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耐震強度偽装事件を受けた建築士制度改革で、国土交通省は28日、専門分化が進む設計業務の実態に対応するため、1級建築士のうち、構造と設備の専門的な知識と実績を持つ者をそれぞれの専門の建築士として認定する制度を導入する方針を固めた。
国交省は当初、構造と設備の専門資格を創設するとともに、既存のすべての1級建築士について、構造などの能力を検証する再試験を課す案を提示していた。しかし、再試験で資格を失う恐れがある1級建築士らの猛反発を受け、断念した。
同省は、改革案を31日の社会資本整備審議会基本制度部会で示す最終報告案に盛り込み、パブリックコメントを募集。次期国会での建築士法などの改正を目指す。
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耐震強度偽装事件の本質を考えると
資格制度の問題ではなくて個人のモラルの問題だと思うんですが、
誰かが、話をすり替えちゃったんでしょうねぇ。
専門建築士なんていう制度は、
確か認定資格ですけど、
CPD
っていって、
少し前に既に出来ていて、
今さら?
という感じです。
再試験云々で猛反発の記事が出たときに
どこぞのブログで「ふざけるな建築士ども!」なんて
書いているのをみたんですが、
きちんと事件の経過を見ていましたか?
と言いたい気分です。
発注者が、 めちゃくちゃなオーダー
を出して、
設計者が、それを制止せずにそのまま受けて、
施工者も、同じようにスルーしたのが問題。
いや、むしろ施工者も協力して設計者に 圧力
をかけていたみたいですし。
設計者は、自ら進んで マジック
を起こしていたみたいですし。
責任は、全員にあるのは明らかなんですけど。。。
全員が、それぞれの仕事で、
それぞれが果たさなくてはいけない責任を
あえて無視した。
エンドユーザー(マンションの購入者)は、
詐欺チームの被害にあったということですね。
建築士の技術力とは別の問題だって誰も言わないのが不思議です。
既得権益なんてことを書いてあるのも見ましたが、
建築士の資格なんて、共通の知識が身につくだけなので、
実際の仕事上は、特には使えません。
実際は、各分野の更に細かい専門知識を集結させて作り上げるので、
なんなら、その各分野の専門資格だけでもいいと思いますが、
そうなるといちいち他の分野の常識を教えなくてはいけないし、
逆にその部分にしか責任を持たなくなるなんてことも。。。
トラブルの原因は、複合的に起きている場合が多いので、
そうなってしまうとかなり厄介。
今回のような擦り付け合いが、
もっと酷くなることも十分に考えられます。
建設業法では、
発注者と施工者の立場が対等であることを
保障する下りがあるんですが、
実際は、商売なのでそうはいきません。
不可能を可能 にする
のではなくて、
不可能を可能 と言う
ことを強要する
ことを強要する
発注者もいます。
金を払うのは誰なんだ?
と言わんばかりに札束で顔をたたく状態です。
会社の体力がなかったり、得意先だったりすると、
予算と計画に明らかに無理がある場合でも、
NOとは言えません。
酷い会社は、赤を出してでも受けているようです。
利益供与に当たる場合があるから、
本当は駄目なはずなんですけど。。。
建築士や設計会社、施工会社を
今回のようなトラブルの歯止めにするためには、
この 対等
が非常に重要な意味を持つんですが、
商売なので、解決することは困難でしょう。。。
現実に起きているこんな問題を
資格制度を変えることで解決できるんなら、
たぶん、喜んで再試験も受けるんでしょうけど、
そんなことはありえませんからね。
よその業界でも問題が起きたような
異常な
利益至上主義の世の中を
変えていく努力をするほうが、
大切なんじゃないんでしょうかねぇ。