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プレイステーションのゲームソフトではアーケードゲームから移植されたものも数多く存在する。Superlite Gold シリーズのソフトとして2001年に発売された、おてなみ拝見もその一つ。そのためかメモリーカードに保存する方式ではなく、ゲームセンターのようにコインに似せたクレジットを設定することでゲームを継続できる。プレイステーション版では時間無制限の設定もできる。とはいっても長考することは少なく基本的には早指しでサクサクと進む。レベルごとにキャラクターが設定され、私は前回までにすでにレベル7まではクリアしたので今回は最高レベルの8のGalactic Gamemanに挑戦する。先手:私後手:レベル8 Galactic Gameman▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲3八銀 △8四歩▲3六歩 △3三角 ▲3七銀 △4一玉 ▲4六銀 △2二銀▲3五歩 △8八角成 ▲同 銀 (第1図)第1図までは互いに角道を開けた状態で後手が早々と△3二金と角換わりに誘導する形で、後手側から角を交換した場面。先手は早繰り銀で急戦を仕掛ける。第1図(▲8八同銀まで) 第1図より△7四角 第1図からは△3五歩か△8五歩が有力だが、後手番は△7四角と筋違いに打ってきた。▲5八金右 △3三銀▲3四歩 △同 銀 ▲6六角 △3三桂 ▲3五歩 △同 銀▲同 銀 △3六歩 ▲7五銀 △8五角 ▲7七銀 △9二飛▲8六銀上 △7六角 ▲7八金 △8五歩 ▲7七銀 △6五角▲3八飛 △7四歩 ▲8四銀 △5四角 ▲3四銀 △4二玉▲8六歩 △同 歩 ▲同 銀 △5二金 ▲7七桂 △6二銀▲8五桂 △9四歩 ▲9三桂成 △同 桂 ▲同銀成 △同 飛▲同角成 △同 香 ▲9一飛 △6四角 ▲1一飛成 (第2図)第2図(▲1一飛成まで)第2図より△1九角成第2図では後手は△2七銀と△8六角で互角の勝負だった。本譜の△1九角成以降、▲3五桂以下の攻撃が効果的だったらしく、以下勝ち切った。▲3五桂 △2九馬 ▲2三桂成 △同 金 ▲同銀成 △2一香▲同 龍 △6八銀 ▲同 玉 △7六桂 ▲7九玉 △8七桂▲同 金 △8八桂成 ▲同 金 △8七桂 ▲7八玉 △7九桂成▲同 玉 △4四歩 ▲5一銀 △同 金 ▲3四桂 △5二玉▲3二龍 △6一玉 ▲8三金 △5二金 ▲8二金 △7三銀打▲8三金 △3八馬 ▲4二桂成 △同 金 ▲同 龍 △8七桂▲6八玉 △1九飛 ▲7二金打まで107手で先手の私の勝ち。これで先手番はレベル1から8までは制覇した。レベル1から8まで極端にレベル差があるようには見えない。まあ8人とのキャラクター対局と割り切って楽しむべきだろう。今後は私が後手番で8人に再度挑戦したい。
2024.11.28
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1994年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト伊藤果六段の将棋道場はどちらかというと詰将棋のほうが定評が高いが、対局機能は将棋ウォーズ4級の私より少し強い程度でちょうどいい練習相手でもある。後手番ではすでに7勝している。このソフトが先手番となると変則戦法をさしてくることがあるらしい。今回はどう指してくるのか見てみたい。先手:伊藤果の将棋道場後手:私▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀▲5八金右 △3三銀 ▲7八銀 △6二銀 ▲6六角 △7四歩▲5五角 △7三銀 ▲7七桂 △6四銀 ▲6六角 △8四歩▲5六歩 △7三桂 ▲5七銀 △8五桂 ▲同 桂 △同 歩(第1図)今回は後手番として、振り飛車風の出だしから飛車を振らず、矢倉に組むいわゆる「後手番無理やり矢倉」を試してみた。90年代の将棋ソフトだとこの形は振り飛車に組むという前提で指してくるため、先手番の手は乱れてくる。▲6六角は変則戦法を指されたときに様子見でよく出てくる手である。第1図までは先手番は形を乱されてきている感がある。第1図(△8五同歩まで)第1図より▲5五桂 第1図ではいろいろ手が考えられるが、角の逃げ道を確保する▲6八銀が無難だろう。▲5五桂は活用できないと簡単に後手に取られてしまう。△5二金右 ▲2五歩 △5四歩 ▲6八金上 △5五歩▲2四歩 △同 歩 ▲7七角 △6五桂 ▲8八角 △5七桂成▲同金左 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七角 △7六飛▲6八桂 △7五飛 ▲2三歩 △3一角 ▲6六歩 (第2図)第2図(▲6六歩まで)第2図より△5六歩 第2図からは△8六桂があった。同角だと銀を素抜いて後手が勝勢。以下▲同 桂 △5三銀 ▲7二歩 △6一玉 ▲2七飛 △7二玉▲6七金上 △5五歩 ▲2八飛 △5六歩 ▲同金左 △8六歩▲同 角 △7八飛成 ▲同 飛 △8七銀 (第3図)第3図(△8七銀まで)第3図より▲7四飛 ここで先手は平凡に▲7四飛としたが、ここでは▲7三歩とたたき、同玉に▲7一飛とすれば形勢逆転していた。△7三歩 ▲8四飛 △8三歩 ▲8五飛 △8四銀 ▲6五飛 △5四銀▲3一角成 △同 金 ▲1五飛 △1四歩 ▲8六角 △4二銀▲5三歩 △同 銀 ▲1六飛 △7六銀成 ▲6八角 △2七角▲4八玉 △1六角成 ▲同 歩 △2八飛 ▲3八角 △2六桂▲7七歩 △3八飛成 ▲5九玉 △6七桂 ▲6九玉 △8七角▲7八飛 △2九龍 ▲5九歩 △7八角成 ▲同 玉 △8六桂▲8九玉 △8七成銀 ▲6一角 △同 玉 まで106手で後手の私の勝ちこれで後手番は通算8勝目となった。これからはまだ勝てていない戦型で勝利することを目指していきたい。
2024.11.15
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1995年にバリエより発売されたスーパーファミコン将棋ソフト最高速思考 将棋・麻雀は1994年のニチブツのスーパー五目・将棋に続き、将棋+他のボードゲームをカップリングさせたソフトである。それに加え、1手1分以内の早指しを実現したことが特筆される。当時は早指しを売りにした将棋ソフトが出回っていた時期だった。将棋・麻雀については棋力は将棋倶楽部24で200前後、将棋ウォーズ4級の筆者といい勝負である。当時のソフトの能力ではさすがに複雑な中・終盤で思考を早く打ち切ると質が落ちるのはやむを得ないのかもしれない。私が先手番では登場キャラクター6人すべてに勝利することができた。今度はやや苦手の後手番でふたたび6人に挑戦することとする。1人目は武藤嶺子である。先手:将棋・麻雀 武藤後手:私▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二銀▲4六歩 △3二金 ▲2五歩 △3三銀 ▲1六歩 △1四歩▲3六歩 △5四歩 ▲5六歩 △5二飛 ▲6八玉 △6二銀▲7八玉 △3一角 ▲5八金右 △4一玉 ▲6六歩 △6四角▲4七銀 (第1図)後手番の私は後手振り飛車風の序盤からいわゆる後手無理やり矢倉を試してみた。先手は▲4八銀としているので陽動振り飛車の可能性は低いだろうとみられる。ただし早めに▲4六歩としているので右四間飛車には備えないといけない。幸い先手が▲5六歩としたため右四間もなさそう。私は△5二飛として矢倉中飛車とした。第1図までくるともう先例のないだろう形、力戦将棋である。第1図(▲4七銀まで)第1図より△5五歩 第1図からの△5五歩は本譜のように先手が同歩と取ってくれればいいのだが、▲6五歩とされると後手は角を引く以外なくなり攻撃が弱まるのであまりいい手ではない。▲同 歩 △同 角 ▲6五歩 △8八角成▲同 銀 △3九角 ▲4八飛 △同角成 ▲同 金 △3九飛▲3八銀 △5六歩 ▲1七角 (第2図)第2図(▲1七角まで)第2図より△5七歩成 第2図からの△5七歩成は逸機でここでは△6九飛成と飛車を切ってからの△5七歩成で明確に勝ちであった。▲3九角 △4八と ▲同 角 △5八金 ▲7五角 △6九金 ▲同 玉 △7四歩▲6六角 △5八金 ▲7八玉 △5九金 (第2図)第3図(△5九金まで)第3図より▲6九金 ここでの▲6九金の受けが自然なように見えて大悪手。▲5五歩としておけば飛車の侵入が防げていたので逆に先手は優勢を維持できていた。以下後手が逆転して勝ち切った。△同 金 ▲同 玉 △6七金 ▲5五角打 △6六金 ▲同 角 △5八角▲5九玉 △7六角成 ▲5三歩 △同 飛 ▲5四歩 △同 飛▲5五金 △同 飛 ▲4八玉 △6六馬 ▲3七玉 △5七飛成▲4七飛 △4八角 ▲2七玉 △2六金 ▲2八玉 △4七龍▲4九金 △2七飛 ▲1八玉 △3八龍 ▲同 金 △1七銀▲同 桂 △同 金まで86手で後手の私の勝ち後手番だともっと苦戦すると思っていたが1回でクリアできてしまった。あと5人で後手番での全員からの勝利を達成する。
2024.07.28
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2回戦は5戦して2勝、4割で勝率ポイントでなんとか逃げ切り予選通過しました。期間内に5戦戦うのは最低条件だけど、勝率4割の壁はなかなか難しいらしく。2勝3敗の勝率4割で予選通過できた人が結構多い。3回戦はそうはいかないと思うので、予選通過とか細かいことは気にせず、期間中に指しまくりたい。
2024.07.15
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2001年に発売されたプレイステーションのボードゲームソフト「おてなみ拝見」で6種類のゲームのうち将棋で8人のキャラクターに挑戦中。前回まででL6までの6人のキャラクターに勝利することができた。レベル7の相手はDona Clodier。1戦目は後手番の中飛車で敗北。今回が2戦目である。先手:私後手:Dona Clodier▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △2二飛▲4八銀 △4二銀 ▲9六歩 △4四歩 ▲3六飛 △6二玉▲3四飛 △7二玉 ▲7六歩 △4三銀 ▲3六飛 △3二金▲7五歩 △8二玉 ▲7六飛 △7二銀 ▲7七桂 △9四歩▲6六歩 △5四銀 ▲6八銀 △4三金 ▲6七銀 △6四歩▲8六歩 (第1図)先手の私の戦法は対コンピュータ戦でよく採用する後手の3三角を待って、2六飛と浮き飛車に構え、捻り飛車に転換するというもの、通常のひねり飛車と違い3三角型なので、縦歩が取れるし、飛車角交換の筋もにおわせる。先手の2六飛に2二飛がこの形の最善といわれている。その場合3六飛を急がず、4八銀とし、すきを見て3六飛とする。縦歩が取れる代わりに4八銀型なので玉の位置が難しいという課題もある。なのでAIの評価値は後手がやや有利と出る。第1図(▲8六歩まで)第1図より△7四歩 この後手の手は謎。昔の将棋ソフトは中盤におかしな手を指してプレーヤー側が優勢になることがままある。ここでは△2四歩が無難だった。以下徐々に先手が優勢に▲同 歩 △8四歩 ▲9七角 △8三銀▲8五歩 △6二飛 ▲8四歩 △同 銀 ▲8五歩 △9三銀▲8六飛 △7一玉 ▲8四歩 △8五歩 ▲同 飛 △7二飛▲8三歩成 △7四飛 ▲7五歩 △8四銀 (第2図)第2図(△8四銀まで)第2図より▲同 と 第2図での▲8四同とも悪い手ではないのだが平凡に▲7四歩と飛車の取り合いに持ち込む手が勝ったようだ。もちろん本譜でも先手勝勢には変わりなく、何とか勝ち切れた。△7二飛▲8三と △1二飛 ▲7四歩 △7六歩 ▲同 銀 △5一角▲8二歩 △9三桂 ▲同 と △6二玉 ▲8三飛成 △7二金▲7三銀 △6一玉 ▲7二銀成 △同 飛 ▲7三歩成 △同 飛▲同 龍 △同 角 ▲8一飛 △7一飛 ▲同飛成 △同 玉▲8一飛 △6二玉 ▲9一飛成 △7一飛 ▲8一金 △7二飛▲8三と △2八銀 ▲7二と △同 玉 ▲7一金 △6三玉▲7五桂 △5二玉 ▲7二飛 △4一玉 ▲2二飛成 △1九銀成▲7二金 △8一歩 ▲同 龍 △5一香 ▲7三金 △3四金▲6三桂成 △同 銀 ▲同 金 △7五桂 ▲同 角 △7一歩▲同 龍 △2九成銀 ▲4三香 △4二桂 ▲同 龍まで113手で先手の私の勝ちこれで8人のうち7人に勝つことができた。残るはあと1人
2024.07.14
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1回戦を何とか突破しました。2回戦は将棋倶楽部24の常連が集まる組に入ってしまいました。かなり2回戦は過酷な戦いとなることが予想されますが、何とか突破を目指して頑張ります。
2024.07.08
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ことしも竜王戦の夏。私のいる組は5戦すればまず通過という楽なところ。組によっては5戦以上した人が5人以上いて勝率で通過者が決まるという激しい争いとなっているようだ。1回戦は余裕で通過しそうだが、問題はレーティングが低く、対局数が多い人たちの組に入るのがほぼ確実になったこと。2回戦から本格的な勝負
2024.07.07
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人気アーケードゲームを家庭用ゲームに移植したプレイステーション用ボードゲームソフト、2001年発売のSuperLite Gold Series おてなみ拝見に挑戦中だが、いよいよL6のkenji wadaと対戦する。さすがにここまでくると1回ではなかなか勝てず、今回が2度目の挑戦となる。前回までは →こちら 先手:私後手:kenji wada▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲2二角成 △同 銀▲4五角 △3三角 ▲8八銀 △2四角 ▲5八飛 △6二銀▲3四角 △3三銀 ▲5六角 △4四歩 ▲2五歩 △3五角▲6八金 △5四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲2八飛 (第1図)お互い角道を開けて4手目に△3二金となる形は後手が角換わりを仕掛けるいわゆる一手損角換わりに進行することが多いのだが、次に▲2五歩とするとその形になる可能性が高い。しかし、先手は▲2五歩としないでこちらから角交換する。そうなるとコンピューターの定跡は早めに外れ力戦形に進行することになる。第1図では後手の角が窮屈な状態となっているが。第1図(▲2八飛まで)第1図より△4一玉第1図では▲3六歩の角取りに備え、△1四歩とする一手だった。ここでいったん角を殺した先手が優勢になったのだが、たちまち逆転を許すこととなる。▲3六歩 △5七角成 ▲同 金 △5三銀 ▲7七銀 △5一金▲4六歩 △4二銀左 ▲4七角 △3三桂 ▲3七桂 △5五歩▲3五歩 △8五歩 ▲3四歩 △5二金 ▲3三歩成 △同 金▲2二角 △4三金寄 ▲1一角成 △5六歩 ▲4五歩 △5七歩成▲3六角 △4七金 ▲同 角 △同 と ▲2七飛 △1五角▲2六香 △5七歩 ▲6九金 △3七と ▲同 飛 △2六角▲4八銀 △4七桂 ▲6八玉 △3七角成 ▲同 銀 △2九飛▲3九桂 △1九飛成 ▲6七玉 △5四香 ▲5六歩 △1七龍▲4八銀 △3六香 ▲4七桂 △3七香成 ▲5七玉 △3六歩▲5五歩 △4八成香 ▲同 金 △3七歩成 ▲5四歩 △4八と▲6八玉 △5四銀 ▲3四歩 △同 金 ▲3五香 △3三歩▲3四香 △3七龍 ▲7一角 (第2図)後手の猛攻で先手が窮地になった場面、先手は▲7一角と粘りの一手を放つ第2図(▲7一角まで)第2図より△8四飛 自然に見える後手の△8四飛が緩手であり、平凡に△4七龍で後手勝ちだった。第2図では△5八銀も厳しい。ここから先手が大逆転でなんとか勝つことができた。終盤になっても駒得を優先するというのは昔の将棋ソフトによくある癖だ。▲4四角成 △4三金▲5三桂 △同 金 ▲3三香成 △4四金 ▲4二成香 △同 玉▲4六香 △同 龍 ▲3三銀 △5二玉 ▲4四銀成 △4七龍▲5三成銀 △同 玉 ▲4四馬 △5二玉 ▲5三金 △4一玉▲4二金打まで115手で先手の私の勝ち。勝ったことは勝ったのだが、内容的には後手に押されていて厳しい戦いだった。あと2人で全員から勝利となる。
