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2012.07.25

『マイ・バック・ページ』'１１・日

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　マ行

あらすじ

週刊誌編集記者として働く沢田だが・・・。

解説

キネマ旬報
ベスト・テン
第９位

『荷風と東京「断腸亭日乗」私註』で読売文学賞
『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞を受賞した
元『週刊朝日』の記者、川本三郎の回想録が原作。

ぼっくらの生まれてくる
ずっとずっと前にはもう♪

アポロ１１号も、学生運動も未体験の世代なので
１９７１年の朝霞自衛官殺害事件の事は
当然知らなかったので、勉強になった

出演は『歌謡曲だよ、人生は』

の妻夫木聡
『リンダリンダリンダ』

の松山ケンイチ
『ＢＥＣＫ』の忽那汐里、中村蒼
「銭ゲバ」の石橋杏奈、『悪人』の韓英恵
山内圭哉、古舘寛治、松浦祐也、青木崇高、中野英樹
康すおん、菅原大吉、中村育二、山崎一、あがた森魚
『【送料無料】リアリズムの宿』の長塚圭史
『ばかのハコ船』

の山本浩司
『くりいむレモン』の山本剛史
『松ヶ根乱射事件』

の三浦友和。

監督は『天然コケッコー』

の山下敦弘。

『マイ・バック・ページ』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

思ったら、妖怪人間ベムの音痴の子か（笑）

安田講堂事件で、革命家を志した梅山にとって
具体的に世界を、どう変えるというビジョンは無く
本物の革命家になる事がゴールなんだよな(^_^；

鬼斬り！のＣＭの人に、あっさり偽モノと見破られる梅山。

映画観てる人は、「何がやりたい？」と問われて
言葉に詰まり、「君は敵か？」と怒鳴り出した姿を
見てるので、さももっともらしい事を言っていても
語気を強め、論点をずらして誤魔化してるだけで
赤邦軍（実際は赤衛軍）の事も、ほら話なのも
分かってるから、梅山が騙してたのに開き直り
「幻滅しました」と言われて、こっちの台詞だと
言わない沢田は、馬鹿だなという目線になったが
沢田が見た梅山だけなら、仕方ないのかもしれんけど
１万円をくすねた事を、別の話で誤魔化してる時点で
胡散臭い事に気付けよ(^_^；

東大安田講堂事件を、安全な所で見ていた後ろめたさ
山本義隆がモデルの東大全共闘議長を助けた時の
高揚感が、沢田に怪しい梅山を信じさせたんだろうな。

自衛官が１人死んでるのに、実行に移した事を興奮していた
沢田には共感できず、記事を出さず警察へ通報した会社の方が
当然の選択だと感じたよな。

自衛官の遺族の言葉で、ようやく罪に気付く沢田(^_^；

重子に中絶させ、柴山等が危険を承知で自衛隊駐屯地に
潜入してる時に、喫茶店でマンガ読んで笑ってるし
心酔していた前園に、関係の無いのに罪をなすり付ける
って、梅山は最低過ぎる。

清原の素性を疑おうともせず、何の努力もせずに
梅園にカンパしてもらおうって、甘ちゃん過ぎやし。

重子は梅山に恋愛感情があるから分かるけど、赤邦軍の
他の２人が梅山に従い続けたのが、謎やったな(^_^；
オウムの信者と同じく、常人の理解を超える部分かな。

得意のハッタリで、清原を赤絵の具で騙すまでは
良かったけど、自衛官１人殺して、銃一丁すら
奪えないなんて、所詮は偽モノか(^_^；

制服だけで侵入できる自衛隊も、所詮は
偽モノの軍隊やしな（笑）

『ファイブ・イージー・ピーセス』を、つまらないと
言った奴が、映画評論かよ（笑）

「きちんと泣ける男の人が好き」

沢田が泣いて終わりなんだろうと予想できたが
週刊東都を去る時の倉田眞子の前ではなくて
潜入取材をしてた時の知り合いと、居酒屋で
再会した時だったか。

倉田眞子のモデルの保倉幸恵を知らんから
いきなり死んで、びっくりした(^_^；

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