エレヴァージュのメールマガジン、バックナンバーのまとめノートです。

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2010.04.27
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火曜日の赤ワインのリストを記します。

◎シャンベルタン 1940
 (トーマ バッソ社)                     40ミリ・・・¥3900

 仏・ブルゴーニュ地方です。3週間前に同じ瓶を開けましたが、その瓶は状態が良くなく、
 ダメでした・・・(涙)。しかし、この瓶は外観から判断すると、かなり状態が良さそうです。
だから、今回はかなり期待しています。ネゴシアンのトーマ・バッソ社のものは、文献を
調べてみると、戦前のものがかなりの量で見つかります。ヒューブライン社のよって、
アメリカに輸入され、そのご放出されたもので、クリスティーズのマイケル・ブロードベント

 はそんなに悪くなく、状態次第で、味わいが決まってくると言えるでしょう。熟成の初期は
 四方八方に、花火が弾けるように鋭い鮮やかな味わいが、長い年月をかけて、本来持って
いる、シャンベルタンらしい肉づきとコクが、どれだけ発揮しているかが見ものです。これは、
歴史的なワインなので、本当に楽しみです。




                                            120ミリ(70ミリ)


◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006
(アラン ブリュモンさん)                            ¥1800(¥900)

 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている
 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く
 なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが

 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽
 です。



◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000)

 ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ
 は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す

 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、
 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。

 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の
 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な
 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと
 もっと美味しくなっていくでしょう。

 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな
  辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)


◎デコイ 2007(ダックホーン社)                ¥2800(¥1400)

 カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、
やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、
 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。
 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味
のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える
 かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。


◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年
 (ロベール シェヴィヨン)                      ¥3500(¥1800)

 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、
 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と
 は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ
 るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し
 いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた
 め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。

 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない
 のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味
 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、
 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による
 ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て
 くると思います。

 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン
 の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま
 す)



◎シャトー クレール ミロン 2005                ¥4400(¥2200)

 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。2005年のボルドーは本当に偉大なワインが
 出来ました。豊かで、全ての次元で果実味が漲り、スケールの大きさは巨大です。これ
 ほど重厚な果実味なのに、酸味が豊富で、タンニンも柔らかいために、今飲んで甘さを
 十分に感じて、美味しく飲めるのです。10年前のボルドーだったら、考えられないことだ
 と思います。このクレール・ミロンは、堅く、がっしりしたポイヤックらしさを持ちながら、深
 く、トロっとした豊かな奥行きを秘めていて、まさに理想的な味わいに仕上がっています。



◎ジュブレイ シャンベルタン 1988年(ジャン ラフェ家)    ¥5200(¥2600)

 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、
 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、
 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味
 がわざとらしくなく、透明感があるからです。1988年ものは、がっしりした構造
 で、タンニンが徐々にほぐれてきて、甘さが少しずつ感じられようになっています。
 これから、飲み頃に入ってくると思います。

 (4日前に1985年ものを開け、状態が素晴らしく、今回は1988年ものを開けました。
  まだまだフレッシュで、フワーッと舞いあがる芳香がとても新鮮で、爽やかささえ感じ
 ます。1988年らしいタンニンは綺麗に溶け込み、十分に飲みごろに入っています。
  素晴らしい。)







ワインバー エレヴァージュ

東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル  2F     

TEL(FAX)03-6419-3889

ノーチャージ 
営業時間:19時~4時まで。
(終日、禁煙です)
日曜日と祝日は、休ませていただきます。





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Last updated  2010.04.27 06:05:43


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