2024.07.07
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人気アーケードゲームを商品化した2001年のプレイステーションソフト、「おてなみ拝見」はアーケードゲームのムードは残しつつも、より柔軟な楽しみ方ができるように設計されている。今回この企画で攻略の対象とするのは花札、ポーカー。リバーシ(オセロ)、五目並べ、囲碁、将棋の6種類のゲームのうち将棋のみだが、レベル1から8まで8人のキャラクターに挑戦する形式である。レベル4までのキャラクターには勝利できたので、今回はレベル5のキャラクター Megumi Kouenjiとの対局を紹介したい。先手:私後手:おてなみ・kouenji▲7六歩 △5四歩 ▲2六歩 △5二飛 ▲2五歩 △3二金▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △4二銀▲6六歩 △5三銀 ▲6八銀 △4四銀 ▲4八銀 △6二玉▲7八金 △7二玉 (第1図)後手番のKouenjiは中飛車にしてはきたが、中飛車系の将棋だと10手くらいで定跡から外れてしまい中盤はちぐはぐとなりがちだ。こういう力戦調の振り飛車はコンピュータソフトは指しこなすのは難しいようだ。美濃にするか、穴熊にするかと囲いを完成させるのがやっと。だから戦型指定をしないとそもそも振り飛車にはなかなかしてくれない。ただしこのソフトには相手に戦型指定させる機能はない。第1図(△7二玉まで)第1図より▲7七銀 第1図からは普通は▲6七銀とすべきところ。以下△8四歩 ▲7九角 △6二玉▲5六歩 △7二銀 ▲5八金 △3四歩 ▲3六歩 △3三角▲3八飛 △8五歩 ▲3七銀 △7四歩 ▲4六銀 △2四角▲1六歩 △7三桂 ▲2五歩 △3三角 ▲3七桂 △9四歩▲4五銀 △同 銀 ▲同 桂 △4四角 ▲2四歩 △3三桂▲同桂成 △同 角 ▲2三歩成 △同 金 ▲3五歩 △同 歩▲同 角 △4四歩 ▲4五桂 (第2図)第2図(▲4五桂まで)第2図より△2二角 ここでは強く△3四歩と角の取り合いに持ち込むべきだった。先手は守りが薄いため、角を打ち合う展開になると後手でもかなり戦える展開となる。以下▲5三銀 △5一玉▲5二銀成 △同 玉 ▲5三飛 △6二玉 ▲2三飛成 △2一歩(第3図)第3図(△2一歩まで)第3図より▲5三金 ここでは2二龍と踏み込むのが明快だった。同歩と取ると▲5三角以下の詰みとなる。△7一玉 ▲3三桂成 △3七歩 ▲同 飛 △4五桂▲2七飛 △3一角 ▲4四角 △6四銀 ▲5四金 △5三銀打▲同 金 △同 角 ▲同角成 △同 銀 ▲2一龍 △6四角▲5五銀 △4四銀 ▲6四銀 △5七金 ▲6九玉 △6四歩▲5七金 △同桂不成 ▲7九玉 △6九銀 ▲8八玉 △7八銀成▲同 玉 △8六歩 ▲同 歩 △3六金 ▲2二飛成 △6二金打▲4三成桂 △3五銀 ▲1一龍寄 △4七金 ▲8四香 △8三歩▲5二銀 △8四歩 ▲6一銀成 △同 銀 ▲5四角 △6三香▲8三金 △6九銀 ▲8七玉 △7八銀成 ▲同 玉 △5八金▲8二銀まで121手で先手の私の勝ちさすがにレベル5の相手となると簡単には勝てない、4戦目にしてやっと勝つことができた。あと全員クリアまで残すところ3人となった。
2024.06.30
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1995年にバリエより発売されたスーパーファミコン将棋ソフト「最高速思考 将棋・麻雀」では当時出ていた他の将棋ソフト同様、長考を控えた早指将棋が楽しめる将棋ソフトとなっている。早指なためか棋力はそれほどでもないが、定跡を入れることによってプレーヤーの多彩な戦法に対応できるようになっている。私の先手番ではすでに藤本正二からは勝利を挙げているのだが、なかなか勝てないある戦法に挑むため再挑戦した。先手:私後手:将棋・麻雀 藤本▲7六歩 △8四歩 ▲7八銀 △3四歩 ▲7七銀 △8五歩▲7八金 △3五歩 ▲4八銀 △3二飛 ▲7九角 △6二玉▲6九玉 △7二玉 ▲2六歩 △8二玉 ▲5六歩 △3六歩▲2五歩 (第1図)私自身ネット将棋でも矢倉7七銀に対し早めに△8五歩とされるとなかなか勝てていない。▲7八金とするが、ここから何と後手番は△3五歩と三間に飛車を振ることを匂わせてくる。後手が8筋に歩を突いた後で振り飛車にする戦法は陽動振り飛車 と呼ばれている。先手矢倉に対する陽動三間飛車である。11手目の▲7九角は矢倉らしい引き角なのだが、ここでは▲3八金などの手もある。後手は振り飛車としたので先手の私としては当然飛車先の歩を突く。そして第1図第1図(▲2五歩まで)第1図より△7二銀 後手の△7二銀は自然な手に見えるのだが、陽動振り飛車はそもそも相手をかく乱させるために指す戦法であるから先手番に落ち着く暇を与えてはいけない。なので△3四飛か△3七歩成と急戦調で行く方がいいのだろう。激指13も上記の手の評価が高い。△7二銀以下▲3六歩 △同 飛 ▲3七歩 △5六飛▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3二金 ▲2三歩 △4四角▲5七銀 △2六飛 ▲同 飛 △同 角 (第2図)第2図(△2六同角まで)第2図より▲2五飛 ここでの▲2五飛は自然な手に見えて本譜の△2八飛を見落とした悪手だった。ここでは▲2二歩成△同銀とさせてから、▲3六飛と角金両取りを狙う手があった。本譜に戻り▲2五飛以下後手優勢の局面が続く△2八飛 ▲3九金 △2七飛成 ▲8五飛 △8三歩 ▲6六銀右 △3八歩▲4九金 △2九龍 ▲5九金 △1九龍 ▲4六角 △3九歩成▲6五銀 (第3図)第3図(▲6五銀まで)第3図より△1七角成 ここでの△1七角成は緩手。終盤になっても駒得優先の手を指すことが当時の将棋ソフトにはよくあったが、これもその例。ここでは緩手だった。ここでは△3八とと次の△4八との詰めろを狙うのがよかった。▲7四銀 △4九と ▲8三銀成 △7一玉▲8二成銀 △6二玉 ▲7二成銀 △同 玉 ▲8三銀 △6二玉▲8二銀成 △5九と ▲7九玉 △5八と ▲8八玉 △7二金▲同成銀 △同 玉 ▲8二金 △6二玉 ▲8三飛成 (第4図)第4図(▲8三飛成まで)第4図より△9二銀結果的に自然に見えた△9二銀が敗着となった。激指13の最善手は早逃げの△5二玉、先手は駒がないので▲7二龍としても後が続かない。先手に駒を渡してしまったことでかえって先手が戦いやすくなった。ここで先手が大逆転。▲7二龍 △5一玉 ▲9二金 △同 香 ▲5二銀 △4二玉▲2四角 △3三香 ▲6一銀不成△6二桂 ▲同 龍 △4一玉▲5二龍まで85手で先手の勝ち。このソフトの持ち戦法でなかなか勝てなかった後手陽動飛車にようやく勝つことができた。今後は私が後手番で6人のキャラクターにまた挑戦していきたい。それにしても相手の悪手、疑問手に救われた感じで、陽動振り飛車恐るべしである。
2024.06.29
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1990年代になると過去の名作ゲームを廉価版で販売することが増えてきた。1999年にプレイステーションより発売された本格将棋 将棋王は新作の将棋ゲームソフトであるにもかかわらず、1980円という当初としては破格の安値で販売したことで話題となった。棋力は坂田大吉さんのブログによると激指15で8級程度とスーパーファミコン将棋ソフトと大して変わらない。本格将棋 将棋王(Playstation)このソフトはwarashiというプログラムを使用しており、このプログラムはsimple 1500 シリーズの the 将棋2でも採用されている。なのでthe 将棋2とセットで攻略するのがおすすめ。棋力はレベル1で戦型は指定していない。先手:私後手:将棋王L1 指定なし▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △7四歩 ▲3六飛 △1四歩 ▲3四飛 △2二銀▲7四飛 △1五歩 ▲2七銀 △8五歩 ▲7八金 △8六歩▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛 (第1図)第1図までは先手が飛車先を伸ばし後手の3三角に2六飛と浮き飛車に構える変則戦法。浮き浮き飛車とも呼ばれている。浮き浮き飛車に対しては△3二飛、あるいは△2二飛と振り飛車に構えるのが有力ななのだが、居飛車派は圧倒的に△8四歩とする場合が多く、この場合、通常のひねり飛車、相掛りに落ち着く可能性が高い。ただし、後手番は先手の▲3四飛、あるいは飛車角交換の筋に常に備えなければならないため、振り飛車にするよりは指しにくいかもしれない。△8四歩に▲3八銀はタテ歩取りをにおわす形である。△3三角と上がっているので、▲3四飛を防げない。また本譜のように棒銀にする場合もある。後手番も8筋の交換が済んだところで第1図第1図(△8二飛まで)第1図より▲2六銀 ここでは▲2六銀としたが、これはパス手に近く、後手に△8六歩と手番を握られてしまう可能性がある。ここでは▲7六飛と引いておくのが無難だった。幸い後手は△7三歩と平凡に飛車を追ったため、先手が指しやすくなった。△7三歩 ▲3四飛 △7四歩 ▲同 飛 △7二飛 ▲8四飛 △8二飛▲3四飛 △6二銀 ▲3六飛 △5四歩 ▲3五銀 △1六歩▲同 歩 △9四歩 ▲3四銀 △4四角 ▲4三銀成 △5五角▲5六歩 △6四角 ▲3二成銀 △3一金 ▲7六歩 △5五歩▲3一成銀 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲5五歩 △5七歩▲5六飛 △5八銀 ▲同 金 △同歩成 ▲同 飛 △2二銀▲5四歩 △3三銀 ▲3二銀 △2二金 ▲4三銀成 △9五歩▲5三歩成 △7三銀 (第2図)第2図(△7三銀まで) 第2図より▲6三と ここでは平凡に▲5二金と打って詰んでいた。あとはだらだらと後手の手数引き延ばしに付き合わされた格好。長手数となったが勝ち切った。△4一玉 ▲6四と △同 銀▲2三歩 △同 金 ▲3二角 △同 飛 ▲同成銀 △同 玉▲5四歩 △5五歩 ▲8二飛 △7二銀 ▲8四飛成 △6三歩▲8二金 △1六香 ▲同 香 △9三香 ▲1一香成 △8三歩▲8六龍 △2二金 ▲3六香 △6五銀 ▲9二金 △5四銀▲2一成香 △同 金 ▲3三香成 △同 玉 ▲5六歩 △5一香▲5五歩 △同 銀 ▲8一金 △同 銀 ▲5三歩 △同 香▲4五桂 △4四玉 ▲5三桂成 △5六歩 ▲5四銀 △5七角▲4六香 △4五歩 ▲同 銀 △5三玉 ▲5五角 △3九角成▲4四角 △6四玉 ▲7五銀 △7三玉 ▲5五角 △6四歩▲同 銀 △6二玉 ▲7三銀成 △5三玉 ▲8三龍 △5七桂▲6三成銀 △4三玉 ▲5三成銀 △3二玉 ▲4三成銀 △2三玉▲6八玉 △2九馬 ▲1五歩 △9六歩 ▲3三角成 △1三玉▲5六銀 △9七歩成 ▲9三龍 △6九桂成 ▲同 玉 △1四歩▲同 歩 △同 玉 ▲1七歩 △9六歩 ▲2六桂 △1五玉▲4四馬 △8七と ▲9五龍 まで159手で先手の勝ち。the 将棋王も the 将棋2同様、各レベル先手後手ごと一つの戦型指定で勝つことを目標に進めていきたい。
2024.06.14
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2000年ころになると家電量販店で格安のソフトが流通するようになる。まさに価格破壊の時代でプレイステーションでも1500円シリーズとしてD3publisherのsimple 1500シリーズとそれと対抗するようにして出されていたサクセスのSuperlite 1500シリーズがその代表格だった。2001年にD3Publisherよりsimple 1500シリーズの将棋ソフト第2弾として出されたのがthe 将棋2なのだが、前作の後継ソフトというよりも全く別のプログラムでsimple1500シリーズの良さを生かした作品というべきかもしれない。その意味でthe 将棋の純粋な後継ソフトを求める向きはサクセスのSuperlite 1500から出ている 将棋IIを買い求めるべきかもしれない。前作ではコンピューターの強さは3段階だったのだが、今作では5段階となっている。プログラムは本格将棋 将棋王と同じで手順が将棋王と被る部分はあるかもしれない。事実将棋王と同一手順となった場合もある。今作では戦法指定することができるが早速、レベル1 居飛車で試してみることにした。 先手:私 後手:the 将棋2 居飛車 レベル1 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 飛 ▲6五角 △9五角 (第1図)第1図までは、私が対コンピュータ戦で勝ち星を稼いでいる、2四歩を早突きし、同飛を保留し、▲7六歩とする戦法。90年代のソフトではここから△8四飛▲6六角とし、飛車が3筋から9筋までのどこかに逃げるとするパターンが多い。△3四歩に対して▲2二角成としたが、ここでは▲2四飛とするのが最善だったようだ。ところが昔の将棋ソフトは往々にして、定跡から外れた手を指すと手が乱れるのである。▲6五角では▲7七角と飛車にあたりをつけるのがよかったようだが、ここで後手は端角で王手をかけてきた。この△9五角の端角の王手も昔の将棋ソフトあるあるの手だが第1図(△9五角まで)第1図より▲5八玉 と本譜のように玉を上がられ、以後後手は非常に指しにくくなるのである。これで先手がかなり有利な展開に△6二玉 ▲9六歩 △8四角 ▲4三角成 △7二玉▲3四馬 △3三歩 ▲2四馬 △8二玉 ▲2三歩 △1二飛▲2五飛 △8六歩 ▲8五飛 △8三玉 ▲8六歩 △7四歩▲7七桂 △1四歩 ▲4六馬 △7三桂 ▲4五飛 △3二銀▲8五歩 △同 桂 ▲同 飛 △8二銀 (第2図)第2図(△8二銀まで)第2図より▲同 馬 本譜での▲8二同馬は手順前後で先に▲8四飛とした方が明快だった。まあこれでも手数は長くなるが先手の勝ちではあるが。以下何度か決め手を逃したものの勝ち切った。△同 玉▲8四飛 △8三歩 ▲7四飛 △2三銀 ▲7三銀 △9二玉▲2四桂 △4二飛 ▲7二角 △同 金 ▲同銀成 △5五角▲7三金 △2七角 ▲8二成銀 △同 飛 ▲同 金 △同 角▲8五桂 △5四歩 ▲9三桂成 △同 角 ▲9五歩 △2四銀▲9四歩 △4九角成 ▲同 玉 △5七角成 ▲7二飛成まで71手で先手の私の勝ち。将棋道場では棋譜の保存ができないため、当面はフリー対局での対戦で最高レベルまでの攻略を目指していきたい。
2024.06.13
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5月3日より開催されている恒例のコンピュータ将棋選手権なのだが、一次予選でまさかの技巧VS水匠戦が実現した。双方ともパソコンに無料でダウンロードできる将棋ソフトとして定評がある。水匠は2年ぶりの参加のためシードなしの1次予選より、技巧は昨年大会で大不調でまさかの1次予選敗退。ということで最強クラスの将棋プログラム同士の対戦が1次予選から見られるということとなった。かなりハイレベルの対局だったようで指し手の解説はアユムさんのYoutube番組を参照。この大熱戦は水匠が制し、水匠が1次予選一時通過となった。
