりすれば、もしかしたら3倍速く動けるようになったり・・・(以下略)あるいは、ラバーコーディングのゴムに蓄光塗料(夜光塗料)を混ぜて、「暗闇で光るダンベル」なんていうものを作れば、暗闇でも足をぶつけないで済むでしょう(笑)世の中には多少余計にお金を払ってでも「こだわりの逸品」を手に入れたいという人がけっこういますから、オーダーメイドでそういったトレーニング器具を作るサービスがあっても良いんじゃないかと思うのですが・・・やっぱりマニアック過ぎて商売にはならないですかねぇ?^^;→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.07.20
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多くの日本人にとって日本語以外に最もなじみのある言語といえば何といっても英語でしょう。「よう!」も「OK。」も「サンキュ~」もネイティブの発音とは微妙に違えど一応英語ですし、ITやビジネスの世界などは、それこそ英語を全て禁止したら会話が成り立たないのではないかと思います。しかし、言葉というものは本来の語源よりもどちらかというと日常的な言い回しというか、会話の「雰囲気」で理解されることが多いため、英単語についても元々の意味とはかなり違った意味で解釈されていることもしばしばです。例えば「メタボ」という言葉ですが、たいていの場合「メタボだね」というと「太っている」「肥満体」ということを指すでしょう。しかし、メタボリック・シンドロームのというのは日本語に訳すと「代謝症候群」で「メタボ」というのは単に「代謝」というだけの意味です。つまり、「メタボだね」というのは直訳すると「代謝だね」という事を言っているに過ぎない。生きていればどんな生き物でも代謝を行なっているわけですから「そっりゃあ生きてる限りはメタボだよwww」という反論が成り立つわけです。メタボしてないのは死んでいる人だけですから。別の例では「シェイプアップ」という単語についても日本語と英語では解釈される意味が違うそうです。日本語でシェイプアップというとシェイプ、つまり形というか、見た目をよくするために痩せることを指すことが多いですが、英語での「シェイプアップ」は「正しく振舞う」という場合に使われる言葉らしいのです。フィットネス用語として使われる場合も外見上の事ではなく、体調管理のための運動のことを指す言葉として使われるようです。だから英語で誰かと話をしているときに「君はもうちょっとシェイプアップした方がいいね。」なんて言うと、「君はなんか色々とだらしないよ。もうちょっとちゃんとしろよ」的な意味に捉えられて、下手をすれば「何様のつもりだ!?」と険悪な雰囲気になってしまうかも知れません(笑)野球やスキーの「ナイター」とか、ITでは「ノートパソコン」とか、我々がふだん話している言葉の中には変な略語とか和製英語というのがけっこうありますので、特に英語で話す機会の多い人は、ダイエット用語についても本来の意味や語源を確認しておいたほうが良いのではないでしょうか。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.07.14
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マンガを読んでいると「ちょっと待て、それっておかしいんじゃない?」と思う事は決して少なく無いと思います。マンガというのはあくまで仮想世界の話ですから、恐らく作者の先生も設定に無理があるのは承知の上で「マンガとしての面白さ」を優先しているのでしょう。しかし、そこに敢えてイチャモンを付けてみるのも下世話で面白いので(笑)「マンガのシチュエーションにわざわざツッコミを入れるシリーズ」の第二弾を書いてみたいと思います。今回の題材は大人気サッカーマンガ「キャプテン翼」で、主人公である翼くんのライバル、日向くんが「雷獣シュート」という必殺シュートを開発するシーン。日向くんは新たな必殺シュートをあみ出すため、ソフトボールで使われている技を応用する方法を思いつきます。今回はここに突っ込ませてください。ソフトボールのピッチャーは、大きく振りかぶった腕を一度自分の体にぶつける事によって、力の方向を変えて球のスピード増加させる・・・これをサッカーのシュートに取り入れたのが「雷獣シュート」。しかし雷獣シュートは、地面を一度蹴ってからボールを蹴る、というなんとも信じられないシロモノなのです。そもそもソフトボールの場合は「力の方向を変える」というところがポイントのはず。しかしボールの代わりに地面を蹴ったのでは、力が殺されるだけで方向は変わりません。つまり車で言えば、アクセルの代わりにブレーキを踏んでいる状態。「加速をつけるために一度ブレーキを踏んでから、またアクセルを踏む」という理論は、どう考えても成り立ちません。「反動を使っている」との説もありますが、反動なら力の方向は反対になりますから、体の後に向かって蹴らなければおかしい。さらに「地面を蹴ることによって脚を弓の様にしならせる」シュートだと解説されているのも見たことがありますが、人間の脚はプラスチック製の下敷きや定規じゃなんだから(笑)そんなことが可能なはずもありません。もしも仮に人間の脚が板バネのような弾性を持っていたとしても、その反動力が体重よりも大きくなった時点で体が地面から浮き上がってしまうことになるので、とてもシュートをする力に転化することはできないでしょう。まあ、「キャプテン翼」はゴールが地平線の向こう側にあるくらいのスケールで展開されている異次元サッカーですから、こんな細かい事に突っ込んでも無意味なんでしょうけどね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.07.08
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体育の授業でも家での運動でもおなじみの「腕立て伏せ」。恐らくこの筋トレ種目に関して、「どうやってやるの?」と質問する人は少ないでしょう。厳密に正しい方法かどうかはともかくとして、たいがいの人は「腕立て伏せをしよう」と思えば迷わず床に手をついて、腕を曲げ伸ばしするはずです。しかし、この「厳密に知っているかどうか」という部分については、時として非常に重要な問題になってきます。テレビ番組などで腕立て伏せの回数が競われる事がありますが、なぜかそういった場で行なわれる腕立て伏せは体をほとんど上下させず、ただ体を曲げたり反らして上下運動をしているように見せたり、顎だけを突き出してスイッチを押す事で機械に表示させる回数を増やしていたりします。そしてトレーニングに詳しい人たちは、そんな腕立て伏せを見て「インチキだ」なんて言ったりするわけです。ただ、参加している人たちはルールを破っているわけではありませんから、これをインチキ扱いするのは少々酷だと思います。解決策としては「正しい腕立て伏せが行なわれるようなルール」を作るのが最も理想的でしょう。というわけで、腕立て伏せを競技として行う場合のルールと仕組みについて提案してみます。まず、回数をカウントするのにスイッチを使うのを止めます。固定されたスイッチだとそれに体をぶつける事で反動を利用されたりする可能性があるし、何よりも「スイッチを押す」という行為は腕立て伏せの動作ではないからです。代わりに使うのは光学式・あるいは電波式のセンサーで、これを競技者の体に貼り付けて、それが上下する様子を感知して回数をカウントします。そして、センサーを貼り付ける位置は顎などではなく胸の上部、両鎖骨中心の少し下あたりにします。これならどんなに背中を反らしても腕をしっかり曲げない限りセンサーを上下させる事はできません。さらに細かいルールとしては、足先から手をつくまでの位置、両手の幅、センサーの上下範囲などを一定の基準で制限すればいいでしょう。手足以外の部分(例えば膝など)が床に付いたら、それも機械で感知してカウントがゼロにリセットされるようにしておきます。ちょっと厳しいようですが、このルールなら誰の目から見ても「正しい腕立て伏せ」が競技として成立すると思うのですがいかがでしょうか。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.06.29
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一説によると、スポーツジムでトレーニングしている人(トレーニー)は、男性でありながら男性を愛する人々、つまりゲイが多いとの話です。実際にリサーチした訳ではないので、ジム以外の場所に比べてどれくらいゲイが多いのか?ということについてはちょっと分かりませんが、その根拠となる部分について考察してみたいと思います。まず、一般的にゲイの男性は恋愛の対象として女性的・あるいは中性的な男性よりもマッチョで男らしい男性を好む傾向にあると言われています。一口にゲイといっても、異性愛者にも色々な好みがあるように同性愛者の好みも様々だと思いますが、これは恐らく生物学的な「ゲイが生まれる要因」に関わっていると考えられます。人間の脳は、母親の胎内で出来ていく初期の段階では例外なく「女性の脳」で、そして男性ホルモンの作用によってそれが男性化することにより「男性の脳」となります。だからこの変化が上手くいかないと、体が男性なのに脳は女性に近い、という現象が起こるのです。だから一部のゲイの人の脳は女性に近く、そうするとより男性的な男性を求める・・・という可能性が考えられます。そしてそういう人は恐らくジムに多いので、ジムには理想の男性を求めるゲイの人がやってくるかもしれません。また、参照URLにあるように、一部のゲイの人たちは自分が男性であるにも関わらず男性を愛してしまう事に対して「俺は女性っぽいんだろうか?いや、断じてそんなことは無い!」というような葛藤を持っているそうです。そうすると自己嫌悪に陥らないように、より男性的であるべきという自分の理想に近づくために必要以上に自分の体を鍛えようとする、そして結果としてジムにはゲイ人が増える・・・という話です。あと、全然医学とか心理学とは無関係ですが、ジムにはサウナやシャワーなど「裸の付き合い」が出来そうな設備がありますから、そういった意味でもゲイの人を引き寄せるのかもしれません。これはつまり男女混浴のお風呂が研究所長のような異性愛者のスケベオヤジを引き寄せるのと同じ原理です(笑)まあ、ジムに異性愛者が多かろうが同性愛者が多かろうが、みんなで快適にトレーニング出来さえすれば何の問題も無い事なんですけどね。→人気blogランキングへはこちら参照URL:Why do ugly boys get gorgeous girls? The secrets of physical attractionare revealedGIGAZINEさんによる和訳(恋愛に関する記事の中ほどにあります) -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.06.23
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以前に研究所長の家の犬についての記事を書いた事がありましたが、先日家に帰ったときにふと「犬の筋肉ってどんな風についてるんだろう?」と思い、まじまじと観察してみました。検体はコイツです。(柴犬:3歳くらい)大の犬好きである研究所長の父親がやたらと甘やかすのが原因か、あまり人間を「ご主人様」と認識していない感じ(ーー;)研究所長が帰宅すると狂ったように喜んでダッシュして飛びついてくるので、研究対象としては厄介な存在です。これは観察前に検体の前処理が必要ですね・・・しかし、ひっくり返してしばらくお腹を撫でていればホラこの通り!前処理完了です。人間様の知恵の勝利です(笑)まずは走るときに重要な脚の筋肉を観察してみましょう。さすがに犬の脚の筋肉はとてもよく発達しています。体重との比率で言えば人間の大腿四頭筋など比較にならないでしょう。かなりのマッチョ脚です。これは眠りに落ちる直前に撮った胸部の写真。人間の胸板部分とは違って胴体が筒状(断面が円形に近い)になっていて、毛皮の上からでも腕の根元の部分の筋肉がよく発達しているのが分かります。そしてお腹の部分。人間のように割れた腹筋「シックス・パック」は無いようです(笑)形としては人間の様に平面に近い構造ではなく、背骨を中心に肋骨や内臓を取り囲むチューブのような形に筋膜が存在している感じです。犬の場合は両手足を動かせる範囲が狭いため、胴体を色んな方向にひねる動作が発生する必要性が高いからこんな風になっているのかも知れません。これは足の部分です。根元の部分がマッチョなのに対して、意外と細いのが分かります。人間の様に腕や足を色々な方向に曲げて作業することがないのも一つの原因だと思いますが、運動能力に関しては体幹部(体の根元)の筋肉が発達している事が重要であることの一つの証明になっている気がします。これは指、物を引き寄せる時には力が入りますが、稼動範囲はすごく狭いです。人間ではほとんど動く事の無い動耳筋。犬の場合はパタパタととてもよく動きます。耳もフニャフニャしてます(笑)研究日誌などと言いながら、ただ犬と遊んでただけじゃないか!という自己ツッコミを黙殺しつつ、今回の研究日誌を終わります。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.06.16
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マンガを読んでいると「ちょっと待て、それっておかしいんじゃない?」と思う事は決して少なく無いと思います。マンガというのはあくまで仮想世界の話ですから、恐らく作者の先生も設定に無理があるのは承知の上で「マンガとしての面白さ」を優先しているのでしょう。しかし、そこに敢えてイチャモンを付けてみるのも下世話で面白いので(笑)「マンガのシチュエーションにわざわざツッコミを入れるシリーズ」として日誌を書かせていただきたいと思います。今回の題材は国民的マンガ「キン肉マン」で、キン肉マンの腕の骨にバッファローマンの角(ロングホーン)を移植したシーン。 ←筋肉マン知らない人のために一応解説しておきますと、「キン肉マン」は主人公の筋肉マンをはじめとする「超人」たちが、プロレスのようなルールでリングの上で死闘を繰り広げるというお話。その中でキン肉マンが、ネプチューンマンとマンモスマンという2人の悪役レスラーに、「クロスボンバー」というラリアットのような技で腕を切断されてしまうというエピソードがあるのです。主人公のキン肉マンでも、さすがに片腕では強敵を相手に戦う事ができない、そこで切断されてしまった腕を復活させるために、ライバル超人でありかつての敵であったバッファローマンの角を骨として移植するのです。 ←バッファローマンそして強力な角を移植されたキン肉マンの腕は、切断される前よりもパワーアップして復活することになるわけですが・・・今回はここに突っ込ませてください。バッファローマンの角は、キン肉マンの骨として移植されたわけで、筋肉の質が変わったわけではありません。キン肉マンの腕は一度切断されたのを縫合しただけの状態ですから、たとえキン肉マンが並外れた回復力の持ち主であっても、理屈で考えればパワーアップするのはおかしい。しかもマンガではキン肉マンが腕を振り下ろした衝撃で手術台(?)のようなものが歪んでいましたが、腕を振り下ろす力を出しているのは腕の筋肉ではなく広背筋など背中の筋肉ですから、この力が増しているのも謎です。さらにさらに、腕を振り下ろした勢いで手術台が歪むのであれば、その反作用の力はキン肉マンの体にもかかってくるはずです。だからキン肉マンの体重が何百キロも何トンも無い限りは、腕が手術台に当った瞬間に体が飛び上がったり、反対側に転がっていくはずなのですが、キン肉マンは吸い付いたように手術台に横たわったまま・・・まあ、上にも書いたようにキン肉マンは人間ではなく「超人」なわけですから、人間の尺度で考えるのは元々おかしいのかもしれませんけどね^^;→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.06.08
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仕事、スポーツを問わず世の中の色々な分野において、その世界では当たり前になっている専門用語や略語というものが存在します。例えば化学や生物学、医療関係の仕事をしている人が「チューブ持ってきて」と言ったら、それは夏に聴きたい爽やかな音楽のCDなどではなく、たぶん試験管の事です。また、音楽関係の仕事をしている人が「仕掛けを変えたい」と言ったら、それは魚を釣るための針やエサなどではなく、たぶん曲のはじまりの合図のことでしょう。そしてこれらと同様に、筋力トレーニングの世界にもトレーニー特有の表現があるわけです。昔、研究所長が加圧トレーニングの講習に参加したときに、あるトレーニーは加圧して行うアームカールについて、他の参加者の前で以下のように話していました。「軽い重量なのに、レップを重ねるごとに襲ってくるバーンが凄いですね。それにセット数が少なくてもかなりのパンプアップがあります。なのにオールアウト状態になっても圧を抜くと体の疲労感はあまりないのが不思議な感覚です」するとどうでしょう。その講習の説明をしていた担当者は、彼の言葉を「翻訳」しはじめたではありませんか^^;「今、彼が話したことを説明しますと、"何回もダンベルを持ち上げていると筋肉に焼け付くような感覚と張りが出てくるけれど、腕が限界まで疲れたと思っても圧力を抜くと体はあまり疲れていない”ということですね。」そう、トレーニーの彼が話していた「トレーニー語」を、担当者は「一般的な日本語」に翻訳して他の参加者に伝えたというわけです。その加圧トレーニングの講習にはトレーニーやスポーツ関係者だけでなく、医療関係者なども多数参加していたので、恐らく担当者はそのあたりに配慮して翻訳を行ったのでしょう(笑)ちなみに加圧トレーニングの感想を述べたトレーニーの彼は、担当者が翻訳を行っている間、キョトンとした顔で聞いていました。きっとジムにいるつもりで話していたから、なぜ翻訳が行われたのかが理解できなかったんでしょうね^^;トレーニーのみなさん、知らず知らずのうちに会話が「素人さんお断り」のマニアックなものになってしまわないよう、くれぐれもご注意ください。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.06.02
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日本は昔から「美しい表現を持った言語」だと言われているそうです。そして表現豊かな日本語では、太っている人を体格が良いとか恰幅(かっぷく:肉付きのこと)が良い、と表現したりします。何十年も昔までは、食品の生産性も流通経路も今みたいには発達していなかったので、人間が十分な栄養を摂ること自体が大変でした。そんな時代には太るほど食べる事ができるのは裕福な人達であることが多かったから。「太っている」事はそれなりに美徳だったことでしょう。でも、今は違います。基本的に生きていくための栄養が取れないという人はあまり無い。いや、むしろ将来的な健康を無視すれば、栄養バランスの整った食事よりもジャンクフードの様に「とりあえずお腹を満たせる」というような高カロリーの食べ物の方が安い値段で買えると思います。成人病などにかかる確立が高いのはもちろんのこと、心理学(行動学?)的にも「太っている人は借金が多い」なんて言われてしまう始末です。太っていると言うことは科学的に見れば、体格が悪い(望ましくない)ということになり、恰幅も「良い」という言葉は的確ではないというのが現代の価値観でしょう。もちろん今でも「体格が良い」「恰幅が良い」という表現はあるけれど、それを聞いて「ステキ」と思う人は少ないはず。ほとんどの人は「ああ、太ってるのか」と思うのではないでしょうか?そう、もはや「体格が良い」「恰幅が良い」というのは誉め言葉ではなく、「肥満体」という言葉の婉曲表現(響きの良い言葉に置きかえて言う事)に過ぎないのです。さあ、もう目を反らすのは止めましょう(笑)「体格が良い」「恰幅が良い」なんて言われたら、顔では笑っても心の中では「何くそ!」と反発してください。そしてそれをバネに肉体改造に取り組むのです。「小太りの男性が好き、クマさんみたいでカワイイ♪」なんていう女性や、「女性はポッチャリ体型が最高!」なんていう男性もいるかとは思いますが、肥満が抱えるマイナス面についてもきちんと認識して、パートナーの体系管理には積極的に協力してあげて欲しいと思います。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.05.25
