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2010.05.30

『めまい』'５８・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　マ行

あらすじ

高所恐怖症を理由に、警察を辞職したスコティ。
友人に頼まれて彼の妻マデリンを監視するが・・・。

感想

サンフランシスコを舞台にした文字通り
めまいを起こしそうなサスペンス映画

この映画を観るまでのサンフランシスコのイメージって
ゴールデン・ゲート・ブリッジ

があって
チンさむロードが多そうな街ぐらいやったけど
雰囲気のある建物があって、良い感じやな

名所の１つに、コイトタワーってのがありますが
リリー・ヒッチコック・コイトって人が建てたそう。

この作品の監督、『北北西に進路を取れ』

の
アルフレッド・ヒッチコック

とは関係ないようですが

出演は、『ロープ』のジェームズ・スチュワート
『クリスタル殺人事件』

のキム・ノヴァク
『ママの想い出』

のバーバラ・ベル・ゲデス。

ネタバレ感想

屋上での捕り物で、同僚警官を死なせてしまい
高所恐怖症となり辞職したスコッティは
友人エルスターから、過去から来た人間が取り憑いた
妻マデリンを尾行して欲しいと頼まれる。

まさかのオカルト展開（笑）

どうやらマデリンは、捨てられて子供奪われ
錯乱自殺した彼女の曾祖母カルロッタに
取り憑かれてるようだった。

マデリンを追いかけ、裸を見たりして（笑）
スコッティは彼女に惹かれ、彼女もまた
スコッティを好きになり、波しぶき飛び散る中
キスをする２人。

椅子に登っただけで、めまいする筈なのに
窓の外にマデリンの車が無い事を確認したり
ゴールデン・ゲート・ブリッジの袂から勇敢に
マデリンを助けたり、おざなり（笑）になっていた
高所恐怖症という設定が、ようやく生かされて
教会塔からのマデリンが飛び降りるのを
スコッティは救えなかった。

この後、変なアニメーション（笑）を挟み
スコッティは鬱病となり、入院する。

スコッティがマデリンに取り憑いたのは
カルロッタと報告した時は、既に知っていて
エルスターが事前に説明せんのは不自然やと感じ
怪しいと思ってたけど、マデリンの死亡に際し
過失はなかったのかの裁判が行われ、スコッティの
高所恐怖症を知らなかったと言った所で
エルスターの策略なのは確信したけど
マデリンに瓜二つのジュディが現れるまでは
替え玉殺人とは思わんかった。

この映画をパクったような同じトリックの
作品を観た事あるのに、迂闊やったな(^_^;)

マデリンと同じ服、同じ髪の色、同じ髪型に
執拗にこだわるスコッティ、こえー(^_^;)

ネックレスを見て自分が騙された事に気付いた
スコッティは、あの教会にジェーンを連れて
問い詰めるが、シスターの影に驚いた
ジュディは転落死してしまう。

シスターは、人が死んでるのに
なんで鐘鳴らしてんの？
あれで人を呼んでんのか？

なんで、ジュディは飛び降りたんかな？
ただビックリしただけ？
話を聞かれたと思って、良心の呵責から？

スコッティも、ジュディが言いなりになんのは
愛しているからって分かりそうなもんやのに
知らない振りしてやれば、ええものを。

ミッジのカルロッタ風の自画像も、笑って
済ませそうなもんやのに、大人げないわ（笑）

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