2024.05.04
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ゲーム概要:1995年に発売された高速チップを使用し、長考で待たせないことを売りにしたスーパーファミコン将棋ソフト。4人のアニメキャラクターとの対戦、自由に対局条件を設定できる「練習モード」4人のキャラクターに順に勝ち抜いていく「勝ち抜きモード」の他に「詰将棋モード」2人対局用の「対局モード」がある。攻略目標:1練習モード 4人全員に先手・後手両方で勝つ。2勝ち抜き戦モード:最上位のキャラ福田千春に勝利3詰将棋モード:4人から出題された詰将棋問題25x4=100問を全て解く→達成済4その他:ソフトに入っている定跡を回収する。ブログ記事第121回第122回第123回第130回2024.5.1現在
2024.05.02
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1995年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト、高速思考 将棋皇は当時発売された多くの将棋ソフト同様、長考が少なく対局がサクサク進むのを売りにしていたソフトの一つである。棋力は将棋ウォーズ4級の私といい勝負で、級位者並みである。いろいろあるモードの中で練習モードを選ぶ、これはいわばフリー対局で対局条件を自由に設定できる。今回の対戦は4人のキャラクターの中で一番強いであろう、福田千春、小学生の女の子で将棋は強いという設定である。私が先手、持ち時間は双方無制限とした。先手:私 後手:将棋皇・福田 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △6四飛 (第1図)第1図までは相掛かりの出だしから、5手目に▲7八金とせず、▲2四歩を早突きする形△同歩に▲同飛としないところが先手の工夫で同飛に代えて▲7六歩とする、この手に対し、△8四飛と浮くのが90年代の将棋ソフトによく現れる形。▲6六角より飛車の逃げ場が、△3四飛、△5四飛、△6四飛、△7四飛、△9四飛のいずれかとなる。将棋皇が選んだのは△6四飛、後手から飛角交換し、6七の地点にキズをつける変化があり、先手はそれに備えないといけない。第1図(△6四飛まで)第1図より▲7八銀 ここでは▲7八金も有力だった。以下、徐々に先手のペースとなる。△3二金▲5八金右 △4一玉 ▲7七銀 △9四歩 ▲9六歩 △4二銀▲3八銀 △5二玉 ▲1六歩 △7二銀 ▲3六歩 △3一銀▲3七銀 △4二銀 ▲4六銀 △3一銀 ▲3七桂 △4二銀▲5五銀 △7四飛 ▲5六歩 △3一銀 ▲5七金 △4二銀▲8八飛 △5四歩 ▲4六銀 △6四飛 ▲8六歩 △同 歩▲同 銀 △6五飛 ▲7五銀 (第2図)第2図(▲7五銀まで)第2図より△8三歩 第2図より後手は△8三歩と受けたが、ここでは△7四歩とする手が有力で、▲同銀とすると△6四飛と逃げられてしまう。この形は第2図までの展開に見るように飛車が捕まりそうで捕まらず、無理にイジメると先手が形を乱されることもありうるので注意が必要なのだ。△8三歩以下▲8四歩 △6六飛▲同 歩 △8四歩 ▲同 銀 △3九角 ▲8二歩 △9三桂▲9五歩 △同 歩 ▲同 香 △5七角成 ▲同 銀 △9二歩▲9四歩 △6七金 ▲6八銀 △同 金 ▲同 金 △7九銀▲9八飛 △6八銀不成▲同 玉 △8五桂 ▲9三歩成 △同 歩▲同香成 △同 香 ▲同銀成 △8七金 ▲9五飛 △8六金▲4五桂 △8八歩 ▲5三香 (第3図)第3図(▲5三香まで)第3図より△6二玉 第3図からは△6二玉に代え△同銀か△4一玉とすればまだ粘れた。本譜に戻り△6二玉以下▲5二銀 △同 金▲同香成 △同 玉 ▲7一角 △6二銀 ▲8一歩成 △同 銀▲8二成銀 △7一銀 ▲同成銀 △7七桂成 ▲同 桂 △同 金▲同 玉 △5九角 ▲6八銀 △同角成 ▲同 玉 △7二銀打▲8一成銀 △同 銀 ▲6五桂 △8二銀打 ▲5三銀 △同 銀▲同桂右成まで109手で先手の私の勝ちこれで先手番では4人すべてに勝利することができた。次回以降は私が後手番で対戦してみることにする。
2024.05.01
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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト風林火山に挑戦中だが、勝ち抜き戦はクリアし、5人全員と対戦することができるようになった。今後は1人につき先手、後手5勝づつ上げていきたい。一人目は神吉宏充七段。振り飛車派の一人として人気がある。私が後手番だが、神吉七段は振り飛車で来る可能性が高い。前回まではこちら→風林火山INDEX先手:風林・神吉 後手:私 ▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △5四歩 ▲7八飛 △5五歩▲7七角 △5二飛 ▲6八銀 △6二玉 (第1図)第1図までは先手が三間飛車後手が中飛車という相振り飛車となった。第1図(△6二玉まで)第1図より▲5六歩 相振り飛車系の将棋だと定跡も10手ほどで外れてしまう。当時の将棋ソフトは定跡から外れた場面でとんでもない手を指すことがある。11手目は普通なら▲4八玉、▲6七銀 などの手があるのだが、風林火山はなんと▲5六歩で後手が攻めやすい展開に。以下、後手番の私が優勢となる。△同 歩▲5八金左 △7二玉 ▲4八銀 △4二銀 ▲3六歩 △5三銀▲6七銀 △4四銀 ▲6八角 △4五銀 ▲4六歩 △3六銀▲3八金 △1四歩 ▲3七金 △同銀成 ▲同 桂 △3二飛▲5六銀 △3五歩 ▲6七銀 △3六歩 ▲3八歩 △3七歩成▲同 歩 △3八金 ▲4七銀 △3七金 ▲2六歩 (第2図)第2図(▲2六歩まで)第2図より△2七金ここは平凡に△4七金のほうが明快だった。以下チャンスを何度かつかむも粘られたが何とか勝つことができた。▲3六歩 △2六金 ▲3五銀 △2五金 ▲4五歩 △5五桂▲5六銀左 △4七桂成 ▲同 銀 △1五歩 ▲5七角 △1六歩▲同 歩 △1七歩 ▲同 香 △1六香 ▲1八歩 △1七香成▲同 歩 △1六歩 ▲同 歩 △同 金 ▲5四歩 △5二歩▲7五歩 △4二金 ▲7四歩 △同 歩 ▲4六銀引 △2六金▲3五銀 △3七金 ▲4六銀引 △3六金 ▲3七香 △同 金▲同 銀 △5五香 ▲4六角 △5八香成 ▲同 玉 △5五香▲4八玉 △5七銀 ▲同 角 △同香成 ▲同 玉 △3五飛▲4六銀右 △1五飛 ▲1八歩 △3六歩 ▲同 銀 △5五金▲同 銀 △同 角 ▲4六金 △6七銀 ▲2八飛 △7九角▲6七玉 △4六角上 ▲2三飛成 △5七角上成▲7六玉 △7五金▲7七玉 △6八馬 まで110手で後手の私の勝ち後手番でのクリア目標まであと4勝となった。
2024.04.30
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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト「風林火山」には5人のプロ棋士がおすすめの戦法を1人2つづつ紹介してくれる定跡講座がある。そのなかの林葉直子元王将の「びっくり初手」初手5六歩戦法の最終手より激指5の指導対局の機能を使って私が先手番で指し継いでみた。林葉さんの戦法は奇襲戦法的なものが多く、なかなか他人が容易に指しこなせる類のものではない。この戦法も原始中飛車っぽい出だしながら、後手の飛車の成りこみを許すなどかなり常識外れで使う人を選ぶ指し方なのだろう。第1図までの指し手の解説はこちらを参考にしてほしい。先手:あなた後手:激指~指導▲5六歩 △3四歩 ▲5八飛 △5四歩 ▲7六歩 △6二銀▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲2八玉 △5二金右▲3八銀 △8八角成 ▲同 銀 △8四歩 ▲7七銀 △8五歩▲5九金左 △4二銀 ▲5五歩 △同 歩 ▲6六銀 △8六歩▲同 歩 △同 飛 ▲7七桂 △8九飛成 ▲5五飛 △9九龍▲8五飛 (第1図)第1図(▲8五飛まで)第1図より△5三香 ここで激指13がすすめる手は△6四香 以下 ▲8一飛成 △6六香と駒を取り合う展開となる△5三香以下▲5五歩 △5八歩 ▲同金直 (第2図)第2図(▲5八同金直まで)第2図より△6四角第2図からの△6四角が中途半端な手で、はっきり先手が有利となった。ここでは△6九角 ▲8一飛成 △5八角成とすればまだ戦えた。△6四角以下は先手が徐々に優勢を拡大以下▲8一飛成 △5五香 ▲5七歩 △5一銀右 ▲9一龍 △7四歩▲9三龍 △3一玉 ▲6五桂 △2二玉 ▲7三桂成 △3二金▲6三成桂 △9二歩 ▲8三龍 △6三金 ▲同 龍 △9七角成▲5五銀 △5三馬 ▲7二龍 △6二馬 ▲8二龍 △9三龍▲8一龍 △6三馬 ▲7二角 △同 馬 ▲同 龍 △5二歩▲5四桂 △3三銀 ▲6四銀 △6九角 (第3図)第3図(△6九角まで)第3図より▲5九金寄 ここでは手を抜いて▲6一龍とした方が明快だった以下△9九龍▲6二桂成 △5八角成 ▲同 金 △6二銀 ▲同 龍 △3九金▲4八金打 △3八金 ▲同 玉 △3九銀 ▲4九香 △4八銀成▲同 玉 △3五桂 ▲6六角 △9八龍 ▲4一銀 △4二金打▲3二銀成 △同 玉 ▲5一銀 △4四桂 ▲4二銀成 △同 銀▲5三金 △5一銀打 ▲4二金 △同 銀 ▲4一銀 △同 玉▲5二龍 △3二玉 ▲4一角 △3三玉 ▲4二龍 △2四玉▲2六香 △2五金 ▲同 香 △1四玉 ▲2三角成 △2五玉▲2六金まで115手で先手の私の勝ちこのように定跡講座の続きを他のソフトで指し継ぐと色々楽しめる。
2024.04.28
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羽生善治九段が名人を含むタイトル6冠の時代の1995年にトミーより発売されたスーパーファミコン将棋ソフト、羽生名人のおもしろ将棋だが、4つあるレベルの一番下の入門レベルでも結構苦戦していて、前回(126回)での勝利が6戦目にして初勝利。第7戦目の今回は前回とは戦法を変えてみたい。先手:私後手:入門▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲4五角 △6二銀▲3四角 △3二金 ▲6六歩 △4一玉 ▲8八飛 △8四歩▲8六歩 △5二金 ▲5六角 △3三銀 ▲7七桂 △4四歩▲8五歩 △同 歩 ▲8三歩 △7二飛 ▲8五飛 △7一銀▲8八飛 (第1図)第1図までは3手目に▲2二角成とする急戦角換わりからの▲4五角の筋違い角戦法。ネットでは必ず1度はお目にかかるほどよく指されている戦法だ。これに対し後手は意外にも△6二銀~△3二金とよくある形に持ってきた。先手は▲8八飛と向かい飛車にしてみる。▲5六角~▲8三歩は筋違い角にはよく現れる手筋。第1図の直前の▲8八飛はやや弱気な手だったのだが。。。第1図(▲8八飛まで)第1図より△8二飛 ここからの△8二飛が謎の手。飛車を簡単に取られてしまった。当時のコンピューターは相手の手に合わせようと駒を動かす傾向があるのだが、先手の▲8八飛に相応する▲8二飛と合わせてしまったのだろう。これがいわゆる水平線効果なのか? 第1図での最善手は△7四歩と角道を止める手。これならまだ後手も戦えた。▲同歩成 △6二銀 ▲8一と △8七歩▲同 飛 △3一玉 ▲9一と △2二玉 ▲8一飛成 △7四角▲同 角 △同 歩 ▲8四歩 △2四歩 ▲8三歩成 △9四歩(第2図)第2図(△9四歩まで)第2図より▲7二と 第2図では▲2三香と打ち、△同玉には▲2一飛成、△同金には▲4一角とすればより簡単だった。本譜に戻り▲7二と以下△5一銀 ▲6一と △4二銀上 ▲3六香 △9五歩▲3三香成 △同 銀 ▲5一と △4二金右 ▲4一と △5二金▲3一銀 △2三玉 ▲4二と △同 銀 ▲同銀成 △同金右▲2一龍 △2二銀 ▲3五桂 △3三玉 ▲5一銀 △3一金▲同 龍 △同 銀 ▲4二銀成 △5八香 ▲同 玉 △3二銀▲同成銀 △3四玉 ▲3三飛 △2五玉 ▲2三飛成 △6七角▲同 玉 △6八飛 ▲同 玉 △4五歩 ▲2六金まで83手で先手の私の勝ち次回も戦法を変えてどう指すか試してみたい。
2024.02.05
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1995年に発売されたスーパーファミコンソフト羽生名人のおもしろ将棋は当時6冠だった羽生善治名人(当時)が初めて家庭用ゲームに登場した作品である。プロ棋士の名前を冠した将棋ゲームについては谷川浩司九段や加藤一二三九段らがすでにソフトを出していたが、名人となって満を持してゲーム市場に参戦することになった。翌年にはNINTENDO64 ソフトとして最強羽生将棋が発売されている。この将棋ソフトは本将棋のみならず、様々な独自の将棋系ゲームが収録されている。最強羽生将棋ほどではないが羽生九段の過去の名局22局が本人の解説付きで鑑賞できるとのこと。棋力のレベルは入門から上級までの4レベル。これはこのソフトを開発した山下宏氏がすでに世に出しているAI将棋シリーズ(PS版)と同様の設定。スーパーファミコンソフトとしては強い方だとのこと。まず入門レベルからやってみる。時間設定も細かくできるのだが、とりあえず私もコンピューターも無制限とする。私が先手、コンピューターが後手である。終了日時:2024/02/05 12:15:10先手:私後手:羽生 入門▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △6二銀▲1六歩 △3二金 ▲3六飛 △2四歩 ▲同 歩 △同 角▲7六歩 △2二歩 ▲5八玉 △3五角 (第1図)飛車先を伸ばし、後手の△3三角に対し、▲2六飛と浮き飛車に構える形は浮き浮き飛車と呼ばれている変則戦法である。それに対し、△3二飛、△2二飛、△3二銀とすると、後手振り飛車、△8四歩とすると相居飛車となるのだが、△4四角と角を覗かせる手もある。しかし、コンピューターの手は△6二銀と今まで遭遇したことのない手だ。先手の私は手探りの状態が続くが、後手は第1図の局面では飛車角交換を迫る△3五角とした。第1図(△3五角まで)第1図より▲3八銀 ここは同飛と飛角交換をしても1局の将棋なのだが、本譜のように▲3八銀、または▲7八金も有力。△4一玉▲4八玉 △5二金 ▲1五歩 △8四歩 ▲3五飛 △同 歩▲5六角 (第2図)第2図(▲5六角まで)第2図より△4二銀 第2図よりは△8五歩、△2六飛などの手が有力本譜に戻り△4二銀以下▲1四歩 △8五歩 ▲1三歩成 △同 香▲同香成 △同 桂 ▲1四歩 △5四香 ▲1二角成 △2五桂▲3四馬 △2八飛 ▲2七歩 △8六歩 ▲同 歩 △8七歩▲7七角 △8八歩成 ▲同 銀 △3七桂成 ▲同 桂 △3六歩▲2五桂 △1八飛成 ▲1三歩成 △3七歩成 ▲同 玉 △5七香成▲2二と △3六歩 ▲同 玉 △1六龍 ▲2六香 △3五歩▲同 玉 △3一金 ▲同 と △同 玉 (第3図)第3図(△3一同玉まで)第3図より▲2二金 第3図からは▲3三桂不成△同 銀 ▲3二金 △同 玉 ▲3三角成 △4一玉 ▲3二銀(参考1図)の詰みがあった。参考1図(▲3二銀まで)本譜に戻り、△2二金以下▲3二銀△4一玉▲3三桂打 △5一玉 ▲3二金 △3三銀 ▲同角成 △6一玉▲4二金 △8六飛 ▲5二金 △7一玉 ▲8七歩 △8五飛▲7五金 △同 飛 ▲同 歩 △4四金 ▲同馬引 △同 歩▲6一飛 △8二玉 ▲6二飛成 △8三玉 ▲8五銀 △4三桂▲同 馬 △3四歩 ▲同 馬 △1三角 ▲2四桂 △同 角▲同 玉 △1二桂 ▲3五玉 △2五龍 ▲同 香 △4三桂▲同 馬 △3四歩 ▲同 玉 △6四歩 ▲8二飛まで107手で先手の私の勝ち次回は違う戦法で試してみたい。
2024.02.05
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2001年にサクセスより販売されたSuperlite Gold おてなみ拝見は同名の人気アーケードゲームを家庭用ゲーム機に移植し、好評を博したものである。ただし、ソフトとして手に入るのは2000年の初代おてなみ拝見のみである。将棋を含む6種類のゲームで遊べるが、サクセスより1990年代に販売されたゲームの達人シリーズのノリといえるだろう。筆者はすでにLeve1からLevel3の相手は撃破して今回対戦するのはLevel4のKaori Tanakaである。アーケードゲームの将棋ゲームらしく、早指志向でサクサク終わるのが心地よい。前回まではこちら先手:私後手:Kaori Tanaka▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △3四飛 ▲4八銀 (第1図)第1図までの手順は第86回と同じ。相掛り調の出だしから▲7八金も飛車先交換も保留する形でアマ間ではまれに指されている戦法。▲6六角からは 飛車を本譜のように34、または54、64、74、94とするが飛車は捕まりそうでなかなか捕まらない。あまり深追いすると形を乱され、かえって先手不利になることもあるので注意が必要。後手からはいざとなると飛車角交換もある。第1図(▲4八銀まで)第1図より△4四歩 第1図より早指し2段森田将棋では△3二銀とする。→参考第86回 後手としてはこちらの手の方がいい。△4四歩は飛車の動きを制約してしまい損な手である。▲4六歩 △6二銀 ▲4七銀 △5二金左 ▲5六銀 △4一玉▲4八飛 △2五歩 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 銀 △9四飛 (第2図)第2図(△9四飛まで)第2図より▲9六歩 ここでは▲2三歩で先手勝勢だった。したがって第2図直前の△9四飛が疑問手で△2四飛のほうがよかった。△2六歩 ▲3八金 △2四飛 ▲3六銀 △4二歩▲2五歩 △5四飛 ▲4五銀 △1四飛 ▲1六歩 △5一金寄▲1五歩 △9四飛 ▲9五歩 △7四飛 ▲7五歩 △8四飛▲8八飛 (第3図)第3図(▲8八飛まで)第3図より△3二銀 ここは△3四歩として角交換すべきところだった。先手は6七の地点にキズができるため、戦いにくくなるからだ。▲7八銀 △4三銀 ▲7七銀 △6四歩▲7六銀 △6三銀 ▲9七桂 △2七歩成 ▲同 金 △8六歩▲同 歩 △5四歩 ▲8五歩 △8三飛 ▲8四歩 △8二飛▲8三歩成 △6二飛 ▲8二歩 △6五歩 ▲7七角 △2八歩▲同 金 △6一飛 ▲8一歩成 △同 飛 ▲8二と △6一飛▲8三飛成 △6四銀 ▲9一と △同 飛 ▲8二龍 △6一飛▲4四歩 △3四歩 ▲7八金 △6六歩 ▲同 角 △5五歩▲4三歩成 △同 金 ▲2四香 △8一歩 (第4図)第4図(△8一歩まで)第4図より▲9三龍 この手は緩手。平凡に▲7二龍とした方が明快だった。△6二金には▲6一龍 △同金 に▲2二香成と角をとって先手勝勢。→参考1図参考1図(▲2二香成まで)本譜に戻り、△9三龍以下△6五歩▲7七角 △3三角 ▲2一香成 △5二玉 ▲2二銀 △1二香▲1一成香 △2二角 ▲1二成香 △3一角 ▲2一成香 △6二金▲3一成香 △同 飛 ▲4四歩 △5三金寄 ▲5四香 △4七銀▲5三香成 △同 金 ▲9二龍 △8二香 ▲8三歩 △2六香▲1八金 △2九香成 ▲4三歩成 △同 歩 ▲8二歩成 △同 歩▲同 龍 △6二桂 ▲5四香 △2七歩 ▲5三香成 △同 銀▲6五銀 △2八歩成 ▲6九玉 △6四歩 ▲5四銀右 △6五歩▲6三金 △4一玉 ▲7一龍 △5一銀 ▲5二角 △3二玉▲4三角成 △2二玉 ▲5五角 △4四歩 ▲5三銀成 △1九と▲4四角 △3三香 ▲2四銀 △6八香 ▲同 玉 △5八銀成▲同 玉 △2一飛 ▲3三角成 △1二玉 ▲2三銀打 △同 飛▲同銀成まで157手で先手の勝ち Level4 の相手までは順調にクリアし、次回挑むのはLevel5の Megumi Koenjiだ。
2024.01.23
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ゲーム概略:アーケードゲームとして人気を博したおてなみ拝見(初代)のプレイステーション移植版。ゲーセン用のおてなみ拝見シリーズは3代目まであるのだが家庭用ゲーム版は初代だけ。コインの代わりにクレジットを任意設定する。お金を使わずにゲームが楽しめるわけで同シリーズのファンとしてはありがたい。将棋、こいこい、五目並べ、囲碁、リバーシ、ポーカーの6種類。サクセスですでに販売されていたゲームの達人シリーズのノリで楽しめる。将棋はゲームの達人シリーズ、the 将棋、将棋II同様、アルファ・ベータという東京農工大学の研究チームの開発した将棋プログラムを採用している。攻略目標:将棋ですべてのレベルの対戦相手に勝利する。ブログ記事第102回(その1)第113回(その2)第125回(その3)第134回(その4)
2024.01.23
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1995年発売のプレイステーションの将棋ソフト戦略将棋 至高の定跡ではコンピューター側の定跡を細かく設定することができる。同様の戦型指定ができるソフトは当時もあったのだが、囲いまで指定できるというのがマニアックである。対局モードで平手で私の先手、レベル1、戦型を三間飛車 銀冠右に指定して対局してみた。先手:私後手:戦略・三間銀冠右▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲4五角 △5四角▲3四角 △4四歩 ▲7八飛 △3二飛 ▲5六角 △6二玉▲8三角成 △2七角成 ▲6五馬 △7二銀 ▲8八飛 (第1図)戦略将棋で三間飛車に指定すると、3手目からの角換りが成立する。戦略将棋では▲4五角の筋違い戦法に対し、△5四角とすることが多い。ここで角を取るか▲3四角と再度の交換を避けるかは非常に悩ましいところである。どちらにするかあらかじめ決めておいた方がいいだろう。▲3四角に△4四歩と飛り飛車志向。▲7八飛に△3二飛と角換り相三間飛車の形となった。互いに角を成りあう展開となったが、17手目の▲8八飛では▲8八銀も有力。第1図(▲8八飛まで)第1図より△7一玉第1図からは△4五馬、△6四歩、△3三桂などが有力。△7一玉以下▲8六歩 △3三桂 ▲2八歩 △2六馬 ▲8五歩 △8二玉▲8四歩 △8七歩 ▲同 飛 △7四歩 ▲同 馬 △9四歩▲8三歩成 △7一玉 (第2図)第2図(△7一玉まで)第2図より▲8二歩 第2図からの▲8二歩は攻めが重く、単純に▲8二ととした方が勝ったようだ。以下△9三桂 ▲7二と △同 飛 (第3図)第3図(△7二同飛まで)第3図より▲8一歩成 ▲8一歩成は逸機だった。ここでは▲7三銀が勝った。以下△6二玉 ▲7三銀 △同 飛 ▲同 馬 △同 玉▲8二飛成 △7四玉 (第4図)第4図(△7四玉まで)第4図より▲7三飛 ▲7三飛打はよくある形なのだが、激指13の解析ではここは▲7五飛と下から打った方が勝ったようだ。以下決め手を逃したとはいえ何とか勝ち切った。△6四玉 ▲7五飛成 △5四玉▲2二龍 △9五角 ▲8六銀 △6四銀 ▲9五銀 △7五銀▲同 歩 △9五歩 ▲3三龍 △2五馬 ▲7六角 △6五銀▲6六桂 △5五玉 ▲5三龍 △4五玉 ▲6五角 △5二歩▲5四龍 △3五玉 ▲3六銀 △同 馬 ▲同 歩 △同 玉▲2七銀 △2五玉 ▲4四龍 △4二飛 ▲3七桂まで77手で先手の私の勝ち次回は三間飛車の穴熊に指定して対戦してみたい。
2023.12.01
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1990年代の将棋ソフトでは登場するキャラクターは実在の将棋棋士のそっくりさんか、その名前を一部拝借したものが多かった。このソフトが発売される前年の1994年に発売された本格将棋、風雲児竜王でも当時の主要棋士の名前を拝借したキャラクターが対戦相手となっていた。今ソフトではあえてアニメキャラクターぼさを出してイメージを変えようとしている感がある。3人目のキャラクター鳥山陣馬はドラゴンボール・ドラクエシリーズで知られる漫画家の鳥山明の名前をもじっている。つまり、アニメ路線を強調した形だ。アニメ路線は同時期に出たゲームの達人シリーズ、後発の将棋幼稚園あゆみ組、おてなみ拝見にもつながっている。さてこのキャラクターは長考するときは寝る癖があるとのことだ。先手:私後手:鳥山陣馬▲7六歩 △8四歩 ▲5六歩 △8五歩 ▲7七角 △5四歩▲5八飛 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉▲4八銀 △1四歩 ▲1六歩 △5二金右 ▲7八金 (第1図)第1図までの先手の私は▲7六歩 △8四歩 ▲5六歩の出だしより中飛車にしたが、後手はどう反応してくるのだろうか。第1図(▲7八金まで)第1図より△8四飛第1図からは△3四歩、△5三銀などの手が考えられるが、なぜか後手は△8四飛。▲6六角と出られたときに逃げないといけないので結果的に手損に見えるのだが。。。▲6六角 △6四飛 ▲8八銀 △6五飛 ▲7七銀 △1五歩▲同 歩 △同 香 ▲同 香 △同 飛 ▲1七歩 △1六歩▲同 歩 △1三飛 (第2図)第2図(△1三飛まで)第2図より▲1九香 第2図から香は下段に打ての格言通り▲1九香と打ったが、ここでは▲1五香が勝ったようだ。△6四香 ▲5七角 △1四飛▲1五歩 △1二飛 ▲1四歩 △9四歩 ▲1三歩成 △同 桂▲1四歩 (第3図)第3図(▲1四歩まで)第3図より△6七香成 第3図からは単純に△2五桂と逃げたほうがまだ粘れたようだ。▲同 金 △2五桂 ▲1三香 △1一飛▲同香成 △3七桂成 ▲同 銀 △1一角 ▲1三歩成 △6四香▲6六桂 △同 香 ▲同 銀 △2五桂 ▲4八銀 △4四歩▲1二と △1八歩 ▲同 香 △2二角 ▲同 と △同 銀▲1三香成 △1一銀 ▲1二歩 △2二銀 ▲同成香 △同 玉▲1三銀 △3二玉 ▲2二飛 △4三玉 ▲2三飛成 △3六香▲3七歩 △同香成 ▲同 桂 △同桂成 ▲同 銀 △3二金▲3五桂 △4二玉 ▲2一龍 △3一金 ▲4三香 △同 金▲同桂成 △同 玉 ▲3一龍 △5一香 ▲4二金 △5三玉▲3三龍まで97手で先手の私の勝ちなんと1回で勝ててしまった。次はこのソフト最強の相手福田千春との対戦となる。
2023.11.12
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1995年発売のスーパーファミコン将棋ソフト、高速思考 将棋皇は早指を売りにしたソフトの一つなのだが、4人のキャラクターとの対戦が楽しめるという趣向である。従来は棋士のそっくりさんをキャラクターに使用することが多かったのだが、今ソフトではアニメ風の絵柄となっている。ただし、月下の棋士の氷室将介に似たキャラや某有名漫画家の名前を拝借したキャラクターが登場したりでどこか借り物感が払しょくできない。今回は氷室風のセリフを唱える持田竜一というキャラクターと練習対局で対戦する。「OO(駒名)が泣いている」が口癖である。先手:私後手:持田竜一▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △4四歩▲4六歩 △8四歩 ▲7六歩 △4二銀 ▲4七銀 △6二銀▲5六銀 △5四歩 ▲3六歩 △3二金 ▲3七桂 △7四歩▲1六歩 △4一玉 ▲4八飛 △1四歩 ▲3八金 △5二金▲4五歩 △同 歩 (第1図)第1図までは先手居飛車VS後手振り飛車を思わせる出だしだったが、後手が△8四歩と突いたため、相居飛車の変則形となった。先手は▲5六銀~▲4八飛と右四間飛車とする。第1図(△4五同歩まで)第1図より▲3三角成 第1図からは先手から角交換したが、じっくりと▲4五銀と3四の角頭を狙うのがよかったようだ。以後後手が優勢に△同 桂 ▲4五桂 △2五桂▲2六歩 △3七角 ▲2五歩 △6四角成 ▲3七桂 △4四歩▲7七角 △4三銀 ▲6六歩 △4五歩 ▲同 銀 △6七桂▲6八玉 △7九桂成 ▲同 玉 △7五歩 ▲4四桂 △同 銀▲同 銀 △4三歩 ▲3三銀打 △6七桂 ▲8八玉 △4四歩▲3二銀成 △同 玉 ▲4四飛 △4三金 ▲4九飛 △7六歩▲8六角 △7五銀 ▲6五金 △8六銀 ▲6四金 (第2図)第2図(▲6四金まで)第2図より△同 歩 第2図から第3図までの攻防がこの対局の勝敗を分けたようだ。▲6四金と角を取った手に対し△同歩は自然な手に見えて、逸機だった。激指13の解析によれば第2図からは△7七銀打とすると先手は防戦不能だった。この辺り、終盤になっても駒得を優先するという当時の将棋ソフトの癖が見て取れる。△同歩以下▲8六歩 △8五歩 (第3図)第3図(△8五歩まで) 第3図より▲4四歩 第3図からは▲4一角とし、△2二玉に▲2三角成と切ればより明快に勝ちだった。本譜▲4四歩以下△3三金 ▲4三銀 △2二玉▲4五桂 △3二金 ▲同銀成 △同 玉 ▲3三金 △3一玉▲4三歩成 △2二金 ▲4二と △2一玉 ▲2二金 △同 玉▲3一角まで85手で先手の私の勝ち終盤になると寄せの速度より駒独優先する傾向が見て取れる。今回の勝利もそれに助けられた面がある。次は某有名漫画家の名前をもじった鳥山陣馬との対戦だ。
2023.11.01
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今やコンピューター将棋は人知を超え、八冠達成したばかりの藤井聡太をも超えてしまっている。スーパーファミコン将棋ソフト、高速思考将棋皇が発売された1995年ころはコンピューター将棋はある程度将棋を指した人間にとっては大した強さではなかった。坂田大吉さんのサイトによれば、スーパーファミコン将棋ソフトの棋力は激指15で6~9級程度、プレイステーションでも最強は2級程度だった。当時はアマチュア級位者でもソフトの指し手の癖をつかめば倒すのはそう難しいことではなかった。さて、将棋皇では早指しを売りにしていて定跡も3万8千手である程度はいろいろな指し手に対応できるとのこと。このソフトに登場するキャラクターは棋士のそっくりさんというよりアニメや漫画のキャラクターのそっくりさんらしき人物が登場する。まず練習将棋モードで4人のキャラクターと対戦するのだが、最初の相手は山名桂子、将棋を始めたばかりのド素人とプロフィールにあるが、意外と強かったりする。将棋幼稚園あゆみ組のあゆみちゃんも初心者と言いながら結構それなりに指すのと同様油断はならない。先手:私後手:山名桂子▲7六歩 △8四歩 ▲7八銀 △3四歩 ▲7七銀 △6二銀▲5六歩 △5四歩 ▲5八金右 △5五歩 ▲同 歩 △同 角▲2六歩 △5六歩 ▲2五歩 △3二金 ▲2四歩 (第1図)第1図(▲2四歩まで)第1図まではかなり変わった序盤、定跡が入っている割に普通の矢倉にしてくれない。矢倉で早めに△5五歩を突くのは他のソフトでも見られる。当時のソフトの評価的には奇襲戦法や変則的指し方つまり定跡どおりに指さないのが弱いという価値判断なのだろう。第1図より△2二銀確かに第1図では△2四同歩とするのが普通なはずなのだが、やはり指し手がおかしい。以下▲2三歩成 △同 銀 ▲7九角 △7四歩 ▲1六歩 △4一玉▲1五歩 △5二金 ▲2五飛 △6四角 ▲2四歩 △1二銀▲7八金 △3三金 ▲6六歩 △9四歩 ▲6五歩 △7三角▲6六銀 △6四歩 ▲4六角 △6五歩 ▲7三角成 △同 桂▲5五銀 △5七角 ▲4八銀 △3五角成 ▲同 飛 △同 歩▲2三歩成 △同 銀 ▲2二角 △1二飛 ▲3一角打 △5三銀▲5四歩 △4二銀 ▲6四銀 △3一銀 (第2図)第2図(△3一銀まで)第2図より▲7三銀成 ここで▲7三銀成としたのが激指13の分析では悪手で2二飛と角を取った後手がはっきり優勢となった。ここでは▲3三角成としてから、△同桂に▲7三銀成とすべきだったようだ。以下△2二飛 ▲8二成銀 △5七歩成 ▲同 銀 △9三香 ▲9一飛 △5一金▲9三飛成 △1四歩 ▲5三歩成 △1五歩 ▲4三と △同 金▲同 龍 △4二銀 ▲5三桂 △3一玉 ▲4一金 △同 金▲同桂成 △同 玉 ▲5二金 △3一玉 ▲4二金 △同 飛▲2三龍 (第3図)第3図(▲2三龍まで)第3図より△8二飛 ここでの△8二飛が▲3四香を見落とした悪手で、当時の将棋ソフトらしく終盤になっても駒得を優先する手を指してしまうのだ。これで先手が大逆転となった。この後も危ない場面はあったが何とか勝つことができた。とても初心者の将棋に見えない。恐るべし山名桂子。▲3四香 △3二桂 ▲2二銀 △4一玉▲2一銀不成△4二金 ▲3三銀 △3一銀 ▲4二銀成 △同 飛▲3三金 △2二歩 ▲4二金 △同 玉 ▲4三飛 △5一玉▲5三飛成 △6一玉 ▲6三龍 △6二金 ▲7三桂 △7一玉▲6二龍 △同 玉 ▲6三金 △7一玉 ▲5三龍 △3九飛▲6八玉 △9五角 ▲7七桂 △8二玉 ▲6二龍 △8三玉▲8一桂成 △6九金 ▲6七玉 △6六銀 ▲同 銀 △4五角▲5七玉 △5六歩 ▲4六玉 △3七飛成 ▲同 桂 まで131手で先手の私の勝ち次は氷室香介に感じが似たキャラクターの持田竜一との対戦となる。
