Emy's おやすみ前に読む物語

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Aug 23, 2006
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カテゴリ: 連載小説
夏恋が階段を駆け降りていった。

下の音を聞くと、自宅の玄関からではなく《咲花》の出入り口から

出て行ったらしい。



「喜春、やっぱり母親だね。感情的にならず上手だね。

 ・・・もし夏恋がボクちゃんの事断ってって言ったら、断ったの?」



「―― 治めるには否定しない事よ。 

 それに、夏恋が断るって言うと思う?」



「否定しない事か。 難しいね。

 ・・・喜春、今日暑いね。 ビールでも飲もうよ。」





私がテーブルを拭く。


「喜春、冷蔵庫開けるよ。」


私がビールを取り出し、今度はリビングのテーブルにもって行く。

喜春が冷えたきゅうりを縦に裂くようにして切って

皿に盛り付け、味噌と練り梅を添える。



2人で座椅子のような高さのソファーに、足を投げて昼間から飲む。



夏恋は、喜春が昼間からビールを飲むことを好まない。

だから、夏恋の前では飲まない。




「・・ねえ、喜春。 ボクちゃんの事、どう思ってるの?

 今日初めて見たけど、なかなかカッコイイんじゃないの。

 遠かったからかな。」








“先生は夏恋の担任でもないのに、店の客ってだけで

 自転車転がして喜春の隣、歩くのかな。


 喜春だって、《咲花》の休みの日に他人を店に通すなんて

 今まで一度もした事ない。



 喜春の本音は、どこにある・・・?“







いつもご愛読ありがとうございます!

第3章をマトメ読みしたい方はこちらへどうぞ♪↓
☆片想いの体温(第3章・現在編)☆

↓最初からお読みになりたい方はこちらへ。。。
☆片想いの体温(第1章・高3編)☆
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Last updated  Aug 23, 2006 05:41:17 PM
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