Fancy&Happiness

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2005.10.22
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君の腕の中で死ねたら―続き

「私達は、華乃からあなたのことを聞いていました。」
彼らはぽつり、ぽつりと話し始めた。
空輝ちゃんは今の私にとって、一番大事な人
そう華乃は言ったそうだ。
しかし、華乃の両親はなにかを勘違いしていたらしい
彼らの中では『アキちゃん』は女性の親友として捉えられていたのだ。
華乃が死んだ時、アキという名の女性を探したそうなのだが、見つからなかった。
そして月日だけが過ぎた。

「でも、最近やっと心の整理が出来て、それらに手をつけたんです。」
華乃の母親が言った。
「そうしたら、華乃の日記が出てきました。」
鞄からゆっくりと出されたのは、赤くて可愛らしい日記帳
それを読んで、『アキちゃん』が男だという事に気付いたらしい。
「毎週のように来てくれる、って日記に書いてあったので、ホスピスへ行ってお見舞いにきてくれた人の名簿を探してもらいました。」
「そしてここの住所を知り、やっとアキさんにたどり着いたんです」
母親の言葉をつなぎ、父親がかみ締めるようにゆっくりとつぶやいた。
僕はどうしていいか分からずに、2人を交互に見つめ、少し躊躇った後、最初からあった疑問を2人に投げかけた。
「・・・・・・・・どうして、遠いところわざわざ僕の所へ?」
「・・・・・ただ一言、お礼が言いたかったんです。・・・・・華乃に幸せな時間をくれたあなたに」

と2人に頭を下げられる。
「いえ、僕は頭を下げられるほどの事なんてしてませんし・・・・。それに、華乃にもらったものもたくさんあります。」
・・・・不思議と、僕たち3人を囲む空気は暖かで穏やかなものだった。
なんども僕に『ありがとう』を言う2人の目には自然と涙が浮かんでいた
けれど、

最後に、華乃の日記を手渡された。
読んで欲しい、と2人は言った。

・・・・・・これを読んだら、僕の世界は色づくだろうか?
止まった時計は進みだすだろうか?

赤い日記を見つめながら、僕は予感に捉われていた。 END


終ったーーーっ!!!途中で放り投げることも無く、 とりあえず 終ったよーー!!!嬉しいwしかし、最後はやっぱり長くなっちゃったな・・・。
後日、エピローグを書く予定!だって、このままで終ったらすわりが悪い感じがしません?それで、すべてが終るハズ;
そうしたら全部をもう一度読み直して、誤字脱字探しと筋的にいらない部分などをカットしたりして、ここに載せようかなー、って思ってます。
9月10日から初めて1ヶ月と12日。その集大成v
我ながら気まぐれ睦月、よくここまで投げ出さなかったな、って感じです。
あともう少しお付き合いくださいねw 睦月








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Last updated  2005.10.22 21:04:45
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乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! http://feti.findeath.net/qk9zz2e/ 今日…
リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/t53rxc9/ 今…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

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