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2016/11/25
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カテゴリ: こ こ ろ




三体のねこちゃん




今までの人生において、いわゆる警察ざたになるような事件や事故には遭遇したことがない。

実に運が良い。

病人やけが人が救急車で運ばれるような現場は何度か見たことはあるが、しいて記憶に残る大きな事件をあげるとするならば、

以前住んでいた家の向かいのお宅が火事で全焼して結構な騒ぎになったことぐらいか。




ただ、「死体」は見たことがある。

しかも三度も。

と、死体と言ってもねこちゃんの死体なのだが。

それは三体とも車に轢かれたねこちゃんだった。




一体目は、見通しの良い道路のど真ん中に横たわっていた。



何せ血まみれで腸が異様に飛び出して迷路のようにくねくねと伸びていたから、どうしたものかと悪戦苦闘している現場を、私はサーーッと自転車で通り過ぎた。

というのは、その時私は通勤途中で急いでいたし、そこは下り坂だったため、結構なスピードが出ていたからである。

にも関わらず、その零コンマ何秒の一瞬にして前述の光景を把握した私は、今に至るまでその全光景が脳裏に焼き付いたままなのであった。




二体目は、地元の人が行き交う道路で横たわっていた。

お散歩する私の前を歩いていた、おそらく定年退職をして運動不足にならないように日々ウォーキングに精を出しているようなおじさんが、

あたかも自分の落とした落し物を拾うかのようにさっとしゃがみ込み、何の気負いもなしに四肢がぐったりと垂れ下がったねこちゃんを持ち上げ、道路の片隅に移動させ、

これまた何事もなかったかのようにウォーキングを再開させてずんずん歩いて去っていった。

その一部始終をすぐ後ろで目撃した私は、ぽかんとあっけに取られたが、後にこのおじさんを尊敬した。




最後の三体目は、ほとんど車も人も通らないような寂しい通りだった。

誰にすれ違うこともなくとぼとぼと歩いていたら、前方に小さく豆粒のように一人の人が見える。

動いている気配はなく、立ち止まっているようだった。



まさかそこに死体があるとは思わない私は、その女の子の視線の先に口を限界まで開けて牙を剥いて苦悶の表情で死んでいるねこちゃんが横たわっていることを知ってびっくり仰天してしまい、

さっと血の気が引いて怖くなったため、思わず素通りしてしまった。

なんと後味が悪い。

その後、あの女の子はどうしただろう。




この間、よく利用するある駅で人身事故があり、亡くなった。



もし、人身事故の現場に遭遇していたとしたら私はどうなっていただろう。

パニックを起こして卒倒していたかもしれない。










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最終更新日  2016/11/25 07:39:04 PM
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