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筋力トレーニングとかダイエットをきちんと続けられる人というのは、世の中ではどちらかというと少数派だと考えられているのではないでしょうか。それもそのはず。目標を達成できる人の割合というのは意外と少ないのが現状です。『ダイエットとは?』にも書きましたが、ダイエットをはじめてもちゃんと痩せられる人は10%なんて言われていますし、筋トレでジムに通い始めても、目に見えて体つきが変わるまで持続できる人はもっと少ないでしょう。そして、目標にたどり着くまで実行できる人は「意思が強い」なんて誉められたりするわけですが、これに関してある作家さんが面白い表現をされていました。「人間は誰でも意志が弱い。目標達成まで努力を続けられる人は、単にその方法を知っていて、メリットをよく知っているというだけだ」と。 ←確か勝間先生の本だったような・・・研究所長はその文章を読んで「なるほどなあ・・・」と思いました。個人的な話で恐縮ですが、研究所長自身、肉体改造を始める前の自分と比較すると、今はかなり物事を「継続的に頑張れる」自分になっているのではないかと思います。しかし、それは「意思が強くなった」のかと言うと、ちょっと違うような気がすることもあるのです。なぜなら、相変わらず色々な事に対してルーズなところは変わっていないし、先延ばしにしっぱなしの事も山ほどあるからです。部屋の一角は「掃除しなきゃ」と思いつついつまでも散らかったまま。仕事でも提出期限のない「作っといた方がいいんだろうなぁ」という書類は相変わらず作りかけのまま(笑)ただし、例えば知らない分野の事を勉強するとか、スポーツの動作を繰り返し練習するというような事に関しては、あまり挫折する事がなくなりました。多分それは、時には面倒くさかったり調子が悪かったりすることもあるけど「地道に続けていれば長期的には驚くほどの成果を上げることができる」ということを、肉体改造を通して学んだからではないかと考えています。努力をしている過程では、不安に思う事もたくさんあります。マッチョになりたい人は「自分も本当に筋肉が付くんだろうか?」と心配になったりするし、ダイエットしている人は「本当に理想の体型になれるのかなぁ?」と自分を疑ったりする事はよくあるでしょう。もちろん研究所長もそんなことは日常茶飯事です。でも、特に筋トレやダイエットの場合、「ベンチプレスで100kg持ち上げる!」とか「プロボクサーみたいに割れた腹筋になる!」というくらいなら、努力を続けていれば時間はかかっても、まず間違いなく達成できます。そういう小さな目標達成を繰り返していると、努力することのメリットがよく分かるようになるので、結果として頑張れる・・・ということなんじゃないかと思うわけです。そう考えると目標に向かって努力できる人というのは意思が強い人ではなくて「現金な人」と言うべきなのかもしれません。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.05.18
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「人は見た目が9割」なんていう本がありましたが、確かに人間は、普段の生活の中で人を見た目で判断している部分がかなりあると思います。例えば知らない人に話し掛けるとしても、やっぱり悪役商会のタレントさんみたいな人には何となく話し掛けづらいと思うのが普通でしょう(笑)おっかない顔をしている人が中身までそうであるとは決して言えないのですが、やっぱり第一印象として外見は重要で、特に研究所長のようなヘタレは本能的に怖いと思ってしまうわけです。何と言うか「見えない力関係」みたいなのがあるんですよね。しかし、スポーツジムなどに行くと、また違った力関係を見ることができるのが面白いところです。何と言っても、ジムで「見えない力関係」を決めるのは体力や筋力などの運動能力ですから、ちょっと見ていれば相手の能力が自分より上か下かということはすぐにわかります。金髪にピアスのヤンキーお兄さんでも、トレーニング初心者だと何となく弱そうに見えるし、小柄で温和な顔をした大人しそうなおじさんでもマッチョだと上級者のオーラで一目置かれる、それがスポーツジムの不思議な上下関係なのです。以前に研究所長の近所の体育館にあんまり素行の良く無さそうな高校生の集団が入ってきて、マシンやダンベルなどで遊んでいたことがあった(らしい)のですが、そのジムの主と化している50代くらいのマッチョなおじさんが一喝したところ、捨て台詞すら言わずにスゴスゴと退散していった、という話をジム仲間から聞いたことがあります。特に男性の場合は動物的な上下関係に非常に敏感ですから、自然と実力に応じた上下関係を意識するようになる・・・ということなのかもしれません。ちなみにそのおじさんは普段はとても陽気にトレーニングをしていて、使用中のマシンを使いたくて待っていると「よし、交代で一緒に使おうか」と声をかけてくれるようなタイプの人でした。トレーニーたるもの、威圧的な態度をとったり力を自慢したりしなくても周りから自然に強いと自然に認められる、そんな人間になりたいものですね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.05.11
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その昔、人間はほとんどの仕事を人力に頼って行っていました。それこそ鉄を加工する時は温めてから金槌でトンテンカンと叩き、地ならしをする時は大きな木槌のようなものをみんなで持ち上げて、何度も大地に落とす・・・というようなことをやっていたわけです。だから道具を作るにしても建物を建てるにしても、今よりはずっと時間がかかっていましたし、文明の進化もゆっくりでした。しかし、蒸気機関が使われるようになったり、電気を動力に応用する方法が開発されて、作業効率や文明の発達速度は加速度的に上がりました。いわゆる技術革新というやつです。そしてコンピュータというものが発明されて、人間は「考える」ということの一部まで機械に任せる事が出来るようになりました。だからコンピュータが発明される前と後でも、文明の発達する速度は全然違うのではないかと思います。それでは、次の技術革新はどのようにして起こるのか?研究所長は、人間が今までの様に開発した技術を道具や手段として使うというのではなく、技術を人間そのものに応用する事によって大きな変化が起こるのではないかと考えています。つまり、ナノマシン(ナノボット)のように人間の体を内部から操作する技術を使ったり、遺伝子操作によって体の設計図そのものを書き換えたり、脳の一部をコンピュータの様な記憶領域にしたり・・・という技術が発達するのではないかと。使い方を一歩間違えれば危険なのは確かですが、それは今までに起こってきた技術革新についても同じことです。色々な規制が作られたり、時にはトラブルや事故が起こりながらも、文明はやっぱり人間の能力を拡張する方向にどんどん進んでいくのではないでしょうか。そしてそうなったら、体質や体型を変えることも、今よりずっと自由に行えるようになるはずです。例えば筋肉が付きにくい体質だけどマッチョになりたい!とう人は、注射で筋繊維の数を増やすとか(笑)あるいは脂っこいものがどうしても止められない・・・という人は、一定量を超えた脂肪は全部体の外にそのまま排出するような腸に改造するとか。まあそれが完全に実用化されるのはまだまだ先でしょうから、それまでは筋トレやダイエットを地道に続けていくしか無いんでしょうけどね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.05.04
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研究所長が子供の頃、クラスにず数人くらいは必ず「スポーツの得意な○○君」のような生徒がいました。いわゆる運動神経が良い子というんでしょうか。ほとんどの運動種目を器用にこなし、リレーではアンカーを務め、跳び箱では他の生徒よりも2~3段高い箱を軽々と飛び越えるというような、ある種のヒーロー的存在です。例外もあるのかもしれませんが、彼らの多くは同世代の子供よりも筋肉が発達していて力も強い事が多かった。見た目がマッチョだったかどうかはともかくとして、高い運動能力の土台として基礎体力があったんだと思います。世の中全体を見渡しても、やはり筋肉がしっかり付いている人というのはどちらかというとスポーツが得意な人が多い。スポーツが好きだから自然に体が鍛えられたという人もいれば、生れつき筋力や体力が人よりも強いからスポーツが得意という人もいるでしょう。しかし多くの人はこう思っていると思います。マッチョは運動が得意である、と。ですが、世の中にはたくさんの例外が存在する事を忘れてはいけません(笑)運動神経が人より劣っていても、地道な筋力トレーニングによってマッチョになる人もいるからです。そしてそういう人が鍛え上げた筋肉をスポーツに活かせるようなトレーニングも積んでいるかというと、必ずしもそうとは限らない。研究所長の場合は運動能力のヒエラルキー(階層)構造ではまさしく底辺を這いまわっているような子供でした。が、それでも地道な筋トレを何年も続けているとそれなりに筋肉が発達して、「すごい筋肉ですね~」なんて言われたりもするわけです。まあ、それだけなら嬉しいんですが、実際には誤解も多い。「やっぱり体を使うお仕事ですか?ライフセーバーとか?」いえ、違うんです。どっちかというと助けられる方の人です。(^^;)「イイ体してますね!やっぱりバック転とか出来たりするんですか?」いえ、違うんです。体操選手じゃないんです。後方でんぐり返しで勘弁してください。(><)「そんなに鍛えてたら"SASUKE"とかに出てもイケそうですよねぇ~」いえ、違うんです。一番最初の池に落ちる確率が95%です。(TT)そう、運動神経という点から見れば、一部のトレーニーの筋肉なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。そういうわけで、過度な期待はなさらないようお願いします(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.04.27
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「コンピューターウイルスは人にも感染しますか?」という冗談のような質問がFAQに載っていたのを見たことがありますが、どうやら医療機器のハイテク化が進んだ今、これが冗談では済まなくなるという可能性があるようです。心臓に問題を抱えている人は、心臓の鼓動を調節してくれるペースメーカーや植え込み型除細動器(心臓がマヒしてしまった場合などにその状態を感知し、自動的にショックを与えてくれる装置)を埋め込んでいる事があります。そして最近のペースメーカーや除細動器は、手術をした後でもその動作状態を確認したり、設定を調節できるように、電波によって外部からコントロールできる機能が付いているものが多い・・・とここまで書けば、カンの良い方はもうお分かりでしょう。つまり外部から電波で操作できるのであれば、これを上手く(下手に?)操作すれば、リモコン操作のようにペースメーカーを止めてしまったり、除細動器で心臓に不必要なショックを与える事ができる・・・という事です。実際にワイントン大とマサチューセッツ大の研究者が行った実験によると、体内に埋め込まれた装置から出ている電波を解析する事により、患者情報などの解析が可能だったそうです。ただし現在のところは大学の研究室にある数百万円もするような機材を使って、専門家がやっとこさ情報を解析できる、というレベル。従って普通のハッカー(どんな人が"普通のハッカー"なのかは分かりませんが^^;)にこれを悪用される心配はあまり無く、「連邦監査機関にもこれらを悪用した例などの報告は上がってきていない」とのことでした。研究所長は大のSF好きなので、この日誌でもやれ人工筋肉だとかサイボーグ化だとかいう話を書いていますが、ハイテク化によって色々な物がハッキングの対象になる可能性が出てくるのはちょっと怖い話ですね。冬などの乾燥している時期には、「感染防止のためにマスクを付けましょう!」を言われたりしますが、そのうちパソコンを扱う時も、「コンピュータを扱う時は、ウイルスに感染しないように必ず防護用ヘルメットを着用しましょう!」なんて言われたりするんでしょうか・・・→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.04.21