2023.10.13
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1996年にプレイステーションとセガサターンで発売された能條純一の同名の原作をもとにした将棋ソフト、月下の棋士~王竜戦の王竜戦モードにプレステ版で挑戦中だが、ついに決勝戦で9人目、滝川幸次名人との対戦となる。滝川名人は当然谷川十七世名人がモデルで当時の他のソフトにもモデルとしたキャラクターが多数登場するくらいの人気ぶりだった。不思議なことに能條さんの原作には羽生九段がモデルらしきキャラクターは登場していない。滝川名人に一部反映されているのかもしれないが、全般的に能條氏の描く将棋界は昭和の世界である。さてこのソフトにはthe 将棋シリーズ、ゲームの達人シリーズ、おてなみ拝見(初代)にも参加している、アーケードゲーム界の大手、サクセスもクレジットされている。見た目は将棋盤はあまりthe将棋シリーズとは似ていない気がする。得意戦法や棋風も違うように見えるのだが、今後の研究対象にしたい。前回まではこちら→懐かしの将棋ゲームを攻略しよう:INDEX PS1 月下の棋士 王竜戦(更新版) | 英語で世界に発信しよう:楽天出張所 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)先手:滝川幸次後手:私▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金 ▲2四歩 △同 歩▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △1四歩 ▲7八金 △7二銀▲1六歩 △3四歩 ▲3八銀 △4四角 (第1図)第1図までは相掛り調の出だしで後手が8五歩を保留し、3二金とする形、プロの実戦では先手の7六歩を待ってから3二金と上がり、角換わりへと進むのだが、互いに飛車を突いてから角換わりにする形の変形ともいえる。ネット将棋では2筋を交換し、飛車を2六か2八に引く形になることが多いのだが、後手の注文通り▲7六歩として角換わりにしてもいい、というかこちらの形の方が本筋に見える。したがって先手は本譜のように後手の1四歩に1六歩と受ける必要もなく、一筋は他の手を指してから受ければいい。第1図直前の△4四角は手損ながら飛車の行き先をうかがう手である。常識的には3六飛か2八飛なのだが、その他の場所だと未知の展開となる。第1図(△4四角まで)第1図より▲4六飛 ▲4六飛は一筋の受けを省略した手得の効果を薄めるためやや損な手であるが、対コンピューターとしてみると当時のソフトが不得意としていた力戦将棋に持ち込み手を乱すことは出来そうだ。その意味では5~8筋に飛車を回すとコンピューターが後手だったら変な手を指すかもしれない。後手の私は無難な△8五歩とした。以下角交換の激しい将棋となる。▲7六歩 △2二銀 ▲4四角 △同 歩 ▲同 飛 △5五角▲3四飛 △3三銀 ▲3六飛 △9九角成 ▲7七桂 △8六歩▲8八銀 △9八馬 ▲8六歩 △同 飛 ▲5六飛 (第2図)第2図(▲5六飛まで)第2図より△5二金 第2図からは本譜のように反射的に△5二金(または△5四香)と受けてしまいがちなのだが、後手はここから△8八馬と強硬に切り込む手が勝ったようだ。ここから先手は怒濤の反撃で形勢をひっくり返す。▲8七歩 △8四飛 ▲7九金 △2四飛 ▲2六歩 △6四歩▲7一角 △9四歩 ▲8六歩 △8七歩 ▲5三角成 △同 金▲同飛成 △5二香 ▲6二金 △4一玉 ▲5二龍 △3一玉▲5一龍 △2二玉 ▲7二金 △3一角 (第3図)第3図(△3一角まで)第3図より▲8九銀 先手の▲8九銀は逸機で、激指13の分析では第3図からは▲4一銀で先手の優位は動かなかった。△8八歩成▲9八銀 △7九と ▲8一龍 △2八銀 ▲2五桂 △7八金▲3三桂成 △同 桂 (第4図)第4図(△3三同桂まで)第4図より▲8二角 勝勢だった先手だが結果的に第4図からの▲8二角が敗着となった。当時のソフトあるあるで終盤になっても駒得を優先するのである。谷川十七世名人ならここは▲3六香とたたきこむだろう。当時のソフトでは谷川の光速の終盤術は再現は出来なかったようだ。以下後手の私が逆転し勝利を収めた。△6九と ▲5八玉 △6八金▲4八玉 △1九銀不成▲5八銀 △2八銀成 ▲9一角成 △2六飛▲4六香 △3八成銀 ▲同 玉 △2七銀 ▲3九玉 △5九と▲同 金 △同 金 ▲4九銀 △2八銀成 ▲4八玉 △4九金▲同 玉 △6八金 ▲5九銀 △3八銀 ▲4八玉 △3九銀不成▲4九玉 △3八成銀 ▲同 玉 △2八飛成まで100手で後手の私の勝ちこれで王竜戦初優勝となった。このソフトを手に入れた当時は森田将棋97の力を借りないと勝てなかったので感無量である。なお、坂田大吉さんが激指15を使ってこの滝川幸次の棋力を図ってみたところ7~8級とのこと。私の棋力では激指10級でも勝てないのだが。じっちゃんの修行編より王竜戦の滝川が若干強くなる設定のようだ。まだコンピューターの判定では私の棋力は低く見られているため、本気で指してくれないのかもしれない。次はじっちゃんの修行編各レベル、戦法別に勝っていくことを目標としたい。
2023.10.01
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1997年に発売されたプレイステーションの将棋ソフト、月下の棋士~王竜戦のうちトーナメントモードである王竜戦モードに挑戦中だが、ついに準決勝で永世名人でもある大原厳と対戦することとなった。大原第十五世名人は中原誠永世十六世名人と大山康晴十五世名人を合わせたキャラクターと言えるのだが、名人の滝川幸次への決戦の前にはどうしても前名人は倒さないといけないのだ。いよいよトーナメントも大詰めとなったのだが。。。前回まではこちら先手:王竜戦・大原後手:私▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲2六歩 △6五角▲4八銀 △7六角 ▲7八銀 △3二金 ▲8六歩 △8四歩▲6六歩 △8五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲7五歩 △7六角▲7九金 △8六歩 ▲6九銀 △8七歩成 ▲4五角 △5二金▲9六歩 △3三銀 ▲2五歩 △8五飛 ▲2四歩 △同 歩▲9七桂 △同 と ▲5六歩 △9八と ▲同 香 △同角成▲2六歩 △7五飛 ▲3四角 △同 銀 ▲7八金 △5四馬▲7七歩 △2五歩 (第1図)第1図までの手順は前回の刈田戦と全く同じ。えっキャラクターごとに戦法違うんではないの?と首をひねりたくなる。中原十六世名人の棋風を反映しているのであれば、3手目に角交換はしないで▲2六歩だろうし、大山十五世名人の棋風であれば3手目は▲6六歩として飛り飛車だろうし、コンピュータ側からへぼとなめられているのかもしれない。第1図(△2五歩まで)第1図より▲同 歩 前回の刈田戦では第1図から▲5八銀だった。学習機能で途中で手を変えるにしても棋勢が傾くまででないと意味がないのだが当時の学習機能と言ってもこの程度だったのだろう。以下△2七歩 ▲1八飛 △2五飛▲3六歩 △同 馬 ▲3七桂 (第2図)第2図(▲3七桂まで)第2図より△2六飛 第2図では△8五飛と飛車を展開していれば先手は防戦不能だった。▲3九金 △2八歩成▲同 金 △1八馬 ▲同 金 △2九飛成 ▲5八玉 △4九角▲6八玉 △7五桂 ▲8六歩 △6七香 ▲5七玉 △6九香成▲7六角 △6七銀 ▲同 金 △同桂成 ▲同 角 △同角成▲同 玉 △6八飛 ▲5七玉 △5八金 ▲4六玉 △4八金▲3五桂 △6六飛成 ▲2八歩 △3八龍 ▲4三桂不成△同金右▲2四角 △3三桂 ▲同角成 △同金上 ▲4二銀 △同 玉▲5四桂 △同 歩まで92手で後手の私の勝ち刈田戦に続き後半は手数を伸ばすだけの手に終始。勝ったはいいのだがコンピュータになめられている気分になってすっきりはしない。さあ次は決勝戦、ラスボス滝川幸次との対戦だ。
2023.09.18
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1999年にアーケードゲームの開発で名高いサクセスよりプレイステーションに廉価版シリーズとして進出したSuperlite 1500シリーズの一つ。将棋IIとあるのはthe 将棋の事実上の後継ソフトだからだ。サクセスから発売されたおてなみ拝見、アフェクトから発売された将棋幼稚園あゆみ組Rもこのソフトをベースにしているとみられる。基本的システムはthe 将棋とほぼ同じ。ただし定跡講座がおまけについている。とりあえず初級から私が先手、後手が初級レベルで対戦してみる。上記2ソフトとの指し手の共通性は見られるのか。先手:私後手:将棋II 初級▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 飛 ▲6五角 (第1図)第1図までは先手の3手目▲2二角成に△同銀ではなく△同飛とする形。プロでは実戦例はないようだが、アマではたまに指されている形。先手の角成を防ぐことができない分、同銀型よりは損だが、右玉型をけん制する意味ではむしろ級位者としては楽なのかもしれない。従来は▲6五角に対する△3三角型は損とされてきたが、△7四角型が注目されている。激指でも技巧2でもやや互角の流れ。なお棋太平では▲6五角に△9五角とするのではっきり先手が優勢となる。第1図(▲6五角まで)第1図より△5五角第1図からおてなみ拝見、将棋幼稚園あゆみ組では△3三角だった。手の分岐は2つとすると前述のソフトでもこの変化はあるのかもしれない。激指13と技巧2では第1図からの最善手は△7四角ということだ。△3三角でも△5五角でも▲8八銀として先手がさせる展開。▲8三角成を許すと後手はやや厳しい。△7四角は手損となってもこれを防ぐ手段ということなのだろう。▲8八銀 △5二金右 ▲8三角成 △4二玉 ▲5六馬 △3三角▲7七銀 △3五歩 ▲8八飛 △4四歩 ▲8六歩 △3二金▲8五歩 △6二銀 ▲8四歩 △4三玉 ▲8三歩成 △4二玉▲8二と △6四歩 (第2図)第2図(△6四歩まで)第2図より▲9一と 第2図からは▲7二とのほうがよかったようだ。以下△3六歩 ▲同 歩 △1五角▲4八銀 △3三角 ▲8一飛成 △5一銀 ▲3四桂 △4一玉▲4二香 △同銀左 ▲同桂成 △同 角 ▲6一銀 △4三金右▲7二銀不成△3四香 ▲6三銀成 △3一玉 ▲5二成銀 △1五角▲5一成銀 △1二飛 ▲1六歩 △3三角 ▲4一成銀 △2二玉▲3一銀 △同 金 ▲同成銀 △1四歩 ▲2一成銀 △1三玉▲2五桂 △2四玉 ▲3三桂成 △同 玉 (第3図)第3図(△3三同玉まで)第3図より▲1一成銀 第3図からは▲3一龍 △3二飛 ▲同龍 △同龍 ▲3一飛以下の詰み本譜に戻り▲1一成銀以下△3二飛▲3五歩 △同 香 ▲3四歩 △同 金 ▲1五歩 △3八銀▲1四歩 △4九銀成 ▲同 玉 △4五金打 ▲1五角 △2四歩▲6六馬 △5四桂 ▲7五馬 △2三桂 ▲2六角 △2五金▲1三歩成 △2六金 ▲2三と △同 玉 ▲2一龍 △2二飛▲1二銀 △3三玉 ▲2二龍 △同 玉 ▲2三金 △3一玉▲3二飛 △4一玉 ▲2六歩 △3八角 ▲5八玉 △6六桂▲同 馬 △4二飛 ▲4三香 △4九角成 ▲同 玉 △3八香成▲同 玉 △3七歩 ▲2七玉 △3六金 ▲1六玉 △1五歩▲同 玉 △1四歩 ▲同 玉 △5二玉 ▲4二飛成 △6三玉▲8五角 △7四歩 ▲7五桂 △5四玉 ▲5五金まで125手で先手の私の勝ち。後手は勝てないとなると手数を引き延ばすための王手攻撃をしてくるが冷静に対処して何とか勝った。次回は初級の後手番に挑戦したい。
2023.09.17
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1997年にプレイステーション版とセガサターン版で発売された当時人気の将棋漫画「月下の棋士」の家庭用ゲームソフトで豪華な声優陣を起用したことでも話題となった。同様の将棋ゲームのハチワンダイバー、しおんの王、りゅうおうのおしごと等とは違いシナリオモードはなく、純粋に将棋対局を楽しむゲームである。王竜戦モードとじっちゃんの修行モードがあるが、今回紹介するのは王竜戦の7回戦、刈田升三との対局である。(声:千葉繁)モデルは第4代実力制名人の升田幸三。5連敗した後の対局となる。前回まではこちら先手:王竜戦・刈田後手:私▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲2六歩 △6五角▲4八銀 △7六角 ▲7八銀 △3二金 ▲8六歩 △8四歩 (第1図)刈田九段はモデルの升田実力制第4代名人同様、かなり変わった戦法を好む傾向がある。このムードを再現できたのは当時としてはすごい。通常3手目に2二角成とする形では先手は4五角、8八銀、6八銀などの手を指すのだが、刈田九段はなんと△2六歩。角換わりとしては古い形である。後手はこれに対し本譜のように△6五角としたくなるが先手は本譜のように4八銀として問題はない。ただこういうレアな形だと定跡も10手くらいまでしか登録されていなかったりする。第1図(△8四歩まで)第1図より▲6六歩 第1図は▲7七桂としておけば堅かった。ここから先手の手が乱れ始め後手優勢となっていく。△8五歩 ▲同 歩 △同 角 ▲7五歩 △7六角▲7九金 △8六歩 ▲6九銀 △8七歩成 ▲4五角 △5二金▲9六歩 △3三銀 ▲2五歩 △8五飛 ▲2四歩 △同 歩▲9七桂 △同 と ▲5六歩 (第2図)第2図(▲5六歩まで)第2図より△9八と 第2図からの△9八とは逸機で△6七桂以下の寄せの方が早かった。以下後手優勢ながら決め手を逃したりしたが何とか勝ち切った。▲同 香 △同角成▲2六歩 △7五飛 ▲3四角 △同 銀 ▲7八金 △5四馬▲7七歩 △2五歩 ▲5八銀 △2六歩 ▲同 飛 △2五香▲5五歩 △同 飛 ▲4六飛 △2九香成 ▲5六歩 △2五飛▲5五歩 △2七馬 ▲3六飛 △3五歩 ▲4六飛 △1九成香▲5六飛 △4五銀 ▲5七飛 △3六歩 ▲5四歩 △同 歩▲4六歩 △同 銀 ▲5六飛 △5五銀 ▲5七飛 △5六香▲4七飛 △5八香成 ▲同 金 △4六銀打 ▲6七飛 △3七歩成▲5七銀 △4七と ▲4六銀 △5八と ▲同 玉 △3六馬▲4七銀 △2八飛成 ▲4八香 △2六馬 ▲3八歩 △5六桂▲3七銀 △4八桂成 ▲同 銀 △5六香 ▲5七桂 △2九龍▲3七歩 △4九角 ▲6八玉 △6七角成 ▲同 玉 △5七香成▲同 銀 △6九龍 ▲6八金 △7五桂 ▲7六玉 △8九龍▲2四角 △3三桂 ▲同角成 △同 金 ▲8八桂 △同 龍▲8六香 △9八角 まで116手で後手の私の勝ち優勝まであと残すは2人となった。
