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jiyma21 @ Re:第8回ハープミューズフェスティバル(05/09) お久しぶりです。 盛況でしたね。私も聴き…
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47弦の詩人 @ Re[1]:第8回ハープミューズフェスティバル(05/09) トンカツ1188さんへ ありがとうございます…
2006.08.02
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カテゴリ: 日本のうた
恋路が浜.jpg



白砂の浜辺が続く愛知県渥美半島の伊良湖岬付近の海岸が
「椰子の実」の詩の舞台になりました

椰子の実 作詞 島崎藤村  作曲 大中寅二

 名も知らぬ 遠き島より 
 流れ寄る 椰子の実一つ
 故郷(ふるさと)の岸を 離れて 
 汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)


 枝はなお 影をやなせる
 われもまた 渚(なぎさ)を枕
 孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ

 実をとりて 胸にあつれば
 新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)
 海の日の 沈むを見れば
 激(たぎ)り落つ 異郷(いきょう)の涙

 思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお)
 いずれの日にか 国に帰らん

松の緑、波の煌き、空の青、海の碧が美しいこの浜辺で


柳田国男は、毎朝浜辺を散歩することを日課とし
「そこには風のやや強かった次の朝などに
椰子の実が流れ寄っていたのを、三度まで見たことがある
ともかくも遥かな波路を超えて
まだ新しい姿でこんな浜辺まで、渡ってきていることが

この話を東京に還ってきて、島崎藤村君にしたことが
私にはよい記念である」と著書「海上の道」に記しています

島崎藤村は、柳田国男に聞いた椰子の実の話を詩の一編として発表し
36年後に大中寅二により曲が付けられ
遠き南の島から流れ着く「椰子の実」の歌が出来ました





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Last updated  2006.08.03 18:03:31
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