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2014.03.18
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 以前、TBSのブロードキャスターという情報番組内で、その週の各局ワイドショーが取り上げていたニュースの時間をランキングした「お父さんのためのワイドショー講座」というコーナーがありました。

 で、その時に感じたのですが、たとえば凶悪事件などがあると、報道の全体時間の半分以上がその事件に費やされる。それがどの局も同じように長い時間をかけて報道する。それこそ今週1位のニュース>その他のニュース ぐらい。

 そうなると、まるで「世の中はおかしくなってしまった、こういう凶悪犯罪がたくさんある嫌な世の中になった」ような感覚になるんだろうなと。

 これはアメリカでも同じことを言われていて、アメリカ国内でも昔より凶悪犯罪の件数は減っている、がそれに反比例してメディアの凶悪犯罪を報道する時間が長くなっている、という統計があって。

 つまり、「人々の興味(視聴率)を得るためになるべく強烈な事件を長い時間かけて取り上げる、それによって世の中が昔より悪くなっている印象を与えているのはこういうメディアの取り上げ方に問題があるのではないか」という。

 これは凶悪事件に限らずですが、たとえば昨今の話題だと、例の耳が聞こえないとされた音楽家のニュースとか。これって本来、そこまで執拗に取り上げるような話題じゃないですよね?でも、いじりやすい、つっこみやすいからバンバン取り上げる。

 で、困るのは本当に耳が不自由な人、あるいはコメンテーターが「芸能人の本なんて全部ゴーストライターが書いてますから」と訳知り顔に言われて「そういう人もいるかもしれないけどオレは全部自分で書いてるよ!勝手に訳知り顔でいってんじゃねえよ!」と憤っている伊集院のような人。お笑いタレントの一人が生活保護を不正受給していた、ということを大きく取り上げることによって「生活保護を受けている奴はみんな不正受給だ」のような。

 メディアの取り上げられる長さでたった一つの事件が、社会全体に蔓延しているような雰囲気になる。

 どんなに性犯罪が減っても統計という数字は無視され一つの事件を引き合いに出して「青少年の性犯罪が増えている、これはマンガやゲームの影響で・・・」論がまかり通るようなお話なんだろうなあ・・・







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最終更新日  2014.03.18 11:12:46
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