2023.09.16
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将棋ソフトって一番弱い設定にしても勝てない。と将棋ソフトを買うのに躊躇している方には1999年に発売された将棋幼稚園あゆみ組Rはぴったりなのかもしれない。このソフトは将棋を一から学べるというのが売りで初心者には親切なのかもしれないが、「幼稚園」というタイトルに違和感覚える人もいるかもしれない。小学生の子供を対象にするにしても「幼稚園」はないだろうとなる。サクセスではSuperliteシリーズで初級、中級、上級と将棋講座を盛り込んだシリーズをプレイステーションから出しているが、そのくらい丁寧な企画にしないとダメなのだろう。本ソフトの姉妹編「麻雀幼稚園」はかなり受けたようではあるが。手順については後述するようにおてなみ拝見と共通する順も見られるのが興味深い。元ソフトはthe 将棋なのかも。最初の相手は将棋幼稚園では一番弱いとみられるあゆみちゃん。先手:私後手:将棋幼稚園あゆみ▲7六歩 △3四歩 ▲2二角成 △同 飛 ▲6五角 △3三角▲8八銀 △2四角 ▲5八金右 △3三角 (第1図)第1図までは3手目に▲2二角成とする急戦角換わりに同銀ではなく同飛とする指し方で、先手の指し方を制約するという意味では意外と級位者に合っているのかもしれない。あまり指されたことのない形なので先手の私も手を乱すことになる。▲8八銀までは定跡手順。△2四角まではおてなみ拝見のTeranishi戦と同じ手順となる。Teranishi戦ではここから▲5八玉とした。この形では先手は振り飛車にはしにくい。第1図は先手が若干有利だがそれは先手が正しい手を指した上のこと。しかし1図以降先手の手が乱れまくる。第1図(△3三角まで)第1図からは▲7七銀としていれば先手が優位だったのだが、▲4三角成 この手が後手の△8八角成を見落としていた大ポカ。これで一気に後手が優勢となった。以下△8八角成▲5三馬 △6二銀 ▲7五馬 △3五歩 ▲6六馬 △7九銀▲2二馬 △同 銀 ▲8二飛 △8九馬 ▲8一飛成 △8八銀成▲9一龍 △9九馬 ▲5四桂 △5三銀 ▲8二龍 △8七成銀▲4六香 △7七馬 ▲6八金寄 △5八歩 ▲同 飛 (第2図)第2図(▲5八同飛まで)第2図より△6八馬ここでは△3三馬と引いていれば後手の優位は動かなかった。この後、無理な王手を繰り返した後手側が自滅した。▲同 飛 △3二金 ▲4一角 △5八香 ▲同 飛 △9五角▲4八玉 △7九金 ▲9三龍 △8四角 ▲9一龍 △5六桂▲3八玉 △4八桂成 ▲同 銀 △4三金 ▲同香成 △6九金▲8二龍 △6二金打 ▲4二金 △同 銀 ▲同成香まで57手で先手の勝ち勝ったことは勝ったのだが内容的にはひどいものだった。この1勝で棋力判定は12→9級となった。このあと電源をうっかり抜いてしまいデータが消えてしまった。また同じ相手でやり直したのだがこの時は77手で勝って、判定は10級勝った相手と手数によって判定級位は変わるようだ。
2023.09.16
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1990年代の昔の将棋ゲームを中心に紹介する企画も115回目となった。今回は1995年発売のプレイステーション将棋ソフト「戦略将棋:至高の定跡(以下戦略将棋)」のうちトーナメントモードである天下統一の2回戦で勝った対局を紹介したい。前回まではこちら→INDEXへ先手:戦略将棋後手:私▲7六歩 △5二飛 ▲5八金右 △5四歩 ▲4八銀 △5五歩▲6八銀 △3四歩 ▲4六歩 △4四歩 ▲6六歩 △6二玉▲4七銀 △4二銀 ▲7八金 △4三銀 ▲7七角 △7二玉▲6九玉 △8二玉 ▲6五歩 △9二香 ▲7九玉 △9一玉▲8八玉 △8二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △5四銀▲9五歩 △6五銀 ▲6七金右 △3三角 ▲5八飛 △2四歩▲5六歩 △同 歩 (第1図)今回は後手番としていきなり△5二飛と原始中飛車風の出だしを試したが、▲5八金右とし、先手は見たことのない囲いできた。後手は順調に穴熊に組む。そして5筋から仕掛けて第1図第1図(△5六同歩まで)第1図より▲同 銀 第1図より▲同銀と取ると本譜のように飛車交換となるが飛車の打ち合いは後手側に分があるようだ。ここではじっくりと▲5九飛と引く手が有力だった。ここで△5七歩成とすると同銀と取られて後手面白くない。早指しの将棋だと後手が結構次の手に苦労する場面だ。本譜に戻り▲5六同銀以下△同 銀 ▲同 飛 △同 飛▲同 金 △3九飛 ▲4三飛 △5二銀 ▲3三飛成 △同 桂▲2二角 △2九飛成 ▲5三歩 △同 銀 ▲3三角成 △1九龍▲6五桂 △4二銀 ▲1一馬 △6四桂 ▲6六金 △7四香▲7五歩 △6九飛 (第2図)第2図(△6九飛まで)第2図より▲5九香 ここでは7九に何かを打つのがよかったようだ。(▲7九香など)以下△5八歩 ▲7四歩 △5九歩成▲7九金 △7六香 ▲6九金 △同 と ▲2一飛 (第3図)第3図(▲2一飛まで)第3図より △3一金△3一金は緩手で第3図では平凡に△6八とのほうがより明快だった。▲2四飛成 △6八と ▲8六角 △7九龍 ▲9七玉 △8九龍▲1四龍 △9九龍 ▲9八香 △8八銀 ▲9六玉 △9八龍▲9七銀 △同銀成 ▲同 角 △8五銀 ▲同 玉 △8七龍まで90手で後手の私の勝ちこれで2回戦を突破した。
2023.09.11
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2023.9.10更新ゲーム概要:1995年にバリエより発売される。将棋と麻雀の2種類のゲームが楽しめるのだが、将棋に関しては長考を控え、一手ほぼ30秒以内の早指し志向のソフトとしても話題になった。ゲーム盤は早指し2段森田将棋同様のものを採用しているが、定跡手順は異なり、変則戦法を指すこともある。棋力は当時スーパーファミコンで最強と言われた早指し2段森田将棋よりは弱め。バリエの後発の将棋ソフトとほぼ同じと見られる。推定棋力は将棋倶楽部24で200前後で指せる程度。将棋ウォーズでは3~4級くらい。6人のキャラクターと対戦だが、レベル分けはされていない。将棋講座や詰将棋、問題集は付いていない。攻略目標6人全員から勝利する:達成済研究課題:ソフトに組み込まれている定跡をより多く見つけ出す。→本編で今後取り上げる予定ブログ記事私:先手 コンピュータ:後手その1第36回その2第81回その3第109回その4第110回その5第111回その6第112回その7第133回
2023.09.10
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2023.9.5現在ゲーム概要:1995年にプレイステーション、セガサターン, Windows 95版で発売された(現在プレステ版とセガサターン版しか中古で手に入らない)将棋ソフト、戦略将棋 至高の定跡では戦法や囲いを指定した対局が楽しめるほか、天下統一という勝ち抜きトーナメントモードがある。攻略目標1:天下統一で7回戦に勝利 現在4回戦に挑戦中攻略目標2:将棋対局 各レベルで先手・後手各5勝以上 レベル7では戦型別クリア10戦型以上攻略目標3:棋力判定 初段以上 現在5級攻略目標4:32手までの将棋指南より10勝以上そのうちレベル7では3勝以上 1/10 0/3ブログ記事その1第47回その2第48回その3第49回その4第50回その5第51回その6第52回その7第114回その8第115回その9第124回
2023.09.05
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1995年にプレイステーション、セガサターン, Windows 95版で発売された(現在プレステ版とセガサターン版しか中古で手に入らない)将棋ソフト戦略将棋 至高の定跡では戦法や囲いを指定した対局が楽しめるほか、天下統一という勝ち抜きトーナメントモードがある。AI将棋19にも同様のイベントがあるが1回戦から7回戦まで勝ち進むと全国統一するというものである。。天下統一に挑むのは2度目で、最初のデータ(2回戦まで勝ち進む)をうっかり消してしまったため、またやり直すことになった。1勝で2回戦まで進める。先手:戦略将棋後手:私▲7六歩 △6二銀 ▲6六歩 △6四歩 ▲7八飛 △6三銀▲4八玉 △3四歩 ▲7五歩 △7二飛 ▲5八金左 △6五歩▲同 歩 △8八角成 ▲同 飛 (第1図)第1図まではいわゆる△6二銀戦法と言って銀を早めに進出させる後手の戦法なのだが、これに対する先手の有力な対抗策の一つが本譜のように三間飛車にするというものである。後手が角交換して先手が飛車で角を取って第1図。第1図(▲8八同飛まで)第1図より △7四歩 △7四歩が悪手で本譜のように▲5五角以下の攻めを許すこととなる。ここでは△5二金右が無難だったようだ。第2図まで先手の有利な展開が続くことになる。▲5五角 △4四角▲9一角成 △8八角成 ▲同 銀 △7八飛 ▲7七角 △同飛成▲同 桂 △7五歩 ▲8一馬 △7六歩 (第2図)第2図(△7六歩まで)第2図より ▲6七金 第2図からは桂を放置し、▲6四歩と切りこんだ方が勝勢を維持できたようだ。このあたりから先手の手が乱れ始め、第3図までは後手に逆転を許すこととなる。△7七歩成▲7二馬 △同 銀 ▲7七金 △7六歩 ▲同 金 △6七角▲7七金 △8九角成 ▲6八飛 △4五馬 ▲6四歩 △8四角▲2六飛 △5六桂 ▲5九玉 △6八桂成 ▲同 玉 △8九飛▲7九銀 △9九飛成 ▲2三飛成 △6五香 ▲6七香 △同香成▲同 金 (第3図)第3図(▲6七香成まで)第3図より △6五香 ここでは角を切り △6七角成 ▲同玉 △6六金とした方がより明快だった。本譜に戻り △6五香以下▲6三桂 △同 銀 ▲6六香 △同 香▲同 金 △同 角 ▲6三歩成 △7九龍 ▲5八玉 △7八龍▲6八歩 △6七銀 ▲4八玉 △6八龍 ▲5八香 △同銀成▲3八玉 △5七成銀 ▲5八歩 △4七成銀 ▲同 玉 △5五桂▲3八玉 △4七金 ▲2八玉 △2二香 ▲6二と △同 金▲4八歩 △2三香 ▲6三桂 △同 馬 ▲3八銀打 △同 金▲同 銀 △4六桂 ▲4七歩 △3八桂成 ▲同 金 △5八龍▲3九桂 △4九銀 ▲4八金打 △同角成 ▲5二歩 △同金上▲4八金 △同 龍 まで104手で後手の私の勝ちと1回戦は無事通過した。次は2回戦
2023.09.05
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Superlite Gold シリーズおてなみ拝見は2001年にプレイステーションから発売された将棋を含む6種類のゲームで遊べるソフトで2000年より稼働した同名のアーケードゲームのプレイステーション移植版である。そのうち将棋はサクセスが過去に出した作品(the 将棋、Superlite 1500将棋II、the 将棋standard1500)を反映していると思われる。the 将棋とは手順に共通性がみられることを確認した。前回はレベル2の相手と対戦して勝った将棋を紹介。→第102回 今回紹介するのはレベル3の Yasuyuki Benikoとの対戦である。先手:私後手:Yasuyuki Beniko▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △7四飛 (第1図)第1図までは相掛り調の出だしから、先手が▲7八金と▲2四同飛を保留する形。▲7六歩に対しては本譜の△8四飛以外にも△8六歩 △3四歩 などの手があるが、この当時のソフトはなぜか△8四飛型が多い。▲6六角には9筋、7筋、6筋、5筋、3筋あるいは△8二飛のいずれかに飛車が逃げることが考えられる。本譜では△7四飛とした。第1図(△7四飛まで)第1図より▲7八飛 第1図では7六の歩を守りたくなり本譜のように▲7八飛と指してしまいがちなのだが、飛車を動かさず、▲8八銀や▲7八金で十分受かっているのだ。▲8八銀に△7六飛とすると、▲2四飛 △6六飛 ▲同歩 △1四歩(△3四歩もある)に▲5八金右(参考1図)とし先手が若干指せる展開。参考1図(▲5八金右まで)本譜に戻り ▲7八飛以下 次第に先手は優位を拡大していく△4四歩▲3八銀 △3二銀 ▲4六歩 △6二玉 ▲4七銀 △5二金左▲5六銀 △7二金 ▲6五銀 △9四飛 ▲9六歩 △3一角▲9五歩 △6四飛 ▲同 銀 △同 歩 (第2図)第2図(△6四同歩まで)第2図より▲8四飛 ここでは△8六歩または△6五歩の筋に備え、角か飛車をどこかに移動させる手が有力である例えば▲4四角、▲4八飛、▲2八飛などである。本譜の▲8四飛はやや指しすぎの感がある以下△6五歩▲4四角 △4三銀 ▲8八角 △8二銀 ▲8五飛 △8三歩▲6五飛 △6三銀 ▲2八飛 △5四銀左 ▲3五飛 △4三銀▲2四飛 △3二銀 ▲2二歩 △3四歩 ▲同飛上 △4二角▲2八飛 △3三桂 ▲2一歩成 △4三金 ▲2四飛寄 △4五桂▲同 歩 △3三銀 ▲2三飛成 △7四歩 (第3図)第3図(△7四歩まで)第3図より▲1一と 激指13の解析では第2図からは▲3二龍と後手陣の死角に龍を動かす手が勝ったとのこと以下は順調に勝ち切った。△1四歩▲同 龍 △6一玉 ▲2一飛成 △5一角 ▲5五桂 △3四金▲6三桂成 △同 金 ▲1二龍上 △6二金 ▲6六香 △7一銀▲6二香成 △同 銀 ▲8二銀 △4七香 ▲5八金右 △4九香成▲同 玉 △7三桂 ▲9一銀不成△5四歩 ▲8二銀成 △2二桂▲3二龍 △4二銀 ▲2二龍左 △5三銀右 ▲6六香 △6五桂▲同 香 △6四銀 ▲同 香 △5二玉 ▲4四桂 △同 金▲同 角 △4一桂 ▲7一角成 △7五歩 ▲同 歩 △9四歩▲同 歩 △5五歩 ▲6三銀 △4三玉 ▲4四馬まで107手で先手の私の勝ちこれでレベル3もクリア次回はレベル4の相手に挑戦する。
2023.09.04
