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2017.06.07
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 ずっしりと重く、そして真剣に向き合わなくてはいけないと思ったTBSラジオ「荻上チキ セッション22」の放送。今回のテーマが先ごろ元TBS社員にレイプされたとこういったケースでは非常に珍しい、そして勇気が必要な顔出しの記者会見を行った被害女性へのロングインタビューで。

 で、この内容が・・・すごい、というか、眩暈がするようなことばかり。中でもひどいと思ったのは、被害にあってボロボロの状態の女性に対する警察の言葉とか、たらいまわしっぷりとか。さらに言えば荻上氏が言っていた言葉を使うと「被害者のドレスコードを強要されている」ということ。これはレイプ被害女性はめそめそ泣いていたり、哀れさを出さなくてはいけない、そうでないと世間から同情されない的な空気がメディアや世間からあったこと。

 ちなみに番組では女性側だけでなく、加害者とされる男性にも取材を申し込みメールで返答を返してもらっているが、この内容が・・・まったく証拠らしきものがない。例えるなら昨今国会で質問されたことを全部印象操作だとはぐらかしている、肝心な事には証拠も何も提出されない総理の言葉のような、とてもマスコミ世界で長くいた人とは思えない内容のなさ。事件の検証や物的証拠集めなどを独自に行った女性のインタビューと聞き比べるとどうしても信用度が全く感じられない。

 で、本題なのはレイプ被害を訴えるだけにどれほどこの国では被害者がさらなる苦労、恥辱を受けなければいけないか?ということ。この方は本当に強い・・・普通は頼った警察にまでこんな仕打ちを受けたら途中で心折れるよ。だからこそレイプの被害というのは実際は訴えがない暗数が90%とも呼ばれています。また、世の中の風潮として男性だけでなく女性の側にも「そんな格好しているから襲われたんだ」「訴えても自分ももっと傷つくだけだからが野良犬に噛まれたと思って」といったことを言う人がいる。被害者の泣き寝入りが過去に山のようにあるのだろう。これは従軍慰安婦問題でも同じことが言えると思います。

 日本は性犯罪に対しての罪が非常に弱い。下手すると示談で犯人側が逮捕すらされないこともある。でもそれじゃだめだと強く感じました。何よりいじめ問題と一緒で被害を訴えた側の感情がすべてなんです。満員電車での触った、触ってないの痴漢冤罪と違います。

 今回の放送はしばらくTBSラジオのタイムフリーで聞けますので、ぜひ。





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最終更新日  2017.06.08 01:29:42
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