Emy's おやすみ前に読む物語

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Jan 8, 2007
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カテゴリ: 連載小説
店内に2人だけ・・って事に、思った以上に緊張している。


喜春さんはグラスに移さず、直接缶からビールを飲みながら

楽しそうに料理する。

僕にはグラスを出してくれたけど、喜春さんが美味しそうに飲むから

真似をして缶から飲む。


・・・空きっ腹に効いてくる。



最初に、豆腐と酒蒸しした鶏肉をほぐしたものが乗った

カイワレのサラダが出てきた。

ドレッシングが小さいガラスの器に入って別に出てくる。





アンバランスで可笑しい。


続けて2品と、小さめのおにぎりが3個出てきた。




「先生、ビールもう1本飲まない?」

返事も聞かず、2階からビールを持ってくる。


1本僕に手渡し、喜春さんは早速2本目を開けて飲み始める。



「もう、僕は・・・。」


「・・・付き合って。」

小さい声で僕をさえぎる。


さらに続ける。


「まだ、帰らないで・・・。」




ビールのせいか、喜春さんの目が潤んで光る。






「帰らないですよ。

 ・・ほらっ、そうだ、まだ食べ終わってないし。」


・・・そう言うのがやっとだった。


僕は残りのビールを一気に飲み、2本目の缶を開ける。





「ごめんなさい。先生、忙しいのに。






「喜春さん、ビール好きなんですか ――。」




        ―つづく―













(本日もご来店まことにありがとうございます!

 2人に気付かれないよう、店内に隠れてて下さいね。

 ま、ま、缶ビールでもコッソリ1本ど~ぞ。

 では次回の展開をお楽しみに~!)


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Last updated  Jan 9, 2007 02:12:44 AM
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