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2009.04.06

『大いなる陰謀』'０７・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　オ

あらすじ

未来の大統領候補と目されるジャスパー・アーヴィング
上院議員の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の
新作戦について知らされる。
同じ時刻、カリフォルニア大学の教授マレーは
優秀であるのに勉学に身が入らない学生トッドを呼び出し・・・。

感想

それは
史上最悪の
ミッション

『トロピック・サンダー　史上最低の作戦』

のトム・クルーズ出演の作品。

内容は、『モンタナの風に抱かれて』

の
ロバート・レッドフォード教授による
アメリカの共和党とマスコミ
若者を非難する講義でした。

短い講義やったけど、映画３本分くらいの
濃い内容やったな～

時間が短かったのは、レッドフォード監督が
多くの若者に訴えたかったからだと思うけど
そんなにヒットせんかったので、残念ながら
目論見は外れましたけどね

その他の出演は、『クライシス・オブ・アメリカ』

のメリル・ストリープ
『バッファロー・ソルジャーズ戦争のはじめかた』

のマイケル・ペーニャ
『アントワン・フィッシャー　きみの帰る場所』

のデレク・ルーク
『ブーリン家の姉妹』

のアンドリュー・ガーフィールド
『キングダム　見えざる敵』

のピーター・バーグ監督など。

『大いなる陰謀』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

胡散臭い奴に見えたレッドフォード教授やけど
実は、戦場に行った生徒に心を痛め
国の将来を憂うマトモな教授やってんな。

最後に、事実上の立候補宣言である
「大統領には立候補しない」と言ったトムは
徹頭徹尾、胡散臭かったけどな(笑)

「ライオンが羊に
　率いられてる」

政治家が大統領になる為に、若者が死んでいくのは
偉大なる国が、ちっぽけなゴロツキ部族集団に
脅かされている事なんかより、許されへんって(´Д｀)
そんなに戦争したかったら、自分が戦場に行かんか！

イランは悪の枢軸だとか、スンニ派とシーア派が
手を組んだとか、共和党のトム上院議員の言う事は
殆んど胡散臭かったけど、マスコミを風見鶏と
言ってたのだけは、まともな意見やったな。

戦争を仕掛けていない国に１５万人
戦争を仕掛けた国に１万５０００人とか
第二次大戦が５年で終わったのに
対テロ戦争は６年以上続いてるとか
痛烈な批判を浴びせたジャニーン自身も
かつては、目の前の信用ならない男を共和党のホープ
と持ち上げ、アフガン攻撃も賛成してたし
共犯と言われても仕方あらへんな。

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