アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2006.04.22
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カテゴリ: 映画 ヒ





あらすじ

ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。
ヒトラー(ブルーノ・ガンツ)とその側近たちは
総統官邸の地下要塞に避難していた。
もはや敗戦を疑う者はいなかったが
正常な判断力を失ったヒトラーは
わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ
惨状をさらに悪化させて・・・。


感想
アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
『es(エス)』 ポニーキャニオン es(エス) のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品。


邦題と内容は、若干違いますね。
主人公はヒトラーではなく、ヒトラーの秘書トラウドゥル・ユンゲで
ヒトラーが死んでも、物語は終わらなかったですから。
原題は、『DER UNTERGANG』(=没落、破滅)で秘書の目から見た
ナチスの破滅を描いた映画ですね。


普通は悪役として描かれるヒトラーを、ヒトラー側の視点で
ドイツ人自らが描き出すというタブーに挑んだ作品。
怪物と称される彼やナチの高官であるが、普通の人間として
描かれてる点が、この映画の特徴的な所であろう。
単なる怪物ではなく、人間的な魅力を持っていたからこそ
人々に崇拝されていたのが納得出来た。


最新作では、マツケンと DVD 松平健/松平健レビュー ~マツケンサンバ スペシャルコンサート~ <送料無料> 共演しているドイツの名優
ブルーノ・ガンツが、ヒトラーになりきり熱演している。
ユンゲ役のアレクサンドラ・マリア・ラーラは、美人でしたね~。
ドイツ人軍人役といえば、この人という感じの
トーマス・クレッチマンも出てました(笑)


派手な演出の無い長尺の映画だが
最後まで集中して観る事が出来た。
歴史を知る上でも、観ておいて損はないでしょう。


『ヒトラー 最期の12日間』公式ブログ


ネタバレ感想



高圧的で激しい性格をイメージしていたが
とても穏やかで低姿勢なのに驚いた。

非ナチズムの国では、子供を育てたくないと自らの手で
子供に毒を盛る母親、戦争が終わったのに
あくまでも忠誠を誓い自害する者、平常心を忘れ
そこまでヒトラーに心酔してたとは、とても衝撃的であった。

最後にユンゲ本人の映像が流れたのが、印象的だった。






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Last updated  2010.03.05 22:22:56


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