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あなたの筋トレライフの新たな舞台。それが筋トレマニアのための日本最高の学校「聖マッチョ学園」。敷地面積は東京都スポーツセンターの3分の1。学園内の移動手段はすべてウェイトを積んだ重い自転車。サプリメント代は月に10万円!そして・・・入学したトレーニー一人一人に超マッチョなトレーニーがついている!というとんでもない専門学校で起こる、とんでもない出来事の数々を描く最強のスポコンドラマ。あるスーパーマッチョなトレーニー、鉄男が「聖マッチョ学園」に配属された。腕立て伏せや懸垂が一回も出来ないというメタボ体型の主人公・太(フトシ)は鉄男の熱の入った指導の元、性格の悪いマッチョな同級生たちのイジメや嫉妬を乗り越え、真のマッチョを目指していく汗あり、涙あり、臭いありの挑戦のドラマです。そしてまた鉄男・フトシ・鉄男の弟の岩男が繰り広げる不気味な“三角関係”の行方など、さまざまなストーリー展開に目が離せません。聖マッチョ学園 第1話:あらすじ黒金鉄男は、米国SA、日本ボディビル研究会、国際トレーニー協会等のトレーニー資格をあわせ持つ若きホープ。男気十分で頭脳明晰、山のような筋量とダビデ像のようなデフィニションを持つ岩男は、筋トレ学園講師の中でも数少ないSランクトレーナーの一人だ。そんな鉄男が新たに指導することになったのは、とある町のとんかつ屋「満腹亭」の一人息子で、20歳の自宅警備員(ニート)の満腹太だった。太は、過保護で過食気味の両親とともにメタボながら幸せな生活を送っていた。太は運動が苦手だった上に暗い性格が原因でイジメにあって引きこもってはいたが、ネット上の巨大掲示板では人気者だった。幼なじみの岩男はそんな太をずっと更正させたいと思っていた。だた、顔を合わせればすぐにイジメてしまう間柄だったこともあって、岩男はその気持ちを伝えられずにいた。ところがある日、思わぬ不幸が太を襲った。太の両親が2型糖尿病で長期入院してしまったのだ。孤独となった太は、近所の親戚の家に身を寄せていた。岩男は太のことが心配で仕方なかった。両親が入院した翌日からも飽食の生活を続ける太はさらに太り、歩いているだけでもフラフラしてしまう。そこに突然現れたのが鉄男だった。「今日からお前を鍛えてやる。俺がお前のトレーナーになる鉄男だ」。鉄男は、そうあいさつすると、驚くべき事実を太に告げた。実は、太の父は世界を飛び回って活躍している現役ボディービルダーの息子だった。しかし太の父は、19年前に家を飛び出し、とんかつ店の一人娘だった太の母親と駈け落ちしたのだという。つまり太の父が再起不能となったいま、太が祖父の跡取り候補となったのだった。そして、太の祖父の命令で太を鍛える事になった鉄男は、なんと岩男の実兄でもあった・・・注)聖マッチョ学園は聖ルチア女学園とは無関係です。予めご了承ください(笑)→人気blogランキングへはこちら
2009.04.13
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当研修所初のプレゼント企画、解体演書(上半身・下半身セット)を3名さまにプレゼント!の応募締め切りまであと4日となりました。ただ、一部の人を除いて「一体どんな風に使うソフトなのか?」というところがイマイチ分かりくい面もあるんじゃないかと思います。そこで、『解体演書』でどんなことが出来るのか?という部分についてごくごく簡単にご紹介してみようと思います。まず、筋トレをする上で非常に役に立つのが、骨格や筋肉の構造が立体的に確認できるということです。たとえば・・・肩の筋肉「僧帽筋」って一体どこにあって、どんな形をしてるんだろう?と思ったときに、骨格と僧帽筋だけの表示をONにすれば、ホラこの通り。ちなみに筋肉や骨格の表示設定は、こんな風にリストから切り替えるだけ。マニュアルなんかなくても、ちょっといじるだけで直感的に操作できます。しかも調べられるのはアウターマッスルだけじゃありません。たとえばちょっと場所が分かりにくい「肩甲下筋」というインナーマッスルはどこにあるのか?ちょっとマニアックな肩甲下筋だってこんな風に表示させて正面から見ればバッチリ確認できます。理科の実験室においてあるような骨格・筋肉標本がPCの中にあるような感じですね。ちなみにこの人体モデルは360℃あらゆる方向にドラッグして好きな角度から見ることが出来ます。下半身の筋肉の構造が知りたいときは、下半身版の『解体演書』もあります。「筋肉を半透明にする」なんていうことも出来るんですよ。研究所長は主に人体構造の確認に使っていますが、筋肉の動きや役割、神経のつながり方などが確認できる実写・アニメーションの動画なども収載されています。『解体演書』にはかなり多種多様な機能があり、研究所長が活用している機能はごく一部ではあるのですが、それでも『解体演書』が肉体改造に役立つソフトであることは十分に感じていただけるでしょう^^さあ、締め切りは4/10日です。ご応募はこちらから!⇒『解体演書』プレゼント企画→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.04.06
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先日、仕事で知り合った中国の人が「磁気ネックレスが欲しい」というので、ネットでまとめ買いしてプレゼントしたところ、予想以上に喜んでくれました。日本で売っている磁気ネックレスも、製造国は中国なんじゃないの?と思うかもしれませんが、中国の人によると、「日本向けのMADE IN CHINA製品」は中国国内では手に入らないものが意外と多いんだそうです。で、その中国の人が帰国した後に、「中国のもので、何か欲しいものはないアルか?」・・・ではなく、欲しいものは無いですか?と聞いてきてくれたので、色々考えた挙句「中国の筋トレ本」をお願いしてみました。普通は中国茶とか、陶磁器とか中国らしいものを頼むのかもしれませんが、そこは研究所長の性格上、肉体改造関連の物を希望してしまうのは必然と言えるでしょう。(笑)さて、送ってもらった本を見ると、当然中身は中国語。しかし、中国語の分からない私に配慮してくれたのか、イラストがたっぷり掲載されている本だったので、意味がなんとなく理解できました。ちょっと面白いので、中身をちょっとだけご紹介しましょう。まずは表紙から。「健身解剖指南」とあります。ここでいう指南とは、教えるとかいうよりも「解説」的な意味でしょうか。解剖の意味がそのままだとすると、英語表記がbody buildingという表記がありますから、中国では「健身」がボディービルにあたるのかもしれません。中身はこんな感じ。インクライン・ベンチプレスの解説ですね。スタートポジションは「開始」という意味の漢字ですが、残念ながら日本語にはフォントがありませんでした。フィニッシュ・ポジションは「結束」となっていますね。国が違っても何となく意味が分かるのですから、漢字の力は偉大です。次に三角筋の解説。意外なことに、中国では「筋」を「肌」と書くようです。そうすると「美肌」というのは「美しい筋肉」という事になるんでしょうか?中国の人に日本の化粧品のチラシなどを見せたら、面白い事になるかもしれません(笑)いずれにせよ、今回貰った中国の筋トレ本は非常にハイレベルな内容でした。中国はオリンピックなどでも数多くの選手が活躍していますから、たとえプロテインが無くても(笑)トレーニングに関しては想像以上に進んでいるのかもしれません。ちなみに中国では「手紙」がトイレットペーパーの事で、「愛人」は奥さんのことを意味するそうです。旅行する人は、変な誤解をしないように気をつけて下さいね^^→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.04.02
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以前に「危機的状況で生き残るためには何をすべきか?」というようなサバイバル関係の本を読んでいたときに、「握力の強さというものは、意志の強さと深い関係がある」という面白い情報に出会いました。著者の柘植久慶先生は、日本人ながら過去にフランスの外人部隊に所属したり、かの有名なグリーンベレーにもいて実戦経験もあるという、映画の主人公真っ青の経歴の持ち主。実際に握力と意思の強に相関関係が認められる、というようなデータがあるかどうかはちょっと分かりませんが、感覚的にはなんとなくわかるような気がします。握力は主に前腕部分の筋力の強さのことで、意志の強さというのは(実際には定義するのが難しいとは思いますが)決めた事をやり抜くとか、恐怖や欲望に負けずに心の状態を保つ能力ですから、この2つにはあまり関連が無いように見えるかもしれません。しかし、以前の日誌にも書いたように、米国などでは肥満の人はマネジメント能力が低いと考えられていたり、太っている人ほど借金の金額が多いという統計値があったりもします。そういった色々な事例の事を考えると、握力と意思の力に一定の関係があるという柘植先生の話も、データを取ってみればまさにその通りだった、ということになっても不思議は無いでしょう。生まれながらに握力が強いと言う体質の人を除けば、握力が強い=普段からトレーニングを積んでいるということになりますから、普段からトレーニングを積んでいる≒意志が強いというふうに繋がるというわけです。人間行動学(?)的な意味で、他にも以下のような統計を取ってみると面白いかもしれません。■1:筋力バランスとライフスタイルの関係例えば上半身だけ異様に鍛えている人は、のライフスタイルのバランス(仕事と趣味の時間の割合など)も崩れているのではないか?ということを検証■2:肥満度と喫煙率の関係「どうしても食べてしまう」と「どうしても吸ってしまう」の間に相関関係があるような気がするので、その点について検証。ただし喫煙による体重減少効果を計算に入れておく必要アリ。・・・どうでしょうか?どこかの機関とか保険会社あたりが調べてくれると嬉しいのですが・・・→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.03.26