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1995年に発売された、スーパーファミコン将棋ソフト、最高速思考 将棋・麻雀の攻略もついに6人目藤本正二との対戦となる。当時の将棋ソフトによくあるようにこのソフトも途中まで同じ手順で指してくる。先手:私後手:将棋・麻雀 藤本▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △8五歩 ▲4八玉 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩▲3六飛 △3五歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛▲3三飛成 △同 桂 ▲5五角 △2五桂 ▲9一角成 △2八飛▲2七香 △8八飛成 ▲同 銀 △9三桂 ▲3九金 △8七歩▲2八金 △8八歩成 ▲2五香 △8九と ▲3三桂 △3二金▲2一桂成 △9九と ▲3一成桂 △同 金 ▲2三香成 (第1図)第1図までの戦型は後手の△3三角に先手が▲2六飛と浮き飛車に構える形、後手は△3二飛または△2二飛と振り飛車で受けるか△8四歩と飛車先を伸ばす手が有力。現在のところ△2二飛が最有力とされているが、居飛車派は△8四歩とするケースが多い。そうなるとタテ歩取りやひねり飛車に近い指し方に落ち着く可能性が高い。ひねり飛車との違いはタテ歩取りを狙う▲3六飛に▲3三金型ではなく▲3三角型なので飛角交換の筋が生じやすい。後手はせっかく取った飛車を△2八飛と打ち込んだため、▲2七香(▲2七歩もある)とふたをされてしまった。後手は強引に△8八飛成としたがここでは△8五飛と引くこともある。第1図までは前回と同じ進行である。第1図(▲2三香成まで)第1図より△2五香前回はここで△8九とだった。このソフトでは中盤でも手を変えてくるが分岐は2つまでのようだ。以下▲2七歩 △2六歩 ▲同 歩 △同 香 ▲2七歩 △同香成▲同 銀 △4五桂 ▲5八金 △3五桂 ▲3六銀 △5七桂成▲同 金 △4七桂成 ▲同 銀 △6八銀 ▲5八銀 △5七銀不成▲同 銀 △2六歩 (第2図)第2図(△2六歩まで)第2図より▲3八銀 ここでは▲7三馬とした方がより明快だった。以下△6九角 ▲4七歩 △8七角成▲7三馬 △6二銀 ▲7四馬 △7七馬 ▲3六香 △2一金▲2二歩 △同 金 ▲同成香 △同 馬 ▲3三銀 △3一馬▲9一飛 △8二金 ▲8三歩 △7三金 ▲5六馬 △8五桂▲2三桂 △4一馬 ▲1一桂成 △9七桂成 ▲8二歩成 △9六成桂▲8三と △6四金 ▲3二銀成 △5二馬 ▲3一飛 △4一香▲7二金 △7一歩 ▲6一金 △同 玉 ▲7二金 △5一玉▲3三桂 △4九金 ▲同 銀 △8九と ▲4一桂成 △同 馬▲同飛成まで109手で先手の私の勝ちこれで先手番ですべてのキャラクターに勝利することができた。全体的にこのソフトに対した勝率は4割程度なので将棋倶楽部24の100~200での私の勝率3割弱から推定して、将棋倶楽部のレーティングに換算すると150~200点前後というところか。私より同じくらいか少し強い程度ということになるだろう。
2023.08.31
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1995年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト、最高速思考 将棋・麻雀は将棋以外のゲームがプレイできるソフトであると同時に、SA-1チップを使用し、一手1分以内待たせないスムーズが対局が可能となった。将棋盤GUIは早指し2段森田将棋と同じものを使用している。搭載定跡手数は公開していない。6人のキャラクターと対戦できるが今回は5人目の睦月将也と対戦する。2連敗後の3戦目。先手:私後手:将棋・麻雀 睦月▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △8五歩 ▲4八玉 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩▲3六飛 △3五歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛▲3三飛成 △同 桂 ▲5五角 △2五桂 ▲9一角成 △2八飛▲2七香 (第1図)第1図までは前回と同じ進行。25手目の▲2七香では▲2七歩もある。その前の後手が△2八飛と打ったたため飛車が身動き取れなくなってしまった。当時の将棋ソフト(特にスーパーファミコンソフト)では大駒を取られやすい位置に打つ癖があり、そうしたポカが発生すると中盤までは優位に進めやすい。第1図(▲2七香まで)第1図より△8八飛成 前回は第1図から△8五飛だったが、今回は△8八飛成と飛角交換に来た。中盤で手を分岐させる仕組みのようだ。以下▲同 銀 △9三桂 ▲3九金 △8七歩▲2八金 △8八歩成 ▲2五香 △8九と ▲3三桂 △3二金▲2一桂成 △9九と ▲3一成桂 △同 金 ▲2三香成 △8九と▲5五馬 △4四銀 ▲7三馬 △6二金 ▲8四馬 △8二銀(第2図)第2図(△8二銀まで)第2図より▲7四馬 第2図では▲7四馬に代えて▲8一飛であればより明快だったようだ。以下、△2六歩 ▲2二銀 △同 金 ▲同成香 △7三銀▲9二馬 △8四銀打 ▲2一飛 △4一香 ▲3二成香 △5二角▲4一成香 △同 角 ▲8一飛 △6一金 ▲8三馬 △7一桂▲6一馬 △同 玉 ▲4一飛成 △5一香 ▲8三角 △6二玉▲6一金 まで73手で先手の私の勝ちこれで5人目まで先手番はクリアした。
2023.08.30
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さすがに4回戦は予選通過はならず。3日間で20~30局も将棋倶楽部24で指すというのもあまりないので、この点でリズムを狂わせてしまって実力を発揮できなかった参加者もいるようだ。自分としてはほぼ3割ペースでまあこんなもんかと思う。今回の対戦の結果を踏まえ、レーティング自己最高を更新すべく今後も日々対局していきたい。
2023.08.01
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1995年にバリエより発売されたスーパーファミコンソフト、最高速思考 将棋・麻雀は1手60秒以内で指すという早指し志向で将棋盤は早指し二段森田将棋と同様のスタイルを採用している。今回は4人目の対戦相手水無月彰との対戦を紹介する。先手:私後手:将棋・麻雀 水無月▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △8五歩 ▲4八玉 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩▲3六飛 △3五歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛▲3三飛成 △同 桂 ▲5五角 △2五桂 ▲9一角成 △2八飛▲2七香 (第1図)第1図までは前回紹介した定岡戦と同じ進行。せっかくキャラクター設定しているというのにどの相手も同じような指し方というのはどうなのかとも思う。5手目の2六飛に対して後手は相手が変わってもひたすら△8四歩なのである。ということはこのソフトでは振り飛車は期待できないのかも。早指し二段将棋森田では▲2六飛に△4四角とすることが多いのだが、このソフトにその変化は入っているのか興味がある。第1図(▲2七香まで)第1図より△8五飛 前回の定岡戦ではここで△8八飛成だったが、ここで手を変えてきた。▲3九金 △8八飛成 ▲同 銀 △3七桂成▲同 桂 △8七歩 ▲2八金 △8八歩成 ▲2三香成 △8九と▲3三桂 △3六桂 ▲5八玉 △2八桂成 ▲4一桂成 △5二玉 (第2図)第2図(△5二玉まで)第2図より▲3一成桂 第2図では▲3二飛で△同銀 に▲4二飛で簡単に詰んでいた。詰みは逃したが以下△9九と ▲2二飛 △4二金 ▲8一馬 △3八成桂▲3四桂 △4九角 ▲6八玉 △5一銀 ▲4一銀 △6二玉▲4二桂成 △3七成桂 ▲5一成桂 △5二金 ▲6一成桂 △7三玉▲7一成桂 △3八角成 ▲8二銀 △8四玉 ▲8五歩 △同 玉▲8七銀 △9五歩 ▲8六飛 △7五玉 ▲6六金 △6四玉▲5五金打で73手で先手の私の勝ち 今回は1回で勝つことができた。
2023.08.01
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現在挑戦中の1995年にバリエより発売されたスーパーファミコン用ソフト最高速思考 将棋・麻雀では3人目の定岡鷹士と対戦する。バリエからはSFCの将棋ソフトは3作出ているのだが、私にはこれが一番手ごわく感じる。定岡には3連敗で4回目に勝利を挙げることができるのか。先手:私後手:将棋・麻雀 定岡▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △8五歩 ▲4八玉 △9四歩 ▲9六歩 △7四歩▲3六飛 △3五歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛▲3三飛成 △同 桂 ▲5五角 (第1図)第81回同様、私が先手番でよく採用する、「浮き浮き飛車」と呼ばれる戦法なのだが、第81回目では9手目は▲7八金だったのを今回は▲4八玉としてみた。飛角交換してからの▲5五角はこの戦法ではよく出現する手筋である。第1図からの後手の対応が難しい。第1図(▲5五角まで)第1図より△2五桂 後手は第1図より△2五桂としたが、ここでは▲9一角成を甘受し△3二金(△2二銀もある)と辛抱すべきである。後手は▲9一角成に△2八飛と打ち込んだが、▲2七香でふたをされ、以後先手がはっきりと優勢となった。ここでも90年代中期ころまでの将棋ソフトにありがちな、すぐに取られるところに大駒を打つという癖がみられる。△2五桂以下▲9一角成 △2八飛▲2七香 △8八飛成 ▲同 銀 △9三桂 ▲3九金 △8七歩▲同 銀 △3八飛成 ▲同 金 △3四銀 ▲2六歩 △3七桂成▲同 桂 △8八歩 ▲9二飛 △8四角 ▲3三飛 △8九歩成▲3四飛成 △9九と ▲7四龍 △3六桂 ▲5八玉 △8二香 (第2図)第2図(△8二香まで)第2図より▲8三歩 第2図からの▲8三歩は手筋の一手で悪い手ではないのだが、激指13が最善としたのは▲8四龍香車にただで取られるため打ちにくい手なのだが、以下△同香だと▲3三角 △4二飛 ▲7三馬(参考1図)となり以下長い手数になるが後手の詰みとのこと。参考1図(▲7三馬まで)本譜に戻り▲8三歩以下△同 香 ▲同 龍 △7五角 ▲8六歩 △8八歩▲7六歩 △6四角 ▲7三桂 △8九歩成 ▲9三飛成 △6二金▲8一桂成 △9一角 ▲同 龍 △7二銀 ▲8二成桂 △6一銀▲7一成桂 △9五歩 ▲6一成桂 △同 金 ▲7三桂 △7一歩▲6一桂成 △同 玉 ▲6三龍 △5一玉 ▲7一龍 △4二玉▲3五香 △3二銀 ▲2二金 △4六桂 ▲同 歩 △6六桂▲同 歩 △4八桂成 ▲同 金 △3六角 ▲4七桂 △6三角▲3一金 △同 金 ▲同 龍 △5二玉 ▲6四桂 △6二玉▲3二龍 △7三玉 ▲5一角 △6二金 ▲同角成 △8三玉▲7五桂 △9二玉 ▲7一馬 △5二角 ▲同 龍 △9一玉▲8二龍まで109手で先手の私の勝ち4回目でやっと定岡に勝つことができた。あと3人で先手番で全員から勝利となる。
2023.07.25
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筆者も参加している将棋倶楽部24竜王戦だが、2回戦、3回戦もぎりぎり通過。何とか4回戦まできた。3回戦で激選だった組の一つが254組で13級レベルでの常連sawasudaさんが敗退してしまった。3回戦では将棋倶楽部24名人戦でも好成績を上げてきていた人もかなり落ちていて組によってはかなり激戦だったのだろう。表を見ていただければこの組で勝ち上がるってムリゲーでは思えてくる。200前後で指していて勝率5割以上ってかなりきつい。平均しておよそ3割強から4割だからだ。レーティングも勝率も十分戦えるはずなのに5局あえて指さないことで撤退している人も少なくない。上位のこの激しさ見れば嫌気が指すのも想像がつく。つまり見ている人には面白いのだけど指す人にはかなりしんどいトーナメントなのだろう。
2023.07.25
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7月7日より開幕した将棋倶楽部24竜王戦。第12期となっていますが実質的に新棋戦です。仕組みはすでに開催されているモバイル王位戦とほぼ同じで、モバイル王位戦の常連者はほとんどが無事一回戦は突破した模様です。モバイル王位戦との違いはレーティングの順位点の配分が10点と勝率、対局数がそれぞれ20点としているのの半分としていることです。この変更点はより多く対局したほうが有利になるというシステムとなっていて日々多数の対局をレーティングを気にせず楽しんでおられる方には喜ばしい変更点かもしれません。私も無事1回戦通過しました。5局以上対局しないと順位点、勝率点が加算されない仕組みで、5局以上対局した人はほとんど1回戦は突破していたようですが、ある組では6人以上が5局以上対局しているため、勝率の勝負となりました。トーナメント後半になると勝率が並ぶとレーティングが高いほうが上位となりレーティングも気にしないといけなくなります。直接対戦の名人戦と比べ、多様な要素での得点の合計で競う大会であるため、駆け引きが特に後半では見られるようになるでしょう。2回戦突破の自信は正直ありませんが、とりあえず最低限の5局はこなしたいと思います。
2023.07.10
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年2回の将棋倶楽部名人戦は夏季は名人戦に代わり、竜王戦を行うこととなった。6月は参加資格を得るための予選で、誰でもレーティング戦で6月中に10局以上指せば自動的に参加となる。(最高Rが付いていることも参加条件)7月より金土日の12~24時までの間の対局結果により順位が決定し、各組の上位半数が次に進出する。これを6回繰り返すという方式だ。各レベルごとの対戦なので名人戦のように明らかに実力差のある相手と戦うということが避けられる。金土日の間に5局数以上しないとレーティング上位と勝率のポイントは加算されない。次戦に進出するには最低5局対局することが大事となる。私も6月の対局数が10に達し、参加資格を得ることができた。何回戦まで行けるのか楽しみである。大会要項はこちら
2023.06.11
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プレイステーションのsimple 1500シリーズ第2弾 the 将棋については現在中級レベルに挑戦中だが現在のところ将棋ウォーズ4級、将棋倶楽部24で150~200くらいで指している私が対戦して2勝2敗の五分。中盤で指し手が乱れるのでそこをうまくついていくと級位者でも勝負になるようだ。先手:私後手:the 将棋▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲7八金 △6二銀▲6八銀 △4二玉 ▲7七銀 △6四歩 ▲6六歩 △3二玉▲5六歩 △3四歩 ▲5八金 △1四歩 ▲1六歩 △5二金右▲4八銀 △7四歩 ▲3六歩 △5四歩 ▲3七桂 △4二銀▲6九玉 △9四歩 ▲9六歩 △7三桂 ▲6七金右 △6三銀▲7九角 △5三銀 (第1図)第1図までは相居飛車模様なのだが、先手が矢倉に対し、後手は雁木の構え第1図(△5三銀まで)第1図より▲3五歩 第1図より先手は▲3五歩としたが、激指13によればここでは▲2五歩か▲4六角が有力とのこと。確かに▲3五歩だと3六の地点に傷ができるためやや損な手のようだ。以下△4二金上 ▲3四歩 (第2図)第2図(▲3四歩まで)第2図より△8一飛第2図からは激指13によれば△6五歩か△8六歩が有力とのことだが、the 将棋はなぜか△8一飛と意味不明の一手。以降こうしたちぐはぐな手を連発し先手がはっきり優勢となる。▲2五歩 △4四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 角 △3一玉▲6八角 △3二金 ▲2三歩 △1三角 ▲5七銀 △4一玉▲1五歩 △同 歩 ▲同 香 △5七角成 ▲同 角 △1二歩▲2二歩成 △2三歩 ▲1一と △1九銀 ▲1八飛 △6五桂▲同 歩 △8六歩 ▲同 歩 △9五歩 ▲同 歩 △4二金右▲1九飛 △3三桂 ▲同歩成 △同金直 (第3図)第3図(△3三金直まで)第3図より▲1二と 第3図からは▲1二香成としたほうがより明快だったようだ。以下何とか勝ち切った。△2四歩 ▲2二と △5一玉 ▲6四歩 △同銀直 ▲1二香成 △6二玉▲1三飛成 △3二歩 ▲2三と △4三金上 ▲3二と △3六歩▲3三と △同 金 ▲同 龍 △3七歩成 ▲同 龍 △4五桂▲3二龍 △6三玉 ▲4六歩 △5七桂成 ▲同 金 △1六歩▲8五香 △5一飛 ▲4三桂 △7一飛 ▲8二香成 △6一飛▲7二銀 △7三玉 ▲6一銀成 △6三角 ▲8三成香 △同 玉▲8二金まで109手で先手の私の勝ちこれで中級の先手は3勝目となった。
