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2010.06.16

『レイチェルの結婚』'０８・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　ラ行

あらすじ

姉レイチェルの結婚式に出席する為、実家に戻って来るが・・・。

感想

アカデミー賞
主演女優賞
ノミネート

ＮＹ批評家協会賞
脚本賞受賞

『ニール・ヤングハート・オブ・ゴールド～孤独の旅路～』
のジョナサン・デミ監督が

最も美しい
ホームビデオ

を目指し、リハーサル無しで撮影されたそうで

カメラ酔い
に注意！

それから、他人の家のホームビデオほど
つまらんものは無いって、よく言われますけど
娯楽作とは程遠い内容なので、ご注意を

出演は『ブライダル・ウォーズ』

のアン・ハサウェイ
ボクサーのジム・ブラドックの孫で
『シンデレラマン』

のローズマリー・デウィット
『クライシス・オブ・アメリカ』

のビル・アーウィン
ボー・シア、ロビン・ヒッチコック、ポール・レイザー
『フィラデルフィア』

のアンナ・ディーヴァー・スミス
『幸せになるための１０のバイブル』

のマーサー・ジッケル
『愛と追憶の日々』

のデブラ・ウィンガー
『サムシング・ワイルド』

のシスター・キャロル・イースト。

脚本は、シドニー・ルメット監督の娘ジェニー・ルメット。

『レイチェルの結婚』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

分からんでもないけど、それ以外の場面でも
登場人物より、後ろの彫像の方が目立つような
変なアングルや、カメラがブレまくって
観づらくする必要って、あったんかな？(^_^;)

やけにローアングルで撮ってる場面があったけど
あれはイーサン目線を表現してるらしい。
それやったら、全部イーサン目線の方が
まだ納得できたけどな。

それから、あんなに延々と音楽を聴かせる
必要ってあったんかな？
登場するミュージシャンは、監督の友人らしいから
カットすんのが気まずかっただけちゃうんか(^_^;)
特に、ロックな結婚行進曲のギターを弾いてたのは
自分の息子やから、親バカ（笑）で出来るだけ
長く映したかったんやろな。

薬物中毒の苛立ちを表現するため、最近の映画には
珍しいくらいのヘビースモーカーのキム(^_^;)

結婚式前夜の食卓で、みんなが楽しそうにする中
１人だけ暗い表情してたり、結婚式後の
パーティーで、みんな踊って盛り上がる中
一人灯籠流ししたり、みんなと一緒に楽しむのが
キムは苦手なタイプみたいやね。

もちろん、イーサンを死なせた罪悪感を
引きずってるせいでもあるんやようけど。

イーサンを死なせた責任転嫁のし合いから
なんと、結婚前の娘の顔をグーパンチって（笑）
しかも、娘も母親にグーパンチのお返しって
アメリカって、どういう教育してんねん(^_^;)

常に周りから危険人物扱いされる妹キムは
心理学の学位を持つ出来の良い姉に対し
コンプレックスを抱いている反面、レイチェルも
父親が自分よりも妹にべったりな事に嫉妬している。

キムは、姉に自分のことを理解してもらいたいだけで
苛立ちながらも、決して憎んでる風には見えんかったが
好きな人に囲まれたいと、キムを邪魔者扱いし
死んでくれたらとまで言ったレイチェルは
心底、キムを憎んでるようにも見えたんやけど
花嫁の付き添い人やのに、結婚式前夜に姿を消し
ベンツをぶっ壊し、顔にアザをつけて帰った妹を
非難もせずに温かく迎えたのが違和感あったな(^_^;)

自分は兄弟おらんから、よく分からんけど
姉妹って、そういうもんなんかな？

ハッピーエンドにする為の無理矢理な展開に
思えたのは気のせい？（笑）

キムがいなくなって、レイチェルは嬉しそうに
ジャンプしてたから、結婚式を無事に終える為の
大人な対応って事なんかな(^_^;)

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