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※前編をご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。魔法で素敵なドレスと靴を手に入れたシンデレラは、さっそうと舞踏会が行われているお城の大広間に姿を表しました。舞踏会に参加していたのは、その多くがお金持ちの娘達。怠惰な生活を送って体型が崩れている女性が多い中で、毎日家事とハードな筋トレで体脂肪率が10%台前半となっているシンデレラの引き締まった体は際立っていました。やがて王子が近づいてきて、シンデレラにダンスを申し込みました。鍛え上げられた大腿四頭筋と下腿三頭筋、その他の筋肉駆使して華麗なステップで踊るシンデレラと王子。ポストお妃、逆玉達成は目前です。しかしその時、シンデレラは気付いたのです。魔法使いがかけてくれた魔法の効力が、そろそろタイムリミットに近づいている事に。シンデレラはダンスを切り上げて一礼すると、せめて名前だけでも・・・と追いすがろうとする王子を後にして、ヒンズースクワットで鍛えた脚力で脱兎のごとく階段を駆け下り、カボチャの馬車に飛び乗って家路についたのでした。・・・その後数日。すっかりシンデレラにフォーリンラヴな王子様は、何とかして彼女を探す方法を考えていました。しかし、いくら家来達が現場検証を行っても、シンデレラの身元に繋がる遺留品は一切見つかりません。そこで王子様は一緒にダンスをした時の記憶を頼りに、シンデレラの引き締まったナイスボディにピッタリと合うサイズのボディースーツを開発しました。国中の女性にこれを着てもらい、体型でふるいにかける事でシンデレラを見つけるという作戦です。家来達は特製ボディー・スーツを持参して、家々を回りました。もちろんシンデレラの住む家も例外ではありません。自称「巨乳」である一番上の姉は、あまりにも巨大なウエストのためにボディースーツに体を通す事すら出来ませんでした。自称「スレンダー」である二番目の姉はボディースーツを着ることこそ出来たものの、胸の部分がブカブカの状態。「当日もパッドを入れてたのよ!」と主張するも、家来には鮮やかに無視されました。最後にシンデレラです。当然の事ながら日々の体系管理を怠らなかったシンデレラの体は、ボディースーツにピッタリと納まりました。そして彼女はお城に招かれて王子様と再開を果たし、みごとお妃になることが出来たのです!めでたし、めでたしです。・・・しかし数年後、王子はボディー・スーツが体にフィットした他の「お妃候補」達と浮気をしていたことが判ったのです。シンデレラは女性の体型に対して異常な執着を持つ王子の性癖に腹を立てつつ、自分がお妃になれたのもエッチな王子様の「体型フェチ」のおかげであるというジレンマに悩みながら、王宮での生活を続けていく事にしたのでした。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.03.17
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昔々、異国のシンデレラという名前の年頃の女性が住んでいました。シンデレラは義理の母と、その母の連れ子である2人の姉と一緒に住んでいましたが、その3人に事あるごとに苛められ、家族の一員であるにも関わらず、まるで召使いの様に扱われて毎日を過ごしていたのです。そしてある日、王様のお城で舞踏会が開かれる事になりました。その国には年頃の王子がいたので、表向きは舞踏会でもその実情は「ポストお妃」をめぐる壮絶なねるとんパーティー(注:死語。お見合いパーティーと同義)であることは周知の事実。壮絶な逆玉狙いのバトルロイヤルの始まりです。舞踏会の当日、義母はシンデレラの2人の姉が王子様の目に留まるように、豪華なドレスを用意しました。食事の量が少ない割には不規則な間食ばかりしていて、「食べてないのになんで痩せないのかしら?体質って不公平だわねぇ」といつもボヤいている一番上の姉には、強烈な締めつけのコルセット付きのドレスを。もともと運動不足で痩せぎすの体にもかかわらず「王子様に会うんだから、死んでもやせなきゃ!」と2日前から食事も水分もほとんど摂っていない2番目の姉には、分厚い胸パット入りのドレスと厚化粧を。ああそれなのに、シンデレラには何の衣装も用意されませんでした。さすがに部屋で着ているメーカーのロゴが剥げたスウェットと、庭掃除に使っているイボイボの健康サンダルで舞踏会に出向くわけにも行かず、仕方なくシンデレラは家で待っていることにしました。しかし家事が一通り終り、シンデレラが日課のワンハンド・プッシュアップをこなしている時に、奇跡が起こりました。なんと目の前に突然、杖を持った魔法使いが現れたのです。「おお、可哀想なシンデレラ・・・私の魔法で、あなたが舞踏会に出られるようにしてあげましょう!」魔法使いが杖を一振りすると、シンデレラのグラマーかつ引き締まった体にピッタリのドレスと、上品な靴、そしてカボチャの馬車が現れました。「ただし、この魔法は夜の12時になると解けてしまいます。必ずそれまでに帰ってくるのですよ」「なんで夜の12時までなの?延長は出来ないの?」「なんで馬車はカボチャなの?その必然性は?「なんで突然現れたの?あなたの目的は?あとで高額な請求をされたりしない?」と色々ツッコミたいのは山々でしたが、何しろ時間がありません。シンデレラは急いでドレスと靴を身につけると、お城へと急ぎました。(後編へ続きます)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.03.09
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1980年代くらいに立てられた計画からはだいぶ遅れてはいるようですが、現在も民間人が宇宙旅行をするための技術は日々進歩しているようです。現段階では超が付くほどの大金持ち以外は宇宙旅行など完全に「夢」の世界ではありますが、今後数十年の内には大気圏を脱出して宇宙から地球を眺めるツアーや、軌道上の宇宙ステーションに宿泊するツアーくらいは間違いなく実現するでしょう。さて、宇宙に行く時ですが、あなたなら何を持って行くでしょうか?着替えやカメラなどは普通の旅行と同じように持っていくとは思いますが、迷うのは食べ物や飲み物の類でしょう。スナック菓子などは窒素ガスが膨らんでロケットの中で破裂してしまうでしょうし、飲み物も「ウイダーインゼリー」みたいなやつじゃないと無重力状態で球状になってそこらに散らばっていってしまうかもしれないからです。まあ、恐らく宇宙旅行のパッケージツアーが出来た際には宇宙食や宇宙用の飲み物も用意されるでしょうから、これらについては心配は無いかもしれません。しかし、トレーニーには一つだけ忘れてはいけないものがあるのではないでしょうか?そう、筋力トレーニングのための道具です。知っている方も多いと思いますが、無重力状態になる宇宙では、地球の上よりもはるかに速いスピードで筋肉が落ちていきます。だから宇宙ステーションなどに滞在する宇宙飛行士は、地球に帰ってくると歩く事すらままならなかったりするわけです。だから地球上の旅行でさえ筋トレのことを考えているトレーニーにとって、宇宙に筋トレ器具を持っていかない手はありません。とはいえ、ダンベルやバーベルなどを持っていっても、無重力状態では全く意味が無いでしょう。そもそもロケット(宇宙船?)にそんな物を持って乗ろうとすれば、断られるのは目に見えています。そうするとやっぱり宇宙での筋トレを実現するための最も現実的な案はチューブトレーニングでしょう。チューブならゴムの伸縮力が抵抗になるわけですから、重力の影響はほとんど受けません。しかも『チューブトレーニング:筋肉を増やす科学的アプローチ』にあるような高強度のチューブを用いれば、地上ので数十キロのウェイトを使っているのと同レベルの負荷をかけることも可能!というわけでみなさん、数十年後の宇宙旅行のために、チューブでトレーニングするための技術を学んでおくと良いかも知れませんよ(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.03.02
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以前に『筋トレマシンのワイヤーに注意』という日誌を書いた事がありましたが、今回は研究所長が実際に筋力トレーニング中にマシンが壊れたときのエピソードについて書いてみたいと思います。事が起こったのはかなり前ですが、いつもの通り慣れ親しんだジムで下半身の筋トレメニューをこなしていた時の話です。スクワットなどの複合関節種目を一通りこなし、ほどよい筋肉疲労を感じながらレッグプレス、レッグプレスなどの単関節種目に移行。とりあえず大腿四頭筋をもう少し刺激しておこうかとレッグエクステンションマシンに座り、数セットのウォームアップの後に本番セットを開始しました。はじめの数レップは特に問題なかったのですが、5~6回目くらいでしょうか、いきなりバコン!という音がして稼動部分を固定していたチェーンが切れ、すねの部分に当てていたマシンのパッドと金属の支柱が私の体に襲い掛かってきたのです!上の写真を見ていただくと分かると思いますが、レッグエクステンションマシンの場合、だいたいヒザのあたりを中心として稼動部分が回転するようになっています。本来ならいくら脚を思いっきり伸ばしても、チェーンやワイヤーなどによって固定された稼動部分が体にぶつかってくる事はありません。しかし、そのチェーンやワイヤーが切れてしまえば、稼動部分はそのまま円運動をする事になり・・・結果として下腹部に激突することになるのです。幸い研究所長の場合、マシンの部品が激突したのはいわゆる「男性の急所」の5cmくらい上でしたが、それでもアザが出来てしまいました。もしもあと数センチズレていたらと思うと・・・恐ろしい限りです(苦笑)本来、マシンの管理はジムのスタッフの仕事ではありますが、管理体制は施設によって大きく違います。使う方からすればとんでもない話ですが、定期的な部品交換はコストがかかるからと、「故障してから対応すればいいかな」くらいに考えているジムも多いでしょう。自分の身を自分で守るためにも、トレーニングマシンの整備状態については常に目を光らせておくくらいの気持ちが必要だと思います。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.02.24
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研究所長は一応男性であり、しかも女性についてはどちらかというと詳しくない部類の人間に該当すると思うのですが、先日面白い事に気付きました。女性「胸が張ってる時ってさあ、体がゆれると痛かったりするんだよね」所長「うん、そうだよね。俺も時々ある」女性「え?分かるの?」所長「うん、特に階段下りる時なんかさぁ、胸を手で押さえて降りたくなるよね」女性「なんでそんな事知ってるの?」所長「大胸筋が筋肉痛になるからだよ。ひどい時なんか歩くだけでも痛いからねぇ」女性「・・・ブラ付ける?」所長「なるほど!確かにいいかも知れない。合うのあるかなあ?」女性「・・・」ベンチプレスやダンベルプレスなどをやり込むと、大胸筋に強い筋肉痛が発生する事があります。そんな時の「ちょっとの振動でも痛い」という感覚は、トレーニーの多くが経験している事でしょう。研究所長の場合は、さすがに女性用下着を付けるというわけにもいかないので(笑)湿布を貼って痛みをごまかしてみたり、さりげなく腕を組んで階段を下りてみたりしたものです。女性の場合、これとは全く別の原理、例えばホルモンバランスの周期的な変化などによって、胸にある組織(詳しくはよくわかりませんが)が張って、痛みを感じる事があるんだとか。ということは、筋力トレーニングを習慣的に行うということは、普通に生活しているだけではなかなか味わう事が出来ない女性の痛みを経験できる、ということになるのかもしれません。だからと言って「それが何の役に立つのか?」と言われると返答に困るのですが^^;、まあ話題の種くらいにはなると思いますので、トレーニーの方々は是非、親しい女性と共感し合ってみてください(笑)なお、男性向けのブラジャーというのは、商品としても一応存在しているようです。何のためなのかはサッパリわかりませんが「パットを入れてボリュームアップも可能」だそうで・・・個人的には、たとえ筋肉痛を大きく緩和してくれるとしても、あまり付けたいとは思いませんが(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.02.16
