Emy's おやすみ前に読む物語

Emy's おやすみ前に読む物語

PR

×

Profile

emy&aco

emy&aco

Comments

あんじぇ(*・∀・) @ なるほど たしかに、メルヘンチックで印象的なシー…
あんじぇ(*・∀・) @ Re:「片想いの体温」~初子さんの話~ 4(08/04) 暑くって、な~んにもする気が起こらない……
あんじぇ(*・∀・) @ Re:「片想いの体温」~初子さんの話~ 3(05/30) ほんとにどうするつもりなんだかな~ボク…

Favorite Blog

私の好きな詩 あお11ろさん
MY BLOG ライトブルー23さん
シンクロニシティを… 渡邊 愛子さん
あんじぇ(*・∀・)… あんじぇ(*・∀・)さん
なんが公民館★日本語… wica30さん

Archives

Aug , 2026
Jul , 2026
Jun , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

Mar 8, 2009
XML
カテゴリ: 連載小説・中編
「藍の言いなり 紅のぬくもり」**Scene 6-5**



再び三村の背中を追うのか・・・

そしたら私は本当に孝夫を裏切る事になるかもしれない。

正直、そんな覚悟もないくせに。


でも、この自動ドアが目の前で閉まり、知らない町を1人で

T駅に向かって引き返すのが怖かった。



前に進む――。


2人を待っていたかのように、エレベーターの扉が開く。







―――4階の角部屋。407号室。





ワンルームのフローリングの部屋が広がる。


左に対面のカウンターキッチン、真ん中に木製のテーブル、

右にベッドが見える。


ベッドの横にまだ開けてない引越しのダンボールが

積んであった。




三村はまるで私がいないかのようにスーツを脱ぎ、

Yシャツとパンツと靴下という、なんとも恥ずかしく

みじめな格好で部屋を出る。

そのまま廊下の左ドアに入った。




私はベッドの上の脱ぎ投げられたスーツをハンガーにかける。

掛け終わると、ふと三村のスーツだったことに気づく。




条件反射かもしれない。



ハンガーをフックに掛け、部屋の中をもう一度ゆっくり歩く。

外側のキッチンのカウンターから中を見る。


食器棚のガラス扉越しに、白地に赤の柄と青の柄のペアカップが見える。

また、デニム生地にオレンジのギンガムチェックのポケットの付いた




――女の影。

三村に女性がいても、なんら不思議ではない。

なぜか少しがっかりする。







三村がぬれた髪を拭きながら部屋に入ってくる。

短い時間だったから、シャワーを浴び髪だけ洗ってきたのかもしれない。


スポーツメーカーのロゴの入ったスウェットパンツと白のポロシャツを着ている。


三村はキッチンに入り、冷蔵庫を開けペットボトルの水を飲むと

料理を始めた。


炒め物のフライパンと熱い油の音がする。




まるで私がいないかのように行動する三村。


私の事は見えていない?

私は透明?



「――座れば。」


・・・見えていたらしい。













皆さん今日もお越しいただきありがとうございます♪

料理ができる男性は素敵ですね。
特に男性が作ったカレーとかチャーハンとかヤキソバは
自分が作ったのより美味しい気がする。
(私が下手なだけかもしれませんが)
いまはモテる男性の条件にも入ってるというし。

次回は三村さんのお味見を・・・・・お楽しみに!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 8, 2009 02:49:44 PM
コメント(2) | コメントを書く
[連載小説・中編] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: