Emy's おやすみ前に読む物語

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May 28, 2006
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カテゴリ: 連載小説



昨日の夜はママに八つ当たりしてしまった。

閉店して片づけしているママの脇で、
片付けを手伝うこともせず文句を言っていた。



「店が忙しくて先生と食事できなかったし、
 何で先生がルミちゃん送ってくのよ。」

「9時に帰って来てお店手伝うのは約束してたでしょ。
 先生がルミちゃん送ってくれるなんて安心じゃない。

 ―― どうして? 柏田君が送ったんならともかく。」




“そうだ。 ルミちゃん、柏田君の事先生に言っちゃうし。

 そんなの、間接キスじゃない・・・!“



興奮のライブから一変、面白くない夜になった。












今朝、学校に行くと柏田君が先に来ていて、
着席した私に話しかけてきた。



「ライブどうだった? メールもシカトされたし。」


あっ。 携帯バックから出してないし。


「うん。ライブはすごく盛り上がって。

 メールごめん。見てないや。」



冗談にげんこつで私の頭に触るように落とす。

そして、優しく笑う。




柏田君はバレー部のエースアタッカーで、



二重の切れ長の目なのに、
笑うと人なつこく目がなくなっちゃう。






ルミちゃんが教室に入って来た。

私を見つけると


「―― おはよう。昨日はどうも。」










    ―つづく―
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Last updated  May 29, 2006 01:24:52 AM
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