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以前に『マッスルメモリーとは?』というコンテンツを書いた事がありますが、これは一度鍛えた筋肉は長期の休養によって筋力・筋量が落ちてまっても、運動を再開した時に劇的にその力を取り戻すという現象を「記憶」と表現したものでした。しかしもっとリアルな意味で、実際に脳以外の部分が記憶を持っているのでは?と考えさせられる事例が存在することをご存知でしょうか?1988年のアメリカで、ある40代の女性が心臓と肺の移植手術を受けました。ドナー、つまり臓器の提供者はバイク事故で亡くなった18歳の少年。その後、移植を受けた女性は順調に回復したのですが、今まで食べなかったフライドチキンを突如食べ出したり、歩き方が男性的になったと家族に指摘されたりと、今までに無い体の変化が起こったそうです。そして彼女の夢の中には、ある若い男性が登場して名前を名乗ります。その後、彼女がドナーの名前を調べたところ、夢の中の男性とドナーの名前が一緒である事がわかり、さらに彼女が移植を受けてから好きになった食べ物は、そのドナーの好物であったことが分かった・・・という話です。冷たい見方をすれば名前が一致したのは単なる偶然で、食べ物の好みや行動が変化したのは臓器の性能の変化など違う人間の組織を移植したことによるもの、あるいは投与されたり服用された薬による副作用が原因とも考えられるかもしれません。もともと人間の体はその時の状態によって食べたいものが微妙に変化したり、体の成長や老化に合わせて好みが変わったりすることがあるのは周知の事実ですから、臓器の移植を受けたりすれば何らかの影響があることは十分考えられるでしょう。しかし、医学的・現実的な考え方をしたとしても、「臓器に記憶がある」という事を完全に否定する事はできないと思います。例えば「好み」と「性格」の境界線はどこにあるのでしょうか?「○○が好き」という思考は物事の判断に影響を与えるでしょうから、両者を完全に分離して考える事は出来ないような気もします。そうすると、人間の脳は内臓などが持っている何らかの情報と連携して知識や性格というものを形作っている、つまり内臓が記憶や性格の一部を担っていると考えることもできるでしょう。だからきっと、我々トレーニーが日々鍛えている筋肉たちも、本当に記憶を持っているのです(笑)そう考えると筋力トレーニングは筋肉を強くすると同時に「筋肉に記憶を刷り込む作業」とも言えるのかもしれません。→人気blogランキングへはこちら
2009.02.09
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筋力トレーニングで鍛える対象になるのは、基本的に骨格筋と呼ばれる筋肉です。骨格筋は2つ(または3つ以上)の筋肉をつないでいて、姉妹サイト『インナーマッスル・トレーニング』の『筋肉の基本的な性質』に書いたように2点の距離を縮める事によって関節の動きを生み出します。骨格筋は素早く・強い収縮が可能ですが、関節の稼動範囲の限界値までしか力を発揮できない。そして収縮の方向も限られているため、決まった以外の方向に関節を曲げたりする場合にはまた別の筋肉が必要になるという欠点も持っています。たとえばヒジを曲げるだけなら上腕ニ頭筋だけの力でも可能ですが、伸ばすとなると反対の役割をする筋肉である上腕三頭筋が必要になるわけです。しかし自然界には人体の常識からはおよそかけ離れた特殊な筋肉を持つ生物が存在します。それはタコやイカ、貝などの軟体動物。関節を持たないタコやイカは、脚(触手?)がそれこそ縦横無尽に動き、色々な方向に力を発揮する事ができる非常に不思議な存在です。一応可能な限りの情報を仕入れようと思ってはみたのですが、タコやイカの筋肉の構造に興味を持つ人は多くない(当たり前の話ですが^^;)らしく、webや図書館などで調べても「タコの筋肉が超回復するか?」とか「イカの筋肉に遅筋や速筋という区別があるのか?」という事に関しては全く情報がありませんでした。(笑)それでもその特性を理解すると「調理して食べる時には役に立ちそう」という事柄がいくつか分かりましたので、雑学知識として紹介したいと思います。例えばタコの脚は、脊椎動物の肉(牛・豚・鶏など)のように筋繊維の方向が一定になっていないため、そのまま加熱して食べようとするとあらゆる方向に走った筋繊維がお互いに強く縮んで、ものすごく硬くなるということ。タコを料理に使う時に叩いて柔らかくするという光景をよく見かけますが、あれは筋繊維をほどよく切断して、柔らかく食べるための工夫なわけです。(そういえば、テレビではイタリアではタコ漁を行う漁師が、タコをコンクリートの地面に投げつけて柔らかくする、という壮絶な光景を見たことがあります。)イカの場合も同様で、色々な方向にウネウネ動く足の部分に関しては加熱前に叩いておく事で、より柔らかく調理することが可能になります。ただしイカの足以外の部分(頭?)の場合、筋繊維がきれいに揃った環状の構造をしているので、輪切りになるように包丁を入れないと(つまりは「イカめし」のように切らないと)逆に歯ごたえの無い料理になってしまうそうです。タコやイカは高タンパク・低脂肪の食品なので、キッチンで大いにうんちくを語りながら肉体改造にお役立てください(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.02.02
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秋川雅史さんの「千の風になって」という歌は、クラシックというジャンルの枠を越えて大ヒットを記録しました。秋川雅史さん自身の歌唱力もさることながら、これだけ「千の風になって」が世の中に広まったのは、新井満さんによる歌詞の素晴らしさ(英文を訳したものだそうですが)が大きな要因になったと思います。著作権上の「引用」基準に基づいて歌詞の一部を掲載させていただきましょう。------------秋には光になって 畑にふりそそぐ冬はダイヤのように きらめく雪になる朝は鳥になって あなたを目覚めさせる夜は星になって あなたを見守る------------これは研究所長がいたく感動した2コーラス目の頭の部分ですが、この歌詞は単に「詩の表現として素晴らしい」というだけでなく、自然界の科学的法則をも表しているように思うのです。特に、2行目と3行目の部分に注目して下さい。冬に「きらめく雪」は元素としては水(H2O)で、人間の体を構成する栄養素の中でも最も多いと言われている物質です。人が亡くなると、土葬にせよ火葬にせよ、最終的には体内の水分は循環して自然に還っていきます。つまり実際に「きらめく雪」は、我々の先祖の体の一部と考える事ができるわけです。もちろんこれは、鳥の体にしても同じ事です。水分だけでなくタンパク質を構成する窒素や炭素は、人間の体を埋めたり焼いたりしても消えるわけではなく、元素として生態系の中に戻っていくだけです。だから遺体をSFなんかに出てくる「宇宙葬」にでもしない限り、その一部はやがて他の生物の体の一部となっていきます。さすがに人体を構成していた元素が直接光になったり星になったりはしません。しかし我々が畑に「降り注いだ」光を見るときは空気や地面、植物などに反射してから目に入っているわけですし、地球上で見える星の瞬きは空気が存在することによって起こるものですから、これらの部分に関しても完全に無関係とは言えないような気がします。------------千の風になってあの大きな空を吹きわたっています------------生物学的に考えても「人間を含めて死んでいった生物は常に私たちの身近に存在する」と考えると「千の風になって」がさらに味わい深いものになるのではないでしょうか。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.01.26
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欧米のビジネス社会では、肥満体の人は、自己管理能力が無い↓自分を管理できないのに他人を管理できるはずが無い↓人の上に立つ人間として不適格と見なされて、会社内で出世できない事がある、というのは比較的有名な話です。まあ、中には出世浴が無くて「気楽に暮らせればいいや」という人もいるのかもしれませんが、ある統計によると肥満状態にある人ほど貯金が少なく、借金も多いというデータがあるそうです。具体的に言うと、例えばBMIが高い人ほど住宅ローンを除いた個人負債が多い傾向にあるんだとか。何千万円もする家やマンションはローンを組んで買う事が一般的で、かつ金額が大きいために除外しているのでしょう。だとすると、肥満体型の人は、・肥満でない人が現金で買っているものでも、ローンを組んで買っている・肥満でない人が買うのを控えているものでも、ローンを使って買っているという傾向があるということになると思います。「太るということが分かっていても、目先の食欲に負けてつい食べてしまう」という行動と、「後でお金が苦しくなる事をわかっていても、目先の物欲に負けてつい買ってしまう」という行動には、やはり共通する部分が多いのかもしれません。ちなみに、肥満とお金の問題に関しては、他にも面白いデータがいくつかありますのでちょっとご紹介しましょう。・貯蓄率の低い国ほど、国民の肥満率が高いこれも上記の借金と同じで「欲望に負けてついお金を使ってしまう国民性」ということになるんでしょうか。・米国では、女性の肥満は低賃金に結びつくこれは単純に見た目で人を惹きつけられる女性がサービス業、接客業などで売上を上げやすい、ということかと思ったのですが、日本ではこういった傾向が見られないそうです。アメリカ人は太った女性に対してことのほか厳しいという特性があるのかもしれません。もちろん物事には例外がつきものですから、中には「他の自己管理はバッチリだけど食欲だけはコントロールできない」という人の存在を完全に否定する事は出来ません。しかし統計的にはBMIと成人病の関係と同様に「肥満になってしまうような人は、色々な面で自己抑制が出来ない」と判断されてしまう以上、やっぱりある程度はスリムな体型を保っておいた方が好評価を得られるということになるんでしょう。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.01.19
