Emy's おやすみ前に読む物語

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Oct 25, 2006
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カテゴリ: 連載小説
私はあの日から、柏田君と下校してる。

柏田君と2人も楽しい。


ルミちゃんとは寄り道って出来なかったけど・・、

柏田君とはアイスクリームを食べに行ったり、

本屋さんで参考書とか見たり、

暑くても少しでも涼しい木陰の公園のベンチで

ペットボトルのジュースを飲んで話するのも、

下敷きであおぎっこするのも、新鮮で楽しい。





私が《咲花》の手伝いに入るまでの2人の貴重な1時間。














夏休みの午前中、夏期講習も一緒に参加する。



下校する時、柏田君は校庭から必ず体育館を見る。

バレー部の練習が、開いた扉から遠く少し見える。


一度、帰り道で


「バレーやりたい?」


って聞いたら、


「やりたいよ。体動かしたいね。

 机に向かってるだけだと色々考えちゃうし・・。」


「―― いろいろって?」




柏田君は私を見ないで、前を向いたまま答える。


「受験に対してもネガティブになっちゃうし、





私は柏田君をからかうように、前に歩み出て顔を覗き込む。


「ヤバイ事って・・・エッチな事だったりして。」



『バーカ。』って言ってくれるかと思ったけど、

・・私をじっと見て立ち止まる。



そして一言。











          ―つづく―



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Last updated  Oct 25, 2006 02:00:08 PM
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