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2017.04.26
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 2つの意味で腹立たしく思ったこと。

矢吹健太朗がジャンプ編集部のトイレのピクトグラムをデザインしたことに関してのまとめのまとめ

 事の発端はジャンプ編集部内の女子トイレのピクトグラムを「To LOVEる」で人気の美少女漫画家、矢吹健太郎先生にデザインしてもらったところ、女性がパンティーを脱いでいるデザインになり、これに対して非難殺到、この様子を描いた漫画の公開停止と謝罪、ピクトグラムを使用取りやめという事になった、というのが事の顛末。

 で、何が問題かというと、まず「本来女性が使う用途の女子トイレのピクトグラムに男性的な、セクハラと女性から受け取られても仕方ないデザインを面白さ優先で採用したこと」もう一つは「抗議を受けて慌てて取り下げるレベルの覚悟であり、編集者が作者の表現の自由を守ってくれないということ」

 これ、相反する方向性なんです。どちらか片方に信念が意思統一されていたら私も理解したのですが、今回のような場合、セクハラ問題も表現の自由にもこたえられず、慌てて取り繕っている、とりあえず頭を下げておけばいい的な信念のなさ。政治家がノリで失言し、騒ぎが大きくなって慌てて取り消すようなみっともなさというか。

 有名な話ですが、ジャンプは昔からPTAなどから「有害図書」と非難されても編集部が作家を必死に守ってくれた。今でこそ国民的漫画になったこち亀も一時期「過激だ」という意見に秋本先生がもっとほのぼの路線に方針転換しようか迷っていたところ編集部が「そのまま好きなようにやってください」と言ってくれて泣いた、というお話があるように・・・

 今回、ピクトグラムは明らかにセクハラだと思うし、おそらくノリと勢いで持ち上がった企画だったと思う。しかし、こういう反応があることは十分予想できたし、そういうことがあっても編集部はちゃんと答えられる、守る信念があれば慌てることはなかったと思う。だけど・・・

 少し前に行政がたった一人の執拗な抗議で図書館からはだしのゲンを閉架した騒動を思い出しましたが、厄介なことになるのを恐れて大切なものを手放すことになる。

 これこそ今回の騒動を漫画化するほどの表現の自由を守る編集部は持ってほしいし、本当にセクハラで申し訳ないと思っているとしたらきっちりした回答をすべきで。






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最終更新日  2017.04.26 10:09:20
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