Emy's おやすみ前に読む物語

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Jun 29, 2008
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カテゴリ: 連載小説・中編
「――祐月は三村の子供です。

 三村家の決まりに従い、三村が祐月と名づけました。」


「でも、それは認知の問題で、実際には・・・。」



若い弁護士をさえぎるように、もう1人が話しに入る。



「・・・実は桐原さんの奥さん、つまり社長のお嬢さんの体は

 妊娠するのが非常に難しい。

 このままだと会社を受け継ぐ者がいない。






「・・・孝夫からの話なの?」




「しかし社長のお嬢さんが妊娠する可能性はゼロではないです。


 ただ、DNA鑑定をして、桐原さんの子供であることが証明できれば

 何かと祐月君に有利かと・・・。」




この話の続きは会社の後継ぎとか財産とかいう話だろう。

でも私にとっては、そんな事はどうでもよかったし、

耳にも入って来なかった。







”もしも祐月が孝夫の子供だったら・・・。”












ふと喫茶店の窓に目を向けると、雪が降り始めている。




”どうりで寒いと思った。”







外の冬景色を見ながら、私はあの頃を思い出していた―――。














お待たせしました!

ちょっと間があいてしまってすみません。

このところ6月も終わりというのにちょっと涼しいような。
しかも夜中から今朝にかけてかなり大雨でしたね。
体調も崩しやすい季節ですので、皆さんもお気をつけて!





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Last updated  Jun 29, 2008 03:06:47 PM
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