エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2010.01.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
では、

金曜日のデザートワインのリストです。


(今日は、5ページ目の更新です)






★ほのかな甘口ワイン
◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004
 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん)                      ¥2200(¥1100)

 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと飲み込ん
 だかのような触感で、自然な酸味で、余韻がとても心地よい清涼感をもたらしてくれます。
 ドイツワインは、ただ甘いだけではありません。この豊かな酸味こそ、素晴らしい上品さを

 憧れて、このスタイルを目指すと言われる、理由がここにあります。「ドイツワインなんだただ
 甘いだけ」と、間違った認識を持たれている方へ、無理矢理飲ませたい・・・(卍固めをかけな
 がら、元気ですか!)。




★貴腐ワイン
◎トカイ アスー 5 プットニュス 1991
(ロイヤル トカイワイン カンパニー)            60ミリ・・・¥3800(¥1900)

 ハンガリーの貴腐ワインです。これは、トカイワインの究極の味わいの形ではないでしょうか。
 熟した蜜が、重層的とも言えるほどの、旨みの厚みにただただ圧倒されます。そのジワっと
 口の中に広がる甘さは、もう格別で、飲んだ人にしか言えない充実感があります。
 (ピエール エルメの、アーモンドとシナモン入りのチョコと、強烈に合います)




 (ロバート ヴァイルさん)                 60ミリ・・・¥5500(¥2800)

 独・ラインガウ地方です。ドイツの3大生産者と言えば、プリュムさん、エゴン・ミューラーさん、
 そして、このロバート・ヴァイルさんではないでしょうか。ラインガウらしい、フワーっ!と、花粉
 の蜜を凝縮したような、軽やかな芳香の中に、しっかり熟成することによって、複雑で、奥行き
 のある甘さが広がります。また、豊富な酸味があるので、その甘さが溶けそうなほその気高さ

 を秘めています。やはり、1990年という年は、とてつもない年です。
 (ピエール エルメのジャワ産のチョコレートと一緒に・・・酸味の輝きが増します)



◎シャトー カイユ クレーム ド テット 1943        60ミリ・・¥4800(¥2400)

  仏・バルザック地方です。有名ではない蔵ですが、これほど熟成して、こんなに状態のいい
 貴腐ワインは、なかなかないです。黄金色というよりは、コハク色をした液体の輝きがしっか
 りしているのです。実はまだ飲んでいはないのですが、色合いをみた限り、クリームの
ような滑らかな、まさにバルザックらしい上品な味わいになっているような、気がします。
 (飲んだら、またコメントを変えます)


◎ゲヴルツトラミネール フルシュテンタム "カンテッサンス" ド グラン ノーブル
  2002(ドメーヌ ヴァインバック)              50ミリ・・・¥6800(¥3400)

 仏・アルザス地方です。あんまり名前が知られていませんが、ずっとこの生産者が気にな
 っていました。そこそこのレベルのものは味わったことがありますが、これだけ高額品を
 味見したのは初めてです。そして、この貴腐ワイン(セレクション グラン ノーブル)は、
 それだけの価値があるのだ、と確信しました。キラキラした、黄金の光彩。全てにつやが
 あって、輝くような余韻は、本当に素晴らしいです。しっかり甘いのですが、飲み込んだあと
 のチリチリっとした酸味の上品さに、思わず震えてしまいました。これぞ、アルザスワインの
 真骨頂です。寒い地域の雲の隙間から、差しこむ光沢のある太陽の日のように、全てに
おいて、求心的な輝きがあるのです。
 (これは、アルザス出身のピエール エルメさんのフルーツのパテと、絶対に合います!)




★陰干し葡萄からのワイン
●レチョート デラ ヴァルポリッチェラ クラシコ 1995
  (クインタレッリさん)                     60ミリ・・・¥5800(¥2900)

 伊・ヴェネト州の巨匠です。もうほとんどワイン作りを止めてしまっていて、彼のワインは、
  市場からどんどん減る一方です。これだけ凝縮しているのに、あくまでの瑞々しく、汁気
  が口の端から、こぼれてくるような、とてもしっとりした触感です。陰干し葡萄というと、
 乾いたような、下品な味わいのも多いように思いますが、これは酸味が非常に豊富なの
 で、余韻までものすごく気品があって、優雅な満足感を与えてくれます。



●ヴィーニャ セラ アマータ パッシート ロッソ ヴィノ ドルチェ 2003
 (ダル フォルノ ロマーノさん)               50ミリ・・・¥6200(¥3100)

 伊・ヴェネト州です。この地で2大カリスマ生産者と言えば、クインタレッリさんと、この
 ダル・フォルノ・ロマーノさんです。このワインは、DOCの基準以上のワインだったため
 に「レチョート」として認可が下りなかったそうです。それだけ、「モンスター」(BY インリン様)
なほどの凝縮度があります。クインタレッリさんが、端正で、隅々まで気品をたたえているバラ
ンスの良さがあるのに対し、ダル・フォルノ・ロマーノさんは、「グイグイ」と、口の隅々まで
 支配されるほどの、充足感を覚えます。その違いを、ぜひ・・・。



★ポートワイン
●キンタ ド ノヴァル トーニー 40年           60ミリ・・・¥3300(¥1700)

 ポルトガル産です。ポートワインにもいろんなスタイルがありますが、この蔵は、畑が高地
 にあるため、どんな年でも、豊富な酸味が葡萄に蓄えられます。ですから、極めて葡萄が熟し
ても、綺麗な酸味が保たれ、上品さが備わっているのです。40年熟成したこのワインは、長い
 間大樽で、酸素と接触したおかげで、少しずつ複雑な旨みをワインに与えて、なんともいえない
深い熟成感が出てくるのです。ヴィンテージポートは熟成感を、トーニーポートは、その複雑な
 熟成感を、ぜひ味わってみて下さい。



●バロス ヴィンテージ ポート 1965          60ミリ・・・¥4800(¥2400)

 ポルトガル産です。ヴィンテージポートの中で、「アンオフィシャル」(公式に宣言されていない)
 いわゆるオフヴィンテージです。しかし、だからこそ、その熟成した旨みを味わうことができる
 のです。さらに、蔵にもいろいろなスタイルがあって、「イギリス人好みのカチっとしたスタイル」
 (グラハム、テイラーなど)と、「ポルトガル人好みの、フレッシュで、柔らかいスタイル」がある
 ようです。これはまさに後者で、ふわふわの触感と、腰の弱さが、却って個性的な旨みを引き
 出しています。

 (1月9日に味見しました)ふわふわの柔らかい果実味で、まさにポルトガル人好みの、葡萄の
 自然な甘さが口の中で優しく弾けるようです。



ワインバー エレヴァージュ

東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル  2F     

TEL(FAX)03-6419-3889

ノーチャージ 
営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。






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Last updated  2010.01.22 18:06:36


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