Emy's おやすみ前に読む物語

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あんじぇ(*・∀・) @ なるほど たしかに、メルヘンチックで印象的なシー…
あんじぇ(*・∀・) @ Re:「片想いの体温」~初子さんの話~ 4(08/04) 暑くって、な~んにもする気が起こらない……
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Feb 22, 2006
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   【7月】

僕はサッカーチームに入っていて毎週日曜日に練習、
時々試合をしている。

と多恵子に話したら
「私も何か運動したいな。今、ヨガも流行ってますよね。」
の話から、今週の土曜日2人で公園でデートすることになった。

デートといえるのか運動目的なのか、
彼女がバトミントンを持ってくると話した。
僕は運動神経は悪くないほうだ。


土曜日多恵子は大きな手さげかばんにラケット2本を入れて現れた。
ラケットには有名スポーツメーカーのカバーが掛けてある。
「私、高校のときバトミントン部だったんですよ。」

ほとんど草、時々坊主、申し訳程度の芝生の上にレジャーシートを敷き、
僕たちはバトミントンを始めた。

多恵子の打ち返しのシャトルのスピードは流石に速く、僕もかなり
真剣に取り組まなければ拾えなかった。
ほんの遊びのつもりが試合のようにラリーが続く。

「ひと休みしましょう。お弁当作ってきたんですよ。」

7月にしては少し曇っていて涼しいのが助かった。
もっとも、まさに試合後の僕たちは暑くて

冷たい。冷えている。

「朝、1時間くらい凍らせて、大体このくらいの時間で溶けるんですよ。
まだあと2本あるから。」

彼女は素早くお弁当を広げ、割り箸、ウェットティッシュなどを用意する。
おにぎりが7個とおかずが4品。その中に男心をくすぐる里芋と人参と


早速口に運ぶ。美味い。

「今冷凍食品で材料がカットしてあるものが打ってるんですよ。
だから味付けだけすればOKなんです。私も一人暮らしだから
よく利用しますよ。何しろ煮物って煮とけばいいからそばについてなくても
いいでしょ。要は楽なんですよ。」

話から普段の料理の様子が伺える。
営業の多恵子と家庭の多恵子のギャップが想像を楽しませる。

「ロシアンおにぎり、作ってきたんです。
7個全部具が違います。
一つだけキムチの刻んだものが入ってるんですよ。
さぁ、選んでください。」

一つ目は昆布だった。セーフ!
おにぎりもおかずも美味しい。

二つ目にビンゴだった。
僕はお茶をがぶ飲みする。

彼女は僕の食べかけのおにぎりを手から取ると食べ始めた。

三つ目もビンゴだった。

「あっそうか。明太子もだめですよね。」

何の抵抗もなく僕の食べかけのおにぎりを食べる彼女が可愛く
頼もしく感じた。

しかしあまりにも楽しそうに笑う彼女に
“お前、Sだろ。 ”と思った。

またこのシチュエーションが結構楽しく笑える僕は
“M”かもしれない。






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Last updated  Feb 27, 2006 11:51:34 PM
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