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2009.02.19

『ペネロピ』'０６・英・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3822)

カテゴリ：映画　ヘ

あらすじ

裕福な名家の娘ペネロピ（クリスティナ・リッチ）。
マスコミと大衆の目から身を守るため、屋敷の中だけで
生きてきた彼女は、永遠の愛を誓って呪いを解いてくれる
男性を待ち続けていた。そんな中、名家出身の青年マックス
（ジェームズ・マカヴォイ）が現れるが・・・。

感想

タムナスさんと
トランプキン
夢の共演！

『ナルニア国物語　第１章:ライオンと魔女』で

タムナスさん役のジェームズ・マカヴォイと
『ナルニア国物語　第２章:カスピアン王子の角笛』

でトランプキン役のピーター・ディンクレイジが
共演したラブ

ファンタジーで
王様の耳はロバの耳ならぬ、豚の鼻をした
ペネロピと言うより、ペパロニな
ヒロインが主人公のお話。

呪いを解く為に彼女

は、王子様の愛が得られるか？
という典型的なおとぎ話のパターンを踏襲しつつ
舞台が現代だったり、少しひねりのある作品でした。

『スピード・レーサー』

のクリスティーナ・リッチが
ヒロインを演じてますが、豚鼻な女性は
珍しくないですが、リアルな豚の鼻

をつけて
可愛く見えるのは、彼女ぐらいでしょうね

共演に、『ホーム・アローン』

のキャサリン・オハラ
『ハドソン・ホーク』

でラジー賞
候補だったリチャード・Ｅ・グラント
『プライドと偏見』

のサイモン・ウッズ。

そして、『ウォーク・ザ・ライン　君につづく道』

で
アカデミー主演女優賞を獲得して以降、出演したのは
この作品だけのリース・ウィザースプーン。

彼女は、この映画のプロデューサーでもあり
映画に箔をつける為だけの出演という感じで
彼女がチョイ役なんて、なんか新鮮やったな

監督は、『ロスト・ストーリー～現代の奇妙な物語～』

のマーク・パランスキーで、長編デビュー作。

『ペネロピ』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

神経質すぎる母親に、デリカシーのない父親
良いコンビやな(^_^;)

ペネロピ可愛いのに、あんなに逃げるかな？
急に間近に、あの鼻を見たら、やっぱ怖いか(^_^;)

レモンは、傷ついた自尊心と右目を
取り戻す為だった割に、あっさりと改心したな(^_^;)
見た目より、良い人なんやな、トランプキンと同じで(笑)

マックスは登場シーンが不自然やったし
偽者なのは、見え見えやったな。

ただ、金に困ったマックスが、逆玉なのに
自分では呪いが解けないので、結婚を断ったのは
ペネロピへの愛を感じさせる良いエピソードやった。

正体がバレると、記念樹のイベントなどに
引っ張りだこの大人気となる展開が、おもろいな。

逃げられないので、気を良くするペネロピだが
ジェシカの言う通り、しゃべるブタとしての人気で
新聞には「ノーと鳴く」やもんな(笑)

王子様の愛ではなく、自分自身を愛する事で
呪いが解けるとは、ひねってたな。
でも、ありのままの自分を愛したのに
豚の鼻じゃなくなるのは、どうなんかな？(^_^;)
それから、父親は、ありのままのペネロピを
愛してるように見えたけどな。

あのオカンは、呪いが解けたら解けたで
もう少し鼻を高くした方が良いって(笑)

ペネロピの話を聞いた子供達は
「金持ちは最低」
「悪いのは、いつもママ」
子供らしい感想を答えていく中

「呪いを作るのは僕たちの心だ」

子供の口を借りて、この映画のテーマを解説(^_^;)

イギリスが舞台やけど、この分かりやすさは
とってもアメリカ～ン(笑)

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