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研究所長はお昼ご飯を食べる時、基本的に割り箸など使い捨ての食器をあまり使わないようにしています。それほど強いポリシーを持って行っているわけではないのですが、マイ箸・マイスプーンを洗って使った方が何となく「物を大事にしている感」を味わえるのと、ゴミが減るというメリットがあるのでそうしているわけです。そんな習慣の中で少し前から、使い捨ての食器を洗って、繰り返し使ってみるという何とも貧乏くさい実験をしてみました(笑)実験対象はスーパーなどでもらえる使い捨てのプラスチック製スプーン。念のため言っておきますが、「スプーンください」と言えばいつでも新しいものをタダでもらえるわけですから、同じものを繰り返し使ったからといって、お金が節約できるわけではありません。実際に貧乏だという事実はさておき、あくまでも目的は「実験」なのです。ほぼ毎日、洗っては使い、洗っては使いの繰り返し。始めた当初は「大事に使えばけっこう長持ちするのでは?」と思っていたのですが、半年ほどたったある日、スプーンは「バキッ!」という立てて、すくい上げた親子丼とともに先端部分がどんぶりの中に落ちていったのでした。半年の間、お昼休みの時間を共に過ごしてきた盟友を失った事に一抹の寂しさを感じましたが、彼はもともと使い捨てのスプーン。その設計思想を考えれば半年後の昇天は天寿を全うした・・・いや記録的な長生きの上の大往生と言えるでしょう。思えば無機的な存在であるスプーンは、「代謝」という仕組みを持っていません。日々、研究所長の口に食物を運ぶために負担がかかり、それによるダメージは溜まる一方。決して回復する事は無いのです。だから繰り返し使用する工業製品を開発する場合、想像を絶する回数の耐久実験が行われるのが普通です。普段はあまりイメージすることが無いと思いますが、テレビゲーム機のコントローラーや折りたたみ携帯のヒンジ、ドアノブやカバンの取っ手などが世に出てくるまでは、何万回・何十万回という使用に耐え得るだけの強度があるかどうか?というテストに合格しなければならいわけです。これはドラクエで言えば、ホイミやベホマなどの回復呪文無しにどれだけ長く戦い続けられるか?ということを試されているようなものです。一方、人間は仮に骨折したとしても、代謝によって新しい栄養素で折れた部分を再構築して、元の機能を回復する事ができます。体のどんな機能も毎日使っていれば多少は消耗しているはずですが、代謝の力によって日々修繕されることになります。つまりは何回か戦闘するたびに、ホイミ(ケアルでも可)をかけられるのです。あたりまえの話ですが、代謝の偉大さを実感した出来事でした。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.01.13
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人間の体を構成する物質の中で一番多いのが水、ということはほとんどの人が知っている事です。だから健康のために飲み水に気を使うのは当然といえば当然で、最近では飲み水だけに留まらず、お風呂や洗濯などに使う水も含めて家庭に入ってくる水を全て浄化する装置が設置されている家もあるんだとか。研究所長も人間の生活にとって水の質が大事だということに関しては激しく同意しているのですが、それでも「水に関する情報」の中にはよく理解できていないものがいくつかあります。たとえば、アルカリイオン水に関する情報などがそうです。アルカリイオン水は、ごくごく簡単な(乱暴な?)言い方をすると「ちょっとアルカリ性に傾いた水」ということですよね。このアルカリイオン水は一時かなりのブームになったことがあり、「あらゆる病気に効く」などと根拠のないセールストークが展開されて社会問題にもなりました。そして最終的には胃酸過多を解消するとか、胃腸の不具合を防止する・・・というあたりの効果だけが認められるというところに落ち着いたようです。しかし、アルカリ性の水のphは、せいぜい中性の7より一つ上の8とか、それよりも小数点分くらい高いくらいでしょう。そうすると含まれているアルカリイオンの数はそんなに多くないはずです。それに対して人間の胃袋の中には、非常に強い酸があります。そのphは1とか2とか、かなり極端な数値です。phを表す数字というのは1変わるとイオン濃度が10倍変化しますから、中性からアルカリ側に1だけしか離れていないアルカリイオン水と、5も6も酸性側に離れた胃液では、まるで勝負にならない(中和する力がほとんど無い)ような気がするのです。どちらかというと水分によって胃液が薄まる事に意味があるようにも思えますが、それなら別にアルカリイオン水でなくてはならない、ということも無いのではないかと・・・あと、もう一つ不思議なのが、一時期販売されていた「ミネラルウォーターのシャンプー」という商品。ミネラルウォーターをベースに作られているから髪に優しい、というようなCMをやっていましたが、実際に髪の毛を洗う時は水道の水を加えてシャンプーをあわ立てて、水道の水で洗い流すわけですよね?そうすると量的には、シャンプーに含まれている水分の量<<<<<<<<<先発に使う水道水の量となり、あまり意味が無いように思えてしまうのです。もしかしたら出荷されて手元に届くまでにシャンプーの成分が変質しないとか、そういうメリットがあるのかもしれませんが、そもそも一般的に化粧品や医薬品など人の体に触れるものの原料には蒸留水や超濾過水が使われていると思うので、ミネラルウォーターを使う理由がわからないのです。・・・というわけで、科学に詳しい方のアドバイスを募集中です。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2009.01.07
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以前にも年末・年始の筋力トレーニングについて日誌を書いた事がありますが、今年も残すところあと1日余りとなりました。というわけで新たな年に向けて、またまた年末年始の筋トレについて書いてみたいと思います。年末年始になると冬休みに入る学生さんを初めとして、多くの会社員も休業に入ります。経済競争が激化した近年では、年末から大売出し、お正月は初売りセールが当たり前になっていますが、昔は年末年始に休業となるお店もかなり多かったのです。もちろん、スポーツジムも例外ではありません。大晦日から三が日までジムが休館、下手をするともともとの定休日と重なって1月は5日から営業、なんていうところも珍しくありませんでした。そうすると、困り果てるのが「大晦日おりもお正月よりも、超回復のサイクルの方がはるかに大事だ!」と考えている熱心なトレーニー達です。なんせ人によっては1日予定がズレただけで大騒ぎするくらいですから(ソースは当時の研究所長を含め数人のトレーニー)4日も5日もジムを閉鎖されてはたまったものではありません。仕方がないので、年末年始にどうしても体を鍛えたいトレーニー達は、行きつけのジムが休みの日でも営業している他のジムを探し回って移動する「筋トレ難民」と化していたのです。最近でこそ休みは1月1日だけとか、あるいは営業時間こそ短縮されるものの、ほぼ通常どおり営業というジムも珍しくなくなりましたが、当時は大変苦労したのを覚えています。もっとも今でさえ、経済的な利益を追求していない公共の体育館などでは年末年始に一定の閉鎖期間を設けているところもあるかもしれません。そういう環境でトレーニングされている方は、ぜひ年末からお正月までの数日が休養期間になるように筋トレ計画を立ててみてください。世間がお休みモードに入っているときに無理をして体を鍛えるよりも、年末までみっちりトレーニングして、ゆったりとした気分で過ごした方が、ストレスは少なくて済むと思いますよ。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.12.30
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「焼肉を食べてスタミナを付けよう」とか、「うなぎを食べて精がつく」という表現がありますよね?特に「土用の丑の日」になったりすると、うなぎを食べて夏バテ防止!みたいなキャッチコピーを色々なところで見かけることが多くなります。確かにどちらも栄養価の高い食品なのは確かです。タンパク質も豊富ですし、消化されるまでの時間も長いので、満腹感もあるでしょう。しかし、研究所長は思うのです。焼肉やうなぎを食べたからといって、スタミナなんか付くわけないと。だって考えてもみてください。焼肉もうなぎも、どちらかと言えば高脂肪・高カロリーな「ダイエットの敵」じゃないですか(笑)栄養失調などに悩んでいる人が多かった戦後の時代ならともかく、肥満が社会問題化し、メタボリックシンドロームのための検査が会社の検診で行われるような今の時代に、高脂肪・高カロリーの食品が体にとってプラスであるわけがないと思うんですよ。もちろん焼肉にもうなぎにも、人間の体に必要なタンパク質などの成分は豊富に含まれていますし、動物性食品特有の栄養を効率良く補給できるのは確かです。ただ、いくらタンパク質などの栄養素を摂れたとしても、その食品が高脂肪・高カロリーではあまり意味が無くなってしまうでしょう。なぜなら、よほど食べるものを選ばない限り、現代人の食事は高脂肪・高カロリーに偏っていきやすいからです。だから健康維持のためにはできる限り無駄な脂肪・カロリーを摂るべきではないことは誰でも知っています。とはいえ、美味しいんですよねぇ、焼肉もうなぎも。^^;結局のところ、普段から食が細くて貧血気味・・・という人を除けば、焼肉やうなぎなどの食品は決して体力を付けるためのものではなく、、あくまでも「味を楽しむための」ものだと考えるべきなのではないかと思うのです。注)異論・反論は大歓迎です。お手数ですがコメント欄への書き込みをお願いいたします。m(__)m→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.12.24
