中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2010年09月01日
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Corona extra

コロナ。

皆様ご存知、1925年創業のメキシコのビールです。
ビール大国アメリカで最も売れている輸入ビールとしても有名ですね。現在150以上の国々で販売が行なわれているそうです。

北京に住むようになってこのコロナを飲む機会が増えました。
多くの飲食店やスーパーマーケットの店頭に並んでいて、物理的なタッチポイントが多いからいうのも勿論あります。
スーパーで買うと11元(143円)前後でしょうか。カフェなどで飲むとこれが30~50元くらいになります。
最も安価なビールは一缶2元(26円)からありますから、コロナは日本のビールほどではないにせよ、高級な部類に入ります。
それでも人気があるのは、そのテイストが独特で他に代え難いということと、北京の気候・風土にマッチしていることが理由ではないでしょうか。


よく「ガイコクで食べると旨いんだよね」という料理や「あの太陽の下ではこれが一番なんだけど」という煙草の話があったりしますけれど、飲食物の取り合わせや味付けに加え、温度や湿度そして街や土地の持つ雰囲気を含めて私達は味わいを感じるのだと思います。

そういう意味では北京で飲む地元の燕京ビールもとても美味しいです。
日本の主なビールと飲み比べるとどうしても味が薄いしコクに欠けるのですが、ローカルな中華の店で料理を待つ間、ピリッと辛い胡瓜などをつまみながら飲む燕京ビールはなかなかオツなものです。

だけど休日の夕暮れ、后海のオープンテラスで湖を眺める人々のテーブルの上には、多くのコロナビールが載っています。最先端の音楽の流れるラウンジにも、コロナの瓶を手にした人々が大勢います。

そのスタイルや格好良さも含めてコロナは楽しまれているようです。
消費者にシーンに応じた選択肢を提供することで、コロナはこの国のビール市場の拡大に貢献してきたはずだと私は思います。

ローカルで生まれたものがその土地で育っていくのは当然ですが、外国から入ってきたものが良いものであれば支持を得てファンを増やしていくというのはビール業界に限ったことではありません。

たとえば自動車。
中国の人々がアウディもポルシェもBMWもINFINITIも吉利もフォルクスワーゲンも選べるような状況だからこそ、自動車産業は活性化し伸長します。
各メーカーが健全に競い合うことで、より妥当な価格で高品質な製品が生み出されます。その恩恵を手にするのは誰より中国の消費者自身です。

ビール市場は外資系がシェアを覆す状況には至っていませんが、自動車業界は中国ブランドのものよりも他国のクルマが圧倒的です。


共通するのは、良いものをマーケットに提供していこうという真摯な姿勢の企業がいて、それを判断し選択していくユーザーの皆さんがいるという構図だと思います。



ちなみにライムを入れて飲むコロナビールのスタイル、本国メキシコではそんなにポピュラーじゃないんだそうです。
大体何も入れずにそのまま飲むらしいです。ご存知でした?スマイル











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最終更新日  2017年03月20日 21時39分01秒

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