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最近では、犯罪の低年齢化等もあって、こころの教育の重要性が唱えられたりしていますが、何をどう教えたらよいのか大人自身がよく分かっていないのが実情ではないでしょうか。
子供は親の後ろ姿を見て育つといいます。子供に対し悪い見本を見せている場合が多いのではないでしょうか。
例えば、何年か前の新聞に寄せられたある小学校の先生の投書によると、「最近、痛感することは、親の子供への無関心さとマナーの悪さ」とのことである。
授業参観の時も、自分の子供の学習態度を熱心に見守る親は少なく、大抵は廊下で久しぶりに会った知人との井戸端会議に興じているとのことです。
後で、その担任の先生は、別の熱心な親から、おしゃべりがうるさくて参観どころではなかったと苦情を受けたとのことです。
昨今、授業に身が入らなかったり、落ち着きを欠く児童が増えてきたと云われるのも、一事が万事、親のこうした態度が一因かもしれません。
これも新聞に寄せられた主婦の投書ですが、修学旅行中の小学生のマナーの悪さについて次のように述べています。
「修学旅行中の小学生が大勢、電車を待っていた。電車が止まると、降りてくる人を待たずに、一目散に電車に乗込んだ。空席がすべて占領され、お年よりや子連れの女性などはあっけにとられていた。引率の先生ですら優先席を見つけ、そこに座るよう児童らに呼びかけていた。乗車中もおしゃべりしたり、つり革にぶらさがってふざけたりしていた。電車の乗降マナーを教える良い機会だというのに何のための修学旅行か分からない。」
幼児期における教育の基本となるのはやはり家庭教育だと思われます。
幼児期においては、特に物事の善悪、つまり、しても良いことと悪いことをはっきりと教えることが大切でしょう。
親がマナーの悪いことをしたり、人に迷惑をかけるようなことをしておれば、このような親のもとで子供はどのように育っていくか想像に難くありません。
その子が親になってまた同じことを繰返すことになるでしょう。どこかでこの悪循環を断ち切らねばなりません。
こうした状況を改善するためには親子を一緒に教育するか、あるいは親だけを教育し直す施設や教育機関が必要かもしれません。
(本テーマ完)