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最近は一昔前と比較すると、ファッション性を追及したオシャレなスポーツウェアが多くなってきているようです。確かに一昔前と比べてスポーツジムに通ったりする女性も増えているためか、スポーツショップに行っても女性向けのシューズ・ウェアなどがたくさん並んでいるのが当たり前になりました。腕時計や携帯電話も走った距離や消費カロリーを記録する機能が搭載されたりと、スポーツとファッションがシンクロしつつあるような気がします。これはテレビで見ただけの話なので実際のところは分かりませんが、「カワイイランニングウェアを着て走りたい!」という動機でジョギングを始める女性もいるくらい、スポーツウェア市場は花盛りなんだとか。そもそも、何か特定のスポーツをやっていて能力を高めたいとか、自分の肉体の限界に挑戦したいというようなストイックな人はともかく、肉体改造によってマッチョな外見やスリムな体を手に入れたいと思っている人は、外見の向上が大きな動機になっているはずです。少なくともそういう意味では、筋トレやダイエットにはファッション性があると思います。例えばお腹が先日書いた日誌の「カバ腹の王様」みたいな人と、スリムで筋肉の凹凸が分かるような人では、何も着ていなくても、スリムな人の方が洗練されているというか、なんとなくオシャレな印象を与えるのではないでしょうか?そう考えると、ウェアやシューズのファッション性に惹かれて運動を始める、というのもある意味では自然な事と言えるのかもしれません。だから、「体力や体型にはあまり自身がないけど、ファッションセンスならバッチリ!」という人は、とりあえずオシャレなスポーツウェアやシューズで周囲にアピールするところから始めるというのも、それはそれで良いきっかけなんじゃないかと思います。その昔、なぜか研究所長が通っていたジムには、「下半身はトランクスだけ」という超個性的なファッションで筋トレをしている人がいて周囲に嫌がられていましたが(笑)、そういう人に比べれば(比べるのもおかしな話ですが^^;体型がどうあれ小奇麗な格好で着ている人の方が好印象なはずです。まあ、『トレーニンググローブに軍手を』というような記事を書いている人間が言う事じゃないんですけどね・・・→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.12.16
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いつも肉体改造研究所(筋トレ&ダイエット)をご覧いただき、本当にありがとうございます。私事にて恐縮ですが、去る12月9日のサイト更新作業中に、研究所長のメインPCが突如再起動し、カセットを無理やり引っこ抜いたファミコンのような画面になった後、BIOS画面すら表示されないという悲しい状態になってしまいました(TT)そのため、本来なら更新されるはずだったコンテンツも更新できず、RSSファイルの内容も古いまま・・・という事態になってしまっています。幸いにもHDDと作成済みデータのバックアップは生きていますので、急いで機材を調達すれば数日以内には通常の更新ペースに戻れると思います。訪問者の皆さんにはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。 -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.12.11
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人間の体は常に代謝されて、物質が入れ替わっています。皮膚は垢になって少しずつ剥がれ落ちて、新しい組織が合成されます。水分は汗や尿として体の外に出て行き、新しく体に取り入れた水分が代わりを果たします。髪の毛はやがて抜けて、場合によっては次の毛が生えてこない場合もありますが・・・まあ大抵は新しい毛が生えてくる人が多いでしょう。だから一定の期間が過ぎれば、消費・排泄による流出と、栄養摂取による流入で、体のほぼ全ての物質が新しいものに置き換わっていると考えられます。そうすると一体何日くらいで入れ替わっているのかが気になるところですが、先日調べていたら興味深い実験データを発見しました。年代はちょっとわかりませんが、イギリスのある研究機関で人体を構成する原子が入れ替わる様子をモニタリングする実験が行われたんだそうです。方法としては栄養素を構成する炭素(元素記号C)にラベルを付けたもの(いわゆる放射性同位元素)を使って、人間の体を構成する炭素がどれくらいの速度で入れ替わるかを観察する方法が用いられました。結果として、1年で体を構成する炭素の98%が入れ替わり、さらにその結果を引き継いだ他の調査では、5年経てば100%の炭素が入れ替わることがわかったそうです。しかも、普通の感覚からするとあんまり入れ替わっている感じがしない骨や歯などの組織も、実は少しずつ代謝して入れ替わっているんだとか。炭素が様々な分子の骨格になっている元素ですから、「全ての炭素が入れ替わる」ということは「体の中身が全て入れ替わる」こととほぼ同じと考える事ができます。もちろん実験には誤差もあるでしょうし、本当に100%かどうかは分かりません。しかし元素のレベルで言えば、地球が太陽のまわりをグルッと一周する間に私たちの体も1年前の肉体とは「ほぼ入れ替わっている」わけです。そう考えると禁煙でもダイエットでも、1年くらい継続して続ければ、「新しい自分になった」と言えるのかもしれませんね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.12.04
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何となくだらけた生活をしながらも、「ダイエットしなきゃなー・・・」と思っている人は多いと思います。また、運動不足を感じながらも、「本当は体を鍛えたいと思ってるんだけどなー・・・」という人も、やはり相当数存在しているのではないでしょうか。頭では分かっている、でも行動に移せない。これは人間の理想と現実を隔てている、一番巨大な壁と言えるのかもしれません。本気でダイエットを始めようと思えば、電車で自宅に帰るときは一駅手前で降りて歩くなり、夜は一定の時間になったら物を食べないようにするなり、すぐに始められる事はいくらでもあります。また、本気で体を鍛えたければ、腕立て伏せなり腹筋運動なりスクワットなり、特に道具を使わなくてもすぐに始められる筋トレ種目があることも、非常に多くの人が知っているはずです。しかし、頭で考えていて、実行のための環境があるというだけでは、なかなか行動には移せないものです。「やりたいと思っている」「それをやるための環境がある」という2つの条件だけでそれを実行に移せるのなら、誰も苦労はしないでしょう。そもそも、「やりたいと思っている」という欲求は、頭の中だけに存在するものです。そして、「それをやるための環境がある」というのも、頭で認識することができます。頭の中の世界と行動の世界の間に壁があるのですから、欲求と認識だけではまだその壁を超えていないことになります。それなら、どうすればいいのでしょうか?恐らく一番手軽な方法は、思考の世界と行動の世界をまたぐ為の手軽な手段を取ってみることです。例えばダイエットなら、ステッパーや万歩計、ウォーキングのためのシューズを購入したり、筋力トレーニングならダンベルやベンチなど、トレーニング用の設備を購入することなどがそうです。もちろん、道具を買っただけで痩せたり、筋肉が付くわけではありません。それでも、道具を購入するには現実世界において何らかの行動が必要になるはずです。たとえネット通販などを利用したとしても、購入するためには具体的に商品を選び、購入ボタンをクリックしするなどの「行動」が絶対的に必要になります。恐らく道具を選ぶ過程では、自分がその道具を使う場合の事をリアルに想像したりもするでしょう。そして注文した道具が手元に届いたら、普通は「試しに使ってみよう」と考えるでしょうから、それが第一歩を踏み出す強いきっかけになってくれる・・・というわけです。ちなみにこのように気持ちを行動に結びつけるアイテムをコミットメント・デバイスと呼ぶそうです。だから、肉体改造をしようと思っているにも関わらずまだ行動を起こせていない人は、まずコミットメント・デバイスを購入するところから始めてみてはいかがでしょうか?「持続できなければ意味が無い」という意見があるかもしれませんが、そもそも一歩踏み出すことができなければ、持続できる・持続できないという以前の問題になってしまいますからね。→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.11.27
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アウストラロピテクスとかネアンデルタール人といったような古代の人類と比較すると、現代人の体は大きく進化していると言えます。脳の容積が大きくなり、身長は高くなり、体毛が薄くなり、より進歩した文明に適した体になっているのは明らかです。一部の科学者は「人間の進化は既に止まっている」と主張しているそうですが、これからも文明が進化して生活様式が変わって行く以上、たとえそれが「進化」と呼べるものでなかったとしても何らかの「変化」が起こっていくのは恐らく間違いないでしょう。こういうことを考える上で興味深いのが、ドゥーガル ディクソン氏の「マンアフターマン」という著作です。「マンアフターマン」では未来の地球や宇宙の過酷な環境に適応するために、水中で生きられるようになった水中人間、宇宙線を浴びても生きられる宇宙人間というような奇怪な人類が描かれています。その様はまるで楳図かずお先生の「漂流教室」に登場する蜘蛛人間さながらの悪夢、といった感じです(笑)※動物版の「アフターマン」もあります。興味のある方は検索エンジンで『アフターマン』or『マンアフターマン』と検索してみて下さい。さすがに「マンアフターマン」はちょっと空想の世界のような印象を受けますが、現代でも失った手足を再生するための方法や、人間をサイボーグ化して強化する技術は研究されています。だから、数百年後・数千年後の未来には、今とは全く違った生活様式・肉体を持った人間が生活している可能性は十分にあると思います。「マンアフターマン」的に考えてみると、例えばこんな感じです。-筋肉人間-肉体労働の重要性が低下して人類の平均的筋力が低下する中、筋力・腕力に美的感覚を追求し、人工の筋肉とそれを維持するための組織をその肉体に移植した人間である。彼らは多量のエネルギーと組織維持のためのタンパク質を必要とするため、数時間毎に成分を調整した加工食料を摂取する必要がある。筋肉を大きくする場所やその形には、「時代の流行」も存在する-細身人間-食糧危機の時代に少ない体重・小さいからだで生きられるように遺伝子改造された未来人。肉体全般、特に腰部が細い事が美徳とされているため、生まれ持った胴体を人工のチューブに置換する手術が広く行われるようになっている。ほとんど食料を摂取しなくても生きられるが、その分少しでも過剰に栄養を摂ると極端に体重が増加するため、楽しみのために「食事」をする時は食べた食物を吐き戻す事によって体型を保っている。架空の未来人を想像しているうちに、何となく今でも似たような人たちがいるような気がしてきました・・・(笑)→人気blogランキングへはこちら -コメントを書き込んで下さる方へ- このブログではスパム書き込みを防止するため「http://」を含むURLは書込み禁止に設定されています。あらかじめご了承ください。
2008.11.19
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