2023.06.01
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1998年発売のsimple 1500シリーズ第2弾 the 将棋の攻略に挑戦してきたが、現在は中級レベルに挑戦中。3戦して1勝2敗と将棋ウォーズ4級の私とほぼ互角の勝負となっている。今回が4戦目、何とか五分の星に戻したいものだ。前回まではこちら。先手:私後手:the 将棋 中級▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △7四飛 ▲7八飛 △6四飛 (第1図)第1図までは飛車先を互いに伸ばした後、先手が7八金を保留し、2四歩を突き、さらに同飛も保留し、▲7六歩と突く形。実戦例が少ないが、ネットではたまに見られる戦法のようだ。90年代の将棋ソフトでは▲7六歩以下△8四飛▲6六角と進むパターンが多く、飛車の逃げる場所が3筋から9筋まである。the将棋では△7四飛とした。先手は▲7八飛とするが△6四飛とし、状況によっては飛角交換も狙っている。ここから先手はどう指すべきなのかが問題。第1図(△6四飛まで)第1図より▲9六歩 先手の私は第1図より▲9六歩としたが、激指13によれば、ここからは▲8八飛、▲8八銀、▲2八飛が有力とのこと。最善とされる▲2八飛は手損のようだが後手も飛車をくるくる動かしているわけでバランスはとれている。△6二銀 ▲8八飛 △5二金右 ▲8六歩 △3四歩▲2二角成 △同 銀 ▲5八金左 △3三角 ▲7七角 △同角成▲同 桂 (第2図)第2図(▲7七同桂まで)第2図より△5五角 第2図からの後手は△5五角としたがかなり中途半端な一手、この時代の将棋ソフトはやたら中央に駒を進めたがるきらいがある。端角の王手を多用するのもお約束。激指13は第2図より△7四飛を最善とする。角を打ち込むとしたら△2七角だろう。これも有力。△5五角で先手がやや指しやすくなった。本譜に戻り以下▲6八銀 △3三銀 ▲8五歩 △4二金上▲8四歩 △8二歩 ▲8三歩成 △7四歩 ▲8二と △4四歩▲5六歩 △7七角成 ▲同 銀 △6五桂 ▲6六銀 △4五歩第3図(△4五歩まで)第3図より▲8三飛成 第3図からの▲8三飛成は自然な手だったのだが、▲7二とのほうがより明快だったようだ。こちらだと飛車が▲8一に成りこめるのでより勝ちやすいと思う。以下決め手は逃したものの何とか勝ち切った。△7三桂 ▲9一と △4一玉 ▲2三香 △3二玉▲2一香成 △同 玉 ▲8一龍 △5一金 ▲7五歩 △2六香▲2八歩 △7五歩 ▲6八金 △7六歩 ▲7八歩 △4一金寄▲7五銀 △4四飛 ▲7四桂 △5一銀 ▲5五角 △4六歩▲同 角 △6四歩 ▲同 銀 △4五歩 ▲5五角 △7七歩成▲同 歩 △2八香成 ▲同 銀 △7二歩 ▲同 龍 △8五桂▲7八香 △4三飛 ▲8六歩 △4四銀 ▲6六角 △4六歩▲同 歩 △7七桂左成▲同 香 △8八歩 ▲6二桂成 △同 銀▲同 龍 △8九歩成 ▲5五桂 △4七桂 ▲4八玉 △2三飛▲4七玉 △5二金寄 ▲7一龍 △4二金寄 ▲6三桂成 △4三飛▲3六桂 △3三銀 ▲2三歩 △5四歩 ▲2二銀 △3二玉▲3三銀成 △同 飛 ▲4四銀 △2三飛 ▲5三成桂 △9九と▲4二成桂 △同 玉 ▲3三金 △同 飛 ▲同銀成 △3一玉▲4一龍 △同 玉 ▲4二金 まで123手で先手の私の勝ちこれで中級も2勝2敗の5分となった。残りあと8勝である。
2023.05.26
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1998年発売のプレイステーションの将棋ソフト simple 1500 the 将棋の攻略も中級編からいよいよ本格的となる。すでに初級は先手、後手1勝づつで無難にこなした。中級レベルでは将棋ウォーズ4級の私とほぼ互角の勝負であり、先手、後手10勝ずつで中級のクリアとしたい。前回まではこちら先手:私後手:the 将棋 中級▲7六歩 △5四歩 ▲6六歩 △5二飛 ▲6八銀 △3二金▲6七銀 △4二銀 ▲7八金 △5三銀 ▲5六歩 △6四銀▲4八銀 △6二玉 ▲4六歩 △7二玉 ▲5七銀 △8四歩▲6九玉 △8二玉 ▲2六歩 △6二銀 ▲2五歩 △7二金▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △3四歩▲3六歩 (第1図)第1図は後手の中飛車に先手が雁木模様で守る構図。後手番は中飛車なのだが△6二銀、△7二金型で変わった形である。それに加えて先手が雁木模様。つまり90年代の将棋ソフトが苦手な力戦将棋となっている。終盤こそ7~9手までは即詰みをほぼ逃さないのだが、中盤の指し方がちぐはぐでそれを突けばまだ勝負になりそうということである。第1図(▲3六歩まで)第1図より△3三角 第1図で後手は△3三角としたが、ここはいったんは△5五歩と突きたいところである。▲3八飛 △8五歩 ▲7七角 △7四歩▲3五歩 △同 歩 ▲同 飛 △7三桂 ▲9六歩 △5一飛▲3八飛 △9四歩 ▲1六歩 △5三銀上 ▲1五歩 △4四歩▲4八金 △4二金 ▲4七金 △2二角 ▲3六金 △3三角▲3五金 △3二金 ▲3四金 △4二角 ▲4五歩 △同 歩▲4三歩 △3一角 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 金 △3三歩▲2三歩 △2六歩 ▲2八飛 △2七歩成 ▲同 飛 (第2図)第2図 (▲2七同飛まで)第2図より△4三金 ここで△4三金としたことにより、次の▲2二歩成以下の先手の攻めが決まり、後手が防戦状態になった。以下先手が優勢を維持した。▲2二歩成 △同 角 ▲2三金 △3一角 ▲2二歩 △2六歩▲同 飛 △2五歩 ▲同 飛 △3四金 ▲2八飛 △2七歩▲同 飛 △4二角 ▲2一歩成 △同 飛 ▲2二金 △4一飛▲3二金 △6一飛 ▲2二飛成 △5一角 ▲1一龍 △2四金▲4一金 △6二角 ▲3二歩 △2七歩 ▲3一歩成 △2三金▲4三歩 △2八歩成 ▲3七桂 △3四金 ▲4二歩成 △2七と▲5二と △8一飛 ▲6二と △同 金 ▲9五歩 △同 歩▲同 香 △3七と ▲9一香成 △同 飛 ▲9五歩 △2四金▲8四香 △8三桂 ▲9四歩 △9二歩 ▲6五桂 △同 桂▲同 歩 △7三銀 ▲3三角成 △3五金 ▲6六馬 △7五歩▲同 歩 △8四銀 ▲7四桂 △7二玉 ▲6二桂成 △同 銀▲4四角 △7五銀 ▲3五角 △6六銀 ▲同銀右 △7三香▲7六歩 △9三歩 ▲2二龍 △4四香 ▲同 角 △3二歩▲同 龍 △3六角 ▲7九玉 △4二桂 ▲同 龍 △9五桂▲6二角成 △8三玉 ▲7二馬 △8四玉 ▲9六桂 △7四玉▲8四金 まで163手で先手の私の勝ちようやく中級で1勝をあげることができた。初級に比べるとやや強くなった感があるが、まだ何とか戦えそうだ。
2023.05.21
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2023.6.21 更新アーケードゲームで数々の名作を残してきたサクセスがプレイステーションに進出したのが1500円の廉価版シリーズで1998年発売のthe 将棋はその2作目。このsimple1500シリーズはD3 Publisherとの共同制作だったわけだが、サクセスは後に独自のシリーズSuperLite1500シリーズを発売することとなり、D3 Publisher側がsimple 1500 シリーズを引き継ぐこととなる。したがってこの作品の続編はサクセス側から言えば SuperLite 1500シリーズの将棋2 でD3 Publisherのthe 将棋2はまた別に存在するというややこしいことになる。the 将棋の将棋プログラムはアーケードシリーズ「おてなみ拝見」(およびそのプレイステーション版)の将棋にも採用されていてこの2つはセットで攻略すると効率がいい。攻略目標 初級 先手、後手各1勝づつ。いわゆる接待レベルで結構弱い。中級から本格的な攻略対象となる。中級、上級は先手、後手で各10勝することを目指す。初級編第39回第40回中級編第106回第107回第108回
2023.05.20
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1995年にバリエから発売されたスーパーファミコンの将棋ソフト 朝日新聞連載 加藤一二三九段将棋心技流も7人目森川善正との対戦だがこの企画としては4勝5敗で第10戦目前回まではこちら先手:私後手:森川▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲2六飛 △8四歩▲3八銀 △6二銀 ▲7八金 △1四歩 ▲3六飛 △2四歩▲3四飛 △2五歩 ▲2四歩 △3二銀 ▲7六歩 △8八角成▲同 銀 (第1図)第1図までの戦型は飛車先を早めに突き、後手の3三角に対し先手が2六歩と浮き飛車に出る形プロでは採用されていないようであるがネット将棋ではたまに見かける形で浮き浮き飛車と呼ばれている居飛車派であれば当然△8四歩とする。このソフトではそもそも振り飛車自体少なく、2六飛には8四歩とする形が多い。△8四歩には本譜では▲3八銀としたが、▲7八金や▲3六飛もある。先手の3六飛には後手は2筋を突き出す。▲7六歩に後手が角交換して第1図第1図(▲8八同銀まで)第1図より△1二角 後手はここでは△2六歩か△3三銀とすべきところ。以後本譜のように先手は徐々に優勢に▲3五飛 △2六歩 ▲2五飛 △3三桂▲2六飛 △4五角 ▲4六歩 △5四角 ▲2八飛 △7六角▲2三歩成 △8五角 ▲3二と △同 金 ▲2一飛成 △3一歩▲1一龍 △2八歩 ▲3六香 △2九歩成 ▲同 銀 △5四歩▲3三香成 △同 金 ▲3一龍 △5二玉 (第2図)第2図(△5二玉まで)第2図より ▲3三龍 ここでは▲4一角とした方がより明確だった。△5三銀▲3二銀 △4二銀 ▲4一銀不成△5三玉 ▲7五角 △6四歩▲6五桂 △6三玉 ▲5三金 △7四玉 ▲8六歩 △7五玉▲8五歩 △5一金 ▲4二金 △同 飛 ▲同 龍 △同 金▲6六銀 △8五玉 ▲7五飛 △9四玉 ▲7三桂成 △8五桂▲7二角 まで73手で先手の私の勝ちこれで先手番で対森川5勝を達成。次の相手は谷耕作
2023.05.01
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前回まではこちら。1995年発売のスーパーファミコンソフト、加藤一二三九段将棋心技流では10人いるキャラクターの6人目に現在挑戦中。すでに3勝をあげている。(4敗)先手:私後手:森川▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △5四飛 ▲4八銀 △1四歩▲4六歩 △1三角 (第1図)10手目の△5四飛までは前回と同じ進行。前回はここから▲8八銀だったが、今回は▲4八銀と手を変えてみた。第1図までまたしても後手は1三に角を覗いてきた。第1図(△1三角まで)第1図より▲4七銀 第1図からは▲4七銀と上がったが、ここでは▲8八銀、▲6八銀、▲7八金もある。以後、徐々に先手が優勢に△4四歩 ▲1六歩 △7二銀▲1五歩 △同 歩 ▲同 香 △1四歩 ▲同 香 △2二角▲1二歩 △1三歩 ▲1一歩成 △同 角 ▲1二歩 △2二角▲2四飛 △1四歩 ▲2三飛成 △6四香 ▲5五香 △6六香▲5四香 △6七香成 ▲5三香不成△5二歩 ▲同香成 △同 玉▲1一歩成 △同 角 ▲1二飛 △2二角打 ▲1四飛成 △5七成香▲5八銀 △同成香 ▲同金右 △3四銀 ▲2八龍 △3五銀▲5三歩 △同 玉 ▲2三歩 △1三角 ▲1二歩 △2四香▲1八龍寄 △4六銀 ▲1一歩成 △2九香成 ▲同 龍 △5七歩▲4八金 △6七桂 ▲4九玉 △7九桂成 ▲同 金 △5八銀▲同 金 △同歩成 ▲3八玉 △4七金 ▲2七玉 △3七銀成▲1六玉 △2八歩 ▲1八龍 △7九角成 ▲2一と △8九馬▲5五歩 △9九馬 (第2図)第2図(△9九馬まで)第2図より▲5四銀 第1図から70数手進んだ第2図。先手は▲5四銀としたが、▲4五桂 △6四玉 ▲4四龍とした方がより明快に勝ちだった。本譜に戻り以下着実に優勢を維持した。△6四玉 ▲4四龍 △1二香▲1四歩 △同 香 ▲同 龍 △5五玉 ▲4五角 △4四金▲6七桂 △4六玉 ▲4四龍 △同 馬 ▲5六金 △3五玉▲2七桂 △同成銀 ▲同 龍 △1九飛 ▲1七香 △2四桂▲1五玉 △1四歩 ▲同 玉 △1三歩 ▲同 玉 △1七飛成▲同 龍 △1二歩 ▲同 玉 △1一歩 ▲同 と △5四馬▲3六香 △4四玉 ▲3五銀 △4三玉 ▲5五桂 △5三玉▲5四角 △同 玉 ▲4四飛 △5三玉 ▲4三桂成 △6二玉▲5三角 △5一玉 ▲2一と △5七と ▲3一と △1一歩▲同 玉まで139手で先手の私の勝ちこれで連勝してこの企画では4勝5敗となった。
2023.04.27
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1995年発売のスーパーファミコンの将棋ソフト 朝日新聞掲載 加藤一二三九段将棋心技流に対しての本企画のキャラクター対戦は森川義正で6人目。先手、後手で5勝以上でクリアとなるが、とりあえずは先手での5勝以上を目指す。前回まではこちら。先手:私後手:森川▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲2四歩 △同 歩▲7六歩 △8四飛 ▲6六角 △5四飛 ▲8八銀 △1四歩▲7七銀 △1三角 ▲1六歩 △6四飛 ▲1五歩 (第1図)第1図までは相掛り模様だが、▲7八金も飛車先交換も保留するという珍しい形。対スーパーファミコン戦ではそれなりの戦果はあるので今回も採用。先手の▲7六歩には△3四歩、△8六歩も有力だが1990年代の将棋ソフトでは△5二金右か△8四飛が圧倒的に多い。先手の▲6六角に飛車をどこに逃げるかだが、9四飛、7四飛、6四飛、5四飛、3四飛、8二飛といろいろあるが、本譜では△5四飛としてきた。後手は△1三角とのぞき、先手は端歩を▲1五歩まであげて第1図第1図(▲1五歩まで)第1図より△6六飛 ここでは△2二角とするのが無難だろう。以下▲同 銀 △1五歩 ▲同 香 △9五角 ▲7七桂 △1四歩▲同 香 △2二角 ▲1二歩 △1三歩 ▲1一歩成 △同 角▲1二歩 △2二角 ▲2四飛 △1四歩 ▲2三飛成 △8六歩▲9六歩 △8四角 (第2図)第2図(△8四角まで)第2図より▲8五香 第2図からは ▲1一歩成 △1三角 ▲2一と の方がより明確だった本譜に戻り ▲8五香以下 △6六角 ▲同 歩 △8七歩成▲8一香成 △7七と ▲7一成香 △6七桂 ▲4八玉 △7一金▲8三桂 △8一金 ▲9一桂成 △8二金 ▲8三歩 △7二金▲1一歩成 △同 角 ▲1二銀 △5九銀 ▲3八玉 △2二銀▲8一飛 △6一香 ▲8二歩成 △6二金 ▲7一と △1三桂▲6一と △4二玉 ▲6二と △7六と ▲5一角まで71手で先手の私の勝ちこれで対森川戦は3勝5敗 あと先手でもう2勝したい。
2023.04.27
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