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2013.03.01

『メゾン　ある娼館の記憶』’１１・仏

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　マ行

あらすじ

女たちは、毎夜美しく着飾り、男たちの欲望を満たす。

解説

セザール賞
７部門ノミネート
衣装デザイン賞受賞

娼館を舞台にしてる映画なので・・・

おっぱいが
いっぱい！

でも、アート系の映画なので、裸が多い割には
あまりエロくはありませんでしたけど

出演は『灼熱の肌』のセリーヌ・サレット
『水の中のつぼみ』

のアデル・エネル
『THE SOURCE』のアフシア・エルジ

『イタリア的、恋愛マニュアル』のジャスミン・トリンカ

『キングス＆クイーン』のノエミ・ルボフスキー
『あの夏の子供たち』

のルイ＝ド・ドゥ・ランクザン
『ポネット』

のグザヴィエ・ボーヴォワ
『まぼろし』のジャック・ノロ。

監督・脚本・音楽はベルトラン・ボネロ
撮影は『ユキとニナ』

のジョゼ・デエー。

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

風俗の世界にも影響を与えたのか（笑）

陰毛もらって、喜ぶ客って(^_^；
むしろ自分は剃ってる方が興奮するが（笑）

華やかなドレスを身に纏う娼婦達がいる
高級娼館のアポロニドには、ちゃんとした
身分の金持ちした客しか来ず、きちんと
診察を受けられ、娼館としては恵まれた
環境とは言え、馴染みの客の要望に応じて
緊縛プレイをしたマドレーヌは、口を裂かれ
ジョーカーみたいな顔にされ、ジュリーは
梅毒で死んでしまい、借金さえなければ
誰も好き好んで続けない、危険で過酷な
職業である事には変わりなかった。

口裂け女になって使い物にならなくなった
マドレーヌを見捨てずに雑用係として雇い
梅毒のジュリーを、顧客が金を払って
店に置いてるとかは、他の店じゃなくて
良かったんだろうとは思うが(^_^；

そんな中、楽して稼げるとでも思ってか
１６歳の処女ポーリーンは自ら娼婦となるが
自由になれるとの期待とは裏腹に束縛され
ドレスやら香水のお金で儲からないという
現実を知って、アポロニドを去る。

物珍しいもの見たさか、笑う女マドレーヌに
需要が生まれるが、賃料値上げで立ち退きを
迫られたアポロニドは、警視総監の力をしても
どうしようもなく、閉館に追い込まれる。

閉店セールで無料って、この時代の
パリに生まれたかった（笑）

娼婦達の仮面の下には、口裂けメイクで
無料に釣られたナイフ男は、豹の餌食で
マドレーヌの復讐を果たす。

夢の中の精液の涙を流すマドレーヌの
映像の後には、愛は道端で買う時代の
現代を生きる娼婦達を映し、幕を閉じる。

「シャルロットに捧ぐ」って、誰なんやろ？

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