アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2006.03.26
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カテゴリ: 映画 ウ




あらすじ

サラリーマンの宮田武(中村靖日)は、すぐに人を信じてしまう
典型的ないい人。
そんな宮田の親友で私立探偵の神田(山中聡)は
前の彼女を引きずる宮田のために、真紀をナンパしてくる。
そこに行方知れずだった宮田の元彼女あゆみ(板谷由夏)が現われ
事態は、誰も予想がつかない方向へと転がって・・・。


感想
ブルーリボン賞のスタッフ賞(内田けんじ監督)受賞作品。
カンヌ国際映画祭・批評家週間で、4つの賞を受賞するなど
数多くの賞に輝いているが、実際に観て納得の内容でした。

これは、面白い!

内田けんじ監督の初監督作品だが
彼が、日本を代表する監督になるのではと期待してしまう。
現代的センスで調理しつつ、古典的名作の良さを
継承したような映画だった。
有名な俳優は出てなくても、脚本が良ければ
良い作品になるんだな。

ほぼ1夜の出来事なのだが、主要キャラ5人が入り混じり
それぞれの視点では、全く違った風に
映っているのが面白いと思った。
パズルが解けたような快感を味わえるストーリー
魅力的な5人の登場人物、必見の作品です。


DVD特典が充実してました。
メイキング、カンヌの模様、出演者インタビュー
監督といとうせいこうの対談など盛り沢山で楽しめた。


『運命じゃない人』公式サイト

ネタバレ感想



タランティーノを連想させた。
パズルが解けたような快感があるストーリーは
勿論この作品の魅力ですが、それだけでなく
登場人物が魅力的に描かれてると感じた。

応援したくなる宇宙人(笑)の宮田、親友思いの探偵の神田
守ってあげたくなる真紀、峰不二子風のあゆみ。
そして、山下規介演じる浅井組長の意外性なキャラが良かった。
何でも屋の山ちゃんも面白いキャラでしたね。
台詞なども印象深いものがありましたね。

「三十超えたら、運命の出会いとか
 自然の出会いとかいっさいないから」

ぐさりと来ましたね(笑)

ラスト、真紀ちゃんだけは信じたかったのに

やっぱり女は怖ええ~

と思いそうになるとエンドロールが反転
宮田の部屋の前の真紀が映る。
少しほっとするラストであり、隣には
部屋を貸りにきた宮田の同僚がおり

この後、どうなるんだろう?

という含みをもたせてもあり
最後まで良い作品だと思った。

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Last updated  2008.12.12 20:04:40


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