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2010.12.10

『ラブリーボーン』'０９・米・英・新

テーマ：レンタル映画(817)

カテゴリ：映画　ラ行

あらすじ

深い悲しみを負った家族は、いつしかバラバラに。
そんな様子を、スージーは天国から見守っていたが・・・。

感想

ハラハラするけど
モヤモヤする映画

この作品を、コース料理に例えると
前菜とメインは美味しかったけど
デザートが不満って感じやな

今日、今年の漢字が発表されますが、因みに
ニュージーランドは漢字だと、新西蘭

とっても役に立つ豆知識でしょ？

出演は『ハプニング』のマーク・ウォールバーグ

放送映画批評家協会賞
若手俳優賞受賞

『つぐない』

のシアーシャ・ローナン

アカデミー賞
助演男優賞
ノミネート

『死の接吻』

のスタンリー・トゥッチ
『ファウンテン永遠につづく愛』

のレイチェル・ワイズ
『ムーンライト・マイル』

のスーザン・サランドン
『ニューヨーク　デイドリーム』

のマイケル・インペリオリ
『プリンス・オブ・ペルシャ　時間の砂』

のリース・リッチー
『スティック・イット！』のニッキー・スーフー。

監督は『さまよう魂たち』

のピーター・ジャクソン。

『ラブリーボーン』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

下手すりゃ、２人とも死んでたぞ(^_^;)

シアーシャ・ローナンの演じたスージーは
１４歳で死ぬけど、同級生を演じる役者は
１６歳まで演じるから、スージーの同級生は
１４歳に見えへんかったな(^_^;)

スージーは嫌がってたけど、あの帽子
めっちゃ似合ってて、超可愛かったって。

ブルーの上着と黄色いズボンは
ともろこし畑に、めっちゃ映えるな。

とうもろこし畑から逃げ出した時は
殺害現場は別なのかと思ったら
ルースを素通りしたとこで、スージーは
もう殺されたのが分かった。

原作者のアリス・シーボルドは、レイプ被害者で
その経験に基づいた話なので、原作では当然
スージーはじめ被害者は皆、レイプされてから
殺されてるみたいですが、そんな場面入れたら
Ｒ指定になって、映画興行面に悪影響やし
映画の尺的にも、レイプみたいな複雑な問題を
描く時間もないから、単純化させたんやろな。

ボトルシップの海など、幻想的な天国との間の世界は
スノードームみたいなパーフェクトな世界で
なんでも思い通りやし、あれじゃ誰も天国に
行かんやろと思ったら、スージーが留まるかぎり
スージーの家族は、ずっと彼女の死をひきずり
家族は崩壊し、父親は大怪我を負う事に。

クラリッサは、スージーの父親を知ってるのに
もっと、ちゃんと止めろよ(^_^;)
あの恋人も逆上したにしても、やり過ぎ。

妹にキスを先越されたのがショックなのもあり
スージーは現世への未練を捨て扉を開けると
ハーヴィの犯行の全容を知る。

ハーヴィの被害者を見ると、かなり面食いやけど
ホリーだけが、少し浮いてたな（笑）

まぁ、西洋人が好む東洋人の顔は
日本人の感覚と、だいぶちゃうしな(^_^;)

スージーの妹リンジーが証拠を探す為に
ハーヴィの留守中に、不法侵入するとこは
ドッキドキしたな。

ハーヴィに見つかってしまうも、スージーは
毎日走ってる割りに、ポッチャリ体型（笑）ながらも
トレーニングが生きて逃げ切ると、まさかの
タイミングで、果樹園から母親が戻ってくる(笑)

折角、母親が戻ってきたのに、証拠を見せると
また父親が暴走するかもしれないので、利発な妹は
暗いテーマの作品を、少しでも和ませる為の
道化役のお祖母ちゃん（笑）に、こっそり教える。

ルースに憑依してスージーがした事は
目の前にいるハーヴィが犯人だと教える訳でも
金庫の中の自分の遺体を知らせる訳でもなく
レイ・シンとのキスなんて、その乙女心は
オッサンには分からん(^_^;)

でも、自分も十代の頃は、セックスするまでは
死にたくないと考えてたけど（笑）

ハーヴィを捕まえても、遺体を埋葬しても
生き返る事はないし、それなら最高の
想い出を作って、天国に行きたいってとこか。

でも、結局はレイ・シンとキスしてるのは
ルースやねんけどな(^_^;)

逃げおおせたハーヴィは、つららに驚き転落死。
一応、天罰が下ったけど、なんかスッキリせん(^_^;)

霊能力者のルースは、『ゴースト』のウーピーみたいな
役割かと思ったら殆ど活躍せず、代理キス要員なのも
ハーヴィが捨てなかったスージーのブレスレットの家が
殺人の証拠になるのかと思いきや、全く伏線ではなく
無意味やったのも、スッキリせん(^_^;)

ハーヴィに狙われた妹を、スージーが助けるとか
もっと、幽霊のスージーが大活躍するのを期待したが
そんな事が出来れば、連続殺人犯なんていないか（笑）

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